JPS588249Y2 - 床頭台 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、床頭台に係るものである。

例えば病院に於いて、特別室を除いては、各患者専用の
特別のロッカーがあるわけではないので、患者は衣服の
収納場所に苦慮している。

床頭台は、通常、ベッド毎に備えられており、これに種
々の少物を収納している。

本考案は、かかる床頭台に衣服収納部を設けた独特構成
の床頭台を提供するものである。

以下図について詳述すると次の通りである。

符号１は脚車２を具えた底部パイプ枠体である。

この底部パイプ枠体１に、１字型パイプ枠体３をその挿
入部４に以って挿入して、底部パイプ枠体１に設けた伸
縮調節具５によって固定する。

前記り字型パイプ枠体３には、衣服掛具６を、その挿入
部４′を以って、挿入して、高低調節具７によって固定
する。

更に前記底部パイプ枠体１には床頭台本体８を載置固定
し、前記挿入部４の伸縮の調節によって床頭台本体８と
Ｌ字型パイプ枠体３間に衣服収納空間部９を構成する。

床頭台本体８は、図のように、その側方に１字型パイプ
枠体３が位置するように取着けても、また１字型パイプ
枠体３が後方に位置するように載置固定してもよい。

本考案は以上の通りであるから、衣服収納空間部の巾を
所望に応して大きくすることができることに加えて、そ
の高さの調節も自由であるから、種々の大きの衣服を収
納することができる。

また、衣服収納空間部を、床頭台本体の後方にも、側方
にも位置させることができ、病室の設置条件に合致させ
ることができる。

更に全体の構成が簡単化しているので、製作が容易であ
る等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図及び第３図は本考案の説明的斜視図であ
る。 符号 １・・・・・・底部パイプ枠体、２・・・・・・
脚車、３・・・・・・Ｌ字型パイプ枠体、４．４′・・
・・・・挿入部、５・・・・・・伸縮調節具、６・・・
・・・衣服掛具、７・・・・・・高低調節具、８・・・
・・・床頭台本体、９・・・・・・衣服収納空間部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 脚車を具えた底部パイプ枠体に、Ｌ型パイプ枠体を、前
   後方向に調節可能に挿入固定し、前記り字型パイプ枠体
   には衣服掛具を高低自在に挿入固定し、前記底部パイプ
   枠体上には床頭台本体を載置固定して、該床頭台本体と
   前記り字型パイプ枠体との間に、衣服収納空間部を構成
   した床頭台。