JPS586841Y2 - クウキアツシキヤ−ントリアツカイヨウノズル - Google Patents

クウキアツシキヤ−ントリアツカイヨウノズル

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JPS586841Y2
JPS586841Y2 JP1974149815U JP14981574U JPS586841Y2 JP S586841 Y2 JPS586841 Y2 JP S586841Y2 JP 1974149815 U JP1974149815 U JP 1974149815U JP 14981574 U JP14981574 U JP 14981574U JP S586841 Y2 JPS586841 Y2 JP S586841Y2
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パウル・ジユペ
ベルナール・イソアール
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ロ−ン プ−ラン テクステイル
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は1編織用ヤーンの高速移送およびその処理に使
用しうる流体式捕捉装置に関する。
例えば米国特許第2667964号およびフランス特許
第2086991号に記載されているものの如き多くの
空気圧式移動ヤーンの取扱装置が既に知られている。
しかし、これらの装置は2000m/分よりも速い速度
で移動しているヤーンを捕捉することができない。
一端にナイフをもったスロットを備えているチューブか
ら成るヤーン移送用ノズルを使用し、ジャケットからノ
ズル軸に向けての斜め方向のジェットにより該チューブ
に空気を供給することもフランス特許第1,487,6
27号から知られている。
しかし、この種のノズルは騒々しいものでありまた大き
な空間を必要としかつ効果的でないものである。
何故なら、空気ジェットの運動エネルギーは適確に使用
されず、ヤーンは高速度の空気循環を妨げるような減圧
によってしかノズル中へ挿入することができずまたこの
減圧を受けるヤーンの長さはスロットの長さに限定され
るからである。
その結果、必要とされる流体供給は極めて速いものとな
り、ノズルは高速度かつテンション下にあるヤーンを捕
捉することができないのである。
本考案は、高い張力下において高速度で移動するヤーン
の流体式捕捉装置を提供するものである。
本考案の装置は、断面が横長のヤーン通路を有するノズ
ル本体と、但し該ヤーン通路はノズル本体の一端から他
端へ延びており、且つその断面はヤーン通路に沿ってノ
ズル本体の入口側の端から反対側の端への方向に向うに
つれて次第に犬ぎくなっている;このノズル本体内に形
成され且つヤーン通路の母線に沿って延び、そしてヤー
ン通路の全長にわたりヤーン通路とノズル本体の外部と
の間の連通を与えるスロットと、但し該スロットから該
ヤーン通路への横の移動によるヤーンの該スロットへの
導入を容易にするために、該スロットはノズル本体に開
いている側で面取りした端を有している;ノズル本体の
一端部にある拡がった部屋と;該部屋への流体入口と;
ノズル本体内で該部屋をヤーン通路と連通させる少くと
も2個の流体出口オリフィスと、但しこれら流体出口オ
リフィス、スロット及び横長のヤーン通路の長軸は、(
a)スロットの中央面がヤーン通路の該長軸に垂直であ
り、(b)スロットの該中央面の両側のそれぞれに1個
または2個以上の該流体出口オリフィスが存在し、これ
らオリフィスの軸が実質的に互いに平行であり且つヤー
ン通路の長手方向の軸にも平行であり、そしてスロット
の該中央面の両側に対称的に設置されている。
という条件を満足するように配置されている;ノズル本
体の上記の一端部内にあり、そしてヤーンを外部からヤ
ーン通路内へ通過させるもう1つのスロットと;並びに
ノズル本体に沿って設けられた廃棄品を無くするための
切断手段とから成ることを特徴とする流体式ヤーン捕捉
装置である。
ヤーン通路は、処理に応じて1円状であっても四角であ
ってもよいが、細長い断面を有すること即ち長軸と短軸
とを有することが特定されてあり。
これによりノズル出口における流体断面はシート伏の空
気に類似となり、その後コアンダ効果(Coanda
effect))を用いる装置により容易に変向させう
るのである。
細長いヤーン通路断面の例には、矩形断面、角の丸い矩
形断面および2本の直線の接線で結ばれた2つの半円弧
が包含される。
ヤーン通路断面の面積は、上流から下流まで。
1つの軸の寸法を増大させるかまたは両方の軸の寸法を
同時に増大させることにより、増大させることができる
少なくとも1方の軸の増大は通路の傾斜が10%以下好
ましくは通路軸に対して1〜6%となるようにすること
が好ましい。
ノズル本体には1通路とその全長に沿った外部とをチャ
ンネルの母線に沿って連結せしめるためのスロットを取
り付ける。
このスロットにより。ヤーンがテンション下にあるとき
でさえ、このヤーンをノズルの中へ挿入することができ
る。
特に。20〜51のテンションの下で高速度即ち少なく
とも50m/秒恐らくは100m/秒にて移動している
ヤーンを捕捉することが可能である。
注目すヘキは、このスロットが極めて薄いものでありか
つ入口面(1nlet chamfer) を備えて
いるならば、これは長手方向の高速運動の他に同時に1
0〜15m/秒以上にも達する横方向の運動も加わった
ヤーンを捕捉することができることである。
このスロットの下部に、静止もしくは可動の切断刃また
はその両者、好ましくは供給リールから巻出されかつ切
断場所の前面に連続的に移動して来るリボンにより使用
済みの部分が更新されうるようなリボン刃を設置するこ
とができる。
特に微細テニールのヤーンに対しては例えば加熱刃のよ
うな既知のいかなる切断装置でも使用できる。
ノズルの上部には、少なくとも2個の出口オリフィスを
備えた少なくとも1つの部屋と連通しかつ横手に配置し
うる少なくとも1個の流体入口が備えられ、該オリフィ
スを通して流体はノズル伏ヤーン通路の上部へ且つ通路
軸に実質的に平行な方向に導入される。
ノズル伏通路の軸に平行な方向のこの流体注入は、それ
が斜め方向である場合よりも効果的である。
2個のオリフィスが存在する場合には、これらを通路の
縦軸に対してできるだけ近く設置すべきである。
4個以上のオリフィスが存在する場合には、これらオリ
フィスの全てまたは殆んど全てなり−ン通路の細長い断
面の両側に位置する2本の線上にかつヤーン通路の細長
い断面の長軸に対してできるだけ近く配置するのが好ま
しい。
更に。上部は垂直なスロットを有し、ノズルの頂部から
来るヤーンはこXを通してノズルのヤーン通路内へ導入
させることができる。
本明細書において、ヤーンとは数本の個々のフィラメン
トから構成されかつ10d・テックス(d tex)
以下から数百d−テックスに到る番手の微細デニール
のヤーンおよび数千本の個々のフィラメントより構成さ
れかつ例えば15〜30g /m (k−tex)の番
手を有するトウ(tow)をも意味する。
本考案のノズルは必要に応じて任意の熱いもしくは冷た
い液体またはガス流体を供給することができ1例えばヤ
ーンの移送手段としてのみノズルを使用する場合の冷た
い圧縮空気、熱処理用の熱空気、高温水蒸気および空気
と水蒸気との混合物。
例えば可塑剤のような処理用液もしくは気体、各種の処
理剤の溶液、乳液もしくは懸濁液例えば処理ヤーンの滑
沢性を改善せしめかつ静電気を減少せしめうる染料溶液
もしくは油剤エマルジョンを供給することができる。
本考案のノズルに熱流体を供給する場合には。
熱ロスを避けるためヤーンを導入した後にスロットをふ
さぎうる装置をノズルに備えるのが有利であろう。
このような装置は例えば開き戸または滑り戸であっても
よい。
ノズル本体が円状である場合には、これは中空円筒状の
形のフードを有しかつノズル本体内に完全に適合しうる
縦スロットを備えることもできる。
この場合、フードスロットをヤーン導入の際にノズルス
ロットと一致せしめ。
次いでノズルが熱処理用に機能している間両スロットが
もはや一致しないようにフードの回転部分を回転させる
ノズルの寸法は、取扱かうヤーンの番手および速度に応
じてかなり広範囲に変えることができる。
このノズルの特定形状により、このノズルは中程度の速
度例えば10m/秒で移動しているヤーンならびに高速
度例えば50〜100m/秒以上で移動しているヤーン
に対してさえ使用することが可能である。
このようなノズルにおいては、流動状態が改善される。
即ち、同一効率の場合には空気または流体の消費が従来
公知のノズルにおけるよりも低くなり、また同一消費の
場合には効率および速度性能が増大する。
より良好なこの効率のため、ノズル寸法が従来公知のノ
ズルと比較して著しく小さくなり、そして比較的平らな
はy平行六面形の本体に挿入しうるヤーン通路の形状の
ため多数のこれらノズルが極めて小さい空間内に並置さ
れうる。
更に、その薄い厚さく通常約10鳳0のため。
互いに10mmの間隔の平行ヤーンを捕捉するための極
めて簡単な手段として使用することができる。
したがって、この種のノズルは、ヤーンを第1処理装置
から第2処理装置へと運ぶための固定装置にならびに自
動もしくは手動用の可動装置に使用することができる。
したがって、移動ヤーンに関し、これは効果的なげん引
手段、極めて簡単かつ極めて効果的な捕捉手段、例えば
コアンダ型(coanda type)の装置と結合し
た場合の変向手段、液体を含浸させたヤーンに対する脱
水手段或いは処理手段となりうる。
本考案のノズルを捕捉手段として使用する場合。
ノズルに対スる外部手段によりヤーンおよびノズルの相
対的運動を行なわせるのが好ましく、これはノズルに対
するヤーンの運動またはヤーンに対するノズルの運動、
或いは同時にこの両者の運動によって行なわれる。
かくして、ヤーンは容易にスロットを通過し。
そして処理するのに充分なテンションをヤーンに付与し
うるような速度の空気ジェットの中にヤーンはノズルの
全長に沿って瞬時に捕捉される。
したがって、吸引はヤーンの捕捉手段と見做されるので
はなく、ノズル対ヤーンの正確な相対的位置決定を要す
ることなくヤーンをノズルに通すための単なる補助と見
做されるのである。
したがってスロット内の強力な圧力減少は必要とされな
い。
このように節約された分のエネルギーによりこのノズル
は従来公知のノズルよりもずって効率が良いものとなる
更に、空気消費が少ないため、ノズルから発生する騒音
は既知ノズルの場合よりも少ない。
本考案のノズルを自動もしくは手動のヤーン取扱い装置
として使用する場合、これは通常例えば固定もしくは可
動刃またはこの両者のような切断手段を有し、可動刃の
場合その運動は急速変位手段により始動せしめられ、切
断手段は好ましくはカセット状に貯蔵されうる厚さ数百
ミリのリボン刃であり、そしてその使用済みの部分は切
断場所の前面にリボンを移動させることにより更新する
ことができる。
勿論、切断手段はノズルを通して引出されるヤーンの本
質および特性に応じて選択される。
これらの切断手段は、好ましくは、スロットの前部かつ
ノズル本体の下流域即ち下流末端と該末端からノズル本
体の長さの約4離れた地点との間の領域中に配置される
こ〜でもまた切断手段の位置決定は切断すべぎヤーンの
本質および特性に応じて選択される。
切断容易な微細デニールのヤーンに対しては、切断手段
をできるだけ下流末端近くに配置し、スロットの太さな
上流部分の長さを捕捉手段として作用せしめるべきであ
る。
これに対し、切断困難な多数フィラメントより成る粗大
デニールのヤーンに対しては、切断手段を下流末端から
できるだけ離し即ち下流末端からノズル本体の長さの約
η離れた位置に設置すべきである。
ヤーンが粗大であればある程捕捉も容易となるので、ヤ
ーンの捕捉用に設計されるスロット上部を一層短かくす
ることができ、シたがって空気ジェットにより駆動され
るヤーンはヤーン通路の下流末端まで犬ぎなループを画
くことになる。
このループに対して強い引張作用を及ぼす空気ジェット
はヤーンを切断刃に強力に押し付け、これにより切断が
容易となる。
本考案による編織用ヤーンの移送装置は従来公知のあら
ゆるこの種の装置よりも効果的にすることができる。
事実、従来のものは殆んど10m〆砂程度の低速度で移
動している低テンションのヤーンしか捕捉することがで
きない。
本出願人に係るフランス特許第2,086,991号に
記載の装置は例えば20m/秒以上の高速度で移動して
いるヤーンを捕捉することができるが、これはヤーンが
低テンシヨン下にある場合のみ例えば紡糸機の取扱いの
際にヤーンを廃棄品捕集機に送るような場合のみ可能で
ある。
しかし、このような装置は。例えばヤーンの紡糸と延伸
とを組合せた工程の場合のように、紡糸−延伸操作の際
に巻取り場所の直前に位置する高テンション下の、高速
度で前進しているヤーンを捕捉することができない。
特に。巻取りボビンが一杯になった場合、高速紡糸中の
ヤーンを任意の公知装置により捕捉して新たな空ボビン
に配置せしめることは不可能である。
この場合には、このヤーンを巻取り場所の上部で切断し
、そして玉揚げ(doffing) を行っている間
ヤーンを廃棄品用ノズルに送る必要がある。
新たな空ボビンが所定位置に置かれたとぎ、ヤーンは上
記の廃棄品用ノズルの入口で処理装置により再び捕捉さ
れ、そして巻取り機の上方に設置された案内を経由した
後、空ボビンに巻取られる。
これに対し1本考案の装置によれば、高速度のみならず
高テンション下にあるヤーンを捕捉することが可能であ
る。
即ち1巻取りの際にボビンが一杯になる直前にヤーンを
捕捉し、これを直接に空ボビン上へ供給することがでキ
、シたがって。
上記のようなり−ンを案内を介して再度供給するという
必要がなくなる。
かくして、本考案の装置を使用すると、ボビン交換に要
する時間が著しく減少すると共に、廃棄品となるヤーン
の量もまた著しく減少し、これは経済的に重要なことで
あり。
特に高速度で操作する場合に重要である。
この手動もしくは自動のヤーン移送装置により。
例えば50〜100m/秒もしくはそれ以上の速度で移
動しておりかつ更に10〜15m/秒の横運動モ加わっ
た20〜50gのテンション下にある15〜300d−
テックスのヤーンを捕捉することができる。
ヤーンを捕捉するためには、ヤーンの長手方向および横
方向の運動で規定される平面内に装置を変位せしめるこ
とにより該装置をヤーンに接近せしめる必要がある。
本考案の別の態様□おいては、ノズルを2台のヤーン処
理装置の間に固定せしめ、そしてこのノズルにヤーンを
連続的に通す。
駆動用流体は、初めてヤーンを導入するときかまたは第
2の装置における取扱いがヤーン破断の危機を生せしめ
たとぎに、ノズル中へ供給される。
したがって、ノズルは第2の装置□おける破断の場合に
ヤーンを第1の装置へ戻す必要を回避するための安全手
段として使用される。
本考案のノズルは、また、熱処理、染色、オイリングま
たは他の所望の任意処理のためにも使用することができ
る。
例えばノズルを新たに紡糸された二成分ヤーンの熱処理
に使用すれば、優秀な条件下に極めて迅速にヤーンの捲
縮を発生せしめることができる。
本考案のより良き理解のために、添付図面により本考案
を説明する。
第1図は中心OおよびO′を有する2個の半円弧を含ん
だヤーン通路の断面の一形態を示すものであり、この場
合2つの円弧は直線ABおよびCDによ、り互いに結ば
れている。
ヤーン通路がこの断面を示すようなノズルは微細デニー
ルのヤーンの移送に好適である。
このようなノズルにおいては通常1円は一定半径を維持
するが、中心間の距離OO′ は上流から下流へとチャ
ンネル内で増大する。
したがって、細長い断面のヤーン通路における短軸寸法
は一定に保たれるが、長軸寸法はノズル本体の上流から
下流末端へと増大する。
第2図は矩形断面のヤーン通路を有するノズルの断面図
である。
加工を一層経済的にするため。このノズル本体は、中心
部分が加工されていない固体部分1から成っており、こ
の部分は第2図に示す如くヤーン通路の全長3およびス
ロットの全長4が加工されている部分2に固定される。
勿論。この加工様式に限定するものではない。
第3図は、丸みのついた角の矩形断面を有するノズルの
断面図である。
この図において、ノズル本体は対象的に加工された2つ
の部分11および12から成っている。
これら2つの部分を並列させることにより、この両者間
にヤーン通路13とスロット14とを与える。
ヤーン通路が第2図または第3図の形状を有しているよ
うなノズルは、粗大テニールのヤーンもしくはトウの移
送用に特に有利である。
第4図において、ヤーン通路の距離OO′ が上流から
下流にかげて増大する様子が明確に示されている。
第5図は、ノズル本体20.ヤーン通路21゜縦スロッ
トの2つのリップのうちの1つ22.ヤーンの導入を容
易にするために口を拡げた縦スロットの末端23を示し
ている。
このノズルの上部24は頂部から底部にわたるスロット
25を備えており、そしてスロット末端は26のところ
で口広となっている。
この上部24は部屋28と連通する空気入ロバイブ27
を備えており、スロット25の各側に位置する部屋28
の一部を点線で示しである。
上部24は2個のオリフィス(そのうちの1つを点線2
9で示しである)を備えており。
これを通して部屋28の空気はヤーン通路21の上部に
注入される。
第6図はノズル本体20.上流から下流にかげて断面が
増大する長軸をもったヤーン通路21゜上部24.スロ
ット25.隠れた裏側部分が点線で示されている部屋2
81部屋28からヤーン通路21の上部へと空気を注入
するためのオリフィス29.および頂部から底部までノ
ズルを貫通しているヤーン30を示している。
第7図は第5図におけるノズルの断面図であり。
この図は加工を一層容易にする目的でスクリュ31によ
って結合した2つの部分20aおよび20bから成る本
体20を示している。
こNでも。ヤーン通路21.スロット22および口広部
分23が示されている。
第8図は第5図におけるノズルの線■−■で切った断面
図であり、ただし見やすくするために拡大しである。
この図は上部24、スロット25およびその口広末端2
6、空気供給パイプ27、スロット25を邪魔しない特
殊形状の部屋28.ならびに空気を部屋28からチャン
ネル21の上部(点線で21aとして示されている)ま
で通過させるオリフィス29を示している。
この装置の理解を容易にするため、チャンネル21の下
部末端21bをもこの図に示すが、これは切断線を見る
ことができないので点線で示しである。
第9図は、スロット25.パイプ27、部屋28.2列
に配置されたオリフィス29.チャンネルの上部21a
、およびチャンネルの下部21bを示す。
第11および12図の具体例はノズル本体101および
ヤーン通路102を有しており、こSで縦スロットの2
つのリップ10301つが第11図に示されている。
このノズルの上部104は頂部から底部にかげてスロッ
ト105および空気供給入口106を備えており、この
空気供給入口106は一方ではバルブ(図示せず)によ
って供給源に接続された流体供給管107と連通してお
りかつ他方ではスロット105の各側に位置する部分が
点線で示された部屋108と連通している。
上部104は、更に、2個のオリフィス(そのうちの1
つが点線109で示されている)を備えており。
このオリフィスは空気を部屋108からヤーン通路10
2の上部へと注入する。
管110はヤーン通路102の下流末端を廃棄品捕集機
(図示せず)へ接続する。
第12図は、ノズルの下流部分に固定された切断装置の
断面図である。
これはボックス111を有しており、このボックス内に
おいてリボン伏切断刃112はノズル本体101を周っ
て第1の固体プーリー113から第2の中空プーリー1
14まで走り、したがって小さな長さにわたりスロット
103を閉塞する。
刻日付ぎのホイール115により、切断刃は前進せしめ
られ、スロットにまたがる長さの新たな刃をもたらす。
最後に1部分116は装置のグリップ・ハンドルとして
役立つ。
好ましくは、これは取扱いを容易にするために特にノズ
ルの全長を捕捉スヘキヤーンの通路にできるだけ近づけ
ることができるよう□ノズル軸自体に対して斜めに設置
される。
第13図は、空気ジェットの作用□よりヤーンが切断刃
112の上部を通る以前にヤーン通路の下流末端までル
ープ118を形成するヤー7117の様子を示している
この図では、粗大デニールのヤーンの切断を容易にする
ため、切断刃が高い位置に置かれている。
以下の実施例により本考案を説明するが、これらによっ
て本考案は限定されるものではない。
実施例1 総高さが150關でありかつ本体20の高さが137關
である第5,6,7および8図のノズルを使用する。
ヤーン通路は第1図の断面を有しそして短軸は51+!
71!であり、上部末端の長軸は6關および下部末端の
長軸は9uである。
オリフィス29は直径が2.6關である。
167d−テックスのポリエステルヤーンをこのノズル
に通し、圧縮空気を6バールの圧力下に53Nm”/時
間の速度で入口バイブ27中に供給する。
50m/秒の速度においてはヤーンにかかるテンション
が17.9であり 58m/秒の速度においてはそれは
12.9であった。
実施例2〜8 167d−テックスのポリエステルヤーンヲ実施例1の
ものに類似のノズルに通したが、この場合総高さは17
0mmであり、オリフィス29は直径が2.6mmであ
り、そしてヤーン速度ならびに空気の圧力および供給速
度の条件を変えた。
これら全ての条件においてヤーンの通過は良好であり、
そしてヤーンにかかるテンションを次表に示す。
これらの結果は全て第10図の曲線の形においても集め
られる。
こNで第10図は、適当な圧力および圧縮空気供給を選
択することによりヤーンを実際上いかなる速度特vr−
70m1秒よりもずっと早い高速度でも移送することが
できかつ圧力および空気供給を全く許容しうる範囲に保
つことができるのを示している。
同様に、テンションは。ヤーンの破断を起こす程高くす
ることなく該ヤーンを1つの処理場所かつ他の処理場所
へと移送させるのに十分な高さに保たれる。
実施例9 実施例1のノズルを使用したが、この場合本体20の高
さは16211LTILとした。
ヤーン通路は第1図の断面を有するものであり、その短
軸は5關であり長軸は上部末端で7.5mm、下部末端
で10mmである。
オリフィス29は直径が1.75mmである。スロット
22は巾が0.7關mである。
136本フィラメント当り2,300 d−テックスの
カーペット用ポリアミドヤーンをこのノズルに通す。
ヤーン速度25m/秒の場合、空気供給15Nm/時間
に対しては4(Bi’、空気供給30 Nm’/時間に
対しては60gのヤーン・テンションが得られる。
実施例10 実施例1のものに類似のノズルを使用したが。
この場合本体20の高さは170mmである。
ヤーン通路は第1図の断面を有するが、短軸は6部mで
あり、長軸は上部末端の7.5關から下部末端の11.
5mmまで変化させた。
オリフィス29は直径が3關であり、スロットの巾は0
.3mmである。
このノズルに167d−テックスのポリエステルヤーン
を通す。
7ONrrt/時間の空気供給の場合、ヤーン速度50
m/秒□対しては23.9.60m/秒に対しては21
.5.9のヤーン・テンションが得られる。
実施例11 例えば第5,6,7および8図に示されているようなノ
ズルを使用したが、この場合本体の高さは65mmであ
る。
ヤーン通路は直径が上部末端で4mm、下部末端で5m
mの円状断面を有するものである。
オリフィスは直径が0.811LNである。このノズル
に圧力12バール下で水蒸気を供給する。
30本のフィラメント当り160d−テックスのポリエ
チレンテレフタレートヤーンをこのノズルに通す。
ヤーン速度50m/秒および水蒸気消費9に9部時間に
おいて、15gのヤーンテンションが得られる。
更に、ノズルを出るときのヤーン温度は130℃である
実施例12 実施例1と同じノズルを使用する。
このノズルに圧力12バール下で水蒸気を供給する。
2戒分ヤーンをこのノズルに通す。
この50150の2成分ヤーンは、テレフタレート結合
の数に関しトリメチロール0.3モル条にて架橋せしめ
た260℃における溶融状態の粘度が4,200ポイズ
であるポリブチレンテレフタレートと固有粘度が0.6
6のポリエチレンテレフタレートとから作ったものであ
る。
ノズルの入口および出口におけるこのヤーンの特性は次
の通りである。
d−テックス番手 フィラメントの本数 入口出口 163 177 232 入口出口 引張強さg/テックス 28.2 27.
6伸び率(Elongation)% 26.
9 38.0熱水中での収縮 13
.1 8.7130℃の飽和水蒸気における収縮 14
.8 11.4伸び率(Extensibility)
% 375 12.3半−捲縮戻り力 (Half−uncrimping force)
68.5■/テツクス 6.
35半−再捲縮力(Half−recrimping
51.7force)、1n?/テツクス
4.571an当りの半ウェーブ (ha l f −waue s )の数
9.2 14.9モジュラスg/テックス
162 587実施例13 ノズル本体101の高さが170mmであり、オリフィ
ス109の直径が2.6mmである第11図の如き手動
式装置を使用した。
ヤーン通路102は楕円断面を有しており、その短軸は
511Lm、長軸は上部末端で61!m下部末端で9m
mである。
6バールの圧力下に5ONm”/時間の速度にて圧縮空
気を供給管107に供給する。
この装置により、例えばテンション2511かつ速度3
,500 m/分において30本フィラメント当り15
0d−テックスのポリエチレンテレフタレートヤーンを
完全な信頼度をもって捕捉することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案によるノズルのヤーン通路に対する
種々な形態の細長い断面図を示すものである。 第4図は第1図の1部を立体として表わしたヤーン通路
の透視図である。 第5図は本考案によるノズルの一具体例の長手方向断面
図である。 第6図は第5図のVl−VIO線に沿って切ったもう一
つの長手方向断面図である。 第7および8図は同一ノズルを線■−■および■−■で
夫々切った横方向の断面図である。 第9図はヤーン通路が極めて細長いものである第1図の
ノズルの上部を示す横方向断面図である。 第10図は1種々な空気供給に関しヤーン速度の函数と
してヤーンにかよるテンションを示した曲線である。 第11図は本考案による手動式ヤーン移送ノズルの長手
方向断面図である。 第12図は第11図の装置のヤーン切断手段の場所にお
ける横手方向断面図である。 第13図はヤーンが通過する第11図の細部を示す図で
ある。 図において、20はノズル本体、21はヤーン通路、2
5はスロット、27は空気入ロバイブ。 29はオリフィス、101はノズル本体、102はヤー
ン通路、105はスロツ)、106は空気供給入口、1
07は流体供給管、112はリボン状切断刃、117は
ヤーンそして118はループである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 断面が横長のヤーン通路を有するノズル本体と。 但し該ヤーン通路はノズル本体の一端から他端へ延びて
    おり、且つその断面はヤーン通路に沿ってノズル本体の
    入口側の端から反対側の端への方向に向うにつれて次第
    に大きくなっている。 このノズル本体内に形成され且つヤーン通路の母線に沿
    って延び、そしてヤーン通路の全長にわたりヤーン通路
    とノズル本体の外部との間の連通を与えるスロットと、
    但し該スロットから該ヤーン通路への横の移動によるヤ
    ーンの該スロットへの導入を容易にするために、該スロ
    ットはノズル本体に開いている側で面取りした端を有し
    ている;ノズル本体の一端部にある拡がった部屋と;該
    部屋への流体入口と;ノズル本体内で該部屋をヤーン通
    路と連通させる少くとも2個の流体出口オリフィスと、
    但しこれら流体出口オリフィス、スロット及び横長のヤ
    ーン通路の長軸は、(a)スロットの中央面がヤーン通
    路の該長軸に垂直であり、(b)スロットの該中央面の
    両側のそれぞれに1個または2個以上の該流体出口オリ
    フィスが存在し、これらオリフィスの軸が実質的に互い
    に平行であり且つヤーン通路の長手方向の軸にも平行で
    あり、そしてスロットの該中央面の両側に対称的に設置
    されている。 という条件を満足するように配置されている;ノズル本
    体の上記の一端部内にあり、そしてヤーンを外部からヤ
    ーン通路内へ通過させるもう1つのスロットと;並びに
    ノズル本体に沿って設けられた廃棄品を無くするための
    切断手段とから成ることを特徴とする流体式ヤーン捕捉
    装置。
JP1974149815U 1974-12-12 1974-12-12 クウキアツシキヤ−ントリアツカイヨウノズル Expired JPS586841Y2 (ja)

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JPS4427125Y1 (ja) * 1967-08-09 1969-11-13

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