JPS586375Y2 - 椅子 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本願は、背部と座部とを有し、座部上面に座クッション
を載置する椅子に関し、座部上面から座クッションが移
動しないようにこれらを簡単に結着することが出来、而
も複数の椅子を並列するときにこれらの椅子が分離しな
いように簡単に連結することも出来るようにしたもので
、その実施例を以下図面について詳述すると、Ａは背部
１と座部２とを有し、座部２の下方に脚を備えて成る椅
子本体で、座部２の上面に座クッション３が載置される
。

前記座部２の上面左右位置には、ベルクロファスナ４が
取付けられており、また前記座クッション３の下面左右
位置には前記ベルクロファスナ４と結着するベルクロフ
ァスナ５が取付けられている。

このベルクロファスナ５は、前記ベルクロファスナ４の
ほぼ÷の横巾ｌ′を有しており、これが前記ベルクロフ
ァスナ４の内方半田部と結着するように座クッション３
の側縁より稍々内方に偏位して取付けられている。

６は椅子本体Ａを連結するため隣接する椅子本体Ａの前
記ベルクロファスナ４の外方半田部同志に跨って結着さ
れる連結用ベルクロファスナで、前記ベルクロファスナ
４とほぼ等しい横巾ｌをもっている。

しかして椅子本体Ａの座部２上に座クッション３を載置
してベルクロファスナ４と５とを結着するのきは、座部
２に対し座クッション３を正しい位置に載置し得ると共
に、使用中に座クッション３が移動したり、座部２より
鋭部２より脱落する慣れがなく、また複数の椅子本体Ａ
を相互に連結するときは、連結用ベルクファスナ６を隣
接する椅子本体Ａのベルクロファスナ４の外方半田部同
志に跨って結着すればよく、この場合該連結用ベルクロ
ファスナ６がベルクロファスナ５と重合することがなく
、而も連結状態において連結用ベルクロファスナ６が露
出することがない。

以上のように本願によれば、座部に対し座クッションを
常に正しく載置しておくことが出来て体裁がよく、而も
座部に対し座クッションを結着するベルクロファスナの
一部を連結用ベルクロファスナの結着のために利用する
構成としたので構成が簡単であると共に椅子相互の連結
及びその分離操作も容易に行うことができかつ連結状態
及び非連結状態のいづれの場合においてもベルクロファ
スナが全熱露出しないので、体裁を損う惧れもないなど
の利点を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本願の実施例を示すもので、第１図は座クッショ
ンを一部省略した連結状態の斜視図、第２図は一部を裁
断して示した連結状態の正面図、第３図は第２図イ部の
拡大図である。 図中Ａは椅子本体、２は座部、３は座クッション、４．
５はベルクロファスナ、６は連結用ベルクロファスナ、
ｌはベルクロファスナ４及び連結用ベルクロファスナ６
の横巾、ｌ′はベルクロファスナ５の横巾で゛ある。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 椅子本体Ａの座部２の上面左右側位置にベルクロファス
   ナ４を取付け、また前記座部２の上面に載置される座ク
   ッション３の下面左右位置にはその側縁より内方に偏位
   して、前記ベルクロファスナ４の内方半田部と結着する
   ベルクロファスナ５を取付け、且つ前記ベルクロファス
   ナ４の外方半田部と結着しその外方半田部のほぼ２倍の
   横巾をもつ連結用ベルクロファスナ６を備えて成る椅子
   。