JPS5858600B2 - 致命傷を与えない発射飛翔体 - Google Patents

致命傷を与えない発射飛翔体

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JPS5858600B2
JPS5858600B2 JP9742875A JP9742875A JPS5858600B2 JP S5858600 B2 JPS5858600 B2 JP S5858600B2 JP 9742875 A JP9742875 A JP 9742875A JP 9742875 A JP9742875 A JP 9742875A JP S5858600 B2 JPS5858600 B2 JP S5858600B2
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NIKO PIROTEHINIIKU HANSU YURUGEN DEIIDERITSUHISU KG
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば暴徒のような無法者の群れを鎮圧捷たは
分散させるための、致命傷を与えない発射飛翔体に関す
る。
最近の大暴徒の目に余る暴行は多数の暴徒制圧器の開発
、とりわけ、ライフル銃で発射される催涙ガス弾トよび
その他の型式の発射飛翔体、あるいは會た、暴徒を制圧
するために軍隊トよび警察によって使用される種々の、
手で保持される武器の開発に拍車をかけた。
官憲当局は、殺教・永久負傷・不興を惹起させることな
しに暴徒を分散・制圧する発射飛翔体を常備しておくこ
とが望ましい。
遺憾ながら、これ賛で提案された形式の暴徒制圧用飛翔
体は重大な諸欠陥を有している。
余りにも近くの至近距離から、つ1り直射程から発射す
ると、飛翔体は、標的となる個人に重傷を負わせろこと
になる。
他方、例えば催涙ガス弾のような公用の暴徒制圧用飛翔
体は、例えば暴徒の投げつける石のような危険物の投擲
距離範囲から充分な安全距離をとって警官が発射する場
合には的中率がきわめて低い。
ところでリング翼型弾薬が米国特許第 3877383号明細書に基づいて公知になっている。
このような飛翔弾はリング翼型寸たは環状翼、つ1す、
1つの翼壁横断面をその下方に位置する1つの軸線を中
心としてかつ前記翼壁横断面の長手方向に平行に360
0回転せしめることによって生じる回転体から成ってい
る。
このリング翼内部の中空室は装填剤および爆薬列を内蔵
している6特に前記特許明細書に記載の飛翔弾は、厚い
リング翼壁の動的浮揚体から戒り、これはジャイロスコ
ープ安定性のために、発射砲によって与えられる約20
0Orpm以上のスピン(回転)を利用する。
通常この飛翔体は、中立に近い静的安定性ならびに、反
覆用能な弾道と射程距離を生せしめる空力性能特性を有
している。
これらの空力特性は、飛翔体を下方へ引張ろうとする重
力に抗した揚力の発生と低抵抗翼型とに基づいている。
装填剤を収容できるようにするために翼横断面は25φ
翼弦長以上でなければならない。
暴徒制圧のためにリング翼壁飛翔体を使用するに当って
重要なことは、発射速度が比較的低速であり、常に例え
ば約91.44 m/ sec、以下の亜音速で発射す
ることである。
低発射速度と大射程距離を有するということは、直射柱
(標的心距離で発射した場合にも人体に的中して致命傷
を与えることがなく、しかも暴徒が投げつける石の投擲
距離外の距離例えば50〜100mの距離からも発射で
きるようにするための、暴徒制圧用飛翔体の必須要件で
ある。
本発明の第1の目的は、飛翔体それ自体を変形させて比
較的広い範囲にわたって拡散させ、かつまた直射柱から
人体に的中した際にも運動エネルギに基づいて致命傷を
与えることのない暴徒制圧剤を内蔵するような発射飛翔
体を提供することである。
本発明の第2の目的は、遠距離からも正確に的中させる
ことのできる、暴徒制圧剤を内蔵した発射飛翔体を提供
することである。
本発明の第3の目的は、標的範囲に装填剤を著しく拡散
させる脆弱なリング翼壁を形成することである。
端的に言って本発明のリング翼壁発射飛翔体は比較的厚
くて太いリング翼壁体である。
致命傷を与えない装填剤はリング翼壁内部に保持され、
かつリング翼壁の材料と構造は、衝突時に破砕するよう
に脆弱である。
リング翼壁飛翔体の材料は発射スピンに伴なう遠心力に
より破壊点近くに達する1で応力を受け、衝突によって
惹起される付加的な力がリング翼壁を破壊して装填剤を
解放するのである。
次に図面につき本発明の詳細な説明する。
第1図に示すように脆弱なリング翼壁飛翔体1は衝撃に
応じて破砕または破裂して、衝撃範囲に装填剤2を放出
する。
この場合「脆弱」とは、衝撃を受けた時に飛翔体を破壊
させて本来の装填剤を拡散せしめるような非弾性的な破
砕性を意味するものである。
第4図〜第15図に示したようにリング翼壁飛翔体1は
、内壁3と外壁4とを有する1つのリングであり、該内
壁と外壁とは前縁5と後縁6のところで接合されて釦す
、両壁間には装填剤2を収容するスペースが介在してい
る。
内壁3と外壁4が翼形状に成形されているのは勿論であ
り、かつ両壁共に20φ以上の翼厚比を有している。
リング翼の直径は、内壁3$−よび外壁4の露出表面積
によって規定され、かつ使用時には破断バンド14が外
壁4の周面に装着される。
本発明の主目的は、投擲されるというよりも、むしろ発
射される非致命的な安全飛翔体を提供することであるか
ら、リング翼のために使用される材料はプラスチック、
ゴムなどのように特に軽量で、軟質でなければならない
可撓性の軽プラスチックは公知であり、それゆえに、飛
翔体の実際の製作材料は本発明の要旨部分を形成するも
のではない。
特に外壁4には、衝撃時の破砕を助長するために薄肉部
もしくは弱化部分を設けることが可能である。
このような対策は説明する1でもなく公知である。
図面には、衝撃時の完全な破裂を保証するリング翼壁飛
翔体の有利な構造が図示されているが、これは比較的粗
野な取扱いにも耐え、しかもその場合発射以前に破裂を
誘発するようなことはない。
リング翼壁飛翔体は、約91.44m1sec−を超え
ることのない亜音速発射速度の低速飛翔体であるので、
リング翼壁強度に対比して飛翔体のスピン(回転)速度
が著しく大きくなるようにしてむけば、飛翔体は申し分
なく破裂することができる。
前記スピンに基づく遠心力は、リング翼壁をその破壊点
にほぼ達する1で負荷する。
それゆえに衝撃がソフトな場合でさえも、これによって
壁応力は破壊点を超えさせるほど増大する。
なお念のために付記しておくが、ライフル銃のような機
械的発射銃器トよび銃器アダプタ7(第2図)は200
0 rpm以上、通常4000〜6000 rpm の
スピンを与えることができる。
リング翼壁は高速スピンによって負荷されない限り破壊
されないので若干の安全性が得られる。
リング翼材料は、誤操作の場合では破壊することのない
ような、安全操作のために申し分のない強さに製作する
ことができる。
また、リング翼壁飛翔体が万一破砕せずかつ装填剤を解
放することなしに着地し暴徒によって投げ返されるよう
な場合にも、このリング翼壁飛翔体は、スピンによるプ
レストレスが欠如しているため衝撃を受けても破裂また
は破砕することはない。
発射手段としてライフル銃が図示されてはいるが、飛翔
体はピストルアダプタから、あるいはこの安全使用だけ
のために設計された手で把持される特別の銃器から発射
することもできる。
致死に至らしめないために本発明のリング翼壁飛翔体の
有利なサイズは約50乃至76關である。
飛翔体の最小限のサイズは原則的には人の眼球に衝突し
ない程度であるが、最大限の場合でも、衝撃エネルギが
顔面を圧砕しない程度の寸法でなければならない。
本発明の安全リング翼壁飛翔体の利点は、発射速度が比
較的低速度で約91.44 m/ see、以下、殊に
有利には76.2乃至91.44 m/ sec、であ
るにもかかわらず的中率が高く着弾距離が比較的大きい
ということである。
ライフル銃に装備された銃器アダプタ7(第2図、第3
図参照)から発射されたリング翼壁飛翔体は約100m
tたは100ヤードの標的にも的中し、かつ催涙ガス弾
に比較してリング翼壁飛翔体の弾道は比較的フラットで
ある。
すでに述べた実施例では、破砕可能なリング翼壁飛翔体
1は、軟質ゴムまたはプラスチックのような軟質の弾性
材料製の筒形容器である。
第4図から判るように内壁3はバラストリングを形成す
る肩部9によって接合された外壁4と一体に(例えば注
型)成形されている。
内壁3は外壁4の内部へ折返され、内壁3の縁部10は
、内壁3と外壁4との間に装填剤2を装填したのち外壁
4の縁部11に熱封式に接合されて後縁6を形成する。
図示のリング翼壁飛翔体構造はクラークY翼型の変化形
である。
リング翼は、異なった翼厚比をもった2つの翼壁を背中
合わせに合成することによって厚く形成されている。
両称呼翼厚比は22多と11優であり、かつ、合成され
たリング翼は28.5%の翼厚比を有している。
しかしながら本発明の思想を逸脱しない範囲で合成リン
グ翼が少なくとも20係の称呼翼厚比を有するように、
背中合わせの翼壁横断面を形成することも可能である。
装填剤2としては、致命傷を与えないように適用すると
いう要求を適える物質例えば粉末、液体、カプセルで密
閉されたグル咬たは液体釦よびペレット状の催涙物質が
使用され、このような装填剤2は内壁3と外壁4との間
のスペース内に、後縁6をシールする前に公知の充填・
配量装置によって装填される。
外壁4内には公知の注型法によって周方向に凹設部12
が成形されており、かつまた外壁4には公知の切削法に
よって非連続的な鋸歯状スリットラインの形のスリット
13が形成されている。
負荷時低伸び率の可撓性材料から成る弾性的な破断バン
ド14内には公知の形式でパーフォレーション15が形
成されている。
破断バンド14は前記凹設部12内に接着されており、
しかも破断バンドの各パーフォレーションラインの一端
が、前記凹設部12の一方の縁部でスリット13の2つ
のラインの交点と合致するように配置されている。
その場合パーフォレーション15のラインの他端は、第
7図および第8図から判るように凹設部12の能力の縁
部で、互いに交わる1対のスリットライン間の中点に位
置することになる。
装填剤2を装填する前に取付けられる破断バンド14は
、飛翔体1内へ装填剤2を装填するあいだに、あるいは
装填剤を装填した飛翔体1の貯蔵・輸送・操作中、ある
いはまた目標に衝突する前の飛翔中にも前記スリット1
3が裂けてその開口から装填剤が漏洩するのを防止する
前記ハーフオレージョン15は、飛翔中のスピン(20
00rpm以上)に基づく遠心力が、プレストレスのか
かった破断バンド14を構造上の破壊点近くに1で負荷
するように破断バンド14の強さを制御するので、破断
バンド14は第1図に示したように目標に衝突した際に
変形・裂開せしめられ、目標範囲に装填剤を拡散させる
ことになる。
第15図には飛翔体の異なった実施例が示されている。
リング翼壁飛翔体29の前縁と後縁はフオームプラスチ
ックから成る一体構造であり、かつリング翼壁のセンタ
には環状のキャビティ30が形成されている。
装填剤を充填するために2つ割りの薄肉のフラップ31
が飛翔体の外側に設けられている。
第15図に示した実施例では装填剤は脆弱な環状バッグ
32内に予め充填されている。
前記キャビティ30内に環状バッグ32を充填したのち
前記フラップ31は露出したキャビティ30を塞ぐため
に接着結合される。
図示されてはいないが場合によってはリング翼壁飛翔体
29の外周に破断バンドを巻きつけて、2つ割り″フラ
ップ31間の接ぎ目を被覆することが可能である。
いずれにしても飛翔体29は衝突時にフラップ31の接
合部を破壊させて装填剤を解放するように構成されてい
る。
また飛翔体の外壁にスリットを設けて複数の小さなフラ
ップを形成し、破断バンドによって閉鎖状態に保つこと
も可能である。
また破断バンドを、パーフォレーションを有するか、咬
たは有していない紙のような材料で製造することもでき
る。
第15図に示した飛翔体によって得られる利点は、装填
剤によってではなくて運動エネルギのみで暴徒を制圧し
しかも運動エネルギによって決して致命傷を与えること
のないような飛翔体をも注型によって大量生産できるこ
とである。
このような目的のためにはキャビティ30には、軽量フ
オーム物質が、あるいは、重心点を制御するために密度
の高い非フオームプラスチック物質のバラストリングが
充填され、かつフラップ31がキャビティに接合される
この場合バラストの密度と位置むよびフオームプラスチ
ック成分の密度は、致命傷を与えることなしに最大衝撃
効果を与えるための、所望の飛翔到達エネルギと全衝突
エネルギを生ぜしめるように可変である。
第9図、第10図および第11図には、暴徒制圧剤を収
容する多数の隔室を有する注型による2部構成式の飛翔
体が示されている。
飛翔体の後部区分では外壁20、内壁23″J=−よび
隔壁21は注型法により一体に成形されている。
飛翔体の前部区分24はバラストリングとして別個に成
形される。
このようにして飛翔体の内部は8つの等しい隔室に仕切
られてかり、該隔室は充填剤を一層均一に分配すること
を保証し、これによって一層良好なジャイロスコープバ
ランスと、発射時のスピン加速力に耐える一層頑丈な構
造が得られる。
飛翔体の組立時、前部区分24が後部区分に装着される
前に前記隔室には装填剤が充填される。
機械的なロック部26によって内壁23は前方区分24
に緊定される。
外壁20は第9図示・よび第10図に示すようにバンド
捷たはコード27をぴったり装着することによって前方
区分24に固定される。
バンドまたはコード27は溝22内へ嵌合している。
バンドまたはコード27は、飛翔中スピンカが機械的な
破壊点近くオでバンドまたはコードを予め負荷するよう
に設計された破断部材として構成されている。
また外壁20は符号25の部位に薄肉部または弱化部を
有しているので、これらの部位25は外壁あ他の部位よ
りも一層容易に破損することができる。
図面では、この弱化された部位25は隔壁210間の中
間に位置しているが、しかしながら有利と思われる限り
他の位置に設けることもできる。
前記の弱化部位25は、破断バンドまたは破断コード2
7が目標的中時の衝撃に基づいて破損する際に、外壁2
0を圧迫する装填剤によって前記の部位25に沿って裂
開されるように構成されている。
また第7図に示した実施例の場合のようなスリットち・
よび破断バンドを設けることも可能である。
第12図、第13図ち−よび第14図にはセグメント式
飛翔体が図示されている。
飛翔体は8つのセグメント33から成っているが、第1
2図には6つのセグメントだけが示されている。
個々のセグメント33はさね継ぎによって互いに嵌合し
、しかも一方のセグメントのさね柄34!′i隣接セグ
メントのさね溝35内に嵌合するようになっている。
飛翔体前方部分近くのリング36と、飛翔体後方部分近
くのリング37が第13図に断面して示されている。
これらのリング36.37はセグメント33を互いに整
合させる。
リング36は、バラストリングとして飛翔体の重心点を
正しく位置させるために、セグメント33よりも重いが
比較的軟質の材料で製作されている。
セグメント33をリング36.37と共に組立てる際、
第6図に示したようなパーフォレーション15を有する
破断バンド14は1.セグメント33およびリング36
,37をオとめて保持しかつ、第6図に示した飛翔体の
場合と同じように、飛翔中ならびに目標的中時に機能す
る。
キャビティ38は暴徒制圧剤を収容する。
第14図の断面図に示した隔壁39は、飛翔中に重量を
良好に分布させるために装填剤を仕切っている。
図示の隔壁39はセグメントの中心に配置されているが
、しかじさね納34の部位のような別の個所に設けられ
てもよい。
目標的中時に破断バンド14は破断しかつセグメント3
3はリング36.37から外れるので、装填剤はセグメ
ント33の開口両端から自由に散乱する。
セグメント33を互いに接合する際さね納34によって
さね溝35内に嵌合する各セグメント内に隔壁39を別
体の部材として設ける場合には一方の隔壁39は、第1
のセグメント33にさね納34を形成する部位に挿入さ
れてリング36に取付けられる。
次いで第1のセグメント33のキャビティ38に暴徒制
圧剤が充填されかつ他方の隔壁39がさね溝35内に配
置され、こうして前記第1のセグメントはシールされる
次いで第2のセグメントが、先きに充填された第1のセ
グメントの上に配置され、かつ第1と第2のセグメント
から成るアッセンブリは、第2のセグメントが隔壁でシ
ールされるように回動せしめられる。
次いで第3のセグメントが第2のセグメントの上に載置
され、かつ第1〜第3のセグメントから成るアッセンブ
リは、第3のセグメントが充填・シールされるように回
動せしめられ、このようにしてすべてのセグメントは組
立てられ、かつ装填剤の充填された閉じたリングを形成
する。
この後、破断バンド14が飛翔体の外周に装着されかつ
飛翔体全体は発射準備が完了する。
セグメント式飛翔体の利点は、セグメントの成形ならび
に隔壁の成形および配置が容易であり、破断バンドが破
壊する的中時の機能が確実であり、衝突の形式は無視し
ても各セグメントの両端が的中時に完全に開くので暴徒
制圧剤の拡散効率が一層大になるということである。
第9図、第10固転よび第11図に示したセグメントな
らびに第12図、第13図および第14図に示した多隔
室は飛翔体の装填剤を細分割するので、輸送中の振動ト
よび貯蔵によって装填剤が片寄って空所が生じることは
なく、従って飛翔体の空力学的な不安定が生じることも
ない。
リング翼壁飛翔体が、銃器8つ1リライフル銃に装着さ
れた銃器アダプタ7から発射される場合、推進力は、サ
ボーと呼ばれる装着筒16を銃器アダプタ7から分離さ
せ、リング翼壁飛翔体をその比較的フラットな弾道へ解
放させる。
装着筒16は重量フオームプラスチック材料から製造さ
れ、これには多数のフィンガ17が形成されている。
これらのフィンガ17は第8図から判るように、装着筒
16の基部18のアンダーカット部19から飛翔中に遠
心力によって引き裂かれ、それによって飛翔中に装着筒
16から飛翔体1は解離することができる。
アダプタ7は通常、飛翔体1に所望のスピン数を与える
ように設計されている。
装着筒16は多数の片に分裂し急速に減速しかつ即座に
地上へ落下する。
図示の装着筒16の代りに、飛翔体の発射中に発射銃器
/アダプタによって保持される固定装着筒を用いること
ができる。
この使用によって発射銃器/アダプタの銃口から発進す
る物体を飛翔体自体に制限することが可能になる。
第4図に示した実施例では内壁3と外壁4との交わる部
位に肩9を形成するために飛翔体壁は厚く成形されてむ
り、前記肩9は、リング翼壁の重心点をコントロールす
るバラストとして働くのに充分な材料重量を有している
このようなバラストは図示の他の実施例の飛翔体にも構
成されている。
リング翼壁飛翔体は、丸味をもった前縁5を前にしかつ
薄刃状の後縁6を後ろにした飛翔姿勢で飛び、かつ飛翔
体は第7図に示したように時計回り方向に回転する。
リング翼壁飛翔体はスムーズな低抵抗翼型の形状を有し
ているので、飛翔中のリング翼壁飛翔体の速度低下於よ
びスピン減退が最小限に抑えられ、従って、発射時に与
えられる運動エネルギと遠心力が保たれる。
従って射程距離が短ければ、例えば30〜100mの場
合、飛翔体特に破断バンド14にかかる周方向の負荷は
大きくかつ迅速に増大し、かつ遠心力によって、破断バ
ンド14は、これに穿設されたパーフォレーション15
01列またはそれ以上の列の個所で完全に破断せしめら
れるほどになる。
lた装填剤の全遠心力は飛翔体1の外壁4を圧迫するの
で、スリット13も構造的に変形・破壊して裂開しくあ
るいは第15図に示した実施例では多数のフラップ31
が裂開し)、第1図に示したように装填剤2を解放せし
めることになる。
その場合、飛剛体の高速スピンに基づく個々の装填剤粒
子の高い接線速度は、飛翔体の破砕によって装填剤が解
放されると、標的範囲で装填剤を煙雲状に拡散せしめる
本発明のリング翼壁飛剛体は低抵抗性、揚力に基づくフ
ラットな弾道訃よび正確さを有しているので、所望の点
標的つ1り特定の暴徒に対してのみ制圧効果を発揮する
程度の量の装填剤を拡散させるような距離から点標的に
狙いをつけて飛翔体を発射することが可能になる。
これによシ必要以上の広範囲を装填剤で汚染する不都合
がなくなり、ひいては、点標的だけを装填剤に曝すこと
が保証される。
例えば本発明のリング翼壁飛剛体を約100mの距離か
ら1つの窓内へ発射したり、あるいは30〜50mの距
離に居る特定の個人に的中させ、衝突時に例えば催涙ガ
スまたは着色マーキング剤を解放させることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はリング翼壁飛剛体の破裂状態を暗示した斜視図
、第2図はライフル銃の銃口に装着された銃器アダプタ
の暗示図、第3図は銃器から飛翔体を射出するための銃
器アダプタと装着筒と飛翔体を互いに解離して示した斜
視図、第4図は延長した内壁を有する飛翔体の暗示図、
第5図は飛翔体の部分図、第6図は破断バンド、外壁に
設けたスリットおよび内部形状を示す飛翅体を部分的に
切断した斜視図、第7図は飛翔方向と飛翔中の回転方向
とを示す飛翔体の斜視図、第8図は銃器から発射するた
めに装着筒に取付けられた飛翔体を示す図、第9図は2
部構成式の飛翔体の分解斜視図、第10図は第9図に示
した飛翔体の部分的断面図、第11図は第10図の11
−11線に沿った部分的断面図、第12図は一部分を破
断して示したセグメント式飛翔体の斜視図、第13図は
第12図に示したセグメント式飛翔体の部分、内断面図
、第14図は第13図の14−14線に沿った部分的断
面図、第15図は1部構成式飛翔体の部分的断面図であ
る。 1・・・リング翼壁飛剛体、2・・・暴徒制圧剤として
の装填剤、3・・・内壁、4・・・外壁、5・・・前縁
、6・・・後縁、7・・・銃器アダプタ、8・・・ライ
フル銃、9・・・肩、10・・・内壁の縁部、11・・
・外壁の縁部、12・・・凹設部、13・・・スリット
、14・・・破断バンド、15・・・パーフォレーショ
ン、16・・・装着筒、 17・・・フィンガ、18・
・・装着筒の基部、19・・・アンダーカット部、20
・・・外壁、21・・・隔壁、22・・・溝、23・・
・内壁、24・・・前部区分、25・・・弱化部位、2
6・・・ロック部、27・・・バンドまたはコード、2
9・・・リング翼壁飛剛体、30・・・キャビティ、3
1・・・フラップ、32・・・環状バッグ、33・・・
セグメント、34・・・さね柚、35・・・さね溝、3
6゜37・・・リング、38・・・キャビティ、39・
・・隔壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 致命傷を与えない発射飛翔体であって、複数の部分
    から戒る閉じた環状リングの構造体が涙の生状の翼型横
    断面を有し、外見的には前記構造体の直径方向の寸法を
    規定する大きな環状の内面と外面とによって、かつまた
    前記構造体の長手方向の寸法を規定する前縁と後縁とに
    よって形成されている形式のものにむいて、前記構造体
    1が、スピンに基づく遠心力に耐えしかも衝突時に容易
    に変形可能であって比較的広範囲にわたって散乱するよ
    うな弾性的または弾力的に崩壊可能な材料から成ってむ
    り、前記構造体1が、重心点を制御するための、密度の
    高い非発泡材料製のバラストリング9,24,36を内
    蔵し、しかも該バラストリング9,24,36の密度と
    位置が、致命傷を与えずに最大衝撃効果を与えるための
    、所望の飛翔到達エネルギと全衝突エネルギを生ぜしめ
    るように選ばれていることを特徴とする、致命傷を与え
    ない発射飛翔体。
JP9742875A 1975-08-11 1975-08-11 致命傷を与えない発射飛翔体 Expired JPS5858600B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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