JPS5850250Y2 - 墨出し用標示器 - Google Patents
墨出し用標示器Info
- Publication number
- JPS5850250Y2 JPS5850250Y2 JP7247278U JP7247278U JPS5850250Y2 JP S5850250 Y2 JPS5850250 Y2 JP S5850250Y2 JP 7247278 U JP7247278 U JP 7247278U JP 7247278 U JP7247278 U JP 7247278U JP S5850250 Y2 JPS5850250 Y2 JP S5850250Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- slit
- auxiliary member
- locking hole
- marking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、建物におけるレベル、床面通り芯などの墨
出し測量を行う際に用いる標示器に関するもので、その
目的とするところは６００ｍｍ程度の逃げ墨を測ること
ができ、また暗い室内であっても投光器や懐中電灯など
の照明を特に準備する必要もなく、入隅の形状にも左右
されずに手軽に使いこなせる墨出し用標示器を提供する
ことにある。
出し測量を行う際に用いる標示器に関するもので、その
目的とするところは６００ｍｍ程度の逃げ墨を測ること
ができ、また暗い室内であっても投光器や懐中電灯など
の照明を特に準備する必要もなく、入隅の形状にも左右
されずに手軽に使いこなせる墨出し用標示器を提供する
ことにある。
以下この考案を図示の実施例に基づいて説明する。
第１図〜第４図はこの考案の一実施例を示すもので、１
は本体、２は補助部材、３は取付ねじ、４はねじ孔を有
する板材である。
は本体、２は補助部材、３は取付ねじ、４はねじ孔を有
する板材である。
前記本体１は半透明の合成樹脂板により直角２等辺３角
形の横断面形状をなす角柱体をもって形成され、その各
面に基準線１２′を同じくする墨出し目盛１２及び位置
合わせ用の５０朋間隔の基準線１２“が所定の基準寸法
をとって設けてあり、かつ本体−面の所定位置、例えば
図示の下端部には係止孔１４が設けである。
形の横断面形状をなす角柱体をもって形成され、その各
面に基準線１２′を同じくする墨出し目盛１２及び位置
合わせ用の５０朋間隔の基準線１２“が所定の基準寸法
をとって設けてあり、かつ本体−面の所定位置、例えば
図示の下端部には係止孔１４が設けである。
墨出し目盛１２などは合成樹脂板の表面に設けた刻みに
墨を差して遠目にもはっきりとわかるようにしてあり、
使用中の消滅に備えである。
墨を差して遠目にもはっきりとわかるようにしてあり、
使用中の消滅に備えである。
また、内部には照明装置１３が設ける。
この照明装置１３は、電池ケース１３ａの先端に豆電球
１３ｂを取付け、かつ後端にスイッチ１３ｃを取付けて
ケース内に装着する電池と電気的に接続し、これをホル
ダー１３ｄを用いて着脱自在に角柱体１１内部に取付け
るように横取している。
１３ｂを取付け、かつ後端にスイッチ１３ｃを取付けて
ケース内に装着する電池と電気的に接続し、これをホル
ダー１３ｄを用いて着脱自在に角柱体１１内部に取付け
るように横取している。
前記補助部材２は透明な合成樹脂板２０によりその横断
面形状が前記本体１と略相似し、かつ内部を本体１がス
ムーズに滑動し得る寸法の３角形の長尺（６００ｉｍ程
度）の筒体２１を形威し、その所定の面、即ち前記本体
１の係止孔１４を有する面に対応する面に長手方向のス
リット２２を設けるとともに、大刻み、例えば５０ｍｖ
ｔ間隔で５０ｍ尻用０基準線２３′と１００１１ＬｖＩ
Ｌ用の基準線２３“を交互に配した目盛２３を施してい
る。
面形状が前記本体１と略相似し、かつ内部を本体１がス
ムーズに滑動し得る寸法の３角形の長尺（６００ｉｍ程
度）の筒体２１を形威し、その所定の面、即ち前記本体
１の係止孔１４を有する面に対応する面に長手方向のス
リット２２を設けるとともに、大刻み、例えば５０ｍｖ
ｔ間隔で５０ｍ尻用０基準線２３′と１００１１ＬｖＩ
Ｌ用の基準線２３“を交互に配した目盛２３を施してい
る。
上記スリット２２は板材４を用いて補助部材２と一体化
され、かつ係止孔１４への挿入によって本体１と係合さ
れた取付ねじ３を案内するためのもので、本体１が補助
部材２の中央まで移動できるだけの長さがあればよい。
され、かつ係止孔１４への挿入によって本体１と係合さ
れた取付ねじ３を案内するためのもので、本体１が補助
部材２の中央まで移動できるだけの長さがあればよい。
また、スリット２２を設けた面の内側には３角形の筒体
２１．を形成した際に生じた板材２０の端部の重ね合わ
せによる段差をなくし、かつ板材４を案内する溝を形成
するようにガイド用補助板２４を貼り付けている。
２１．を形成した際に生じた板材２０の端部の重ね合わ
せによる段差をなくし、かつ板材４を案内する溝を形成
するようにガイド用補助板２４を貼り付けている。
なお、取付ねじ３はスリット幅以下の太さのねじ部とス
リット幅より大きな頭部を有し、この頭部がつまみとな
る。
リット幅より大きな頭部を有し、この頭部がつまみとな
る。
上記横取の標示器は、取付ねじ３を緩めて本体１が補助
部材２内を滑動可能な状態とし、取付ねじ３の頭部をつ
まんでスリット２２に沿って所望の位置まで移動させ、
墨出し目盛１２の位置合わせ用基準線１２“と補助部材
２側の目盛２３の基準線２３’、 ２３“とを一致させ
た状態で取付ねじ３を締付けて固定すると調節が完了す
る。
部材２内を滑動可能な状態とし、取付ねじ３の頭部をつ
まんでスリット２２に沿って所望の位置まで移動させ、
墨出し目盛１２の位置合わせ用基準線１２“と補助部材
２側の目盛２３の基準線２３’、 ２３“とを一致させ
た状態で取付ねじ３を締付けて固定すると調節が完了す
る。
この標示器を用いて墨出しを行う場合は、レベルメータ
またトランシットで補助部材２内の本体１を見、補助部
材２の下端の位置で測量面に墨をつける。
またトランシットで補助部材２内の本体１を見、補助部
材２の下端の位置で測量面に墨をつける。
これを仮にＦＬ＋１０００とし、もし丁度ＦＬ＋１００
０の測量面に水栓等があって墨が打てない場合は、その
両側で補助部材２の目盛２３の任意の基準線で墨をつけ
れば、同時に１００でも２００でも逃げ墨の逃げが打て
る。
０の測量面に水栓等があって墨が打てない場合は、その
両側で補助部材２の目盛２３の任意の基準線で墨をつけ
れば、同時に１００でも２００でも逃げ墨の逃げが打て
る。
また、本体１の目盛部分にも５０關間隔の基準線１２“
が設けであるので、それを読むと、補助部材２の下端が
ＰＬ＋１０５０となり、水栓等の邪魔物が長く続いても
そのままで墨出しが行える。
が設けであるので、それを読むと、補助部材２の下端が
ＰＬ＋１０５０となり、水栓等の邪魔物が長く続いても
そのままで墨出しが行える。
なお、墨出しに際しては本体１を補助部材２から取り外
し、本体１のみを使用することも可能であり、トランシ
ットとの距離に応じて斜辺面の目盛と他の面の目盛を使
い分けることができる。
し、本体１のみを使用することも可能であり、トランシ
ットとの距離に応じて斜辺面の目盛と他の面の目盛を使
い分けることができる。
また、レベルの墨出しの場合にも壁の入隅の状態に応じ
て据付けることができ、しかも据付状態がどのようであ
っても、内蔵した照明装置１３により墨出し目盛１２を
明確に表示することができる。
て据付けることができ、しかも据付状態がどのようであ
っても、内蔵した照明装置１３により墨出し目盛１２を
明確に表示することができる。
第５図から第１図はそれぞれこの考案の他の実施例を示
すもので、いずれも補助部材２のスリット２２を形成す
る面に溝状に段差を設け、その底面にスリット２２を形
状したものであって、これにより取付ねじ３の頭部が締
付状態では溝内に納まるようになり、３面が使用可能と
なる。
すもので、いずれも補助部材２のスリット２２を形成す
る面に溝状に段差を設け、その底面にスリット２２を形
状したものであって、これにより取付ねじ３の頭部が締
付状態では溝内に納まるようになり、３面が使用可能と
なる。
特に第７図はすべての角を直角に形成し、いずれの角を
も隅に収めることができるようにしである。
も隅に収めることができるようにしである。
なお、上記実施例では角柱体１１、筒体２１を折曲加工
により形状したが、押出成形などにより形成することも
できる。
により形状したが、押出成形などにより形成することも
できる。
また、本体１の係止孔１４をねじ孔とすれば、ねじ孔を
有するナツトとしての板材を省くことができる。
有するナツトとしての板材を省くことができる。
以上のようにこの考案によれば、透明な合成樹脂により
直角２等辺３角形の横断面形状をなす３角形の筒体を補
助具として、墨出し目盛を３面に備えた本体に付属させ
、組合わせ自在としたので、小形の本体の便宜さに最大
６００ｉｎ程度の逃げ墨が打てる利点が加わり、使用範
囲の拡大が図れる。
直角２等辺３角形の横断面形状をなす３角形の筒体を補
助具として、墨出し目盛を３面に備えた本体に付属させ
、組合わせ自在としたので、小形の本体の便宜さに最大
６００ｉｎ程度の逃げ墨が打てる利点が加わり、使用範
囲の拡大が図れる。
また、本体は半透明樹脂により各面に同一状態の墨出し
目盛を施した直角２等辺３角形の角柱体としたので、測
定距離に応じて各面を使い分け、測定をし易くすること
ができる。
目盛を施した直角２等辺３角形の角柱体としたので、測
定距離に応じて各面を使い分け、測定をし易くすること
ができる。
この利点は補助部材と組合せた場合にも十分に活かされ
る。
る。
また、入隅の形状にも左右されず正確に据付けることが
でき、しかも内蔵された照明装置により墨出し目盛は鮮
明に表示されるので、暗い室内での墨出し作業に際して
投光器などを用意する必要がない。
でき、しかも内蔵された照明装置により墨出し目盛は鮮
明に表示されるので、暗い室内での墨出し作業に際して
投光器などを用意する必要がない。
したがって、墨出し作業の省力化が図れるとともに、墨
出しも正確に、かつ簡単に行える。
出しも正確に、かつ簡単に行える。
第１図はこの考案に係る墨出し用標示器の一実施例を示
す分解斜視図、第２図は同標示器の横断面図、第３図は
補助部材の展開図、第４図は本体の縦断側面図、第５図
から第７図はそれぞれこの考案の他の実施例の暗示平面
図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・補助部材、３・・
・・・・取付ねじ、４・・・・・・ねじ孔を有する板材
、１２・・・・・・墨出し目盛、１３・・・・・・照明
装置、１４・・・・・・係止孔、２１・・・・・・３角
形の筒体、２２・・・・・・スリット、２３・・・・・
・目盛、２４・・・・・・ガイド用補助板。
す分解斜視図、第２図は同標示器の横断面図、第３図は
補助部材の展開図、第４図は本体の縦断側面図、第５図
から第７図はそれぞれこの考案の他の実施例の暗示平面
図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・補助部材、３・・
・・・・取付ねじ、４・・・・・・ねじ孔を有する板材
、１２・・・・・・墨出し目盛、１３・・・・・・照明
装置、１４・・・・・・係止孔、２１・・・・・・３角
形の筒体、２２・・・・・・スリット、２３・・・・・
・目盛、２４・・・・・・ガイド用補助板。
Claims (1)
- 半透明合成樹脂により直角２等辺の角柱体を形成してそ
の各面に墨出し目盛を同一状態に施すとともに、一面の
所定位置に係止孔を設け、かつ角柱体内に照明装置を設
けてなる本体と、透明合成樹脂により上記本体の横断面
形状と略相似の横断面形状をなし、内部で本体が軸方向
に滑動可能な３角形の長尺の筒体を形成し、その前記本
体の係止孔を有する面と対向する面に長手方向のスリッ
トを設けるとともに、各面に大刻みの目盛を施した補助
部材とを、この補助部材のスリットの外方から上記本体
の係止孔に係止した該スリットを介して摺動自在に嵌合
してなることを特徴とする墨出し用標示器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7247278U JPS5850250Y2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 墨出し用標示器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7247278U JPS5850250Y2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 墨出し用標示器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54174353U JPS54174353U (ja) | 1979-12-08 |
| JPS5850250Y2 true JPS5850250Y2 (ja) | 1983-11-16 |
Family
ID=28984187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7247278U Expired JPS5850250Y2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 墨出し用標示器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5850250Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS629128Y2 (ja) * | 1981-05-16 | 1987-03-03 |
-
1978
- 1978-05-29 JP JP7247278U patent/JPS5850250Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54174353U (ja) | 1979-12-08 |
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