JPS5858146B2 - サイクロンのガス出口管 - Google Patents
サイクロンのガス出口管Info
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- JPS5858146B2 JPS5858146B2 JP4654276A JP4654276A JPS5858146B2 JP S5858146 B2 JPS5858146 B2 JP S5858146B2 JP 4654276 A JP4654276 A JP 4654276A JP 4654276 A JP4654276 A JP 4654276A JP S5858146 B2 JPS5858146 B2 JP S5858146B2
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Landscapes
- Cyclones (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は重質油の分解をする流動層反応器内に装着す
るサイクロンの構造に関する。
るサイクロンの構造に関する。
このようなサイクロンにむいては、重質油の分解に際し
て発生するガス及び露点の高い分解生成物が原因して反
応器内面やサイクロン壁面にコーク状物質が耐着堆積し
やすい。
て発生するガス及び露点の高い分解生成物が原因して反
応器内面やサイクロン壁面にコーク状物質が耐着堆積し
やすい。
この発明はサイクロンのガス出口管にかいて、その中央
部に流速の速い渦巻流が、捷た内壁面には流速の遅いよ
どんだ部分が生じ、これがコーク状物質の付着生成の一
因となっていることに着目しこの付着堆積を防止するサ
イクロンの構造を提案するものである。
部に流速の速い渦巻流が、捷た内壁面には流速の遅いよ
どんだ部分が生じ、これがコーク状物質の付着生成の一
因となっていることに着目しこの付着堆積を防止するサ
イクロンの構造を提案するものである。
従来、サイクロンのガス出口管は第1図のように内壁、
外壁ともに円筒形をなし両壁の下端を平面で接続してい
た。
外壁ともに円筒形をなし両壁の下端を平面で接続してい
た。
しかし3次元の水流実験により観察すると従来のガス出
口管においては第1図に示すように、中央部に流速の速
い渦巻流イができ、内壁面に流速の遅いよどんだ部分口
ができることを見出した。
口管においては第1図に示すように、中央部に流速の速
い渦巻流イができ、内壁面に流速の遅いよどんだ部分口
ができることを見出した。
このようなガス出口管を有するサイクロンを反応活性な
ガスあるいは露点の高いガスと固体粒子との分離に用い
るときには、前記の渦巻流の部分あるいはよどんだ部分
に訃いて反応活性ガスの二次的反応が進行したり、露点
の高いガスが管壁に凝縮付着したりするため種々の問題
が生ずる。
ガスあるいは露点の高いガスと固体粒子との分離に用い
るときには、前記の渦巻流の部分あるいはよどんだ部分
に訃いて反応活性ガスの二次的反応が進行したり、露点
の高いガスが管壁に凝縮付着したりするため種々の問題
が生ずる。
たとえばコールタール、シエールオイル、ピッチ、重油
、アスファルト等のような重質油の流動分解に耘いて、
流動層反応器上部に従来のサイクロンを設はガス状分解
生成物から、それに同伴する流動粒子を分離する場合に
は、前記のような部分にコーク状物質が生成・付着し、
次第に堆積してサイクロン内のガス流路を閉塞するため
連続運転が不可能になる。
、アスファルト等のような重質油の流動分解に耘いて、
流動層反応器上部に従来のサイクロンを設はガス状分解
生成物から、それに同伴する流動粒子を分離する場合に
は、前記のような部分にコーク状物質が生成・付着し、
次第に堆積してサイクロン内のガス流路を閉塞するため
連続運転が不可能になる。
この発明はサイクロン1のガス出口管2においてその内
壁3は拡大角αが2°ないし7°の範囲の逆円錐台を形
成し、その外壁4は円筒形をな区内壁の下端5は外壁の
下端6より低くして両下端を下側に凸な曲面7で接続す
ることを特徴とするサイクロンのガス出口管を提案する
ものである。
壁3は拡大角αが2°ないし7°の範囲の逆円錐台を形
成し、その外壁4は円筒形をな区内壁の下端5は外壁の
下端6より低くして両下端を下側に凸な曲面7で接続す
ることを特徴とするサイクロンのガス出口管を提案する
ものである。
この発明に訃いてサイクロンのガス出口管の外壁は従来
通り円筒形として、ガス出口管の周囲を旋回しながら下
降するガスの流れに対しては伺らの影響も与えないよう
にした。
通り円筒形として、ガス出口管の周囲を旋回しながら下
降するガスの流れに対しては伺らの影響も与えないよう
にした。
−力内壁3は上記のような逆円錐台を形成すよようにす
ることにより、渦巻流へが内壁面に密着して形成される
ため内壁面に流速の遅いよどんだ部分ができることを防
止できる。
ることにより、渦巻流へが内壁面に密着して形成される
ため内壁面に流速の遅いよどんだ部分ができることを防
止できる。
また内壁と外壁との下端接続部をこの発明のように曲面
をもたせるとガス流の反転が円滑に行なわれ、下端接続
部に釦いてガスが停滞しなくなるし筐た不必要な小渦流
の防止もされる。
をもたせるとガス流の反転が円滑に行なわれ、下端接続
部に釦いてガスが停滞しなくなるし筐た不必要な小渦流
の防止もされる。
従ってこの発明のガス出口管を有するサイクロンを反応
活性ガスあるいは露点の高いガスと固体との分離に用い
るときは、サイクロン内で局部的に反応が異常に進行し
たり、露点の高いガスが凝縮・付着したりするのを防止
呟装置の連続運転に大きな効果を奏するものである。
活性ガスあるいは露点の高いガスと固体との分離に用い
るときは、サイクロン内で局部的に反応が異常に進行し
たり、露点の高いガスが凝縮・付着したりするのを防止
呟装置の連続運転に大きな効果を奏するものである。
実施例 1
第2図に示すようなこの発明にかかるガス出口管を有す
るサイクロンを流動層反応器上部に設置賦次のような条
件でクラエート原油減圧残油を酸化ニッケル鉱触媒によ
り流動接触分解する場合にpけるガス状分解生成物とそ
れに同伴する触媒粒子との分離に用いたつ 減圧残油処理量 1ton/日 反応温度 500”0 触媒粒径 70〜400μ な訃第2図のガス出口管に訃いて 内壁は拡大角5.4°、下端部の直径25.0mm。
るサイクロンを流動層反応器上部に設置賦次のような条
件でクラエート原油減圧残油を酸化ニッケル鉱触媒によ
り流動接触分解する場合にpけるガス状分解生成物とそ
れに同伴する触媒粒子との分離に用いたつ 減圧残油処理量 1ton/日 反応温度 500”0 触媒粒径 70〜400μ な訃第2図のガス出口管に訃いて 内壁は拡大角5.4°、下端部の直径25.0mm。
上端部の直径41.2mmの逆円錐台を形成し外壁は直
径52.2mへ高さ169朋の円筒形をなし、かつ両壁
下端接続部は曲率半径15朋の下に凸な曲面をなす。
径52.2mへ高さ169朋の円筒形をなし、かつ両壁
下端接続部は曲率半径15朋の下に凸な曲面をなす。
また図に示してないが、内壁と外壁と接続部とのなす空
間に電気ヒータを埋め込み出口管を530’Qに加熱し
た。
間に電気ヒータを埋め込み出口管を530’Qに加熱し
た。
この結果30日以上の連続運転が可能であった。
比較例 1
第1図に示すようにガス出口管の内壁が直径4L2mm
の円筒形をなし、内外両壁下端接続部が平面を形成する
ような従来のサイクロンを用いるほかは実施例と同様の
条件で運転をしたところ、15日間でサイクロンのガス
出口管部にコーク状物質生成・付着して反応器内圧が高
くなったため連続運転を打切った。
の円筒形をなし、内外両壁下端接続部が平面を形成する
ような従来のサイクロンを用いるほかは実施例と同様の
条件で運転をしたところ、15日間でサイクロンのガス
出口管部にコーク状物質生成・付着して反応器内圧が高
くなったため連続運転を打切った。
第1図は従来のガス出口管を有するサイクロンと、その
内部に釦けるガスの流れを示す縦断面図、第2図はこの
発明のガス出口管を有するサイクロンとその内部に耘け
るガスの流れを示す縦断面図である。 1・・・サイクロン、2・・・出口管、3・・・内壁、
4・・・外壁、5内壁の下端、6・・・外壁の下端、7
・・・曲面。
内部に釦けるガスの流れを示す縦断面図、第2図はこの
発明のガス出口管を有するサイクロンとその内部に耘け
るガスの流れを示す縦断面図である。 1・・・サイクロン、2・・・出口管、3・・・内壁、
4・・・外壁、5内壁の下端、6・・・外壁の下端、7
・・・曲面。
Claims (1)
- 1 サイクロンのガス出口管にかいて、その内壁は拡大
角が2°ないし7°の範囲の逆円錐台を形成し、その外
壁は円筒形をなし、内壁の下端は外壁の下端より低く位
置させ両下端を下側に凸な曲面で接続することを特徴と
するサイクロンのガス出口管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4654276A JPS5858146B2 (ja) | 1976-04-26 | 1976-04-26 | サイクロンのガス出口管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4654276A JPS5858146B2 (ja) | 1976-04-26 | 1976-04-26 | サイクロンのガス出口管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52130075A JPS52130075A (en) | 1977-11-01 |
JPS5858146B2 true JPS5858146B2 (ja) | 1983-12-23 |
Family
ID=12750176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4654276A Expired JPS5858146B2 (ja) | 1976-04-26 | 1976-04-26 | サイクロンのガス出口管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5858146B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH047928Y2 (ja) * | 1986-03-31 | 1992-02-28 |
-
1976
- 1976-04-26 JP JP4654276A patent/JPS5858146B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH047928Y2 (ja) * | 1986-03-31 | 1992-02-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52130075A (en) | 1977-11-01 |
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