JPS5851211B2 - 圧力計用緩衝継手 - Google Patents

圧力計用緩衝継手

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JPS5851211B2
JPS5851211B2 JP7004276A JP7004276A JPS5851211B2 JP S5851211 B2 JPS5851211 B2 JP S5851211B2 JP 7004276 A JP7004276 A JP 7004276A JP 7004276 A JP7004276 A JP 7004276A JP S5851211 B2 JPS5851211 B2 JP S5851211B2
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JP
Japan
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pressure
pressure gauge
partition plate
joint
space
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JP7004276A
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Inventor
正広 森
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、圧力計用緩衝継手に関するものである。
油、水等の非圧縮性流体の圧力配管系又は圧力容器内等
の圧力を測定する場合、一般にはブルドン管タイプの圧
力計(JIS−87505)が使用されている。
ところが、圧力回路には、一般にポンプや切換弁(電磁
式、手動式、機械式、油圧式等)が使用されていること
が多く、これらの機器が作動すること(こより、圧力計
部分において一定周期の圧力変動が現われたり、衝撃的
圧力が加わったりする。
このため圧力計のブルドン管が早期破損を起こしたり、
ブルドン管が塑性変形し零点υつ狂いや指示値の不正確
さが生じる欠点を有していた。
そこで、このようなトラブルをなくすために第1図乃至
第5図に示す如き種々の方法が採られているが、その性
能は充分満足できるものではなかった。
第1図は圧力計1の接続部2にコック(開閉弁)3を取
り付け、圧力を測定する時のみコック3を開いて測定す
る方法を示したものであるが、これでは頻繁に測定する
必要のある場合、コック可動部のパツキン部から液もれ
が発生し、コック部の取り替え等のメンテナンスが不可
欠となり、又コック開放中の短時間の測定とはいえ周期
的又は衝撃的圧力変動の影響を受けるので、やはり圧力
計の破損、精度の劣化は免かれない。
更に、常時監視する必要のある場合には操作がめんどう
になるため、結局開放のまま使用することになり、緩衝
の目的は達成しない。
第2図は、圧力計5の接続部6の回路Tの中にオリフィ
ス板8を挿入し、周期的圧力変動及び衝撃的圧力変動に
対し抵抗となるようにする方式を示したものである。
しかし、オリフィスは一般の圧液流路のように定常的な
流れのある場合には液体に対し抵抗となり得るが、圧力
計の回路は流路ではなく閉路であるため、定常的な流れ
はなく、周期的及び衝撃的圧力変動に対してはあまり抵
抗とならず、オリフィスを挿入することによる圧力緩和
の効果がなく、又オリフィス径の選択が難かしい等の欠
点がある。
第3図a及びbは圧力計11の接続部12の回路13の
中にネジ外径部軸方向に溝14を設けた埋栓(プラグ)
15を挿入し、液体がこの溝14を通る時に抵抗となる
ようにした方式を示したものであるが、基本的には第2
図に示すものと同じ欠点を有し、溝の寸法を適切にしな
いと圧力緩和の効果がなかったり、正しい圧力が測定で
きなかったりする。
又ネジ外径部への正確な溝加工が難かしい等の欠点もあ
る。
第4図は圧力計の接続部の回路中に挿入する圧力計用緩
衝継手を示すもので、調整ネジ21により絞り部分22
のスキマを調整し、周期的及び衝撃的な圧力変動を緩和
しようとするものであるが、調整ネジ21の微調整が必
要であり、且つ調整代が少ないので適正な微調整が難か
しいといった欠点がある。
第5図は圧力計25の接続部26の回路中に蓄圧器の効
果を附加するためにエアポケット27を設け、圧力変動
による体積変化をエアポケット内に注入した圧縮性流体
(空気又は圧縮空気)で吸収する方式である。
しかし、この方法では圧力計の接続部に取り付ける継手
は地球に対し鉛直方向に設置しないと、エアポケット内
にある空気等の圧縮性流体がエアポケットから流出し、
場合によっては流出した空気が圧力回路に害を与えるこ
ともあり、又エアポケット内へ圧縮空気を供給するため
の別の設備も必要とし、製造及び設置経費上割高となる
等の欠点があった。
この発明は従来の装置の上記の欠点を改良除去したもの
で、以下この発明の構成を第6図乃至第8図に示す実施
例に従って説明すると次の通りである。
第6図に於いて、31は圧力計、32は緩衝継手本体3
3と圧力計31とを接続し、且つコイルバネ34を押さ
えるためのブッシングである。
36はコイルバネ34により本体33に設けた段部33
aに圧接固定された中央に貫通孔を有する仕切板で、こ
の仕切板35により緩衝継手の内部は仕切板上方の空間
36と仕切板下方の空間37とに分けられる。
尚、仕切板35の固定はバネのみに限定されるもQ)で
はなく、1体構造は勿論池の適当な方法、例えば溶接、
ねじ止め等でも可能である。
38はゴム又は軟質のプラスチック製で中央に孔38a
を有する圧力吸収袋であり、仕切板下方の空間37内に
配置され、袋の内部には空気又はガスが密封されている
39はキャピラリチューブであり、このキャピラリチュ
ーブは直線部39aと管路を長くするために設けられた
渦巻部39bとからなっている。
尚、必ずしも渦巻部39bは必要ではなく直線部39a
のみで成るキャピラリチューブでも良い。
そして、キャピラリチューブの渦巻部39bは仕切板上
方の空間36内に配置され、直線部39aは仕切板35
に設けられた貫通孔及び仕切板下方の空間37内に配置
された圧力吸収袋38に設けられた孔38a内を貫通す
るように配置され、その先端は本体33の底近くまで出
しておく。
又このキャピラリチューブの直線部39aの仕切板35
に設けられた貫通孔を貫通する部分では、キャピラリチ
ューブ39はロー付又は溶接により仕切板35に固定さ
れている。
尚、緩衝継手本体33の外形はスパナ等の取り付は工具
が使用出来るよう六角形状に形成しておく。
上記構成において、この発明の緩衝継手を第8図に示す
ような配管例に使用した時の作動を説明すると次の通り
である。
圧力源40又は作動装置類41から一定平均圧力の池に
周期的又は衝撃的変動圧力が生じると、当然圧力計31
の接続部42にもその変動が伝達される。
圧力が上ると流体は継手33内に流れ込む。
この継手33内に流れ込んだ流体は、キャピラリチュー
ブ39を通って仕切板下方の空間37から仕切板上方の
空間36へ、そして圧力計内部へと流れようとするが、
キャピラリチューブ39の細くて長い内壁が流体の流れ
の抵抗となり流体の瞬間的流れを阻止する。
このため、流れを阻止された流体は仕切板下方の空間3
7内に流入し、仕切板下方の空間37内に配置された圧
力吸収袋38を圧縮し、変動圧力のエネルギーが吸収さ
れ圧力計に伝達されない。
又逆に流体の圧力が下がると、圧力吸収袋38は袋の内
圧とその外部にある流体の圧力とが釣り合うところまで
袋は膨張し、圧力計内部の圧力を一定に保つように働く
このように、接続部42に伝達された圧力変動は緩衝継
手内部で吸収され、圧力計内部へ圧力変動が伝達される
ことはなく、したがって圧力計のブルドン管等が早期破
損を起こしたり、塑性変形したりすることはない。
以上説明したように、この発明は圧力配管系と圧力計と
を接続する継手に於いて、該継手内室を中心部に貫通孔
を有する仕切板により圧力配管側及び圧力計側2空間に
分割し、上記仕切板貫通孔にキャピラリチューブを挿入
して前記2空間を導通するとともに、当該配管側空間の
キャピラリチューブ周囲に空気、ガス等の圧縮流体を密
封したゴム、軟質プラスチック等製の圧力吸収袋を配し
たから、周期的及び衝撃的圧力変動によって圧力計のブ
ルドン管が破損したり、塑性変形により零点が狂ったり
することはない。
又空気(又はガス)は圧力吸収袋の内部に密封されてい
るので、緩衝継手の取り付は方向は、鉛直、水平いずれ
でも問題なく使用でき、袋の材質を適当に選べば油、水
、薬液等何にでも使用可能であり、更に構造的に袋の交
換が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はそれぞれ従来例を示す図面であり、
第6図はこの発明の具体的実施例を示す図面であり、第
7図はそのB−B断面図、第8図はこの発明の詳細な説
明するための配管例を示す図面である。 31・・・・・・圧力計、33・・・・・・緩衝継手本
体、35・・・・・・仕切板、36・・・・・・仕切板
上部空間、37・・・・・・仕切板下部空間、38・・
・・・・圧力吸収袋、39・・・・・・牛ヤピラリチュ
ーブ、39a・・・・・・直線部、39b・・・・・・
渦巻部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧力配管系と圧力計とを接続する継手に於いて、該
    継手内室を中心部に貫通孔を有する仕切板により圧力配
    管側及び圧力計側2空間に分割し、上記仕切板貫通孔に
    キャピラリーチューブを挿入して前記2空間を導通ずる
    とともに、当該配管側空間のキャピラリーチューブ周囲
    に空気、ガス等の圧縮流体を密封したゴム、軟質プラス
    チック等製の圧力吸収袋を配したことを特徴とする圧力
    計用緩衝継手。
JP7004276A 1976-06-14 1976-06-14 圧力計用緩衝継手 Expired JPS5851211B2 (ja)

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