JPS587819Y2 - 電機子巻線 - Google Patents
電機子巻線Info
- Publication number
- JPS587819Y2 JPS587819Y2 JP18103678U JP18103678U JPS587819Y2 JP S587819 Y2 JPS587819 Y2 JP S587819Y2 JP 18103678 U JP18103678 U JP 18103678U JP 18103678 U JP18103678 U JP 18103678U JP S587819 Y2 JPS587819 Y2 JP S587819Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- riser
- armature
- armature coil
- coil
- connecting piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は直流機の電機子巻線の内、特に電機子コイル
とライザとの接続部構造に関するものである。
とライザとの接続部構造に関するものである。
従来の電機子コイルとライザとの接続は第1図に示すよ
うに上口コイルリード1および下口コイルリード2とラ
イザ3とを交互に配置し、仮クサビ4によって上口コイ
ルリード1および下口コイルリード2とライザ3とを密
着させおき、高周波ロウ付もしくはTIG溶接などによ
って上口コイルリード1および下口コイルリード2とラ
イザ3とを直接接続していた。
うに上口コイルリード1および下口コイルリード2とラ
イザ3とを交互に配置し、仮クサビ4によって上口コイ
ルリード1および下口コイルリード2とライザ3とを密
着させおき、高周波ロウ付もしくはTIG溶接などによ
って上口コイルリード1および下口コイルリード2とラ
イザ3とを直接接続していた。
従来の電機子コイルとライザとの接続は上記のよ5両コ
イルリード1,2とライザ3を直接接続するために多数
のコイルリード1,2とライザ3とを交互にクロスする
ように配置しなげればならず、そのために電機子コイル
は鉄心および整流子をシャフトに結合した後でなければ
スロッティング出来なかった。
イルリード1,2とライザ3を直接接続するために多数
のコイルリード1,2とライザ3とを交互にクロスする
ように配置しなげればならず、そのために電機子コイル
は鉄心および整流子をシャフトに結合した後でなければ
スロッティング出来なかった。
すなわち、従来構造では上記のような組立上の制約から
、整流子の製作と電機子コイルのスロツテイング作業と
がシリース工程となり、電機子の製造着手がら完成まで
のいわゆる製造期間が長期間を要する欠点があった。
、整流子の製作と電機子コイルのスロツテイング作業と
がシリース工程となり、電機子の製造着手がら完成まで
のいわゆる製造期間が長期間を要する欠点があった。
このような欠点を補うものとして、ライザ3の外径を電
機子下口コイルリード2の内径以下に仕上げ、このライ
ザ3と電機子コイルリード問および電機子コイル上口、
下口コイルリード1,2間とを接続片を介して接続する
ような構造が考えられる。
機子下口コイルリード2の内径以下に仕上げ、このライ
ザ3と電機子コイルリード問および電機子コイル上口、
下口コイルリード1,2間とを接続片を介して接続する
ような構造が考えられる。
すなわち、上記のような構造とすれば電機子コイルリー
ドとライザ3とは交錯しないので、鉄心に電機子コイル
をスロンティングした後でも、シャフトへ整流子を挿入
、装着することは容易でアル。
ドとライザ3とは交錯しないので、鉄心に電機子コイル
をスロンティングした後でも、シャフトへ整流子を挿入
、装着することは容易でアル。
したがって整流子の製作と電機子コイルのスロソテイン
グ作業とはパラレル工程として製造することが可能とな
り、電機子の製造期間は著しく短縮される。
グ作業とはパラレル工程として製造することが可能とな
り、電機子の製造期間は著しく短縮される。
しかし、ライザ3と電機子コイルリード問および電機子
上口、下ロコイルリード間1,2間とを接続片で接続す
る構造は上記のように電機子の製造期間は著しく短縮さ
れるが、一方接続方法において新らたな問題があり、実
用化が困難であった。
上口、下ロコイルリード間1,2間とを接続片で接続す
る構造は上記のように電機子の製造期間は著しく短縮さ
れるが、一方接続方法において新らたな問題があり、実
用化が困難であった。
すなわち、この場合の接続片の接続についても上記のよ
うに高周波ロウ付もしくはTIG溶接によって行われる
が、そのためには予め被接続物を完全に密着させてお(
ことが必要でそのために第1図と同様に仮クサビ4が装
着され初期の目的は達せられるわけであるが、大力がそ
うであるように電機子コイル素線の厚さとライザの厚さ
が異なる場合は仮クサビ4を装着しても電機子コイルリ
ードと接続片との間もしくはライザと接続片との間のい
ずれか一方しか密着させることが出来ず高周波ロウ付も
しくはTIG溶接等の接続が困難であった。
うに高周波ロウ付もしくはTIG溶接によって行われる
が、そのためには予め被接続物を完全に密着させてお(
ことが必要でそのために第1図と同様に仮クサビ4が装
着され初期の目的は達せられるわけであるが、大力がそ
うであるように電機子コイル素線の厚さとライザの厚さ
が異なる場合は仮クサビ4を装着しても電機子コイルリ
ードと接続片との間もしくはライザと接続片との間のい
ずれか一方しか密着させることが出来ず高周波ロウ付も
しくはTIG溶接等の接続が困難であった。
接続片の一端側片面を上記電機子コイルに当接させると
共に、他端を上記片面側に上記電機子コイル厚さと上記
ライザ厚さとの差分に相当する高さだけ曲げて上記ライ
ザに当打させ、且つ上記ライザとの接合面と相反する側
の面に上記高さに相当する寸法の突起部を設けることに
より、電機子コイルリードと接続片および接続片とライ
ザとが仮クサビの装着で同時に密着され高周波ロウ付げ
もしくはTIG溶接による接続が可能となり、電機子の
製造期間が短縮される接続構造を有する電機子巻線を提
供することを目的としている。
共に、他端を上記片面側に上記電機子コイル厚さと上記
ライザ厚さとの差分に相当する高さだけ曲げて上記ライ
ザに当打させ、且つ上記ライザとの接合面と相反する側
の面に上記高さに相当する寸法の突起部を設けることに
より、電機子コイルリードと接続片および接続片とライ
ザとが仮クサビの装着で同時に密着され高周波ロウ付げ
もしくはTIG溶接による接続が可能となり、電機子の
製造期間が短縮される接続構造を有する電機子巻線を提
供することを目的としている。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。
第2図において、上口コイルリード1、下目コイルリー
ド2、仮クサビ4は第1図における従来のものと同様で
ある。
ド2、仮クサビ4は第1図における従来のものと同様で
ある。
5はその外径が下口コイルリード2の内径以下に仕上げ
られたライザ、6はこのライザ5と両コイルリード1,
2とを電気的に接続するための接続片で、ライザ5接合
部と電機子コイルリード1および2接合部の間でライザ
5および電機子コイルリード1および2に添うよう電機
子コイル素線厚さとライザ厚さの差分に相当する寸法だ
け曲げ、さらにライザ5との接合部の局所に、ライザ5
との接合面の背面に向けて上記曲げ寸法相当分の突起部
6aが形成されている。
られたライザ、6はこのライザ5と両コイルリード1,
2とを電気的に接続するための接続片で、ライザ5接合
部と電機子コイルリード1および2接合部の間でライザ
5および電機子コイルリード1および2に添うよう電機
子コイル素線厚さとライザ厚さの差分に相当する寸法だ
け曲げ、さらにライザ5との接合部の局所に、ライザ5
との接合面の背面に向けて上記曲げ寸法相当分の突起部
6aが形成されている。
上記のように構成されたこの考案の実施例における電機
子巻線は、接続片6がライザ5接合部と電機子コイルリ
ード1および2接合部の間でライザ5および電機子コイ
ルリード1および2に添うように電機子コイル素線厚さ
とライザ厚さの差分に相当する寸法だけ曲げられ、さら
にライザ5との接合部の局所にライザ5との接合面の背
面に向けて上記曲げ寸法相当の突起部6aが形成されて
いることにより、ライザ5と接続片6との接合部におけ
るライザ5と突起部6aにおける突起寸法を含む接続片
6との総合厚さは電機子コイルリード1および2と接続
片6との接合部における電機子コイル素線厚さとライザ
5厚さとの総合厚さと一致することから、仮クサビ4の
装着によって電機子コイルリード1および2と接続片6
およびライザ5と接続片6のいずれも隙間なく同時に密
着させることができる。
子巻線は、接続片6がライザ5接合部と電機子コイルリ
ード1および2接合部の間でライザ5および電機子コイ
ルリード1および2に添うように電機子コイル素線厚さ
とライザ厚さの差分に相当する寸法だけ曲げられ、さら
にライザ5との接合部の局所にライザ5との接合面の背
面に向けて上記曲げ寸法相当の突起部6aが形成されて
いることにより、ライザ5と接続片6との接合部におけ
るライザ5と突起部6aにおける突起寸法を含む接続片
6との総合厚さは電機子コイルリード1および2と接続
片6との接合部における電機子コイル素線厚さとライザ
5厚さとの総合厚さと一致することから、仮クサビ4の
装着によって電機子コイルリード1および2と接続片6
およびライザ5と接続片6のいずれも隙間なく同時に密
着させることができる。
なお上記実施例ではライザ5の巾方向にプレス加工によ
る突起部6aを設けたものを示したが、第3図ないし第
5図に示すように、ライザ5の長さ方向にプレス加工さ
れた突起部6b又は局部的にプレス加工された突起部6
cであってもよいし、さらに溶接、ネジ等により固着さ
れた突起部6dであっても良い。
る突起部6aを設けたものを示したが、第3図ないし第
5図に示すように、ライザ5の長さ方向にプレス加工さ
れた突起部6b又は局部的にプレス加工された突起部6
cであってもよいし、さらに溶接、ネジ等により固着さ
れた突起部6dであっても良い。
以上のように、この考案によれば接続片の一端側片面を
上記電機子コイルに当接させると共に、他端を上記片面
側に上記電機子コイル厚さと上記ライザ厚さとの差分に
相当する高さだけ曲げて上記ライザに当接させ、且つ上
記ライザとの接合面と相反する側の面に上記高さに相当
する寸法の突起部を設けることにより、電機子コイルリ
ードと接続片および接続片とライザとが仮クサビの装着
で同時に密着され高周波ロウ付けもしくはTIG溶接に
よる接続が可能となり、電機子の製造期間が短縮される
接続構造を有する電機子巻線の提供を可能とした点にお
ける実用上の効果は犬である。
上記電機子コイルに当接させると共に、他端を上記片面
側に上記電機子コイル厚さと上記ライザ厚さとの差分に
相当する高さだけ曲げて上記ライザに当接させ、且つ上
記ライザとの接合面と相反する側の面に上記高さに相当
する寸法の突起部を設けることにより、電機子コイルリ
ードと接続片および接続片とライザとが仮クサビの装着
で同時に密着され高周波ロウ付けもしくはTIG溶接に
よる接続が可能となり、電機子の製造期間が短縮される
接続構造を有する電機子巻線の提供を可能とした点にお
ける実用上の効果は犬である。
第1図は従来の電機子巻線の接続部構成を示す斜視図、
第2図はこの考案における電機子巻線の一実施例の接続
部構成を示す斜視図、第3図ないし第5図はこの考案の
主要部を構成する突起部の各実施例をそれぞれ示す斜視
図である。 図において、1,2はコイルリード、5はライザ、6は
接続片、6aないし6dは突起部である。 尚、各図中同一符号はそれぞれ同−又は和尚部分を示す
。
第2図はこの考案における電機子巻線の一実施例の接続
部構成を示す斜視図、第3図ないし第5図はこの考案の
主要部を構成する突起部の各実施例をそれぞれ示す斜視
図である。 図において、1,2はコイルリード、5はライザ、6は
接続片、6aないし6dは突起部である。 尚、各図中同一符号はそれぞれ同−又は和尚部分を示す
。
Claims (1)
- 整流子ライザ外径を電機子下口コイル内径以下に仕上げ
、上記ライザと上記電機子コイルとを接続片を介して電
気的に接続したものにおいて、上記接続片の一端側片面
を上記電機子コイルに当接させると共に、他端を上記片
面側に上記電機子コイル厚さと上記ライザ厚さとの差分
に相当する高さだけ曲げて上記ライザに当接させ、且つ
上記ライザとの接合面と相反する側の面に上記高さに相
当する寸法の突起部を設けたことを特徴とする電機子巻
線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18103678U JPS587819Y2 (ja) | 1978-12-28 | 1978-12-28 | 電機子巻線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18103678U JPS587819Y2 (ja) | 1978-12-28 | 1978-12-28 | 電機子巻線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55100468U JPS55100468U (ja) | 1980-07-12 |
JPS587819Y2 true JPS587819Y2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=29192717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18103678U Expired JPS587819Y2 (ja) | 1978-12-28 | 1978-12-28 | 電機子巻線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587819Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-28 JP JP18103678U patent/JPS587819Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55100468U (ja) | 1980-07-12 |
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