JPS5851487A - ガス入放電管における導電条片の製造方法 - Google Patents

ガス入放電管における導電条片の製造方法

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JPS5851487A
JPS5851487A JP56148025A JP14802581A JPS5851487A JP S5851487 A JPS5851487 A JP S5851487A JP 56148025 A JP56148025 A JP 56148025A JP 14802581 A JP14802581 A JP 14802581A JP S5851487 A JPS5851487 A JP S5851487A
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JP
Japan
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tube
gas
metal powder
discharge tube
conductive strip
Prior art date
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Pending
Application number
JP56148025A
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English (en)
Inventor
東川 恒久
坪根 大輔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hakusan Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Hakusan Seisakusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hakusan Seisakusho Co Ltd filed Critical Hakusan Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 するための釦型のガス人放電管における導電条片の製造
力法に関するものである。
この種の即製のガス人放電管は、第1図に示すように、
絶縁管aの管端面に銀ろうg,hを介在させて対向する
電極b,cで射著し、管内部にはアルゴンなどの不活性
ガスを封止するとともに、管内壁dには放電トリガとし
て細長線状の導電条片eを設けてなるものである。導電
条片eは、例えば、一力の電極bから他力の電極Cの手
前に廷ばされ、条片先端fと電極Cとの間に微少間隙が
形成されており、サージなどの印加により最初に微少間
隙でトリガ放電が行なわれるものである。
このような導電条片eとしては、従来から炭素条片が実
用化されている。
炭素条片は、絶縁管aの管内壁dに黒鉛鉱などで罫書し
て形成される。絶縁管aとしてセラミックが用いられた
場合には、その粒度によって管内壁dが粗面化している
ので、罫書してこすり付けることによって、管内壁dに
粉末状態で付着する。
このような付着は、物理的接触状態を保持しているに過
ぎず、密着性に欠けるものである。また、炭素は、融点
が約3500℃と高いために、ガス人放電管の封着時に
おける熱的影響を受けないものであって、封着後でも粉
末状態のまま付着しているに過ぎないものである。
従って、例えば高圧サージが印加した場合には、炭素条
片eがアーク通路となるために、炭素粉末を堅期に飛散
させることとなり、繰返し耐量に欠けるものであった。
炭素条片”−e ’tyv繰返し耐量は、ガス人放電管
の繰返し耐量よりも著しく低く、条片寿命のみが早期に
尽きて、感電特性に悪影響を与えるものであった。Lか
も、粉末状態によってスパッタを生じ易くなり、粉末飛
散と併せて管壁汚染を進行させるものであった。そのう
え、罫書に際しては、炭素粉末の付着斑が生じ易く、付
着量が多過ぎる場合には、炭素粉末が一層飛散して管内
部を浮遊することとなり、放電特性に悪影響を与える欠
点があった。
上記炭素条片に代わるものとして、管内壁にあらかしめ
蒸着などのメタライズ処理して帯状に形成した導電条片
が公知である。しかしながら、放電管製造工程とは別に
蒸着などのメタライズ工程を必要とすることは、作業負
担が大きく、高価となるものである。また、主にAg合
金をメタライズするが、AgばZn  はどでにないが
、比較的スパッタし易い金属であり、管壁汚染の進行度
が大きい欠点があった。
しかして本発明は、上記欠点を解消することを目的とす
るものであって、放電管の封着時の加熱を利用して金属
粉末を焼結させて導電条片を設けるようにしたものであ
る。以下、本発明を図示する第2図以降の一実施例に基
いて説明する。図中、同一符号は同等部分を示すので説
明を省略する。
導電条片1の導電材料としては、融点が低い金属粉末2
を選択する。金属粉末2は、封着時の加熱温度と略同程
度またはそれ以下で溶融するものを用いる。加熱温度は
、800℃〜1 ’000 ℃であるので、本発明では
1000℃以下を低融点と定める。また、台用粉末2と
しては、低仕事関数の金属を用沙る。電極の放電面に低
仕事関数の金属を設けたものは公知であるが、導電条片
1については、仕事関数の高低を説明したものは皆無で
ある。しかしながら、導電条片1のごとく大きさが制限
されている場合には、電子放出量が多い程有効であるは
ずであって、トリガ効果に良好な影響を与えるものと考
えられる。実験によれば、従来の炭素条片に比較して、
交流及び衝撃波放電開始電圧におけるバラツキの範囲が
挟まり安定した特性が確認できた。特に、仕事関数が低
いものほど、バラツキの範囲が狭くなるものであった。
ここで低仕事関数とfl、3.5以下のものをいう。
製造に際しては、電極組立前にあらかじめセラミック絶
縁管aの内壁dに、−刀の管端面から他力の管端面に向
けて細長線状に金属粉末2を塗布する。金属粉末2は、
内壁dの粗面によって、粉末状のままで塗布される。好
適には、金属粉末2を溶剤に混合して、液状で刷毛また
はスプレーなどで塗布する。溶剤としては、加熱に際し
て放電に影響を及ぼさない揮発性溶剤を使用する。揮発
性溶剤としては、例えばエチルアノしコール、酢酸ノル
マルブチルなどに混合し、この状態で塗布された場合に
は、第2図A図に示すように、内壁dの粗面に粒子状態
で薄く付着している。
塗布後には、絶縁管aの管端面にそれぞれ銀ろうg、h
を介在して電極す、cを封着する状態で対向配置して組
立てする。その後に治具などを用いてベルジャ内にセッ
トし、次いで排気して管内部にガス導入する。排気に際
しては、封着時の加熱温度よりも低流で予備加熱を施し
、溶剤を蒸発させつつ行なう。低湛予備加熱により金属
粉末2も清浄化される。予備加熱は、銀ろうg 、 h
、を′溶融させない温度、例えば300℃〜400℃程
度とする。その後に、前記加熱をm4せば、銀ろうg、
hの溶融を得て管内部に不活性ガスが封止づれると同時
に、金属粉・末2が焼結または軟化溶融して導電条片1
が形成場れる。この場合に、導電条片1は第2図B図に
示すように、その底面をセラミック壁面dの粗面に同調
する形状とし、表面を略平渭面に形成される。
この実施例によれば、溶剤に金属粉末を混合させたので
、各種塗布方法を利用して管壁面に良好に塗布すること
が可能で、作業負担となることがなく、そのうえ溶剤は
予備加pP、によってガス化して排気でき、封止するガ
スへの影響を防止できた。
また、低仕事関数の金属粉末を用いたので、放電開始電
圧を下げてバラツキを押さえることができるうえ、セラ
ミック壁面に強固に焼付けられているので、従来の炭素
条片のごとき粉末の飛散がなく、条片寿命を著しく向上
させることができた。
実験によれば、金属粉末として(rl、In 、 At
 。
Baまたにこれらを主体とするものが良好な結果を示し
た。
また、他の実施例としては、金属粉末2を混合した溶剤
に、有機バづンダを入れて壁面に塗布することができる
。有機バインダとしては、例えばニトロセルローズ、D
TA7)どを用いる。有機ハ1ンダは、予備加熱によっ
てガス化して排気されるので、有機バづンダの介在した
部分に、第3図に示すような微細ギャップ3・・・が形
成されることが起こる。トリガ7i!2電に、微細ギャ
ップ3・・・を介して行なわれる。これによれば、金属
粉末の付着性を高められるうえ、有機バインダ量に応じ
て、金属粉末をペースト状に自在にして付着性を調節で
き、微細ギャップ3・・・の発生も調節可能である。
上記実施例として、導電条片は、−力の電極から他力の
電極へ延ばされた場合について図示したが、本発明は導
電条片の付ける位置を限定するものではない。
以上説明したように、本発明によれば、ガス人放電管の
封着時の加熱をそのまま利用して導電条片をセラミック
壁面に焼付けすることが可能であって、別な作業工程を
必要とするものではなく、金属粉末に簡単に塗布してお
くことができるので、製造作業上著しく有利である。と
くに、金属粉末の焼結により導電条片を形成したので、
壁面のあらゆる蘭所に設けることができ、罫書方法のご
とく付着斑を防ぐことができ、導電条片のノ(う・ツキ
による放電特性への影響を押えることができた。
そのうえ、セラミック壁面の粗面に金属粉末全焼結して
焼付けしたので、強固で堅牢に付着させることができた
。また、異なった種類の金属粉末を混在させて焼付けた
導電条片を製造することも可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガス人放電管を説明する断面図、第2図
A、B図は本発明に係るガス人放電管の導電条片を示す
同一部拡大断面図、第3図は他側を示す同一部拡大断面
図である。 a・・・絶縁管、b、C・・・電極、d・・・内壁、e
、1・・・導電条片、2・・・金属粉末、3・・・微細
ギャップ。 特許出願人  株式会社白山製作所 第1図 第2図A 第2図B   第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 fl)  セラミック絶縁管の管端面に銀ろうを挾み込
    んで対向する電極を封着する状態に組立てセットした後
    に、管内部を排気してガス導入し、ガス雰囲気下での加
    熱により銀ろうの溶融を得て封着を捲こし、管内部に不
    活性ガスを封止してなるガス人放電管において、上記組
    立前にあらかじめ管内壁に金属粉末を塗布しておき、上
    記封着時の加熱により金属粉末を焼結して管壁面に焼付
    けるようにしたことを特徴とするガス人放電管における
    導電条片の製造方法。 (2、特許請求の範囲第1項記載の方法において、金属
    粉末を溶剤に介在させて塗布し、排気に際して封着時の
    加熱温度よ抄も低い予備加熱を捲して溶剤を蒸発させて
    排気することを特徴とするガス人放電管における導電条
    片の製造方法。
JP56148025A 1981-09-19 1981-09-19 ガス入放電管における導電条片の製造方法 Pending JPS5851487A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6380493A (ja) * 1986-09-25 1988-04-11 日本碍子株式会社 避雷器用ギヤツプユニツト
JP2014191948A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Mitsubishi Materials Corp 放電管及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50135549A (ja) * 1974-04-04 1975-10-27

Patent Citations (1)

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