JPS5854089Y2 - 姿勢測定器 - Google Patents

姿勢測定器

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JPS5854089Y2
JPS5854089Y2 JP12156879U JP12156879U JPS5854089Y2 JP S5854089 Y2 JPS5854089 Y2 JP S5854089Y2 JP 12156879 U JP12156879 U JP 12156879U JP 12156879 U JP12156879 U JP 12156879U JP S5854089 Y2 JPS5854089 Y2 JP S5854089Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
frame
measuring device
posture measuring
posture
subject
Prior art date
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Expired
Application number
JP12156879U
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English (en)
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JPS5639004U (ja
Inventor
久美雄 上野
実 田口
Original Assignee
内田ピ−エス株式会社
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Publication date
Application filed by 内田ピ−エス株式会社 filed Critical 内田ピ−エス株式会社
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Publication of JPS5639004U publication Critical patent/JPS5639004U/ja
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は人体の姿勢測定器に係り、特に背柱彎曲症の発
見に用いる姿勢測定器に関する。
近時、児童、生徒の背柱彎曲症患者が増加の傾向にあり
、学校保健施行規則および健康診断の技術的基準におい
て、児童、生徒の検診を行ない、早期発見に努めている
上記検診の方法は、左右両肩の高さに差があるかどうか
、左右両方の肩甲骨の高さや突出のし方に差があるかど
うか、左右の脇線部分の曲り方に不均衡がないかどうか
、について調べ、さらに両方のてのひらを合わせて両腕
を自然に前に垂し、ゆっくりおじぎをさせ、この間に被
検者の正面または背面側から被検者の背面を見通しなが
ら、眉、背中、腰の順に左右の高さに差があるかどうか
を調べる。
しかして上記検診は、単に被検者を立たせて外観を観察
するのみでは十分正確な判定が難かしく、僅かの初期症
状を見落す危険があることから、この種の検診の精度を
高めるために姿勢測定器が提案されている。
従来知られている上記測定器は、例えば実公昭48−3
5593号公報にみられるように、矩形状の板体の表面
中央部に縦方向の基準線を画き、その両側にこれと平行
して複数本の後彎判定線を画き、また前記基準線と直角
な方向に複数本の側管判定線を画いて図表板を作り、被
検者をこの図表板の前に立たせ、前記の判定線を目安と
して被検者の各部の彎曲度合いを比較しながら調べるよ
うになされたものである。
しかしながら上記従来の姿勢測定器では、検者が図表板
の前に立つ被検者のさらに手前側に位置して検診を行な
うことになるため、検者と図表板との距離が長くなり、
そのため被検者と図表板の判定線との比較がきわめてや
くにくいとともに測定が不正確になり易いという問題が
ある。
また上記欠点を除くために、図表板を透明板で作り、そ
の背面側から検診を行なうようにして、被検者と判定線
とを比較し易くすることも考えられるが、このようにす
ると、検者゛と被検者との間に図表板が介在することに
なるので、検者が被検者の身体に触れて直接姿勢の指示
を与える操作ができず、いちいち図表板の前側に出向い
て指導しなければならないという不便が生じるとともに
、声により被検者に注意を与えるような場合にも、その
声が図表板に遮切られて被検者に正しく伝達されにくい
ものとなるなどの欠点を伴うことになる。
さらに従来の構造のものでは、大きい面積を有する図表
板を必要とする関係−L、重量が嵩み、検査場への持ち
運びが容易でなく、かつその図表板を垂直に安定支持す
ることが容易でないなどの問題か゛ある。
本考案はこれに鑑み、上記従来の測定器の諸問題を解消
し得る姿勢測定器を提供することを目的としてなされた
ものである。
上記目的を遠戚するため、本考案は、直立載置自在とし
た縦長矩形状をなす枠体と、この枠体の左右側枠間、お
よび枠体の上梓と側枠間下方部に架設した横枠間にそれ
ぞれ一定の間隔を置いて紐等の線条を格子状に張り渡し
てなる姿勢測定器において、前記各線条の少くとも一端
に引張りばねを接続して線条を緊張状態に張設し、前記
縦方向の線条の中央部のものを他の線条と識別し得る基
準線条とし、前記枠体の下部には前記基準線条と一致し
て中心を示す表示を施した足載せ用マットを設けたこと
により、足載せ用マット上に被検者を正しい位置に立た
せ、測定器の背後から線条間に手を通して被検者の身体
に直接触れて指示するとき各線条はばねにより伸びて手
の挿入に十分な間隔があき、手を抜けば元の緊張状態に
復して正確な測定ができ、これらによって迅速で正確な
姿勢の測定ができるようにしたものである。
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説明する。
本考案による姿勢測定器1は、パイプ材等の棒状材料を
折曲形成した縦長矩形状の枠体2と、この枠体2の下端
にあってこれを垂直に支持する脚3と、前記枠体2の左
右の側枠2A、2B間に緊張状態で水平方向に等間隔に
張設される後彎判定用の紐4,4・・・・・・と、前記
枠体2の上枠2Cおよび前記側枠2A、2B間下方部に
架設された横枠2D間に緊張状態で等間隔に張設される
測置判定用の紐5,5・・・・・・とからなっている。
前記各組4,5の緊張附与手段は、例えば第4図および
第5図に一部を拡大して示すように、枠体2の一方の側
枠2B、および上枠2Cまたは横枠2Dの一方にそれぞ
ればね掛は具6を溶接等により一定間隔をおいて配設し
く図では側枠2Bについてのみ示している)、紐4,5
の一端に圧着等の手段により取付けた端子7と前記ばね
掛は具6との間に引張りばね8を介装連結し、紐4,5
の他端は他方の側枠2A、および上枠2Cまたは横枠2
Dに形成した孔に通し、て抜は止めして緊張状態に張設
される。
なおこの緊張附与一手段は、ばねに限らず、このほかゴ
ム等の利用も考えられる。
またば九8は片側のみでなく両端ともに設けてもよい。
実施例としては、縦方向中央に張られる基準となる紐4
′を例えば赤色とし、他を白色として色別し、中央基準
線を見易くしている。
また紐4,5の太さは1.5φ程度とする。
図中9は被検者を立たせる位置を示すための中心線10
、足形11.11を表示した軟質塩化ビニール等からな
るマツ)、12.12は持ち運び易くするため側枠2A
、2Bに取付けた取手、13.13は脚3の補強板であ
る。
本考案は上記構成であるから、被検者の彎曲測定を行な
うに当っては、被検者を姿勢測定器1の前に後向きで真
直に立たせ、左右両肩の高さに差があるかどうか、左右
両方の肩甲骨の突出のし方に差があるかどうか、左右の
脇線部分の曲り方(輪郭)に不均衡があるかどうか、に
ついて姿勢測定器1の紐4,5にてらし調べる。
つぎに前屈検査として、両方のてのひらを合わさせ、両
腕を自然に前に垂してゆっくりとおしぎをさせる。
検者は被検者の正面か背面に位置し、肩、背中、腰の順
に左右の高さに差があるかどうかについて同様に調べて
行く。
以上の検査により、姿勢不良、側彎症の凝いのある者を
発見することができる。
特に上記前屈姿勢での検査において、左右の背筋の発達
差の少ない中学生低学年程度の年令の者の場合、その差
が7m/m以上あるときは側彎症の凝いが濃く、これが
1. cmを超える者は明らかにその症状の現れである
から、これらを正確に見極める必要がある。
この点本考案による姿勢測定器は、枠体2に張られた紐
4,5を基準として測定するので、被検者の前および後
方からの観察ができ、前記微小の差も見落すことなく確
実に測定することが可能となる。
したがって本考案姿勢測定器によれば、判定線が枠体に
緊張して張られた紐により形成されていることから、被
検者の前後いずれの側からの測定も自由にでき、そのた
め僅かな症状も見落すことなく正確な測定ができ、彎曲
症の早期発見に寄与すること頗る大である。
また測定に際し、検者が姿勢測定器の後側に位置しての
測定の場合、各線条の少くとも一端に引張りばねを接続
しであるので、線条の間から手を通すことができ、その
ため被検者に直接手を触れて検査姿勢の指示を与えるこ
とができるので正確迅速な検査を行なうことができる。
そして足載せ用マットには位置決め用の中心表示がなさ
れ、また縦方向線条の中央のものを他と識別し得る基準
線条としであるので、被検者を正しい位置に立たせるこ
とが容易にできるとともに背柱彎曲症の検査がやり易く
、これらにより一層正確な検査を行なうことができる。
かつ声による指示も何ら遮切られないので、確実に被検
者に伝達され、これらが相俟って検査を迅速に行うこと
ができる。
さらに本考案による姿勢測定器は、枠体に紐を張設した
構造であるから、きわめて軽量にでき、運搬も容易で安
価に提供することができるなどの種々優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による姿勢測定器の一実施例を示す正面
図、第2図は同側面図、第3図は同平面図、第4図はば
ね掛は具の部分の拡大正面図、第5図は同側面図である
。 1・・・・・・姿勢測定器、2・・・・・・枠体、2A
、2B・・・・・・側枠、2C・・・・・・上枠、2D
・・・・・・横枠、3・・・・・・脚、4,5・・・・
・・紐、6・・・・・・ばね掛は具、7・・・・・・端
子、8・・・・・・引張りばね、9・・・・・・マツ)
、12.12・・・・・・取手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直立載置自在とした縦長矩形状をなす枠体と、この枠体
    の左右側枠間、および枠体の上梓と側枠間下方部に架設
    した横枠間にそれぞれ一定の間隔を置いて紐等の線条を
    格子状に張り渡してなる姿勢測定器において、前記各線
    条の少くとも一端に引張りばわを接続して線条を緊張状
    態に張設し、前記縦方向の線条の中央部のものを他の線
    条と識別し得る基準線条とし、前記枠体の下部には前記
    基準線条と一致して中心を示す表示を施した足載せ用マ
    ットを設けてなる姿勢測定器。
JP12156879U 1979-09-03 1979-09-03 姿勢測定器 Expired JPS5854089Y2 (ja)

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JP12156879U JPS5854089Y2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03 姿勢測定器

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JP12156879U JPS5854089Y2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03 姿勢測定器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5639004U JPS5639004U (ja) 1981-04-13
JPS5854089Y2 true JPS5854089Y2 (ja) 1983-12-09

Family

ID=29353697

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JP12156879U Expired JPS5854089Y2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03 姿勢測定器

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JP (1) JPS5854089Y2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9512563B2 (en) 2009-05-28 2016-12-06 Gp Cellulose Gmbh Surface treated modified cellulose from chemical kraft fiber and methods of making and using same
US9511167B2 (en) 2009-05-28 2016-12-06 Gp Cellulose Gmbh Modified cellulose from chemical kraft fiber and methods of making and using the same
US9512561B2 (en) 2009-05-28 2016-12-06 Gp Cellulose Gmbh Modified cellulose from chemical kraft fiber and methods of making and using the same
US9512237B2 (en) 2009-05-28 2016-12-06 Gp Cellulose Gmbh Method for inhibiting the growth of microbes with a modified cellulose fiber

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9512563B2 (en) 2009-05-28 2016-12-06 Gp Cellulose Gmbh Surface treated modified cellulose from chemical kraft fiber and methods of making and using same
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US9512237B2 (en) 2009-05-28 2016-12-06 Gp Cellulose Gmbh Method for inhibiting the growth of microbes with a modified cellulose fiber
US9512562B2 (en) 2009-05-28 2016-12-06 Gp Cellulose Gmbh Modified cellulose from chemical kraft fiber and methods of making and using the same

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JPS5639004U (ja) 1981-04-13

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