JPS5850373Y2 - 太鼓 - Google Patents
太鼓Info
- Publication number
- JPS5850373Y2 JPS5850373Y2 JP16374879U JP16374879U JPS5850373Y2 JP S5850373 Y2 JPS5850373 Y2 JP S5850373Y2 JP 16374879 U JP16374879 U JP 16374879U JP 16374879 U JP16374879 U JP 16374879U JP S5850373 Y2 JPS5850373 Y2 JP S5850373Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- drum
- drum body
- sound
- circumferential direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
一般に皮を太鼓胴に張り付けるに際しては、皮を太鼓胴
の端部で引張るが、従来の太鼓胴の端部は全周にわたり
平坦な面であるため皮を周囲がら引張っても、皮と胴と
は常時全周にわたり線接触をしており、皮自身に対する
引張りは全体的にみて放射方向のみにはたらき、円周方
向にははたらかず、むしろ胴近くでは皮にたるみが生ず
るおそれがあった。
の端部で引張るが、従来の太鼓胴の端部は全周にわたり
平坦な面であるため皮を周囲がら引張っても、皮と胴と
は常時全周にわたり線接触をしており、皮自身に対する
引張りは全体的にみて放射方向のみにはたらき、円周方
向にははたらかず、むしろ胴近くでは皮にたるみが生ず
るおそれがあった。
そのため、従来の太鼓では太鼓の中心部をばちでたたか
なければ響きの良い音は発生せず、その位置からずれて
周囲にいくにしたがい響きの悪い音となっていた。
なければ響きの良い音は発生せず、その位置からずれて
周囲にいくにしたがい響きの悪い音となっていた。
したがって、ばちの当る位置の変化により音に相違が生
じ、一定の音を出すには一定の個所にばちを当てなけれ
ばならず、相当の熟練を必要とした。
じ、一定の音を出すには一定の個所にばちを当てなけれ
ばならず、相当の熟練を必要とした。
本考案は、皮と太鼓胴に張り付ける際、中心部における
張りと同様側近くの周囲においても放射方向のみならず
円周方向にも皮を引張って全体的にみた場合、中心部も
胴近くも同じ程度の皮の張りを形成するように太鼓を構
成することにより、ばちをどこに当てても同じ様な響き
の良い音を発生させるようにして前述のような欠点を解
消するようにしたものである。
張りと同様側近くの周囲においても放射方向のみならず
円周方向にも皮を引張って全体的にみた場合、中心部も
胴近くも同じ程度の皮の張りを形成するように太鼓を構
成することにより、ばちをどこに当てても同じ様な響き
の良い音を発生させるようにして前述のような欠点を解
消するようにしたものである。
次に、本考案の実施例を指導者用リズム太鼓を例にとっ
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
1は太鼓胴で、環状の浅い木製わく型をなしている。
2は太鼓胴1の一側端部に形成された波形であって、こ
れは太鼓胴端部全周にわたって形成されており、波は頂
部3と谷部4とからなり、皮5はこの上面に張りつけら
れる。
れは太鼓胴端部全周にわたって形成されており、波は頂
部3と谷部4とからなり、皮5はこの上面に張りつけら
れる。
そして、皮5を張りつける際には、頂部3の近くに設け
た皮を張るための取付金具6により皮を放射方向はもち
ろんのこと円周方向にも充分引張られた状態で張りつけ
る。
た皮を張るための取付金具6により皮を放射方向はもち
ろんのこと円周方向にも充分引張られた状態で張りつけ
る。
即ち、太鼓胴1の端部が前述の如く波形に形成されてい
るため、皮は胴の端部全円周にわたって線接触すること
なく、波の各頂部においてのみ強く接触するようにし、
鉄部において取付金具を用い、それにより波の各頂部3
間にある皮はそれぞれ放射方向はもちろんのこと円周方
向にも充分に引張られるようにするのである。
るため、皮は胴の端部全円周にわたって線接触すること
なく、波の各頂部においてのみ強く接触するようにし、
鉄部において取付金具を用い、それにより波の各頂部3
間にある皮はそれぞれ放射方向はもちろんのこと円周方
向にも充分に引張られるようにするのである。
本考案においては、前述の如く皮が張られる側の胴端部
を波形に形成したため、従来の端部が平坦なものに比し
て、皮と胴とが線接触から点接触にかわることになり、
そのため各接触点間の皮を円周方向にも充分引張ること
が可能となり、胴近くの皮が円周方向においてたるむこ
となく、むしろ充分に引張られ太鼓の中心部も円周近く
も同じ程度の張りのある太鼓を得ることができるのであ
る。
を波形に形成したため、従来の端部が平坦なものに比し
て、皮と胴とが線接触から点接触にかわることになり、
そのため各接触点間の皮を円周方向にも充分引張ること
が可能となり、胴近くの皮が円周方向においてたるむこ
となく、むしろ充分に引張られ太鼓の中心部も円周近く
も同じ程度の張りのある太鼓を得ることができるのであ
る。
したがって、ばちをどこの位置に当てても響きの良いか
つ皮の中心部と円周とで音の高低の差のない音が発生す
るので、熟練を要することなく均一な音の発生が可能と
なるのである。
つ皮の中心部と円周とで音の高低の差のない音が発生す
るので、熟練を要することなく均一な音の発生が可能と
なるのである。
なお、皮としては本皮のみでなく、合成樹脂製のもので
もよく、また太鼓胴の片側に皮を張った実施例について
説明したが本考案は太鼓胴の両側に皮を張ったものにも
適用されるものである。
もよく、また太鼓胴の片側に皮を張った実施例について
説明したが本考案は太鼓胴の両側に皮を張ったものにも
適用されるものである。
第1図は本考案に係る太鼓の太鼓胴の斜視図、第2図は
その側面図、第3図は本考案に係る太鼓の一部の拡大縦
断面図である。 図面符号 1・・・・・・太鼓胴、2・・・・・・波形
、3・・・・・・頂部、4・・・・・・谷部、5・・・
・・・皮、6・・・・・・取付金具。
その側面図、第3図は本考案に係る太鼓の一部の拡大縦
断面図である。 図面符号 1・・・・・・太鼓胴、2・・・・・・波形
、3・・・・・・頂部、4・・・・・・谷部、5・・・
・・・皮、6・・・・・・取付金具。
Claims (1)
- 太鼓胴の端部に波形を形威し、該波形の頂部において太
鼓の皮を張ったことを特徴とする太鼓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16374879U JPS5850373Y2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | 太鼓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16374879U JPS5850373Y2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | 太鼓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5680587U JPS5680587U (ja) | 1981-06-30 |
JPS5850373Y2 true JPS5850373Y2 (ja) | 1983-11-16 |
Family
ID=29674716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16374879U Expired JPS5850373Y2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | 太鼓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850373Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010286598A (ja) * | 2009-06-10 | 2010-12-24 | Roland Corp | ドラム |
-
1979
- 1979-11-27 JP JP16374879U patent/JPS5850373Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5680587U (ja) | 1981-06-30 |
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