JPS585917A

JPS585917A - 保護継電器

Info

Publication number: JPS585917A
Application number: JP10330681A
Authority: JP
Inventors: 博渡辺; 「しぶ」谷　豊次郎
Original assignee: Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1981-07-03
Filing date: 1981-07-03
Publication date: 1983-01-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は保護継電ｆＦ１ｍ関し、特に銀移行現象を防止
する防食の改ｊＬｌユ関する。

電力系統を保護する保護継電器はそれ自身単体で使用さ
れることはなく、これを収納する配電盤に４２り付は付
帯の種々の機能を満足するシステムとして使われるのが
常であった。

従って配電盤として保護継電装置セットで使われるわけ
であり、大気環境が汚染されている今日、配電盤に糾み
込んだ保護継電装置セットで腐食環境１″−耐えればよ
いという考え方があった〇一方使用者側の一部では規格
では保睡継電器単体と、保護継電装置システムとは別の
ものであり、たとえ重騙食の環境条件であっても継電器
単体として、使用１：耐え、通常の寿命を満足すること
を要求される例があった。

従来の高性能な継電器で祉電気回路１：接点を有し、回
転動作−二はスプリングを使用しているので。

菖腐食の環境すなわち、腐食性ガスがかなりあり、また
日常サイクルの高い相対湿度や、要求される相対湿［９
０％というような条件でＦｉ１年以内≦二腐食して自然
の環境を条件として使用できる保護継電器単体を要求さ
れていた。このような場所で期待の長期間１０年〜２０
年本耐える金属材料は現状入手できなかった欠点がある
。

第１図眉二保睦継電器と配電盤の組み合わせた関係の一
例を示す。箱体１．ペース２．扉３．パネル４．保護継
電器５．内部配線６．外線用端子台７、制御ケーブル８
．ケーブルビット９．雰囲気１０　、配電盤内空気ｌ］
等で構成されている。

本発明の目的は保護継電器単体としての保鏝ケース内ｌ
二収納される縦電要素の空気環境を改善して、大気中腐
食より防護するために除湿した微圧の空気を送気して、
ニアリングを実施すること１：よ抄、絶縁材料から発生
する微量のアンモニアガスも排除し、周辺の腐食性ガス
、高い相対湿度の空気の侵入を防止でき内部配線が容易
外防食継電器の提供１こある。

以下本発明を第２図（：示す一実施例Ｃ；よりその構成
を統御する。配＊Ｍの箱体１．ベース２．扉３、パネル
４．保−継電餡５．内部配＠６．外線用端子台７．制御
ケーブル８．ケーブルビット９゜雰囲気１０．配電盤内
空気１１．減圧弁１２．止弁１３　。

高圧９気配管１４．該圧空気配管１５．管継手１６．除
湿高圧空気１７　、除湿微圧空気１８　、漏気１９等よ
り構成されている。

第３図は防食継電器のニアリングを示す概念図である。

保誇継電器ケース５Ａ、配電盤内配＠６゜微圧空気配管
１５．管継手１６　、除湿微圧空気１８．漏気１９．逃
れ空気、端子座２１　、通気孔２２．密閉ケース２３．
１ｋ２４．ラツビ／グ四、圧着端子あ、バッキングｎ、
バッキング側。ネジさ、ネジ（９）、バッキング３１．
ネジ３２．ネジお、リレー配線あ、継電要素あ、バッキ
ングあ、ガラス窓枠３７．接着剤あ。

覗きガラス３９．押えつめ４０．止めナラ）　４１　、
ケース固定用孔４２．多端子コネクター４３等で構成さ
れるＯ本発明のように保護継電器ケース５Ａ内Ｉ：除湿した微
圧の空気１８を送気すると、現在の保護継電器では、完
全密閉とはなっていないため漏気１９が適尚Ｃ二あるの
で、換気が適当Ｃ二得られることになる。

この漏気１９に伴なって、絶縁物より発生する微量のア
ンモニアガスも一緒Ｃ二外へ排出されることになる。

一般に金属の腐食の要因は温度、相対湿度、腐食性ガス
の種別と濃度で大きく左右される。これを第４図から第
６図で説明する。

第４図は保瞼継電器が常用の使用される温度範囲の腐食
量の傾向で低温〜高温の差祉大きくても３倍以下と考え
られている。

第５図は相対湿度と腐食量の関係を求めたもので塩素系
のガスでは相対湿度３ｏ−前後で急激な促進があるが一
般Ｃ：は５０−〜６０チ程度を境にそれ以上の島湿度環
境下では大幅な腐食量の急増が観測されており、条件（
−よって社湿潤してしまうため転置ではなく湿食の領域
となってしまうことＣ二なる。

第６図は腐食性ガス濃度と腐食量の関係を示すもので、
カーブＣは腐食性の強いガス、カーブＤは腐食性の弱い
ガスの例を示しておりガス種別と金属の組み合わせで多
数のカーブが得られている０しかし腐食性ガスの場合検
出限界以下の量から検出可能量近傍からやや含有〜高濃
度、許容限界内。

限界以上と種々変化するが、ある程度のガス濃度では急
激に腐食が促進され、それ以上では腐食が鈍化すること
が観測されている。

この３条件で、相対湿度が急増点以下であれば腐食は非
常に不活溌で抑制効果が大であるＯこの相対湿度が低い
状態で腐食性ガスが多少存在しても腐食作用Ｆｉｌ”ｌ
とんどないことが実験結果で得られている〕この様な結果から、保護継電器内Ｉ：除湿した微圧の空
気を送り込むことにより、相対湿度の関係で腐食量が一桁以上低下できる。

腐食性ガスが侵入してこないためＣ二、ここでも腐食量
が一桁以上低下できる。

また内部で発生するアン峰ニアガスも排出してしまうの
で良い結果が得られる。

相乗効果として２桁以上の腐食量の低下が得られるため
保睡継電器の腐食ｌ：関する寿命Ｆｉ１００倍継上延長
でき、これにより十分期待の１０−２０年とＷλう寿命
を確保することができる。

また多端子コネクターを密閉ケースおの蓋冴を介して用
いることにより内部配線が極めて容易ぽ二できる。

また仔細継電器１台ととぎ二減圧弁を設けても効果は同
等である。

さら湯；保護継電器に排気用のゼロガバナを散り付けて
も、エアパージ機能、除湿機能は変化ないので換気が調
整できるだ叶で、効果は同等である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の保護継電器と配電盤の断面図、第２図は
本発明の保睡継電器と配電盤の一実施例を示す断面図、
第３図は本発明の保睦継電器の一夷ＩＩａ例を示す概念
図、第４図は温度と腐食量の関係を示すグラフ、第５図
は相対湿度と腐食量の関係を示すグラフ、第６図は腐食
性ガス濃度と腐食量の関係ケ示すグラフである。１・・・箱体　　　２・・・ベース　　３・−扉４・・
・パネル　　　　　５・・・保禮継電器６・・・内部配
線　　　　７・・・外線用端子台８・・・制御ケーブル
　　９・・・ケーブルビットｌＯ・・・雰囲気　　　　
　１１・・・配電盤内空気１２・・・減圧弁　　　　　
１３・・・止弁１４・・・為圧窒気配管　　１５・・・
微圧空気配管１６・・・管継手　　　　　１７・・・除
湿高圧空気１８・・・除湿微圧空気　　１９・・・漏気
５ム・・・保腫継を器ケース２０・・・逃れ空気　２１・・・端子座　　２２・・・
通気孔お・・・密閉ケース　　　ム・・・量５・・・ラツピング　　　２６・・・圧着端ｒ・・・バ
ッキング　　　あ・・・バッキング３２・・・ネジ　　
　お・ネジ　　　あ・・・リレー配線３５・・・継Ｗ要
素　あ・・・バッキング　３７・・・ガラス窓枠あ・・
・接着剤　　３９・・・曖きガラス　４ｏ・・・押えっ
め４１・・・止めナツト　　　４２・・・ケース固定用
孔４３・・・多端子コネクター

Claims

【特許請求の範囲】

継電器の外線接続端子部■：継電器ケース内Ｃ；貫通す
る通気孔を設け、この外線端子部全体を密閉ケースと蓋
で包み、外線は多端子コネクターを用いて接続し、継電
器ケース内（二除湿した微圧空気を送気することを特徴
とする保護継電器。