JPS5853937B2 - 破砕整粒機 - Google Patents
破砕整粒機Info
- Publication number
- JPS5853937B2 JPS5853937B2 JP286381A JP286381A JPS5853937B2 JP S5853937 B2 JPS5853937 B2 JP S5853937B2 JP 286381 A JP286381 A JP 286381A JP 286381 A JP286381 A JP 286381A JP S5853937 B2 JPS5853937 B2 JP S5853937B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crushing
- rotor
- plate
- shaped
- classification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水平軸の外側にこれに平行な複数の破砕板或は
破砕棒を備えた籠形の回転子と、この回転子の下半部に
極めて近接するように取り付けられ 1ミリ乃至0.2
ミIJの細かさの多数の小孔を持っている半円筒形の
分級面とを有し回転子の上方より機内に供給された医薬
品工業用薬品、食品等の粉末を回転子の回転成は角往復
運動によって前記分級面上を移動させ、細かな粒子は分
級筒の小孔より落下させ これを通過しないような粗い
ものは回転子の破砕板或は破砕棒で分級筒に強く押し付
けて破砕し強制的に分級筒の小孔を通過させる破砕整粒
機に関するものである。
破砕棒を備えた籠形の回転子と、この回転子の下半部に
極めて近接するように取り付けられ 1ミリ乃至0.2
ミIJの細かさの多数の小孔を持っている半円筒形の
分級面とを有し回転子の上方より機内に供給された医薬
品工業用薬品、食品等の粉末を回転子の回転成は角往復
運動によって前記分級面上を移動させ、細かな粒子は分
級筒の小孔より落下させ これを通過しないような粗い
ものは回転子の破砕板或は破砕棒で分級筒に強く押し付
けて破砕し強制的に分級筒の小孔を通過させる破砕整粒
機に関するものである。
この破砕整粒機では供給された原料の凡てのものを処理
するためには前記回転子の破砕板或は破砕棒の先端と分
級面との間の間隙は少くとも分級面に設けた多数の小孔
より小さな寸法でなくてはならない。
するためには前記回転子の破砕板或は破砕棒の先端と分
級面との間の間隙は少くとも分級面に設けた多数の小孔
より小さな寸法でなくてはならない。
従来は分級筒として細い金属線を織った金網を使用し、
第1図に示すように金網1の両端を破砕板2を有する回
転子Iの両側の回転可能にしである丸棒4の中間部に設
けたスリットに挿入して捲き上げ、金網1を回転子Iの
下半部に近接もしくは接触させていたものである。
第1図に示すように金網1の両端を破砕板2を有する回
転子Iの両側の回転可能にしである丸棒4の中間部に設
けたスリットに挿入して捲き上げ、金網1を回転子Iの
下半部に近接もしくは接触させていたものである。
このため、金網1は正確な半円筒ではなく回転子2の破
砕板の先端を頂点とする多角形状となり、その頂点は回
転子8の回転により移動するようになり、この繰り返し
変形のために金網1の円周方線の素線は疲労破損し易い
欠点があった。
砕板の先端を頂点とする多角形状となり、その頂点は回
転子8の回転により移動するようになり、この繰り返し
変形のために金網1の円周方線の素線は疲労破損し易い
欠点があった。
また金網1の横線と縦線の重なり合った部分は突出して
いるので この部分が比較的硬い原料の粉末を処理する
場合には摩損し寿命が短くなる欠点も生じていた。
いるので この部分が比較的硬い原料の粉末を処理する
場合には摩損し寿命が短くなる欠点も生じていた。
回転子Iの寸法を大きくし処理能力の増大を計ろうとす
ると半円筒形の金網1の曲率半径と長手方向の長さが長
くなり、金網1の剛性は低下し回転子Iの破砕板2が金
網1上の原料粉末に与える圧力により金網1の中央部は
外側に膨れ出し回転子Iとの間の間隙は大きくなり破砕
整流作用が低下したり、この部分から破損する現象を生
じるので、事実上曲率半径は100ミリ、長さは300
ミリに制限され処理能力の大きな大型のものは提供出来
ない欠点があった。
ると半円筒形の金網1の曲率半径と長手方向の長さが長
くなり、金網1の剛性は低下し回転子Iの破砕板2が金
網1上の原料粉末に与える圧力により金網1の中央部は
外側に膨れ出し回転子Iとの間の間隙は大きくなり破砕
整流作用が低下したり、この部分から破損する現象を生
じるので、事実上曲率半径は100ミリ、長さは300
ミリに制限され処理能力の大きな大型のものは提供出来
ない欠点があった。
本発明の目的は金属板に打抜きによって或は電解加工に
よって多数の小孔を設けた多孔板を正確な半径を有する
半円筒状に支持する方法を提供しこれを破砕整粒機の分
級面として従来のものの前記の諸欠点を克服しようとす
るものである。
よって多数の小孔を設けた多孔板を正確な半径を有する
半円筒状に支持する方法を提供しこれを破砕整粒機の分
級面として従来のものの前記の諸欠点を克服しようとす
るものである。
本発明の特徴は厚さの方向に間隔を置いて保持されてい
る数枚の垂直な支持板に夫々に平行な平面に対する正射
影が同一で且つ下半部が正確な半円であるU形の凹所を
設け、予め曲率半径が前記U形の底部の半径と同一かや
や大きめのU形断面の樋状であるよう多孔板を曲げ こ
れを前記凹所に挿入し その上縁りに垂直下方に向う荷
重を与えて、樋状多孔板の長さに直角な断面の変形に対
する抵抗は比較的小さい性質を利用し、この多孔板を前
記支持板のU形凹所に密着させ 一旦密着させた後もこ
の荷重を与えたままとして長さの方向及びこれに直角な
断面内の変形に対する抵抗が共に非常に大きく且つ底部
が正確な半円筒であるU形断面の樋状多孔板分級面を作
り出すところにある。
る数枚の垂直な支持板に夫々に平行な平面に対する正射
影が同一で且つ下半部が正確な半円であるU形の凹所を
設け、予め曲率半径が前記U形の底部の半径と同一かや
や大きめのU形断面の樋状であるよう多孔板を曲げ こ
れを前記凹所に挿入し その上縁りに垂直下方に向う荷
重を与えて、樋状多孔板の長さに直角な断面の変形に対
する抵抗は比較的小さい性質を利用し、この多孔板を前
記支持板のU形凹所に密着させ 一旦密着させた後もこ
の荷重を与えたままとして長さの方向及びこれに直角な
断面内の変形に対する抵抗が共に非常に大きく且つ底部
が正確な半円筒であるU形断面の樋状多孔板分級面を作
り出すところにある。
本発明によれば支持板のU形凹所は機械加工により正確
な上部の巾と底部の半径とを与え得るので、これに密着
させた多孔板分級面と回転子の破砕板先端の軌跡円筒面
との間には微小な間隙を保持することが出来るので分級
面の単位面積当りの整粒能力を著しく高め得る。
な上部の巾と底部の半径とを与え得るので、これに密着
させた多孔板分級面と回転子の破砕板先端の軌跡円筒面
との間には微小な間隙を保持することが出来るので分級
面の単位面積当りの整粒能力を著しく高め得る。
また破砕板先端が接触し分級面を傷つけ これが原因と
なって破損することもなく或は回転子の回転によって分
級面が回転子に直角な断面内に於て頂点が回転子の回転
と共に移動するような多角形の変形を繰り返して疲労破
損をすることもない。
なって破損することもなく或は回転子の回転によって分
級面が回転子に直角な断面内に於て頂点が回転子の回転
と共に移動するような多角形の変形を繰り返して疲労破
損をすることもない。
金網のとき横線と縦線の重り合って突出している部分が
原料粉末によって他の部分より先に層積することもない
。
原料粉末によって他の部分より先に層積することもない
。
支持板のU形凹所に密着された後は多孔板の剛性は著し
く大きくなるので大型の破砕整粒機を提供することが出
来る。
く大きくなるので大型の破砕整粒機を提供することが出
来る。
第2図乃至第5図について本発明を説明する。
上下面の開口のある取付箱5は底部の半径R上部の開き
2RのU形凹部を設けた支持板5a。
2RのU形凹部を設けた支持板5a。
6b、5c、上梁り7a 、7b及び側面のカバー8a
、8bより組み立てられている。
、8bより組み立てられている。
支持板5a。6b 、6cの間には軸9a 、sbのま
わりに旋回可能な抑え板10a、10b、10c、10
d(図示せず)がある。
わりに旋回可能な抑え板10a、10b、10c、10
d(図示せず)がある。
上梁7a、7bのねじ孔には頂部に六角穴の付けである
ボルト11a、11b。
ボルト11a、11b。
11c、11d(図示せず)がはまっている。
予め底部の曲率半径がR若しくはこれより少し大きな半
径に曲げたU形断面の樋状で長さが前記多孔箱取付箱5
の長さに等しい多孔板12を前記支持板5a、5b、5
cの凹所に挿入し、抑え具例えばボルト11a、11b
、11c、11dをスパナ−で回して下げて行くと抑え
板10a、10b。
径に曲げたU形断面の樋状で長さが前記多孔箱取付箱5
の長さに等しい多孔板12を前記支持板5a、5b、5
cの凹所に挿入し、抑え具例えばボルト11a、11b
、11c、11dをスパナ−で回して下げて行くと抑え
板10a、10b。
10c 、10dの先端は多孔板12の上縁りを押し下
げ多孔板12は支持板5a、5b、5cのU形凹所半内
部に密着する。
げ多孔板12は支持板5a、5b、5cのU形凹所半内
部に密着する。
更にポルN1a、11b。11c、11dを少し回して
下げると多孔板12の長さに直角な断面内には圧縮力が
発生し これは多孔板12の曲率半径を増大させようと
するので、多孔板12は前記U形凹所の半円筒に強固に
密着し、非常に剛性の大きな且つ正確な底部の半径を持
ったU形断面の樋状の分級面が作り出される。
下げると多孔板12の長さに直角な断面内には圧縮力が
発生し これは多孔板12の曲率半径を増大させようと
するので、多孔板12は前記U形凹所の半円筒に強固に
密着し、非常に剛性の大きな且つ正確な底部の半径を持
ったU形断面の樋状の分級面が作り出される。
ボルト11a、11b、11c、11dには前記圧縮力
にほぼ等しい荷重が作用しているので細目ねじを用いれ
ば破砕整粒機の運転中に緩むことはない。
にほぼ等しい荷重が作用しているので細目ねじを用いれ
ば破砕整粒機の運転中に緩むことはない。
これは廻り止め装置を付けた普通ねじのボルトを用いて
も 油圧シリンダー 楔等の加圧装置に置き換えても差
支えないものである。
も 油圧シリンダー 楔等の加圧装置に置き換えても差
支えないものである。
破砕整粒機のケーシング13は水平に突出している脚部
14a、14b1軸受箱15a、15bを有する端板1
6a 、16bとこれらを結合するフランジ17a、1
7b、梁り18a、18bとで組み立てられ、脚部14
a、14bで取付台に固定されている。
14a、14b1軸受箱15a、15bを有する端板1
6a 、16bとこれらを結合するフランジ17a、1
7b、梁り18a、18bとで組み立てられ、脚部14
a、14bで取付台に固定されている。
破砕板19を有する回転子20の軸21は前記軸受箱1
5a 、 1 sbの内部の軸受で支持されている。
5a 、 1 sbの内部の軸受で支持されている。
多数板12を装着した取付箱5は下方より端板16aと
16bとの間の空間に下方から挿入されフランジ17a
、17bのボルト22a、22b・・・等で所定の位置
に固定される。
16bとの間の空間に下方から挿入されフランジ17a
、17bのボルト22a、22b・・・等で所定の位置
に固定される。
軸21の一端に外部から供給される動力により回転子2
0は第3図の矢印の方向に回転し、ケーシング13の上
部開口から機内に供給された粉末は破砕板19によって
多孔板12上を移動させられ細かなものは多孔板12の
小孔を通って下に落ち粗いものは破砕板19の先端部と
多孔板12との間で破砕され細かくなって多孔板12の
小孔から排出される。
0は第3図の矢印の方向に回転し、ケーシング13の上
部開口から機内に供給された粉末は破砕板19によって
多孔板12上を移動させられ細かなものは多孔板12の
小孔を通って下に落ち粗いものは破砕板19の先端部と
多孔板12との間で破砕され細かくなって多孔板12の
小孔から排出される。
本発明の実施に際し破砕板19は丸棒或は六角棒等にか
えることも出来る。
えることも出来る。
この場合回転子20は角往復運動を与えても良い。
また破砕板19は多数の平鋼を軸21の軸方向に並べた
ものとしても差支えない。
ものとしても差支えない。
多孔板12の支持板5a、6b、6cの凹所はU形では
なく半円、欠円とすることも出来る。
なく半円、欠円とすることも出来る。
第1図は公知のものの軸直角断面図 第2図は本発明実
施例の側面図 第3図は第2図のA−A線に沿う断面図
、第4図は取付箱5の垂直継面図、第5図は第4図のB
−B線に沿う断面図である。 1・・・・・・金網、I・・・・・・回転子、6a、6
b、6c・・・・・・支持板、9a、9b・・・・・・
軸、10a、10b。 10 c ・−・・−抑え板、11a、11b、11c
。 11d・・・・・・ボルト 12・・・・・・多孔板。
施例の側面図 第3図は第2図のA−A線に沿う断面図
、第4図は取付箱5の垂直継面図、第5図は第4図のB
−B線に沿う断面図である。 1・・・・・・金網、I・・・・・・回転子、6a、6
b、6c・・・・・・支持板、9a、9b・・・・・・
軸、10a、10b。 10 c ・−・・−抑え板、11a、11b、11c
。 11d・・・・・・ボルト 12・・・・・・多孔板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水平軸21の外側に、これに平行な複数の破砕板1
9或は、破砕棒を備えた回転子20とその下半部に極め
て近接し多数の小孔を持っている分級筒とを有し、機内
に供給された粉末を回転子20の回転成は角往復運動に
より粗いものは破砕し細いものはそのまま分級面の小孔
を通過させるようにした破砕整粒機に於て厚さの方向に
間隔を置いて保持させている数枚の垂直な支持板5a。 6b、6cのこの板に平行な平面に対する正射影が同一
で且つ下半部が正確な半円であるU形凹部に嵌め込まれ
、その上縁りを垂直下方に向う荷重を与える抑え具で、
前記U形凹部に強く密着されたU形樋状の多孔板12を
前記の分級面とすることを特徴とする破砕整粒機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP286381A JPS5853937B2 (ja) | 1981-01-12 | 1981-01-12 | 破砕整粒機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP286381A JPS5853937B2 (ja) | 1981-01-12 | 1981-01-12 | 破砕整粒機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57117352A JPS57117352A (en) | 1982-07-21 |
JPS5853937B2 true JPS5853937B2 (ja) | 1983-12-02 |
Family
ID=11541205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP286381A Expired JPS5853937B2 (ja) | 1981-01-12 | 1981-01-12 | 破砕整粒機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853937B2 (ja) |
-
1981
- 1981-01-12 JP JP286381A patent/JPS5853937B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57117352A (en) | 1982-07-21 |
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