JPS588304Y2 - こまの遊具 - Google Patents
こまの遊具Info
- Publication number
- JPS588304Y2 JPS588304Y2 JP1978058294U JP5829478U JPS588304Y2 JP S588304 Y2 JPS588304 Y2 JP S588304Y2 JP 1978058294 U JP1978058294 U JP 1978058294U JP 5829478 U JP5829478 U JP 5829478U JP S588304 Y2 JPS588304 Y2 JP S588304Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- spherical
- rotation
- hole
- spinning top
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は回転体が自転しながら、こま台上を公転し、手
等で操作する事により、いつまでも回しつづけられ、さ
まざまな遊び方のできるこまの遊具に関し、更に詳しく
は、下部が球状をなし、上方に向けて略逆円錐状となっ
たnoH,;、H,7,嶌り林状傾斜を有し中央に前記
回転体 が略全周にわたって当接する如き穴
を有するこま台とにより一対をなす様に構成したことに
より回転体の回転始動を容易に行なえ、製造誤差等に左
右されない品質の安定した安全なこまの遊具に関するも
のである。
等で操作する事により、いつまでも回しつづけられ、さ
まざまな遊び方のできるこまの遊具に関し、更に詳しく
は、下部が球状をなし、上方に向けて略逆円錐状となっ
たnoH,;、H,7,嶌り林状傾斜を有し中央に前記
回転体 が略全周にわたって当接する如き穴
を有するこま台とにより一対をなす様に構成したことに
より回転体の回転始動を容易に行なえ、製造誤差等に左
右されない品質の安定した安全なこまの遊具に関するも
のである。
従来、こまは通常下端に突出した中心軸を回転軸として
平面上を自転するものであり、一部に曲技用としてひも
の上を移動するものがあった。
平面上を自転するものであり、一部に曲技用としてひも
の上を移動するものがあった。
前記の如き従来品において、平面上で回転させるものは
、しばらくすると回転が止まってしまい、短い回転中し
か楽しみがなかった。
、しばらくすると回転が止まってしまい、短い回転中し
か楽しみがなかった。
又、ひもの上を移動させるものは高度技術を要し、誰で
もがすぐに行なえるものではなかった。
もがすぐに行なえるものではなかった。
又、すり林状凹部にてこまを回し、回し始めはすり林状
凹部の外方を自転しながら公転し、次第に回転力が弱ま
り内方へよってきてやがて停止するまでの短い時間をた
のしむものもあったが、止まるたびに手でこまを回さね
ばならずはなはだめんどうであり、目視する以外の楽し
みはなく、シかも手で回す時に、円状の公転軌跡をえか
く様に回すことは非常にむづかしく、だ円状に回り、う
まく回すのは簡単そうに見えてなかなか容易ではなかっ
た。
凹部の外方を自転しながら公転し、次第に回転力が弱ま
り内方へよってきてやがて停止するまでの短い時間をた
のしむものもあったが、止まるたびに手でこまを回さね
ばならずはなはだめんどうであり、目視する以外の楽し
みはなく、シかも手で回す時に、円状の公転軌跡をえか
く様に回すことは非常にむづかしく、だ円状に回り、う
まく回すのは簡単そうに見えてなかなか容易ではなかっ
た。
しかるに遊具というものは、誰でもが簡単に行なえ、し
かも練習すればする程、種々なる遊び方ができるという
様な奥深い楽しみ方のできるものが理想的であり、従来
よりその様なものの出現が強く望まれていたができなか
った。
かも練習すればする程、種々なる遊び方ができるという
様な奥深い楽しみ方のできるものが理想的であり、従来
よりその様なものの出現が強く望まれていたができなか
った。
本考案は上記の如き従来の状況に鑑み、従来の要望を満
たす為になされたものであり、以下にその一実施例につ
いて図面とともに説明する。
たす為になされたものであり、以下にその一実施例につ
いて図面とともに説明する。
手で持って遊ぶ遊具とした実施例について説明すれば、
第1図に示す如く、イは回転体9口はこま台を示すもの
であり、回転体1は下部に球状部2を有し、上方に向け
て略逆円錐状となった円錐状部3の上部外周には手で操
作する為にローレット状の凹凸を有する操作部4を有し
ている。
第1図に示す如く、イは回転体9口はこま台を示すもの
であり、回転体1は下部に球状部2を有し、上方に向け
て略逆円錐状となった円錐状部3の上部外周には手で操
作する為にローレット状の凹凸を有する操作部4を有し
ている。
口面に示すこま台5は略すり林状傾斜6を有し、中央に
前記回転体下部の球状部2が略全周にわたって(9で示
す部分)当接する如き穴8を有している。
前記回転体下部の球状部2が略全周にわたって(9で示
す部分)当接する如き穴8を有している。
したがって、こま台5を一方の手でにぎり、回転体1を
前記こま台5の穴8部にロ図二点鎖線の如く載置すると
、回転体1の球状部ないし円錐状部にかけての部分の任
意の部所がこま台5の穴8の上端部7に全周にわたって
当接し、安定して載置でき、始動の準備ができる。
前記こま台5の穴8部にロ図二点鎖線の如く載置すると
、回転体1の球状部ないし円錐状部にかけての部分の任
意の部所がこま台5の穴8の上端部7に全周にわたって
当接し、安定して載置でき、始動の準備ができる。
次に、他の手のたとえば人差し指で回転体1の操作部4
を、該操作部4にそって接線方向へこする様に指を引く
ことにより、回転体1は引く方向すなわち、たとえば矢
印A方向への回転力を付与され、回転体1の当接部9と
こま台5の当接部である上端部7が当接しているので、
回転体1は摩擦力により、回転体1の自転方向すなわち
矢印A方向に回りながら、当接部にそって反矢印A方向
へ公転する。
を、該操作部4にそって接線方向へこする様に指を引く
ことにより、回転体1は引く方向すなわち、たとえば矢
印A方向への回転力を付与され、回転体1の当接部9と
こま台5の当接部である上端部7が当接しているので、
回転体1は摩擦力により、回転体1の自転方向すなわち
矢印A方向に回りながら、当接部にそって反矢印A方向
へ公転する。
更に詳しく説明すれば、指で押圧摺動されることにより
、回転体は押圧方向へ押され、逆円錐状に上方に向けて
径大となった勾配を有しているので、横方向からの押圧
力は、回転体を上方へ押し上げようとする分力となって
作用し、回転体はこま台5の穴8より浮き上がるように
だんだんと球状部下端へ当接部が移動していき、ついに
は、こま台5のすり鉢状傾斜部6上へ出て、回転体は略
水平状態で1転しながら、任意の当接部により、こま台
5のすり鉢状傾斜部6上を自転と反対方向へ公転する。
、回転体は押圧方向へ押され、逆円錐状に上方に向けて
径大となった勾配を有しているので、横方向からの押圧
力は、回転体を上方へ押し上げようとする分力となって
作用し、回転体はこま台5の穴8より浮き上がるように
だんだんと球状部下端へ当接部が移動していき、ついに
は、こま台5のすり鉢状傾斜部6上へ出て、回転体は略
水平状態で1転しながら、任意の当接部により、こま台
5のすり鉢状傾斜部6上を自転と反対方向へ公転する。
したがって、こま台5を持った手を公転方向と同方向へ
回る如く軌跡をえかく様に回す(こま台自体を回すので
゛はなく、たとえば肘を中心にこま台を持った手が水平
に略円軌導あるいは略だ円軌導をえがく様に回す)こと
りより、今度は、こま台5の当接部より回転体1の当接
部へ摩擦力により回転力を付与し、回転体に回転を付与
することにより回転体が回転し、遠心力により外方へ飛
び出そうとする力と、すり鉢傾斜を中央の穴へ下がろう
とする力とをつり合わせることにより回転体1が止まる
ことなく、いつまで゛も回しつづけられる。
回る如く軌跡をえかく様に回す(こま台自体を回すので
゛はなく、たとえば肘を中心にこま台を持った手が水平
に略円軌導あるいは略だ円軌導をえがく様に回す)こと
りより、今度は、こま台5の当接部より回転体1の当接
部へ摩擦力により回転力を付与し、回転体に回転を付与
することにより回転体が回転し、遠心力により外方へ飛
び出そうとする力と、すり鉢傾斜を中央の穴へ下がろう
とする力とをつり合わせることにより回転体1が止まる
ことなく、いつまで゛も回しつづけられる。
以上の様な構造9作用であり、本考案は、回転体の回転
始動時に安定して回転体をこま台の穴上に載置でき、製
造誤差による穴径の大小にかかわらず任意の球状部ない
し円錐状部が当接していつでも最適な始動状態となしえ
、回転中も任意の球状部が無段階的に選択され当接する
ので安定した回転力を得られるものとなり、長年月の使
用中にすり鉢状傾斜部が波状等に凹凸変形しても任意の
球状部が当接して支障なく回転を持続できるものとなり
、先端が球状であるので、安全である。
始動時に安定して回転体をこま台の穴上に載置でき、製
造誤差による穴径の大小にかかわらず任意の球状部ない
し円錐状部が当接していつでも最適な始動状態となしえ
、回転中も任意の球状部が無段階的に選択され当接する
ので安定した回転力を得られるものとなり、長年月の使
用中にすり鉢状傾斜部が波状等に凹凸変形しても任意の
球状部が当接して支障なく回転を持続できるものとなり
、先端が球状であるので、安全である。
又、こま台を持った手をゆっくり大きく回したり早く回
したり自由にまわし方を変えることにより回転体の回転
を自由になし得、さまざまな回し方ができ、更に、回転
中の回転体を一度空中にほうり上げた後、ふたたびすり
鉢状傾斜部でうけ止めて回す等の方法も練習によりでき
るようになり、奥深い遊び方ができ、集中力を養いよい
運動ともなるすぐれたものとなる。
したり自由にまわし方を変えることにより回転体の回転
を自由になし得、さまざまな回し方ができ、更に、回転
中の回転体を一度空中にほうり上げた後、ふたたびすり
鉢状傾斜部でうけ止めて回す等の方法も練習によりでき
るようになり、奥深い遊び方ができ、集中力を養いよい
運動ともなるすぐれたものとなる。
次に本考案のこま台の別実施例について説明すれば第2
図に示す如く、こま台の上下両方にすり鉢状傾斜を設け
、それぞれの傾きを異にしたものであり、初心者はゆる
い傾斜でゆっくり回し、上手になるにつれ、急な勾配を
有するすり鉢状傾斜部を使用して早くスリリングな回転
を楽しむようにしたものである。
図に示す如く、こま台の上下両方にすり鉢状傾斜を設け
、それぞれの傾きを異にしたものであり、初心者はゆる
い傾斜でゆっくり回し、上手になるにつれ、急な勾配を
有するすり鉢状傾斜部を使用して早くスリリングな回転
を楽しむようにしたものである。
次に第3図に於て本考案の更に別実施例について説明す
れば、イの如くすり鉢状傾斜部を波状の凹凸状としたり
口の如く細かな凹凸を多数設けるようにして、異なった
回転を楽しむようにしたものであり、前記実施例と同様
の作用効果を奏するものとなる。
れば、イの如くすり鉢状傾斜部を波状の凹凸状としたり
口の如く細かな凹凸を多数設けるようにして、異なった
回転を楽しむようにしたものであり、前記実施例と同様
の作用効果を奏するものとなる。
本考案は以上の如く、下部が球状をなし、上方に向けて
略逆円錐状となった回転体と、略すり鉢状傾斜を有し、
中央に前記回転体下部の球状部が略全周にわたって当接
する如き穴を有するこまとにより一対をなす様にした為
、回転始動を容易かつ確実に行なえ、安定して回しつづ
けられ、さまざまな遊び方がいつまでも行なえる安全か
つ趣きの深いものとなる。
略逆円錐状となった回転体と、略すり鉢状傾斜を有し、
中央に前記回転体下部の球状部が略全周にわたって当接
する如き穴を有するこまとにより一対をなす様にした為
、回転始動を容易かつ確実に行なえ、安定して回しつづ
けられ、さまざまな遊び方がいつまでも行なえる安全か
つ趣きの深いものとなる。
尚、本考案は、上記実施例に限定されないのは言うまで
もなく、たとえば、回転体に数色着色し回転の違いによ
る色の変化を楽しめる様にする等種々の点において要旨
を逸脱しない範囲で変形して実施し得るものである。
もなく、たとえば、回転体に数色着色し回転の違いによ
る色の変化を楽しめる様にする等種々の点において要旨
を逸脱しない範囲で変形して実施し得るものである。
以上述べた様に、本考案は、確実かつ容易に回転始動な
らびに回転持続の行なえる安全かつ趣深いこまの遊具を
提供できる。
らびに回転持続の行なえる安全かつ趣深いこまの遊具を
提供できる。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考案品の構
造図であり、イは回転体の側面図、口はこま台の断面図
、第2図は本考案のこま台の別の実施例断面図、第3図
は本考案の更に別実施例を示す部分斜視図である。 図中、1は回転体、2は球状部、3は円錐状部、5はこ
ま台、6はすり林状傾斜部、8は穴を示す。
造図であり、イは回転体の側面図、口はこま台の断面図
、第2図は本考案のこま台の別の実施例断面図、第3図
は本考案の更に別実施例を示す部分斜視図である。 図中、1は回転体、2は球状部、3は円錐状部、5はこ
ま台、6はすり林状傾斜部、8は穴を示す。
Claims (1)
- 下部が球状をなし、上方に向けて略逆円錐状となった回
転体と、略すり林状傾斜を有し中央に前記回転体下部の
球状部が略全周にわたって当接する如き穴を有するこま
台とにより一対をなすこまの遊具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978058294U JPS588304Y2 (ja) | 1978-04-30 | 1978-04-30 | こまの遊具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978058294U JPS588304Y2 (ja) | 1978-04-30 | 1978-04-30 | こまの遊具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54162398U JPS54162398U (ja) | 1979-11-13 |
JPS588304Y2 true JPS588304Y2 (ja) | 1983-02-15 |
Family
ID=28956984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978058294U Expired JPS588304Y2 (ja) | 1978-04-30 | 1978-04-30 | こまの遊具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588304Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5835826B1 (ja) * | 2014-11-24 | 2015-12-24 | 株式会社小泉製作所 | コマ用回し台及び包装ケース |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4721905U (ja) * | 1971-03-16 | 1972-11-11 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52156200U (ja) * | 1976-05-19 | 1977-11-26 |
-
1978
- 1978-04-30 JP JP1978058294U patent/JPS588304Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4721905U (ja) * | 1971-03-16 | 1972-11-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54162398U (ja) | 1979-11-13 |
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