JPS5851949A

JPS5851949A - 遠心分離機

Info

Publication number: JPS5851949A
Application number: JP15000381A
Authority: JP
Inventors: Yasutake Sato; 佐藤　健剛
Original assignee: Hitachi Koki Co Ltd
Current assignee: Koki Holdings Co Ltd
Priority date: 1981-09-22
Filing date: 1981-09-22
Publication date: 1983-03-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は遠心分離機に係り、特に、−一タの停止位置を
一定にすることができる遠心分離機に関するものである
。

ロータの停止位置を定めている従来の遠心分離機の場合
は、ロータを高速回転させる駆動モータの回転軸と所定
の位置にロータを停止させるインデックスモータの回転
軸とは同一線上に設けてはおらず、駆動モータが停止し
た後でその回転軸にインテックスモータのクラッチ盤を
接触させ、所定の位置まで回動させて停止させていた。

しかしながらこの方法は、ロータ駆動部の構成が複雑高
価となると共に停止させ右までに時間を袂し、操作が面
倒である。また、万一駆動モータが回転している時にそ
の回転軸にクラッチ盤を接触させるような誤動作を行っ
た場合は、ロータや回転軸に大きな振動が発生したり、
クラッチ盤を損傷するという欠点をもっていた。

このような欠点を改善するために、駆動モータの横にイ
ンデックスモータｌｔしてベルト又はギヤを用いて占−
夕の停止位置決めを行う方法は、インデックスモータの
駆動力が横方向に作用するので、駆動部全体を支持して
いる複数個の訪振ばねにかかる荷重が不均等となってロ
ータの回転は不安定になる。これを防ぐのにバランスウ
ェイト等を必要とする等、駆動部の構成は簡略化されず
十分な信頼性を得ることは困難でおる。

本発明は上記のような縦来技術の欠点を解消し、比較的
簡単な駆動部の改造によって安定したロータの高速回転
と停止位置の正確さを得ることができる遠ノロ分＃機を
提供することを目的とし、その特徴とするところは、イ
ンデックスモータの回転軸と駆動モータのアーマチュア
軸とを管状部材によって同軸に直結すると゛共に、管状
部材に〆状に形成したインデックスプレートを介在させ
てホトカプラを設置し、インデックスプレートの試料管
の位置に対応する橡数場所に設けた小開口部を通してホ
トカプラが光を検知したときは、ロータを停止させるご
とく構成したことにある。

第１図は本発明の一実施例である遠心分離機の正面図で
あり、その要部は部分的に断面して示している。この遠
心分離機は大別して上部のロータ室１３と下部の駆動室
１５とに分れ、その間をシールラバー１４と仕切板１６
で境している。捷だ、駆動室１５内の駆動部１８は駆動
モータ６を上′部に、インデックスモータ８を下部に配
置ｌ〜Ｃ環状金具１９で接続し、全体を支持板２０に取
り付けている。支持板２０は台板１７上に設置された複
数個の防振ばね１２に防振支持されているので、駆動モ
ータ６の回転軸の上端に取り付けたＯ　−タ３を安定し
て回転させることができる。

ロータ３の両端のフック部にビン２を係止してパケット
１が回動可能に取り付けられ、このパケット１の中には
試料管４が挿入されている。この試料管４の停止位置は
定まっており、その上部のケースに設けた孔の上部には
ノズル５が上下移動可能に設置されている。

また、駆動モータ６とインデックスモータ８０間に介在
する環状金具１９の内側には発光素子と受光素子を対向
辺に設置したホトカプラ形の光学センサ１１が設置され
、アーマチュア軸７とインデックス軸を嵌合させて接続
するインデックスプＬ／−）管１０の傍、即ちインデッ
クスプレートの小孔又はスリットを通して光が検知され
たときはその回転量を検知することができる。

このように構成された遠心分離機の動作を次に説明する
。パケット１に収容した複数本の試料管４にほぼ等量の
試料液をノズル５より注入し、駆動モータ６を同転させ
てロータ３を回転させる。

ロータ３の回転速度が増すとパケット１は破線で示すと
とく水平に弯位し、試料液中の成分を分離させる。即ち
、試料液中の高分子成分は試料管４の底の方に倒動し、
その溶媒が試料管４の上部に集まる。このような分離操
作が完了して駆動モータ６の回転速度を減少させると、
パケット１は次第に垂直となり第１図の状態となって停
止する。

但しこの時はノズル５の直下に試料管４が停止すること
はまれである。

次に、インテックスモータ８を作動させると、ロータ３
をゆっくり回転させると共にインデックスプレートの小
孔又はスリットを通る光を検知した所で停止させる。イ
ンデックスプレートの小孔又はスリットはロータ３のパ
ケット１の取り付け□５□ 方向と一致させであるので、このときは試料管４がノズ
ル５の真下心位置している。したがってノズル５を下降
させて吸入すれは上澄液又は試料管４の底に沈降してい
る高分子成分を吸引採取することができる。なお、イン
デックスプレートの複数個の小孔又はスリットの位置は
ロータ３に取り付けた複数個の試料管４０位置に対応さ
せているので、インデックスモータ８を間欠的に回動さ
せることによってすべての試料管４から試料會自動的に
採取することができる。

なお、駆動モータ６の電源を切った後でインデックスモ
ータ８に通電するので、インデックスモークの磁力がブ
レーキ作用を及ぼし、ロータ３を含む慣性の大きいアー
マチュア４１］７０回転を短時間で停止させるという利
点が生じている。

本実施例のスイングロータ形の遠心分離機は、次のよう
な効果をもっている。

（１）　ロータ軸とこのロータ軸を回転させるアーマチ
ュア軸７およびインデックス軸９ｆｔ直結し、その各々
の回転軸が夫々の重心位置となってお□６□ リ、これらの駆動回転部を複数個の防振ばねで均等に支
持しているので、安定した高速回転が得られて分離性能
を向上させることができる。

（２）　　Ｏ−夕軸、アーマチュア軸７およびインデッ
クス軸９が直結しているので、構造が簡単でユニット化
することができるし組立てが容易である。したがって、
低価格で信頼性が高い。

（３）駆動モータ６の電源を切った後でインデックスモ
ータ８に通電するとブレーキ作用を及ぼすので、ロータ
３を短時間で停止させ分析能率を向上させる。

（４）遠心分離した試料の上澄液をロータ３に取り付け
た試料管４よりノズル５を用いて直接吸引して分取する
ことおよび沈降した高分子成分を自動的に採取すること
ができるので、分取作業は能率化される。また、試料に
実験者が接触することがないので、悪性細菌を含む試料
でも安全に処理することができる。

本発明の遠心分離機は、比較的簡単な駆動部の改良によ
って、ロータの高速回転と停止位置の正確さを高めて、
分離能率と精度を向上させることができるという効果が
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である遠心分離機の要部を断
面で示した正面図。１・・・パケット、２・・・ビン、３・・・ロータ、４
・・・試Ｒｔ、５・・・ノズル、６・・・駆動モータ、
７・・・アーマチュア軸、８・・・インデックスモータ
、９・・・インデックス軸、１０・・・インテックスプ
ｌ／−ト管、１１・・・光学センサー、１２・・・防振
げね、１３・・・ロータ室、１４・・・シールラバー、
１５・・・駆動イ、１６・・・仕切板、１７・・・台板
、１８・・・駆動部、１９・・・環状金具、２０・・・
支持級。

Claims

【特許請求の範囲】

１、複数個の試料管を周辺部に装着したロータと、この
ロータの中心軸に直結する垂直なアーマチュア軸を有す
る駆動モータと、この駆動モータへの給電を停止すると
共に作動させて上記試料管を所定の位置まで回動させる
インデックスモータど會有する遠心分離機において、上
記インデックスモータの回転軸と上記アーマチュア軸と
を管状部材によって同軸に直結すると共に、上記管状部
材に鍔状に形成したインデックスプレートを介在た小開
口部桂迭孝翠坤を通して上記ホトカプラが光を検知した
ときは、上記ロータを停止させ為ごとく構成したことを
特徴とする遠心分離機。