JPS5858053A - 肢体機能回復訓練装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は拘縮した肢体の機能回復訓練装置に関し、特に
自刃訓練による機能回復の程度に対応して順次荷重負荷
を増大し、肢体関節の可動域拡大をなすと共に筋肉の増
強を促がす装置に関するものである。

リクマチ、ＥＭ卒中による肢体後遺症、外傷後遺症等に
よって上下膜の関節筋肉が拘縮乃至硬直すると日常の生
活動作は極めて困難となル、下肢拘縮の場合は立位維持
は勿論いざシ移動も容易になし得なくなる。このような
上下膜の重度拘ＪＩＮ害に対する従来の機能回復訓練装
置は介助者が装置を介して障害肢体を他動的に運動させ
る治療機が多く用いられていた。更に障害者の自刃で回
復運動をさせる装置においても訓＃！過程の機能回復程
度を逐次測定して運動量を生体医学的に漸次増大させる
適切な装置は、提案されておらず、医師等が障害者の主
観的回復感を問診しながら、経験に基づいて運動量を障
害者に負荷してい”た。

本発明装置は傾斜−角調整可能な基枠に下降停止位置調
整可能な載置板を滑動自在に設けたものでおる。

上記の構成としたことにより本発明は載置板に仰臥した
障害患者は、訓練による機能回復゛に従って、載置板め
下降停止位置を順次下方に移動し、膝関節股関節の屈曲
角度を大きくしながら自刃によって下肢伸展運動を繰返
し、該関節の可動角度域を増大させると共に下肢伸展筋
力を強化するものである。

更に基枠の傾斜角を漸増することにょシ下肢に体荷重の
負荷を漸増して、より筋力を強化するためのものである
。

また、上述した構成の装置両側に一対の把手を設け、両
上肢によ身体荷重に抗して躯幹を上昇させるととくよシ
上肢伸展筋力を強化しようとするものである。

また更に、上記装置に懸垂７レームを設け、上肢で体荷
重に抗して躯幹を上昇させる１１１１　Ｎをすることに
上肢収縮筋を強化しようとするものである。

以下本発明装置の一実施例を添附図面に従って説明する
。

１はパイプを長方形に折曲、し九台枠で、該台枠１の一
端側はノ々イゾ端を上方に折曲した起立部２上に軸受３
を設ける。両軸受３には支軸４により長方形状の基枠５
の一端側を済動自在に枢着すム前記基枠５の両側枠６中
央部下面間にはＵ字形状支持板７を設け、この支持板に
はパワーシリンダ８のねじ杆−９上端を枢着する。一方
、台枠１の両側枠部１０にねじ１１で固定される両摺動
管１２間には板材工３が固設され、板材１３中央には取
付部材１４を介して前記パワーシリンダ８の下端がビア
１５で枢着される。パワーシリンダ８は基部に電動機を
内装し、電動機で回動するねじ管（図示せず）で前記ね
じ杆９を回動して伸縮するものである。このパワ−シリ
７ダ社電動機を用いずねじ杆９に手動ハンドルを装着し
てもよい。

前記摺動管１２は位置移動して側枠部１ｏの適宜の小孔
１７にねじ１１で係止し、基枠５を水平位置から仰角７
０°近傍までその傾斜角を調節可能Ｉｃ固定する。

前記一方の軸受３には目盛盤１８を固設すると共に支軸
４端面には指針１９を設は基枠５の傾斜角を直続する。

基枠５の両側枠部６にはその内側に夫々二個の案内溝２
０．２１が設けられ、上側の＄２０には載置板２３の工
大四隅の取付部２４に軸着されたロー２２５が滑動自在
に装着されている。

基枠５の一端縁には足受台２６を起立すると共に足受台
２６よシ下向に取付板２７を設ける。取付板２７にはノ
そワーシリ／ダ２８の基端を固設ムその伸縮するねぢ杆
２９先端は下側の両＄２１に装着した摺動板３ｏに取付
部材３１を介して枢着される。摺動板３ｏには係止片３
２を起立し、この係止片３２には載置板２３下面に股は
九ストッパ３３と係合する。

足受台２６には１対の取付部材３５を介して足乗板３６
を両＊＊中央部を枢着する。足乗板３６はその裏面凹部
３７が足受台２６に螺挿されたねじ杆３８で押圧され足
乗板３６の傾斜角度を調節する。足受台２６と足乗板３
６との上部間にはばね３９が介在し、尖足（底ｆｆ　）
　、９１者の使用に適した構成とされている。

基枠の先端枠部４ｏには取付部材を介して滑車４１が設
けられ、載置板上端に一端を接続したローズ４２はこの
滑車４１を巻回して先端に重錘４３が重量調整自在に設
けられ、基枠の傾斜角度変化に対して常に載置板２３と
の重量的釣合を計れるようにされている。

基枠の両側枠部６外面にはその長手方向に沿って案内部
材４５を設け、案内部材４５には断面０形状の摺動部材
４６を装着し、この摺動部材４６には逆Ｕ字形状把手４
７を起立し、ピン４８によシ案内部材４５の係止孔４ｑ
に位置調節可能に摺動部材４６を固定する。

両側枠６の先端部下面には受管５０が固着されこの受管
５０には懸垂フレーム５１の両端部が挿通される。

前記載置板２３の下降停止位置を予め設定すべく、一方
の側枠部６上面に目盛５３を刻設し、この目盛５３を指
示するよう載置板２３の下端縁−側部には柔軟な合成樹
脂板からなる指針５４を接着して外側方に突出せしめる
。そして、介助者はパワシリンダ２８のスイッチ（図示
せずンによルねじ杆２９を視認しながら伸縮調整する。

パワーシリンダが手動ハンドルによるジヤツキの場合で
も調整操作は指針の移動を視認しながら行なわれる。

以上の如く構成された本発明の詳細な説明すム先ず患者
肢体の拘縮の程度と運動可能量に応じて、基枠５の傾斜
角度と保合片３２の位置を設定する。

基枠５は通常１０′″〜７０°の傾斜角度域を揺動すれ
ばよく、傾斜角度が大となると摺動管１２を台枠１の内
側方へ移動固定すれば一個のノゼワーシリンダからなる
伸縮支持手段で充分である。

リウマチ等重度の下肢拘縮者は拘縮下肢を自刃では些か
しか曲屈できず、このように曲屈して疼痛が発生する位
置に保合片３２を予め配置して患者を載置板２３上に仰
臥させ１足乗板３６上に足底を乗せる。それから、患者
は自刃で拘縮屈曲肢位を通過して膝関節の伸展位まで下
肢を伸長させる。

このとき基枠５の所定傾斜角度における体荷重分力に抗
して載置板２３を上昇させる。この動作を反復繰返すこ
とによシ下肢伸展筋を増強させると共に膝関節と股関節
の屈伸機能を回復させる。この屈伸機能が痛みを生ずる
ことなく充分に達成可能となると係止片３２を下方へ許
容間隔だけ位置移動する。そして、・移動位置まで載置
板２３を下降させて関節可動域の増大をさせると共によ
シ下肢が曲屈した肢位から伸展する筋力を発揮させる。

また、基枠５の傾斜角度を大にして体荷重分力を許容範
囲で漸増させ、この加重された体荷重分に抗して載置板
を昇降させることによシ下肢伸展筋のみでなく屈曲筋の
荷重保持力をも増大させる。

斯かる機能訓練はその都度目盛板１８と５３とを読み取
って記録し、順次行なわれる次回訓練の際に設定する角
度と係止片の位置の目安とする。そして、基枠５が仰角
７０°まで起立させた位置で訓練できるようになると患
者は日常の起立歩行が可能となってくる。この際、釣合
重錘４３は載置板２３自体の荷重をゼロとして下肢に負
蕎させないようになし、純粋の体荷重分力を負荷対象と
させ。

目盛板５３の負荷調整移動位置を生体学的に正確ならし
めようとしたものである。

両把手４７は下肢筋力を出力せず上肢によシ体荷重分力
に抗して載置板２３と共に躯幹を上昇させ、上肢伸展筋
力を増強させるものである。

懸垂フレーム５１は両上肢でこれを握持し体荷重分力の
負荷に抗して躯幹を上昇させ上肢の収縮筋力を増強させ
るのもである、勿論、係止片３２に漸次下方へ移動する
ことにょル肘関節の屈曲角度域を拡大させると共に基枠
を漸次起立させて筋力増強を計ることもできる。そして
これ等訓練は随次目盛板１８と５３を記録しながら患者
の許容筋力に応じて適確に基枠角度と係止片の設定位置
を決定する。

以上の如き作用を有する本発明装置は従来の他動運動の
如く単に筋肉と関節を柔軟にするのみでなく一飛躍的に
屈伸筋力を増強させると共にこの筋力によ多関節可動域
の急速な拡大をなさせ起立歩行は勿論、上肢による物の
持揚げカや職場の商品処理加工をなす巧緻性をも体得さ
せ得るものである。

更に肢体機能訓練の、ｉ８において、運動量の負荷を機
能回復の程度に適切に対応させながら運動量を逐次測定
してその量を設定する構成としているので、医師等の指
導による限シ運動量の過負荷でストレスを生ずることな
く迅速な機能回復をなさしめることができる。

また本装置に装着したＡワーシリンダは油圧シリ／ダや
手動操作によシジャッキ等の伸縮支持手段であればよく
、基枠の傾斜角度や係止片を無段的に調整可能であル、
難病で多るリフマチ等障害機能の回復の遅速に対応して
精密に位置調整が可能である。

本装置はこれを構成する告部材が装着位置調節可能に設
けられているので、小児から大人に至るまで本装置一台
で訓練することが可能であると共に各部材を取外してコ
ンバク）Ｋ収納梱包が可能でめシ、障害患者の各家庭に
持込みの上容易に訓練をなすことが可能である。

本装置は多様な病原によって発生する肢体障害患者の総
会的訓練装置として極めて有益な効果を奏するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

１ｔｔｉ１図は本発明装置の全体斜視図、第２図は第１
図ＯＡ−Ａｍ！に沿５断面図、第３図は第２図のＢ−Ｂ
線に沿う断面図、第４図は第２図００−０線に沿う断面
図である。 １・・・台枠、４・・・支軸、５・・・基枠、８．２８
・・・パワーシリンダ、１０・・・摺動管、２３・・・
載置板、２６・・・足受台、３６・・・足乗板 特許出願人　山内寿馬

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１７台枠１上には足受台２６を有する基枠５か′伸縮
   支持手段によシ傾斜角度調節可能に装着され該基枠５に
   滑動自在に装着された載置板２３はその下降停止位置が
   伸縮支持手段によシ調節可能とされていることを特徴と
   する肢体機能回復ＩＩＩ　ｍｌ！装置。 （２ン　　前記基枠の両側枠部６に紘固定位置移動可能
   な把手４７を設けたことを特徴とする特許請求範囲第（
   １項記載の肢体機能回復訓練装置。 （３）　　前記基°枠の両側枠先端部には懸垂フレーム
   ５１を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）
   項記載の肢体機能回復訓練装置。 （４）前記足受台２６には足乗板３６が傾斜角度調節可
   能に枢着され、該足乗板３６は足受台２６に螺挿したね
   じ杆３８で足乗板３６を所望の角度位置で支持する構成
   としたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載
   の肢体機能回復訓練装置。 （５）　　前記基枠の支軸４の端部には指針１９を設け
   ると共に台枠の軸受部には目盛板１８を設けて基枠の傾
   斜角度を測定し得るようにしたことを特徴とする特許請
   求の範囲第（１７項記載の肢体機能回復訓練装置。 （６）前記基枠１の一方の側枠部６には目盛５３を刻設
   すると共に載置板２３の下端縁−側部には指針を設けて
   載置板２３の下降停止位置を設定することを特徴とする
   特許請求の範囲＊＜１項記載の肢体機能回復訓練装置。