JPS587063B2 - 水冷式サイリスタ変換装置 - Google Patents
水冷式サイリスタ変換装置Info
- Publication number
- JPS587063B2 JPS587063B2 JP9796876A JP9796876A JPS587063B2 JP S587063 B2 JPS587063 B2 JP S587063B2 JP 9796876 A JP9796876 A JP 9796876A JP 9796876 A JP9796876 A JP 9796876A JP S587063 B2 JPS587063 B2 JP S587063B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- thyristor
- water
- conversion device
- path
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は水冷式サイリスタ変換装置に係り、特に変換
装置の冷却構造の改良に関する。
装置の冷却構造の改良に関する。
高圧のサイリスタ変換装置の冷却においては高い絶縁を
必要とし、一般に空冷方式又は油浸方式が採用されてお
り、水冷式は採用されていなかった。
必要とし、一般に空冷方式又は油浸方式が採用されてお
り、水冷式は採用されていなかった。
水冷式が採用されなかったのは、例えば水冷式で数千又
は数万ボルト以上の耐圧を絶縁パイプで保持したとする
と絶縁パイプは極めて長くなるなど冷却構造を実現する
のが困難であったためである。
は数万ボルト以上の耐圧を絶縁パイプで保持したとする
と絶縁パイプは極めて長くなるなど冷却構造を実現する
のが困難であったためである。
しかし、近年サイリスタ変換装置は大容量化する傾向に
あり、効率のよい冷却によってサイリスク変換装置の大
型化を抑え、輸送、据付、保守等の困難さ、並びに高価
額化を回避する必要が生じている。
あり、効率のよい冷却によってサイリスク変換装置の大
型化を抑え、輸送、据付、保守等の困難さ、並びに高価
額化を回避する必要が生じている。
この発明は、このような実情に鑑み成されたものであり
効率のよい水冷式サイリスタ変換装置を提供することを
目的とする。
効率のよい水冷式サイリスタ変換装置を提供することを
目的とする。
この目的を達成するため、この発明によれば、複数個の
サイリスタバルブをブリッジ結線して成るサイリスタ変
換装置の低圧側同電位部分に共通の冷却主路を設け、冷
却水が各バルブ内のサイリスタスタックを循環した後前
記共通の冷却主路に戻ってくるように冷却系路を形成す
るようにする。
サイリスタバルブをブリッジ結線して成るサイリスタ変
換装置の低圧側同電位部分に共通の冷却主路を設け、冷
却水が各バルブ内のサイリスタスタックを循環した後前
記共通の冷却主路に戻ってくるように冷却系路を形成す
るようにする。
以下、添付図面に従ってこの発明の実施例を説明する。
第１図は２アームで構成されたサイリスタバルブ１ ０
ａ ， １ ０ｂ ， １ ０ｃの冷却方式を説明する
ものであり、第２図は１アームで構成されたサイリスタ
バルブ２０ａ，２０ａ’、２０ｂ，２０ｂ’，２０ｃ，
２０ｃ’の冷却方式を説明するものである。
ａ ， １ ０ｂ ， １ ０ｃの冷却方式を説明する
ものであり、第２図は１アームで構成されたサイリスタ
バルブ２０ａ，２０ａ’、２０ｂ，２０ｂ’，２０ｃ，
２０ｃ’の冷却方式を説明するものである。
このようなサイリスタ装置において、この発明によれば
、接地電位に近い変換装置の負側Ｎに各バルブに共通の
冷却主路４を設ける。
、接地電位に近い変換装置の負側Ｎに各バルブに共通の
冷却主路４を設ける。
この冷却主路４は１端で接続千段１２を介して、ポンプ
、クーラー、イオン交換装置等を含む冷却装置３に接続
される。
、クーラー、イオン交換装置等を含む冷却装置３に接続
される。
冷却装置３は冷却水を冷却系路に従って循環させるため
のものであり接地電位にある。
のものであり接地電位にある。
また、各バルブにはこれらを冷却するための系路を成す
冷却分岐路Ａ，Ｂ，Ｃが配置されており、それぞれ絶縁
パイプ５ａ，５ｂ，５ｃを介して冷却主路４に接続され
ている。
冷却分岐路Ａ，Ｂ，Ｃが配置されており、それぞれ絶縁
パイプ５ａ，５ｂ，５ｃを介して冷却主路４に接続され
ている。
ここで負側Ｎはほぼ接地電位にありその電位差？送電側
と受電側間の接続ラインの抵抗による電圧降下分とされ
主回路電位の一割程度とされている。
と受電側間の接続ラインの抵抗による電圧降下分とされ
主回路電位の一割程度とされている。
従って、この実施例で示すように構成すれば、冷却装置
３、冷却主路４と各サイリスタバルブとの絶縁は主回路
電位の一割程度でよく、絶縁パイプ５の絶縁長さを短か
くすることができる。
３、冷却主路４と各サイリスタバルブとの絶縁は主回路
電位の一割程度でよく、絶縁パイプ５の絶縁長さを短か
くすることができる。
また、絶縁パイプ５を設けたために接地電位部分の共通
の冷却主路４を価額の安い金属製とすることができる。
の冷却主路４を価額の安い金属製とすることができる。
尚、バルブ内の冷却系統、すなわち冷却分岐路を具体的
に示せば第３図のようである。
に示せば第３図のようである。
これを用いて冷却水が循環する様子を説明すれば次のよ
うである。
うである。
すなわち、冷却装置３から供給された冷却水は冷却主路
４を経て絶縁パイプ５ａを通り直列接続されたサイリス
タ素子９に沿って冷却フイン８の一方に入り、各サイリ
スタを冷却して電位の高い正側Ｐにおいて再び冷却フイ
ン８の一方に入り、負側Ｎに流れて冷却主路４に戻る。
４を経て絶縁パイプ５ａを通り直列接続されたサイリス
タ素子９に沿って冷却フイン８の一方に入り、各サイリ
スタを冷却して電位の高い正側Ｐにおいて再び冷却フイ
ン８の一方に入り、負側Ｎに流れて冷却主路４に戻る。
この場合、冷却フイン８の間の絶縁パイプ７，１１は直
列接続されたサイリスタ素子９の１個分の電圧に耐える
ものであればよい。
列接続されたサイリスタ素子９の１個分の電圧に耐える
ものであればよい。
第４図はこの発明の実施例の変形例を示すものであり、
冷却主路４を直接に負側Ｎの電位とし、接地電位の冷却
装置３との絶縁を、冷却主路４と冷却装置４との間に絶
縁パイプ１０を設けることで行う。
冷却主路４を直接に負側Ｎの電位とし、接地電位の冷却
装置３との絶縁を、冷却主路４と冷却装置４との間に絶
縁パイプ１０を設けることで行う。
この発明によれば、以上のようにブリッジ結線されたサ
イリスタバルブにおいて接地電位に近い負側に共通の冷
却主路、並びに接地電位の冷却装置を配置したことによ
り、冷却装置の絶縁を低電位の所で容易に行うことがで
きる。
イリスタバルブにおいて接地電位に近い負側に共通の冷
却主路、並びに接地電位の冷却装置を配置したことによ
り、冷却装置の絶縁を低電位の所で容易に行うことがで
きる。
また、ＵＸ相、■Ｙ相、ＷＺ相で構成した２アーム内で
それぞれ別々に接地電位に近いＸ，Ｙ，Ｚ相の負側Ｎか
ら冷却水を供給し、サイリスタ素子の直列接続に沿って
遂次電位の高い処を冷却し再び同じ系路を経て接地電位
に近い負側に戻ってくる冷却構造とすることにより、バ
ルブ内の冷却配管の絶縁は直列に接続されたサイリスタ
素子１個分の電圧に耐えればよく、絶縁が容易となる。
それぞれ別々に接地電位に近いＸ，Ｙ，Ｚ相の負側Ｎか
ら冷却水を供給し、サイリスタ素子の直列接続に沿って
遂次電位の高い処を冷却し再び同じ系路を経て接地電位
に近い負側に戻ってくる冷却構造とすることにより、バ
ルブ内の冷却配管の絶縁は直列に接続されたサイリスタ
素子１個分の電圧に耐えればよく、絶縁が容易となる。
従って、この発明によれは、高い絶縁を必要とせず、小
型化、低廉価が可能で冷却効率のよい水冷式サイリスタ
変換装置を提供することができる。
型化、低廉価が可能で冷却効率のよい水冷式サイリスタ
変換装置を提供することができる。
第１図及び第２図はこの発明の実施例の系統図、第３図
は第１図及び第２図で示した実施例の一部詳細系統図、
第４図はこの発明の実施例の変形例系統図である。 １０ａ，１０ｂ，１０ｃ，２０ａ，２０ｂ，２０ｃ ，
２０ａ’，２０ｂ’．２０ｃ’−−−サイリスタバルブ
、５ａ ， ｓｂ ， ５ｃ ， ７ ， Ｉ Ｌ−・
・絶縁パイプ、３・・・・・・冷却装置、４・・・・・
・冷却主路、Ａ，Ｂ，Ｃ・・・・・・冷却分岐路。
は第１図及び第２図で示した実施例の一部詳細系統図、
第４図はこの発明の実施例の変形例系統図である。 １０ａ，１０ｂ，１０ｃ，２０ａ，２０ｂ，２０ｃ ，
２０ａ’，２０ｂ’．２０ｃ’−−−サイリスタバルブ
、５ａ ， ｓｂ ， ５ｃ ， ７ ， Ｉ Ｌ−・
・絶縁パイプ、３・・・・・・冷却装置、４・・・・・
・冷却主路、Ａ，Ｂ，Ｃ・・・・・・冷却分岐路。
Claims (1)
- １ 複数個のサイリスタバルブをブリッジ結線して成る
サイリスタ変換装置の低圧側同電位部分に設けた共通の
冷却主路と、冷却水が各バルブ内のサイリスタスタック
を循環した後前記共通の冷却主路に戻ってくるように設
けた冷却分岐路とを具えて成る水冷式サイリスタ変換装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9796876A JPS587063B2 (ja) | 1976-08-17 | 1976-08-17 | 水冷式サイリスタ変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9796876A JPS587063B2 (ja) | 1976-08-17 | 1976-08-17 | 水冷式サイリスタ変換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5323037A JPS5323037A (en) | 1978-03-03 |
| JPS587063B2 true JPS587063B2 (ja) | 1983-02-08 |
Family
ID=14206456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9796876A Expired JPS587063B2 (ja) | 1976-08-17 | 1976-08-17 | 水冷式サイリスタ変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587063B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04100564U (ja) * | 1991-01-30 | 1992-08-31 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57178350A (en) * | 1981-04-27 | 1982-11-02 | Hitachi Ltd | Liquid cooling type thyristor valve |
-
1976
- 1976-08-17 JP JP9796876A patent/JPS587063B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04100564U (ja) * | 1991-01-30 | 1992-08-31 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5323037A (en) | 1978-03-03 |
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