JPS587370B2 - プレス機械における空気溜槽内臓型ダイクッション装置 - Google Patents

プレス機械における空気溜槽内臓型ダイクッション装置

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JPS587370B2
JPS587370B2 JP47050543A JP5054372A JPS587370B2 JP S587370 B2 JPS587370 B2 JP S587370B2 JP 47050543 A JP47050543 A JP 47050543A JP 5054372 A JP5054372 A JP 5054372A JP S587370 B2 JPS587370 B2 JP S587370B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die cushion
ram
air reservoir
cylinder chamber
air
Prior art date
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Expired
Application number
JP47050543A
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English (en)
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JPS4915072A (ja
Inventor
松下慶治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP47050543A priority Critical patent/JPS587370B2/ja
Publication of JPS4915072A publication Critical patent/JPS4915072A/ja
Publication of JPS587370B2 publication Critical patent/JPS587370B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプレス機械におけるダイクッション装置の改善
に関するものである。
プレス機械においては、絞り成形や製品の突上げのため
、ベッド内にダイクッション装置が設けられる。
なかでも空気圧利用のグイクッション装置はスライドの
加圧速度が大きくても衝撃が少く、かつ保守の面でも簡
単であるなどの利点を有し、近年多く用いられるように
ならでいる。
しかしながら空気圧利用の在来のダイクッション装置に
おいては、ダイクツション下限位置のときシリンダ内の
圧縮空気を大気中に放出してダイクッションラムを一時
停止させる機構を備え、かかる機構のためにダイクッシ
ョンとは別個にベッド外に空気溜槽を設けた。
このためダイクッション装置と空気溜槽との間を太いパ
イプで連結し、このパイプの途中に大容量の切換弁を装
着することが不可避であった。
従ってダイクッション装置全体の構造が大型となり、パ
イプおよび切換弁も大容量のものを要し、かつダイクッ
ション下限時におけるシリンダ内の圧縮空気を大気中に
放出してロックする際の排出空気量が大となって圧縮空
気の無駄な消費を伴うものであった。
本発明は上記従来からの難点を除去することを目的とす
るもので、空気溜槽をダイクッションラムの内部に形成
し、この空気溜槽とシリンダ室との間に自動制御弁を設
け、ダイクッション行糎時には空気溜槽とシリンダ室と
を連通状態におき、シリンダ室内の容積変化による増圧
を規定値以下に溜める一方、ダイクッション下限におい
てシリンダ室内の圧縮空気を大気中に放出してロックす
る際には、空気溜槽とシリンダ室との連通状態を自動的
に遮断して、消費される圧縮空気量を最少限度に留込得
るようにした空気溜槽内蔵型ダイクッション装置を提供
するものである。
本発明の実施例を図面について説明すると、プレスのベ
ッド1上に載置されるボルスタ2の下方部位にダイクッ
ションシリンダ3が固設され、このダイクッションシリ
ンダ3にダイクッションラム4が摺動可能に嵌挿されて
いる。
このグイクッションラム4の内部は中空に形成され、こ
れを空気溜槽5に形成している。
またこのダイクッションラム4の下面中央部にはロツド
6の上部小径部6aが挿通され、その上端のねじ部に螺
合されるナット7によりダイクッションラム4に固定さ
れている。
上記ロツド6はダイクッションシリンダ3の底板8を貫
通してベッド1の下部に突出し、この底板8とベッド1
の下底部9とで形成される圧力室10内に位置する部分
に補助ダイクッションラム11が固着されており、この
ロツド6の下部はベッド1側に支持されたアジャストス
クリュー12に挿通されていてロツド6の下端に固着さ
れたストツパ13が該スクリュー12の下端面に当接す
ることにより前記ラム4,11の上昇限が定められるよ
うになっている。
このアジャストスクリュー12は外周にねじ14を有し
、これに螺合し位置が定められたアジャストナット15
の外周のウオームギャ16にウオーム17が噛合してい
て、該ウオーム17を適宜駆動手段によって回動するこ
とによりアジャストスクリュー12を上下位置調節可能
に構成されている。
前記ダイクッションラム4の下面とダイクッションシリ
ンダ3の底板8との間に形成されるシリンダ室18と、
補助グイクッションラム11とベッド1の下底部9との
間に形成される圧力室10とは、湧路19によって連通
しており、前記下部の圧力室10には圧縮空気供給源か
ら切換弁20により圧縮空気の給排が行われる、パイプ
21が接続されている。
本発明においては、ダイクッションラム4の底部4aに
自動制御弁22が設けられている。
この自動制御弁22は、第2図に例示されているように
、ダイクッションラム4の底部4aに上下方向に貫通す
る孔23が開設され、この孔内にはバルブガイド24が
嵌着され、このバルブガイド24の上部にはバルブシ一
ト25が嵌挿されていて、このシート25はボルト26
によりダイクッションラム4の底部4aに固着されてい
る。
上起バルブガイド24は中央に弁体挿通孔27を有し、
その周囲に通気孔28,28を有するもので、上記弁体
挿通孔27には上端が前記バルブシート25の通孔29
のシート面29aに密接し遮断自在とする形状の弁部3
0に形成された弁体31が嵌挿され、その弁部30の首
下部分30aがバルブガイド24の上面に係合して抜止
めされ、この係合時には弁部30とシート面29aとの
間に所定の間隙が形成されるようになっている0また弁
体31は内部が中空に形成され、弁部30の直下に外部
と連通する通孔32が穿設されたもので、下端にはスプ
リング受33が螺合されていて、このスプリング受33
の上下に貫通した孔34には頭部35ルを有する感応部
材35が嵌挿されている。
この感応部材35の頭部35aと弁体31の弁部30下
面との間、およびスプリング受33の外周の鍔部33a
メバルブガイド24の下面との間には、それぞれコイル
スプリング36,37が介挿されていて、常時は感応部
材35および弁体31を図において下降させ、弁体31
の弁部30をバルブシート25のシート面29aから離
間した状態におくとともに感応部材35を下方に突出せ
しめ、この突出時において感応部材35および弁体31
の下端はダイクッションラム4q底部4aの下面より下
方に位置されている。
図中38はウエアプレート、39はダイクッションレッ
グである。
本発明は上記のように構成するから、ダイクッション行
程時には自動制御弁22は第2図示のように開の状態に
あるから、シリンダ室18内の圧力空気の容積変化に伴
う増圧を規定値以下に抑えるべく作用する。
ダイクッションラム4が下降してその底部4aがダイク
ッションシリンダ3の底板8に近ずくと、感応部材35
が底板8に描接して弁体31を徐々に押上げ、さらに下
降するとスプリング受33によりスプリング37を圧縮
し弁体31を第3図示のように押上げ、その弁部30が
バルブシート25の孔29を塞ぎ、自動制御弁22を閉
止して前記空気溜槽5吉シリンダ室18とを遮断し、空
気溜槽5を密閉する。
これにより以後、空気溜槽5内の圧縮空気はシリンダ室
18へ排出されることはなく、結局、空気溜槽5内の圧
縮空気分は大気中に放出されないで済むこととなる。
上記作動中、シリンダ室18内の空気は通路19を通り
、下部の圧力室1ロからパイプ21を通って切換弁20
から大気中に放出される。
この場合、ダイクッションラム4に取付けた自動制御弁
22の感応部材35は、ダイクッションラム4の最下降
位置より数朋上方にて底板8に当接し空気溜槽5とシリ
ンダ室18との連通を遮断し、ダイクッションラム4の
下降に伴なって感応部材35はスプリング36を圧縮し
、自動制御弁22の閉止状態を続ける。
一方、切換弁20によりシリンダ室18および圧力室1
0内の空気を大気中に排出する場合にはダイクッション
ラム4が最下降位置の僅か手前にあるとき切換弁20を
切換えれば、ダイクッションラム4の下面と底板8との
間には隙間が存在し、この隙間にある空気および圧力室
10内の空気は大気中に放出されることとなる。
また切換弁20をダイクッションラム4の最下降位置に
達した以後に切換えれば、グイクッションラム4の下面
と底板8とは当接しているため、圧力室10内の空気の
み排昆されることとなる。
このようにして、圧力室10内の空気ばかりでなく、シ
リンダ室18内の空気をも大気中に放出させるようにす
るかは切換弁20の切換えタイミングによって決定され
る。
つぎにダイクッションラム4を上昇させるときは、切換
弁20を切換えて圧縮空気源とパイプ21とを連通させ
れば、圧力空気は圧力室10に入って補助ラム11を押
上げ、続いて通路19を通ってシリンダ室18に入り、
補助ラム11の下面に圧力が作用してラム全体が上昇す
る。
この間において上昇限に達するとストツパ13がアジャ
ストスクリュー12の下面に当接し、その上昇限が定め
られる。
またダイクッションラム4、補助ダイクッションラム1
1の上昇に伴い、自動制御弁22の弁体31はスプリン
グ36,37の作用で下降し、弁部30がシート面29
aから離間して開き、空気溜槽5内の圧縮空気がシリン
ダ室18内に流れ、シリンダ室18内へ供給された圧縮
空気と合体して迅速にダイクッションラム4を上昇させ
る。
なお、ダイクッションラム4の往復動は次のようにして
なされる。
即ち、ボルスタ2に下型を取着し、ボルスタ2を挿通す
るプレツシャピン(図示しない)によりブランクホルダ
(図示しない)を支承し、このブランクホルダに素材を
載置させ、スライド(図示しない)を下降せしめるとス
ライドに取着した上型が素材に当接し、ブランクホルダ
と上型との間で素材を挾持した状態となり、さらにスラ
イドを下降させると、スライドの加圧力によりブランク
ホルダを押し下げ、ブランクホルダを支持するブレツシ
ャピンを介してダイクッションラム4は下降するもので
あり、ダイクッションラム4の上昇はスライドが上昇し
ている間にシリンダ室に圧縮空気を流入させ、この圧縮
空気によりダイクッションラムを上昇させるものである
以上のように本発明は、ダイクッションラムの内部に空
気溜槽を内蔵し、このグイクッションラムの下面に通常
は開放され下降限の位置に到達したとき閉じられる自動
制御弁を設けたので、従来の空気溜槽をクッション装置
とは別個に設けることなく一体に組込むことが可能とな
り、ダイクッションラム下限位置においてもダイクッシ
ョンラム内には圧縮空気が充満しているため、ダイクッ
ションラム上昇時には最少限の圧縮空気を供給するだけ
でよく、したがって空気供給ラインの管径は小さいもの
ですみ、このため切換バルブ等も小容量のものとなって
配管系統を著しくコンパクトなものとすることができる
とともにダイクッションシリンダ内への圧縮空気の供給
時間も短縮させ得るのでプレススライドの作業サイクル
を早めることができ、生産性を向上させ、併せてコスト
の低減を計ることができる。
またクッション下限時において圧縮空気の放出量が少く
てすむので経済的効果が大きく、しかも配管が小径でか
つ少くてよいからベッド内の保守点検が容易になるなど
の効果を具有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す縦断面図、第2図
は自動制御弁の開放状態時における縦断面図、第3図は
同閉止時の縦断面図である。 1……ベッド、2……ボルスタ、3……ダイクッション
シリンダ、4……ダイクッションラム、5……空気溜槽
、6……ロツド、10……圧力室、11……補助ダイク
ッションラム、12……アジャストスクリュー、13…
…ストツパ、15……アジャストナット、18……シリ
ンダ室、19……通路、20……切換弁、22……自動
制御弁、24……バルブガイド、25……バルブシ一ト
、31……弁体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スライドの加圧力によりブランクホルダを押し下げ
    、ブランクホルダを支持するプレツシャピンを介して下
    降するようにしたダイクッションラムの下限時にダイク
    ッションシリンダのシリンダ室内圧縮空気を放出し前記
    ダイクッションラムを停止させる機構を備えたプレス機
    械のダイクッション装置において、ダイクッションラム
    の内部に空気溜槽を形成するとともに感応部材を有する
    自動制御弁を該ダイクッションラムの底部に設け、前記
    空気溜槽と連通するシリンダ室をダイクッションシリン
    ダに形成し、ダイクッションラムの下限時、前記感応部
    材を介し自動制御弁を閉止し前記空気溜槽とシリンダ室
    内とを遮断.自在とし、前記シリンダ室への圧縮空気の
    流入によりダイクッションラムを上昇させ自動制御弁を
    開とし、空気溜槽とシリンダ室とを連通させるようにし
    てなることを特徴とするプレス機械における空気溜槽内
    蔵型ダイクッション装置。
JP47050543A 1972-05-22 1972-05-22 プレス機械における空気溜槽内臓型ダイクッション装置 Expired JPS587370B2 (ja)

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JP47050543A JPS587370B2 (ja) 1972-05-22 1972-05-22 プレス機械における空気溜槽内臓型ダイクッション装置

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JP47050543A JPS587370B2 (ja) 1972-05-22 1972-05-22 プレス機械における空気溜槽内臓型ダイクッション装置

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JPS4915072A JPS4915072A (ja) 1974-02-09
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JPS54184349U (ja) * 1978-06-20 1979-12-27

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JPS4915072A (ja) 1974-02-09

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