JPS58652Y2 - 防寒用衣料 - Google Patents
防寒用衣料Info
- Publication number
- JPS58652Y2 JPS58652Y2 JP1977154254U JP15425477U JPS58652Y2 JP S58652 Y2 JPS58652 Y2 JP S58652Y2 JP 1977154254 U JP1977154254 U JP 1977154254U JP 15425477 U JP15425477 U JP 15425477U JP S58652 Y2 JPS58652 Y2 JP S58652Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal film
- film layer
- cold
- fabrics
- foam sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は防寒用衣料に関し、通気遮断を果して充分な
防寒効果を発揮できると共に全体の軽量性および柔軟性
を損なわずしかも着用感、防皺性にも優れたものを得よ
うとしている。
防寒効果を発揮できると共に全体の軽量性および柔軟性
を損なわずしかも着用感、防皺性にも優れたものを得よ
うとしている。
従来より防寒用衣料としては種々のものが提案されてい
るが、防寒目的で生地間に介在させるものが綿、連続気
泡による発泡体等かなりの厚みを通気遮断の点からも必
要とするものが多く、着用上非常に着ぶくれ現象を生じ
、着用した状態での作業性および行動性の点では悪くな
り、しかも柔軟すぎて衣料としての風合にも欠ける等充
分なものが見当らない現状である。
るが、防寒目的で生地間に介在させるものが綿、連続気
泡による発泡体等かなりの厚みを通気遮断の点からも必
要とするものが多く、着用上非常に着ぶくれ現象を生じ
、着用した状態での作業性および行動性の点では悪くな
り、しかも柔軟すぎて衣料としての風合にも欠ける等充
分なものが見当らない現状である。
そこで、この考案では全体が薄くても充分な通気遮断を
果し、作業性および行動性を良好にした着用状態を得る
と共に種々実用性の点で従来の防寒用衣料にはない効果
を発揮できるようにしたものであり、その構成上の特徴
としては、独立気泡を有する軟質の発泡シートに金属皮
膜層が形成された積層芯材がナイロン、ポリエステル繊
維その他のノーアイロンタイプの生地からみる表裏生地
間に介在され、表裏生地と部分的に縫合または融着され
てなる点に存している。
果し、作業性および行動性を良好にした着用状態を得る
と共に種々実用性の点で従来の防寒用衣料にはない効果
を発揮できるようにしたものであり、その構成上の特徴
としては、独立気泡を有する軟質の発泡シートに金属皮
膜層が形成された積層芯材がナイロン、ポリエステル繊
維その他のノーアイロンタイプの生地からみる表裏生地
間に介在され、表裏生地と部分的に縫合または融着され
てなる点に存している。
次いで、この考案の実施態様について図を参照しながら
以下に例示する。
以下に例示する。
1は表生地、2は裏生地、3は表裏生地1,2間に介在
され表裏生地1,2と適宜個所で部分的に縫合または融
着された積層芯材である。
され表裏生地1,2と適宜個所で部分的に縫合または融
着された積層芯材である。
そして表裏生地1,2としては編地または織地として種
々のものが使用できるが、ナイロン、ポリエステル繊維
その他のノーアイロンタイプの防皺性のある生地からな
っており、積層芯材3としては、独立気泡を有する軟質
の発泡シート31に金属皮膜層32が接着その他の手段
にて形成されたものであり、特にエチレン−酢酸ビニル
共重合体により接着した場合には、防寒衣料全体の屈伸
時等に積層芯材3による音発生を防ぐ上で好都合な接合
状態となる。
々のものが使用できるが、ナイロン、ポリエステル繊維
その他のノーアイロンタイプの防皺性のある生地からな
っており、積層芯材3としては、独立気泡を有する軟質
の発泡シート31に金属皮膜層32が接着その他の手段
にて形成されたものであり、特にエチレン−酢酸ビニル
共重合体により接着した場合には、防寒衣料全体の屈伸
時等に積層芯材3による音発生を防ぐ上で好都合な接合
状態となる。
さらに上記軟質の発泡シート31は独立気泡を有したポ
リオレフィン系樹脂例えば無架橋あるいは架橋状態の発
泡ポリエチレンシートが適しているが、他のポリオレフ
ィン系樹脂も使用可能である。
リオレフィン系樹脂例えば無架橋あるいは架橋状態の発
泡ポリエチレンシートが適しているが、他のポリオレフ
ィン系樹脂も使用可能である。
また金属皮膜層32としては金属膜、金属蒸着、金属粉
末の何れの状態のものでもよく、金属中アルミニウム等
による層が好適である。
末の何れの状態のものでもよく、金属中アルミニウム等
による層が好適である。
なお、積層芯材3は通常発泡シート31側を裏生地2側
に、金属皮膜層32側を表生地1側にして表裏生地1,
2間に介在されるが、逆向きにして介在することも可能
である。
に、金属皮膜層32側を表生地1側にして表裏生地1,
2間に介在されるが、逆向きにして介在することも可能
である。
この考案は上記のごとく構成されており、適宜裁断縫製
して種々の防寒衣料として使用するものであり、表裏生
地1,2間に介在させた積層芯材3が、独立気泡を有す
る軟質の発泡シート3]に金属皮膜層32が形成されて
一体化されたものゆえ、芯材として独特の作用効果を発
揮するもので、従来の綿、連続気泡の発泡体を用いて厚
手になるものとは異なり、この考案の場合、具体的には
独立気泡を有する軟質の発泡シート31にて通水遮断は
勿論のこと通気遮断をも確実に果すと共に金属皮膜層3
2による反射効果にて上記各遮断効果が一層倍加され、
防寒効果がきわめて大きく、また上記金属皮膜層32は
積層芯材3が過度に柔軟になるのを防げるだけのこしの
強さを保有でき発泡シート31の形状維持性に役立つも
のであって、このように独立気泡を有する軟性の発泡シ
ート31と金属皮膜層32とは相互に補完作用を生ずる
組合せとして役立つ。
して種々の防寒衣料として使用するものであり、表裏生
地1,2間に介在させた積層芯材3が、独立気泡を有す
る軟質の発泡シート3]に金属皮膜層32が形成されて
一体化されたものゆえ、芯材として独特の作用効果を発
揮するもので、従来の綿、連続気泡の発泡体を用いて厚
手になるものとは異なり、この考案の場合、具体的には
独立気泡を有する軟質の発泡シート31にて通水遮断は
勿論のこと通気遮断をも確実に果すと共に金属皮膜層3
2による反射効果にて上記各遮断効果が一層倍加され、
防寒効果がきわめて大きく、また上記金属皮膜層32は
積層芯材3が過度に柔軟になるのを防げるだけのこしの
強さを保有でき発泡シート31の形状維持性に役立つも
のであって、このように独立気泡を有する軟性の発泡シ
ート31と金属皮膜層32とは相互に補完作用を生ずる
組合せとして役立つ。
従って積層部材3は従来品の芯材のごとく厚手のものに
せずとも薄くて軽量なものにしても充分な強度と防寒効
果が発揮でき、着ぶくれせずに着用状態としては非常に
作業性、行動性が良くなり、防寒衣料としての用途を拡
大できることになる。
せずとも薄くて軽量なものにしても充分な強度と防寒効
果が発揮でき、着ぶくれせずに着用状態としては非常に
作業性、行動性が良くなり、防寒衣料としての用途を拡
大できることになる。
しかも発泡シート31と金属皮膜層32とからなる積層
芯材3は、ナイロン、ポリエステル繊維その他のノーア
イロンタイプの防皺性のある生地からなる表裏生地1,
2間に介在されて表裏生地1,2と部分的に縫合または
融着されているため、洗濯後のアイロンかけは不用とな
り、軟質の発泡シートに対する加熱変化等の生じるおそ
れもなくなり、外観性および独特の風合感を損なわずに
長期使用にも耐えるもので、防寒衣料としての従来の感
覚を御所する画期的なものが提供される。
芯材3は、ナイロン、ポリエステル繊維その他のノーア
イロンタイプの防皺性のある生地からなる表裏生地1,
2間に介在されて表裏生地1,2と部分的に縫合または
融着されているため、洗濯後のアイロンかけは不用とな
り、軟質の発泡シートに対する加熱変化等の生じるおそ
れもなくなり、外観性および独特の風合感を損なわずに
長期使用にも耐えるもので、防寒衣料としての従来の感
覚を御所する画期的なものが提供される。
図はこの考案の実施態様を例示するものであり、第1図
は一部の切欠斜視図、第2図は縫合あるいは融着前の一
部切欠斜視図、第3図は拡大断面図である。 1・・・・・・表生地、2・・・・・・裏生地、3・・
・・・・積層芯材、31・・・・・・発泡シート、32
・・・・・・金属皮膜層。
は一部の切欠斜視図、第2図は縫合あるいは融着前の一
部切欠斜視図、第3図は拡大断面図である。 1・・・・・・表生地、2・・・・・・裏生地、3・・
・・・・積層芯材、31・・・・・・発泡シート、32
・・・・・・金属皮膜層。
Claims (1)
- 1.独立気泡を有する軟質の発泡シートに金属皮膜層が
形成されて一体化された積層芯材がナイロン、ポリエス
テル繊維その他のノーアイロンタイプの生地からなる表
裏生地間に介在され、表裏生地と部分的に縫合または融
着されてなることを特徴とする防寒用衣料。 2、金属皮膜層が金属膜、金属蒸着、金属粉末の何れか
からなる上記実用新案登録請求の範囲第1項記載の防寒
用衣料。 3、金属皮膜層がアルミニウム層からなる上記実用新案
登録請求の範囲第2項記載の防寒用衣料。 4、軟質の発泡シートが発泡ポリエチレンシートからな
る上記実用新案登録請求の範囲第1項記載の防寒用衣料
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977154254U JPS58652Y2 (ja) | 1977-11-16 | 1977-11-16 | 防寒用衣料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977154254U JPS58652Y2 (ja) | 1977-11-16 | 1977-11-16 | 防寒用衣料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5479802U JPS5479802U (ja) | 1979-06-06 |
JPS58652Y2 true JPS58652Y2 (ja) | 1983-01-07 |
Family
ID=29142208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977154254U Expired JPS58652Y2 (ja) | 1977-11-16 | 1977-11-16 | 防寒用衣料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58652Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11905967B2 (en) | 2016-02-26 | 2024-02-20 | Lg Electronics Inc. | Air cleaner |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06238784A (ja) * | 1993-02-17 | 1994-08-30 | Sekisui Chem Co Ltd | 断熱・吸湿性シート及び医療用貼付剤 |
US6599850B1 (en) * | 2000-02-10 | 2003-07-29 | Raphael Heifetz | Flexible reflective insulating structures |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4311505Y1 (ja) * | 1965-11-25 | 1968-05-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51130201U (ja) * | 1975-04-09 | 1976-10-20 |
-
1977
- 1977-11-16 JP JP1977154254U patent/JPS58652Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4311505Y1 (ja) * | 1965-11-25 | 1968-05-18 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11905967B2 (en) | 2016-02-26 | 2024-02-20 | Lg Electronics Inc. | Air cleaner |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5479802U (ja) | 1979-06-06 |
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