JPS587038B2 - 落雷予防装置 - Google Patents
落雷予防装置Info
- Publication number
- JPS587038B2 JPS587038B2 JP51099869A JP9986976A JPS587038B2 JP S587038 B2 JPS587038 B2 JP S587038B2 JP 51099869 A JP51099869 A JP 51099869A JP 9986976 A JP9986976 A JP 9986976A JP S587038 B2 JPS587038 B2 JP S587038B2
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- Japan
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- metal
- corona electrode
- electrode
- main
- main corona
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、雷雲へ犬量の+イオン風を放射して防雷又は
消雷する落雷予防装置に関する。
消雷する落雷予防装置に関する。
本発明は、例えば第1図のように雷雲Sと地十〇との間
にイオン発生装置Aにおいて、イオン放射iIを雷雲中
におくり込み、雲底の電荷を中和せしめる方式に於いて
、イオン放射流を有効にかつ大量に雷雲に放射する落雷
予防装置を提供するものである○ 本願発明装置では、有害な放射性物質を電極に使用せず
、かつ水銀やセシウムを加熱する+イオン発生装置、或
いはイオン加速装置が原料補給や屋外設置に不適当であ
る点に鑑み、保守管理が容易で屋外設置に耐え得る落雷
予防装置の提供を目的としている。
にイオン発生装置Aにおいて、イオン放射iIを雷雲中
におくり込み、雲底の電荷を中和せしめる方式に於いて
、イオン放射流を有効にかつ大量に雷雲に放射する落雷
予防装置を提供するものである○ 本願発明装置では、有害な放射性物質を電極に使用せず
、かつ水銀やセシウムを加熱する+イオン発生装置、或
いはイオン加速装置が原料補給や屋外設置に不適当であ
る点に鑑み、保守管理が容易で屋外設置に耐え得る落雷
予防装置の提供を目的としている。
次に本発明に係る落雷予防装置の一実施例を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第2図は、1単位の電極部分を示す側面断面図であって
、土下端を開口し、かつ内面を断面放物線形状の反射板
とした金属槽1の内部中途を前記金属槽1と電気的に接
続している金属網2で上下二段に仕切り、かつ前記金属
網2に中心孔3を設けてその孔縁にコロナ風ガイド4を
設け、前記中心孔3へ上部に水平方向の金属針5を多数
植設し、その下部を絶縁体6で囲撓した主コロナ電極6
0を貫通立設し、金属網2より下方の前記主コロナ電極
60の絶縁体6に上向きの金属針7を多数植設したソバ
部8を有する筒状の補助電極70を嵌合してなるもので
ある。
、土下端を開口し、かつ内面を断面放物線形状の反射板
とした金属槽1の内部中途を前記金属槽1と電気的に接
続している金属網2で上下二段に仕切り、かつ前記金属
網2に中心孔3を設けてその孔縁にコロナ風ガイド4を
設け、前記中心孔3へ上部に水平方向の金属針5を多数
植設し、その下部を絶縁体6で囲撓した主コロナ電極6
0を貫通立設し、金属網2より下方の前記主コロナ電極
60の絶縁体6に上向きの金属針7を多数植設したソバ
部8を有する筒状の補助電極70を嵌合してなるもので
ある。
金属網2の中心孔3へは主コロナ電極60の絶縁体6が
嵌合している。
嵌合している。
図中9は、直流電源を示す。
実施例では、主コロナ電極60への印加電圧10は対地
+20〜40KV、電気的に接続されている金属槽1と
金属網2とガイド4への印加電圧11は対地+1OKV
である。
+20〜40KV、電気的に接続されている金属槽1と
金属網2とガイド4への印加電圧11は対地+1OKV
である。
主コロナ電極60には、コンデンサー12が接続され、
補助電極70は接地されている。
補助電極70は接地されている。
尚、金属槽1の底は、透孔13であり水などを落下させ
るとともに通風を良くしている。
るとともに通風を良くしている。
この装置に入力すると、主コロナ電極60の金属針5か
ら金属槽1の上段の空間でコロナ放電を生じ、+イオン
を発生する。
ら金属槽1の上段の空間でコロナ放電を生じ、+イオン
を発生する。
一方、補助電極TOと金属網2との間でもコロナ放電に
よリーイオンを発生するが、一イオンは金属網(中和フ
ィラメントの作用)2に吸収中和されて金属網2を通過
後は通常の風と考えてさしつかえない中性のコロナ風と
なり、強力な風として上方へと流れてゆく。
よリーイオンを発生するが、一イオンは金属網(中和フ
ィラメントの作用)2に吸収中和されて金属網2を通過
後は通常の風と考えてさしつかえない中性のコロナ風と
なり、強力な風として上方へと流れてゆく。
そのため、金属槽1の上段の+イオンは、槽1内の反発
作用とコロナ風により矢標80の如く上方へ放射される
。
作用とコロナ風により矢標80の如く上方へ放射される
。
第2図の、点線枠で示す印加電圧の切替スイッチ14は
、主コロナ電極60と金属槽1とを等電位・異電位とす
るものであって、+イオンをより有効に放射するための
ものである。
、主コロナ電極60と金属槽1とを等電位・異電位とす
るものであって、+イオンをより有効に放射するための
ものである。
このスイッチ14を、1秒に1回の周期で切替えること
により金属槽1内に滞留したイオン群のイオン結合を少
なくし無駄なく放射することになる。
により金属槽1内に滞留したイオン群のイオン結合を少
なくし無駄なく放射することになる。
イオン放射の作用について説明すると、第5図の如く切
替スイッチ14で金属槽1と主コロナ電極60とを異電
位にして接続印加すると、その電位差で起こるコロナ放
電で金属槽上段には+イオンが発生する。
替スイッチ14で金属槽1と主コロナ電極60とを異電
位にして接続印加すると、その電位差で起こるコロナ放
電で金属槽上段には+イオンが発生する。
このとき金属網2と補助電極70との間にーイオンが発
生し、かつ金属網2の作用で中和されて中性の上昇風が
発生する。
生し、かつ金属網2の作用で中和されて中性の上昇風が
発生する。
即ちこの上昇風で+イオン流が放射される。
一方切替スイッチ14で金属槽1と主コロナ電極60と
を等電位とすると、コロナ放電は停止するが、逆に金属
網2と補助電極70の電位差が広がって上昇コロナ風が
強力になるとともに、金属槽1の対地電圧も高くなるた
め金属槽1の出口付近に滞留した+イオンが金属槽1に
反発を受け、かつ雷雲底の一電位から強力に吸引される
ことになるO 上昇風を強力にして+イオン流をより上空に放射するこ
とができるし、ほこりなどの附着を少なくして性能を維
持することができるのである。
を等電位とすると、コロナ放電は停止するが、逆に金属
網2と補助電極70の電位差が広がって上昇コロナ風が
強力になるとともに、金属槽1の対地電圧も高くなるた
め金属槽1の出口付近に滞留した+イオンが金属槽1に
反発を受け、かつ雷雲底の一電位から強力に吸引される
ことになるO 上昇風を強力にして+イオン流をより上空に放射するこ
とができるし、ほこりなどの附着を少なくして性能を維
持することができるのである。
電極をなす金属槽1の存在でコロナ放電を盛んにし、し
かもコロナを遮蔽して電波防害を軽減することにもなる
。
かもコロナを遮蔽して電波防害を軽減することにもなる
。
補助電極にあえて負電圧を印加するのは金属網2と金属
針7の間をせまくしてもなかなか火花が発生しない、い
いかえればコロナ放電が盛んとなるような高電圧を印加
しやすいことによる。
針7の間をせまくしてもなかなか火花が発生しない、い
いかえればコロナ放電が盛んとなるような高電圧を印加
しやすいことによる。
本実施例の装置は、+イオン流を直接雷雲に放射するも
のであるが、その放射効果は+イオン群の放射量にかか
つている。
のであるが、その放射効果は+イオン群の放射量にかか
つている。
そのため少なくともイオン流が風雨に邪魔されずに雲底
へ到達することが可能な気象条件であるような可及的雷
雲発生初期の段階で相応の中和電荷量を放射する必要が
ある。
へ到達することが可能な気象条件であるような可及的雷
雲発生初期の段階で相応の中和電荷量を放射する必要が
ある。
前記1単位の電極の放出量では倒底不足なのはいうまで
もない。
もない。
そこで、第3図の如く観測値に応じて本願の図示装置は
数個組のユニットとして設置されることになる。
数個組のユニットとして設置されることになる。
雷雲の電荷が局限的飽和状態のとき、それを少しでも中
和できれば少なくともその附近への落雷は予防できるの
である。
和できれば少なくともその附近への落雷は予防できるの
である。
このように、本願発明に係る落雷予防装置は、雷雲に+
イオン流を放射せしめるに於いて、屋外設備に適し、か
つイオン発射構成が極めて簡易なものであり、比較的製
造コストも安く落雷予防技術としてすぐれた価値がある
ものというべきである。
イオン流を放射せしめるに於いて、屋外設備に適し、か
つイオン発射構成が極めて簡易なものであり、比較的製
造コストも安く落雷予防技術としてすぐれた価値がある
ものというべきである。
第1図は、本願発明に係る落雷予防装置の使用方式を示
す状況原理図。 第2図は、本願発明に係る落雷予防装置の一実施例を示
すものであって、1単位の配線した電極の側面断面図で
ある。 第3図は、1単位の電極を数個組としたユニットを示す
上面図である。 第4図は、1単位電極の分解斜視図、第5図は、回路図
である。 符号の簡単な説明、1・・・・・・金属槽、2・・・・
・・金属網、3・・・・・・中心孔、4・・・・・・コ
ロナ風ガイド、5,7・・・・・・金属針、6・・・・
・・絶縁体、60・・・・・・主コロナ電極、io,1
1・・・・・・印加電圧、70・・・・・・補助電極、
14・・・・・・切替スイッチ。
す状況原理図。 第2図は、本願発明に係る落雷予防装置の一実施例を示
すものであって、1単位の配線した電極の側面断面図で
ある。 第3図は、1単位の電極を数個組としたユニットを示す
上面図である。 第4図は、1単位電極の分解斜視図、第5図は、回路図
である。 符号の簡単な説明、1・・・・・・金属槽、2・・・・
・・金属網、3・・・・・・中心孔、4・・・・・・コ
ロナ風ガイド、5,7・・・・・・金属針、6・・・・
・・絶縁体、60・・・・・・主コロナ電極、io,1
1・・・・・・印加電圧、70・・・・・・補助電極、
14・・・・・・切替スイッチ。
Claims (1)
- 1 上下端を開口した金属槽の内部中途に孔縁にコロナ
風ガイドを立設した中心孔を有する金属網を取付け、前
記金属網の中心孔へ上部に水平方向の金属針を多数植設
しその下部を絶縁体で囲撓した主コロナ電極を貫通立設
し、前記金属網より下方の前記主コロナ電極の絶縁体に
は上向きの金属針を多数植設したツバ部を有する接地し
た補助電極を嵌合してなり、前記金属槽には適当値の対
地正極性電圧を、主コロナ電極には金属槽に比較して正
極性の高電圧を印加して主コロナ電極の水平方向の金属
針先端と補助電極の上向きの金属針とにコロナ放電を発
生させ、さらに前記金属槽の電位を主コロナ電極と同電
位に切替える切替えスイッチを設けて金属槽の電位を主
コロナ電極と同電位に切替えたときに主コロナ電極の水
平方向の金属針からのコロナ放電を停止させる動作を周
期的に繰返してイオン流を雷雲に放射する電極を多数組
で構成してなる落雷予防装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51099869A JPS587038B2 (ja) | 1976-08-21 | 1976-08-21 | 落雷予防装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51099869A JPS587038B2 (ja) | 1976-08-21 | 1976-08-21 | 落雷予防装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5325850A JPS5325850A (en) | 1978-03-10 |
JPS587038B2 true JPS587038B2 (ja) | 1983-02-08 |
Family
ID=14258804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51099869A Expired JPS587038B2 (ja) | 1976-08-21 | 1976-08-21 | 落雷予防装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587038B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60213721A (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | パルス燃焼器用マフラ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59146900U (ja) * | 1982-09-10 | 1984-10-01 | 加藤 儀一郎 | 落雷防止用イオン発生器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825848A (ja) * | 1971-08-07 | 1973-04-04 |
-
1976
- 1976-08-21 JP JP51099869A patent/JPS587038B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825848A (ja) * | 1971-08-07 | 1973-04-04 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60213721A (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | パルス燃焼器用マフラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5325850A (en) | 1978-03-10 |
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