JPS58501876A - 多モ−ドファイバ光学回転センサ - Google Patents

多モ−ドファイバ光学回転センサ

Info

Publication number
JPS58501876A
JPS58501876A JP83500430A JP50043083A JPS58501876A JP S58501876 A JPS58501876 A JP S58501876A JP 83500430 A JP83500430 A JP 83500430A JP 50043083 A JP50043083 A JP 50043083A JP S58501876 A JPS58501876 A JP S58501876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
fiber
modes
mode
rotation sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP83500430A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH076798B2 (ja
Inventor
シヨウ・ハ−バ−ト・ジヨン
パブラス・ジヨ−ジ・エイ
Original Assignee
ザ・ボ−ド・オブ・トラスティ−ズ・オブ・ザ・レランド・スタンフォ−ド・ジュニア・ユニバ−シティ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ・ボ−ド・オブ・トラスティ−ズ・オブ・ザ・レランド・スタンフォ−ド・ジュニア・ユニバ−シティ filed Critical ザ・ボ−ド・オブ・トラスティ−ズ・オブ・ザ・レランド・スタンフォ−ド・ジュニア・ユニバ−シティ
Publication of JPS58501876A publication Critical patent/JPS58501876A/ja
Publication of JPH076798B2 publication Critical patent/JPH076798B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/58Turn-sensitive devices without moving masses
    • G01C19/64Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams
    • G01C19/72Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams with counter-rotating light beams in a passive ring, e.g. fibre laser gyrometers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Optical Transform (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 多モートファイバ光学回転センサ 発明の背景 本発明は、ファイバ光学回転センサに関するもので、特に、多モードファイバの 検知ループを有するサグナック(Sagnac)干渉計を用いたファイバ光学回 転センサに関するものである。
本特許出願は、“多モードファイバ光学回転センサ”という名称で1981年1 1月6日に出願された同時係属中の我々のアメリカ合衆国特許出願連続番号箱3 18.813号の一部継続出願である。
ファイバ光学回転センサは、通常、ファイバ光学物質のループを備えており、ル ープのまわりを互いに反対方向に伝播する光波が、これに結合する。ループが回 転すると、周知の°゛サグナック効果″によって、ループの回転速度に対応した 量の位相差が、互いに反対方向に伝播する波の間に生ずる。この、互いに反対方 向に伝播する波は、再結合されると、干渉して強め合いや弱め合いが起こり、ル ープの回転速度に応じた強度変化を有する、光学的出力信号を発生する。この光 学的出力信号を検出することにより、回転の検知が行なわれる。
回転によって誘起されたサグナック位相差を正確に検出するためには、このファ イバの物理的性質(たとえば、ファイバ複屈折)に起因して発生する、非回転的 に誘起される位相差を実質的に除去することが必要である。これは、このような 位相差はサグナック位相差と区別できないからであり、したがって、光学的出力 信号中に゛位相誤差″をもたらすからである。互いに反対方向に伝播している波 のついての光路が、このループが静止しているときに、相等しいならば、これら の非回転的に誘起される位相差は除去されており、この干渉計は“相反的(re ciprocal ) ”と呼ばれる。一方、これらが等しくない場合には、こ の干渉計は“非相反的(nonreciprocal )”と呼ばれる。
ファイバ光学干渉計回転センサにおける非相反性は、2つの因子によって引き起 こされる。その第1は、光学的ファイバは、異なった伝播速度と位相速度をもつ 、多くの異なった基本モード、たとえばHE モードやTE、0モード1 などを保持できることである。(ここでの議論では、1つのモードはファイバを 通る1つの特定の光路として見ることができる。)その第2は、光学ファイバの 複屈折は、ファイバに沿って一様ではなく、したがって、モード間の光エネルギ の結合が存在することである。これらの因子の双方が存在すると、互いに反対方 向に進む波のそれぞれが、ファイバループのまわりの異なった光路を進行するよ うになり、したがって、それらが再結合するときに、それらの間に位相差が存在 してしまうことになる。この位相差は、サグナック位相差よりも数桁大きくなり 得るもので、回転的に誘起されたサグナック位相差と区別できず、したがって、 光学的出力信号において、誤差として現われる。上に述べた2つ因子のいずれか が個別に生ずるときには、相反性を崩すにす十分でないことは、強調してお(べ きことである。非相反性を生ずるには、双方の因子がともに存在しなければなら ないのである。
単一モードファイバを利用することによって、相反性を満足させようとする努力 が、従来技術においてなされている。この単一モードファイバは、ただ1つの基 本伝播モード、すなわちHE、、モードを有するものである。単一モードファイ バを使用すれば、前記第1の因子は理論的には除去でき、したがって、相反性を 得ることができる。しかし、実際問題としては、単一モードファイバは、はとん ど縮退した、すなわち、伝播位相速度が若干具なった2つの直交偏波モードを有 することが知られている。伝播位相速度におけるこのような差は、それが非常に 小さいものであれ、単一モードファイバ回転センサに非相反的な動作を生じさせ るに十分なものである。この問題は従来技術において解決サレテオリ、たとえば これは、Qptics Letters、 Vof、 4 1)I)、 152  (1979年4月)に記載されている、R,UlrichおよびM 、 J  ohnsonの゛4ファイバリング干渉計偏波解析”という題の、論文に記述さ れているように、単一モードファイバの2つの偏波モードのうちの1つをブロッ クするファイバ光学偏波器を利用することによって解決される。
回転の検知において、多モードファイバを使用するということは、モード数が多 く、また伝播速度が異なるために、仮に注意が払われたとしてもそれはほとんど ないに等しいものであった。ステップインデックス形多モードファイバに対する ものとしてのブラッドインデックス形多モードファイバを利用することによって 、モード間の伝播速度の差を減少させることはできるが、それでも、ファイバの いずれのタイプにおいても、伝播速度における差は相当に大きいため、多モード ファイバは、回転センサへの使用には不向きであると従来は考えられてきた。さ らに、次のような事実があるために、問題はさらに込み入ってくる。すなわち、 多モードファイバの基本モードのそれぞれの中に、厳密には同じではないが、は とんど等しい伝播速度をもつモードパターンの組が存在するのである。ここでは 、これを“−膜化偏波モード(generalized polarizati on modeS)”と呼ぶことにする。特定の基本モードの一般化偏波モード 間の伝播速度の差は、通常、ブラッドインデックス形の多モードファイバの基本 モード間の伝播速度の差と同程度である。特定の場合には、何千にも及ぶ多くの モードが含まれ、それらに伴う伝播速度があるために、単一の多モードファイバ を利用したサグナック干渉回転センサにおいて、相反的動作を行なわせることは 、不可能ないしは少なくとも非現実的であると、従来考えられてきた。
発明の概要 本発明に係る回転センサは、サグナック干渉計配列において、ループを形成する 、多モード光学ファイバの単一かつ連続的な撚り線(5trand )を備えて いる。ループを閉じるために、ファイバ光学方向性結合器を使用し、これは、互 いに反対方向に伝播する光波のベアを結合し、ループに導く。この結合器は、互 いに反対方向に伝播する光波を、このループを通過した後に再結合して、光学的 出力信号とする。この信号は、光検出器に与えられる。ループが回転すると、互 いに反対方向に伝播する光の間に位相差が誘起され、これは、光学的出力信号の 大きさを回転速度に応じて変化させる。光学的出力信号を検出すれば、回転速度 を直接に知ることができる。
互いに反対方向に伝播する波の間の位相差によって、非回転的に誘起された、光 学的出力信号中の位相誤差は、次の方法で系統的に減少または除去することがで きる。すなわち、く1)伝播モード間の光路の長さの差よりも小さいコヒーレン ト長をもつ、光源からの光を利用すること、(2)十分に大きな検出器を利用し 、実質的にすべての光学的出力信号が検出器表面の上に与えられるようにするこ と、およびく3)伝播モードにおける電界の振幅のそれぞれが、実質的に等しく なるように、光を多モードファイバに結合すること、である。位相誤差をこのよ うにして除去し、または減少させることによって、回転的に誘起されたサグナッ ク位相差を検出することができ、実際的で使用可能な多モード回転センサとなる 。
本発明の多モードファイバ回転センサは、非常に安定であり、温度や振動のよう な環境因子によって生ずる、ファイバ複屈折における変化に比較的鈍感である。
ファイバ複屈折のこのような変化によって生ずる、モード間の位相変化や結合は 、モード全体にわたって平均化される傾向にあり、したがって、光学的出力信号 に対する環境因子の全体的効果は極めて小さい。光学的出力信号の安定性は、モ ードの数の関数となっており、したがって、多数のモードを保持できるファイバ を用いることが望ましい。この点に関しては、本発明においてステップインデッ クス形多モードファイバを使うことが望ましい。それは、ステップインデックス 形ファイバは、同程度のサイズのブラッドインデックス形ファイバよりも、多く のモードを保持できるからである。
本発明の多モードファイバ回転センサは、単一モードファイバ回転センサの現在 の技術的状況を越えた、著しい利点を有するものである。最も重要な利点の1つ は、本発明は、組立てに要する費用が非常に少ないことである。これは、多モー ドファイバや、多モード用部品(たとえば結合器)などが、単一モードファイバ や部品に比べて、安価かつ、使用も容易であるからである。さらに、空間的にコ ヒーレントではない光を使うことができるため、この回転センサは、光源として 、高価な、空間的に高いコヒーレンス長をもつレーザではなく、安価な発光ダイ オード(LED)を利用できる。
他の利点は、多モードファイバ検知ループは、カー効果に対する感受率がより低 いことである。それは、本発明においては、この効果は多数のモードにわたって 、空間的に平均化されるからである。感受率がこのように減少する他の理由は、 多モードファイバのコアの直径が大きくなると、それに従って、ファイバにおけ る光強度が低くなることである。さらに、多モードファイバは、外部磁界によっ て誘起されるファラデー効果に対しても感受性が低い。それは、ファイハノモー ド複屈折(modal birefrigence)が、ファラデー効果によっ て誘起される複屈折よりも大きいからである。本質的に、多モードファイバの直 線複屈折が、ファラデー効果によって誘起される回転複屈折を圧倒しているので ある。最後に、多モード回転センサは、単一のファイバ光学物質の連続的な撚り 線を用いることにより、対応する単一モードセンサのように、全ファイバシステ ムとして構成することができる。
本発明の第2の実施例においては、透過ホログラムを備えるモードファイバを用 いて、前述した非回転的に誘起された位相誤差を除去することができる。このホ ログラムフィルタは、光源からの光が、一旦フィルタを通り抜けてループに向か い、再び検出器に向かう道筋をとることにより、多モードファイバの単一のモー ドのみが利用されるように配置される。
本発明のこれらの性質および他の性質は、図面を参照するこによって完全に理解 されよう。
第1図は本発明の回転センサの概要図であって、光源からの光が結合する、光学 ファイバの単一の連続的な撚り線および、このような単一の連続的な撚り線から 構成される、多モード検知ループを示す。また第1図は、ファイバループを通っ て互いに反対方向へ伝播する波の間の位相差を検出するための検出システムを示 している。
第2図は、ファイバループ16の概念的モデルを示す概要図であって、モードの ベアを例として、ファイバループを通る際の、互いに反対方向に伝播する波の電 界成分を示している。
第3図は、第2図の概念的モデルの概要を示す図であって、ファイバループを通 過した後の、互いに反対方向に伝播する波の電界成分を示している。
第4図は、光学的出力信号のベクトル図であって、第3図に示した電界成分から 生ずる、“dcH項のベクトル和を実軸に沿って示す。また、第3図に示した電 界成分から生ずる、干渉項のベクトル和を、フェーサの態様によって回転した、 他のベクトルとして示す。さらに、〈1)回転的に誘起されたサグナック位相差 、および(2)非回転的に誘起された位相差によって生ずる位相誤差、に対する 干渉項を表現するベクトルの応答を示す。
第5図は、第4図のベクトル図に対応した、サグナック位相差と、検出器によっ て測定された光学強度との関係を示すグラフであり、非回転的に誘起された位相 誤差の効果を示すものである。
第6図は、グループ■の電界成分にJ:って生ずる干渉項のベクトル図である。
第7図は、第6図の2つのベクトルのベクトル和を表わす合成ベクトルを示すベ クトル図であり、このような合成ベクトル和に伴った位相誤差を示している。
第8図は、大きさを等しいと置いた、第6図のベクF・ルを示すベタ1〜ル図で ある。
第9図は、第ε図のベクトルのベクトル和を表わす合成ベクトルのベクトル図で あり、ベクトルの大きさを等しいとコくことによって除去される位相誤差を示し ている。
第10図は、第1図の結合器の間に延びたファイバ部分の概要図であり、切断さ れたファイバ部分、およびその間に挿入された、透過ホログラフを備えるモード フィルタを示している。
第11図は、第10図の透過ホログラフフィルタを作成するための技術を示す概 要図である。
好ましい実施例の詳細な説明 第1図に示す、好ましい実施例においては、単一の連続的長さをもつか、または 撚り線とされた多モー下光学ファイバ11に、CW光を導き入れるための光源1 0を僅えている。ここで使われるような“多モードファイバ°′とは、使用され る特定の光源からの光の複数の基本モードを保持できるファイバを意味し、1つ の基本モードのみを保持できる単一モードファイバに対するものである。ファイ バ11は第1の方向性結合器12の、AおよびCの符号を付けたポートを通り抜 け、第2の方向性結合器14の、/\およびCの符号を付けたポートを通り抜け る。したがって、ファイバ11は、光源10から結合器12のポートAへと延び 、そして、結合器12のボートCカーら、結合器14のポートAへと延びている 。結合器14のポートCがら延びたファイバ110部分は、巻かれてルーフ16 を形成する。
特定の例においては、ルー116は1000回の巻きを備えてJ5す、それぞれ は、約150平方cmの面積を囲んでいる。ファイバ16からのファイバ11の 終端は、結合器14のDおよびBの符号を付けたポートを通り抜ける。ポートD はループ16に近い位置にある。ファイバ11の微小部分17は、結合器14の ポーl−Bがら延びて、無反射開放端となって終わる。
第2のファイバ]9は、方向性結合器12の、DおよびBの符号を付けたポート を通り抜番プる。ポートDがら出たファイバ19は、無反射開放端となって終わ る。しかし、結合器12のポートBから出lζファイバ19の部分は、光学検出 器20に光学的に結合し、この検出器は、そこに入社する光の強度に比例した出 力信号を発生する。
本発明はまた、ロック−イン増幅器24.信号発生器26および位相変調器28 を備えている、検出電子回路22を含んでいる。特定の例においては、この位相 変調器28は、たとえば約1ないし2インチの直径を持つPZTシリンダを有し ており、ファイバループ16の部分は、このまわりに、たとえば4ないし10回 巻かれている。このファイバは、適当な粘着物質によってPZTシリンダに取付 けられており、ファイバ11は、このシリンダ28の動径方向の広がりに対して 延びるようになっている。これに関して、位相変調器28は、信号発生器26か らライン30の上に与えられる、たとえば1O−100kHzの範囲にある周波 数を有する、AC変調信号によって駆動される。検出電子回路22が正しく動作 するためには、この位相変調器28が、検知ルーフ16の中央ではなく、ループ 16の一端に、たとえば結合器14のポートDに近接して配置されていることが 重要である。発生器26からのAC変調信号はまた、ライン32上から、ロック −イン増幅器24へ与えられる。この増幅器は、増幅器24が、変調周波数にお ける検出器出力信号を同期的に検出できるように、発生器26からの変調信号を 基準信号として利用している。したがって、増幅器24は、位相変調器28の基 本周波数(すなわち、第1調和周波数)における帯域通過フィルタを有効に与え るものであり、この周波数のすべての他の調和周波数をブロックする。この技術 に熟練した人達には、この検出器出力信号の調和成分は、動作範囲にわたって、 ルーフ16の回転速度に比例することが理解されよう。増幅器24は、この第1 の調和成分に比例した信号を出力し、回転速度を直接に指示する。
この検出器回路22のその他の詳細は、1982年10月14日にWO3210 3456号として発行された“ファイバ光学回転センサ”という名称の国際特許 出願第PCT/US82100400号に記述されており、ここに援用して含め る。この検出系はまた、Optics l etters。
Vol、 6. No、10 (1981年10月)pp、502−504にも 記載されている。本発明に適当な他の検出システムが、SP I E、 Vol 、 157.レーザ内部回転センサ(1978)、l)0.131−136にお いて発行された、J、 L、 Davisと3 、E zekielの著作にお いて記述されている。
ファイバ11に利用される多モードファイバのタイプは、本発明の動作において 、決定的なものではないものと信じられている。したがって、ブラッドインデッ クス形と同様、ステップインデックス形の多モードファイバも使用できる。
しかしながら、温度や振動などのような環境の影響に対する回転センサの動作は 、モードの数に依存するものと思われる。したがって、同程度のサイズをもつブ ラッドインデックス形ファイバよりも多くのモードを保持できる、ステップイン デックス形ファイバの方が望ましい。ここに示した実施例においては、ファイバ 11は、約50ミクロンのコア直径を有する、ステップインデックス形ファイバ を備えており、ファイバ19はファイバ11と同一のものである。
結合器12および14として使用するに適当なファイバ光学方向性接合器が、3 uzakiに対して1979年1月30日に発行された、アメリカ合衆国特許第 4.136.929号において開示されており、ここに援用して含める。
この特許の第3a図ないし第3c図において示されているように、この結合器は 、それぞれの多モードファイバが取付けられる、弓形の溝を有するブロックのペ アを備えている。このブロックの表面は切断されて磨かれており、クラッドとコ アの一部分は、このファイバの1つの側から取り除かれている。その後、ブロッ クの表面は、並べられたファイバのコアの部分を露出された状態で、面と面が向 がい合う関係に配貨される。望ましくは、第1図の結合器12および14のそれ ぞれは50%の結合比を有し、ボートAから入った光は、ポートCとDとに等分 される。第1図の回転センサもまた、結合器12.14の代わりにビームスプリ ッタを用いることによって、バルク光学要素から構成されることができる。
本発明に正しい動作をさせるためには、光源1oが重要である。特に、光源10 は、強い非コヒーレント性をもつ光を発生し、ファイバのモードのそれぞれにお ける光の相対的な位相が互いに、本質的に乱雑となる。さらに、それぞれのモー ドの電界振幅の大きさが等しくなるように、光が結合されてファイバに入る必要 がある。後に議論するように、これらの要請の双方が満足される程度にまで、非 回転的に誘起された位相誤差の特定のタイプが除去される。
光源10として使用するに好ましい光源は、700ないし900 nmのオーダ の波長を有する、表面発光形の発光ダイオード(LED)である。LEDは広が りをもった光源であるため、それぞれのモードが同じ光強度をもって放射される 傾向にある。さらに、LEDによって生ずる光は、高い非コヒーレント性をもっ ている。一般に、LEDは、レーザに比べて安価であるため、光源として使用す るに特に望ましいものである。
この代わりに、第1図の仮想線で示されているように、光源10に接近した位相 変調器4oを用いることによって、コヒーレント光源を利用して非コヒーレント 光を発生させることもできる。変調器40は、変調器28と同じタイプ、たとえ ば、まわりにファイバ11が巻かれているPZTシリンダ、であってもよい。変 調器40は、電子回路22の検出バンド幅よりも高い、高周波信号または乱雑信 号のいずれかを発生する信号発生器(図示せず)によって駆動される。しかしな がら、この信号発生器の動作周波数は、信号発生器26の周波数とは異なったも のである必要がある。
さらに、この変調は、ループ16に到達′する前に行なわれておかねばならない ということは重要なことである。そうでないと、このような変調は、回転信号を 平均化してゼロにしようとするであろう。
非コヒーレント光を与えることに加えて、変調器4oがモードスクランブラ(r aode 5craIIlbler )として機能し、ファイバのモード中に光 を均等に分布させてもよい。本質的には、比較的小さな直径(たとえば1/2− 1インチ)のPZTシリンダのまわりに、たとえば5−10回はどファイバを巻 き付けることにより、モード間の十分な結合が得られ、モードの電界振幅を実質 的に等しくする。
回転センサが正しい動作を行なうためには、光検出器20もまた決定的な重要性 を有する。特に、光検出器は、ファイバ軸に垂直に置かれたときにファイバ19 がら出てくる光のすべてを実質的に遮断するに足る、十分に大きな表面積をもっ ている必要がある。光検出器2oの直径は、典型的には、2−10IIIlの範 囲にあり、その厳密なサイズは、多モードファイバ19の直径ファイバ19の開 口数(ファイバ19から出るときの光の広がりを示すもの)および、ファイバ1 9の終端と光検出器2oとの間の距離に依存する。ここに示した実施例において は、光検出器2oは、直径10111の通常のPINまたはアバランシ・シリコ ン光ダイオードである。
動作において、連続光波Wiが、光源1oがら入り、ファイバ11を通って伝播 する。波w1が、結合器12を通るとき、光の一部分(たとえば50パーセント )が、ポートDを通して失われる。残りの光は、結合器12のポートCから、結 合器14に向かい、ここで、この光は、2つの波W、とW2どに等分され、これ らはループ16のまわりを、互いに反対方向に伝播する。ルーフ16を通り抜け た後、この波W、とW2は、結合器14によって再結合され、光学的出力信号W Oを形成する。再結合された波WOの一部分は、結合器14のボートBを通じて 失われ、一方、残りの部分は、結合器14のボートAから、結合器12のポート Cまで進行する。ここで、これは再び分離され、その一部分くたとえば50%) は、ファイバ19へと転送される。ファイバ19の終端を出るとすぐに、波WO は、光検出器20の上に与えられ、この光検出器は、波WOの光強度に比例した 電気信号を出力する。この光学的出力信号の強度は、波W1とW2との間の干渉 のタイプ〈すなわち、強め合いか、弱め合いか)および干渉の量に比例して変化 する。したがって、この強度は、波W1とW2との間の位相差の関数となってい る。ここで、ファイバ11が″理想的″(すなわち、ファイバの複屈折は、その 長さ方向に沿って一様である)と仮定すれば、光学的出力信号の強度を測定する ことにより、回転的に誘起されたサグナック位相差を、したがって、ファイバル ープ16の回転速度を正確に知ることができる。
前に指摘したように、現在の技術状態における多モードファイバは、(1)これ らが複屈折的であり、(2)複屈折は、ファイバの長さ方向に沿って一様ではな い、という点で゛理想的”からはほど遠い。したがって、回転的に誘起されたす iナラク位相差と区別できない、非回転的に誘起された位相差(すなわち、位相 誤差)を生ずることになる。本発明においては、これらの位相誤差を除去または 減少させるために、3つの異なった手法を用いている。すなわち、それは、(1 )高い非コヒーレント性をもつ光を発生する光源を用いることにより、ファイバ のそれぞれのモードで放射された光の相対的な位相を本質的に互いに乱雑にする 、(2)それぞれのモードにある光の電界振幅を等しくする、(3)実質的に、 光学的出力信号パワーのすべてをとらえることのできる、比較的大きな表面積を 持つ検出器を使用する、ことである。これらの手法のそれぞれは、位相誤差の特 定の組または群を対象としたものである。
このようにして、位相誤差を除去し、または減少させることは、第2図を参照し てより完全に理解できよう。第2図では、完全直交モードの任意の組から選ばれ た多モードファイバの、2つの任意のモードの概念的モデルを描いたものである 。この完全直交モードは、このような直交モードの組の電界の線形結合として、 多モードファイバにおける任意の伝播電界パターンを記述することを可能とする ものである。それぞれのモードは、使のモードとは異なった伝播速度をもつもの と仮定する。さらに、複屈折は、ファイバの長さ方向に沿って一様に分布してい ないという事実を考慮して、モード間の光エネルギの結合があるものと仮定する 。エネルギのこのような結合を、ここでは、゛クロス結合”と呼ぶことにする。
実際には多モードファイバは、たとえば、信子ものモードを持つことができるも のと認められるが、本発明の目的のためには2つのモードのみを考え、後に数学 的に示すように、この2つのモードの場合をNモードの場合に拡張できるものと 理解する。
第2図の概念的ファイバモデルは、検知ループ16(第1図)を表現するために 利用される。互いに反対方向に伝播する波W + 、 W 2は、結合器14に よって、ルーフ16へ結合するものとして、破線の矢印で概念的に示されている 。この多モード光学ファイバの、例示的に任意に選ばれた2つのモードは、第2 図において端子C′およびD−のベアを結ぶ第1の線と、端子CrtおよびD  nの第2のベアを結ぶ、第1の線とは平行な第2の線とによって、概念的に表現 されている。第2図の左側にある端子C′およびC″は、結合器14のポートC に対応し、また、第2図の右側にある端子り一およびD ”は、結合器14のボ ートDに対応する。前述した、端子を結ぶ第1の第2の線は、それぞれ、ファイ バループ16の任意のモードiおよびjを表現するために用いられている。
、モード1とjとの間のクロス結合は、′ブランチ1”および“ブランチ2”の 符号を付けた、線のベアでそれぞれ表現される。ブランチ1は、端子CパとD− との間のクロス結合を表現し、一方でブランチ2は、端子C−とD L′との間 のクロス結合を裏下する。2つのブランチ1および2の間には、結合は存在しな いものと理解されるが、参照符号50によって示されたブランチ1とブランチ2 のと交差を゛結合中心”と呼ぶことにする。結合中心50は、ファイバループの 中心から離れているものとして示されており、ファイバ複屈折はその長さ方向に 沿って一様ではなく、したがって、ファイバループ16のまわりに、対称的に分 布しないことを示している。したがって、クロス結合した光は、一方のモードが 、他方よりもより長い経路を進行し、このため、それらの間に非回転的に誘起さ れた位相差を生ずる。
第2図に示すように、波〜v1は、ファイバループ16に結合して、モードIお よびjは、それぞれ躍界振8E およびE を生ずる。同様に、W2は、結合さ れてモードI添字プラス(+)およびマイナス(−)は、伝播の方向を示し、ル ーフ16のまわりの時計回り方向はプラス(+)符号で、ループ16の周の反時 計回り方向はマイナス(−)符号で示される。
モードIおよびJのそれぞれの光が、ファイバループ16を通過するとき、モー ド間のエネルギの結合が起こり、それぞれの電界は2つの成分、すなわら添字“ s ”で示される“直進”成分と、添字”c”で示されるバクロス結合”成分と に分離される。したがって、El は、ルーフ16を通過する間にモードiのま ま残る直進成分E1.と、ルーフ16を通過する間にモードjとクロス結合する クロス結合とに分1され:EJ は、E;。とEj、とに分離され:また、E7  は、E″J、とElcとに分離される。
光波がフフイバルー116を通過した後は、第3図に示したように端子C−にお ける光は、成分E;うとEl2とを備え;端子Cnにおける光は、成分ESSど EJlとを備え、端子り一における光は、成分E1.とElcとを備え;端子D  ”における光は、成分EJSとEJCとを備える。これら8個の電界成分は結 合器14によって結合され、光学的出力信号WOを与える。この技術に熟練した 人達は、一般に、任意の2つの電界成分、たとえばElsおよびElこの重ね合 1つせによって、検出器20によって測定される合成強度(1)は、次のように 定められることがわかるであろう。
I = Ig、、、、l +IEIcI + 21E7sl lEEl C05 % (1)但し、この特定の例では、φは、電界成分EISとFl、との間の位 相差である。
第(1)式の最初の2つの項すなわち、l E、、l ’およびl Eic l  2は、定常状態または“d 、 c 、 ”項であり、−六、最後の項は電界 E15とElcとの間の位相差φにに存する大ぎさをもった“干渉パ項である。
 一般に、上に述い8個のdc″項、および位相に依存する28個の゛干渉”項 、からなる光学強度を検出器20(第1図)に与える。
位相依存項の組合わせの数は、実際には、n(n−1)または56個の位相依存 項である。しかしながら、これらの項の半分は、単に、他の半分の順序を入替え たものにすぎず、結局、28個の余分な項がある。
8mのdc項は、第4図において符号1dcで示された単一のベクトル和として 示され、一方、28個の干渉項は、第4図において符号1iで示された単一のベ クトルとして示されている。これらのベクトルLlcおよび11は、複素平面に おいて描かれている。ファイバループ(第1図)が回転すると、この位相依存ベ クトル■iがフェーサの態様でサグナック効果による、回転的に減少された位相 差φSに等しい角度だけ回転する。干渉ベクトルIiの、実軸上への射影は、ベ クトルL+(Hに加えられたとき、検出器20(第1図)で測定されるものとし ての、光学的出力信号WOの全光学強度I、E□となる。第5図において、この 光学強度10吋は、サグナック位相差φSの関数として描かれ、曲線52に示さ れたようになる。
第2図を参照して前に説明したように、モード1とjとの間の結合によって、フ ァイバループ16が非相反的となり、前述した、電界成分の間の非回転的に誘起 された位相差を生じ、また、回転的に誘起されたサグナック位相差φSと区別で きない、蓄積された位相誤差φeを生ずることになる。位相誤差φeは、フェー サIiを回転させ、たとえば、第4図の実線において示した位置から、破線で示 した位置へと移動させる。第5図の曲線52は、量φeだけ、たとえば、第5図 の実線で示した位置から破線で示した位置へと移動する。
蓄積された位相誤差φeを除去または減少させるためには、第2図を参照して議 論した、8個の電界成分の重ね合わせから生ずる、28個の干渉項を解析するこ とが必要である。最初に、電界成分ビ とET 、およびFトとELは、15  1S 位相誤差に寄与しないと認められる。それは、これらの成分によって表わされる 光は、クロス結合せず、これらのモードのうちの1つの単一モードでループを通 過するからである。しかしながら、他の26個の干渉項は、蓄積位相誤差φeに 寄与できる。これらの26個の干渉項は、3つのグループ、すなわち、以下に示 すグループエ、グループ■およびグループ■に分類されることのできる、電界成 分の26個のベアに対応する。
り」仁二プニL りL−二711 干渉する電界成分のみを上に掲げ、干渉環そのものは記載されていないが、上に 掲げられた成分のベアのそれぞれに対する干渉環は、第(1)式を参照した例に 従って、容易に計算されるものと理解されよう。
グループ■は、異なったモードで出発するが、ループ16を通過した後に同じモ ードで結合器14に到達するような電界成分のベアを含んでいる。たとえば、グ ループエにおける成分のベアの最初のものは、モードiで出発し、ループ16を 通過する間モードiのまま残る直進成分E15、およびモードjで出発し、ルー プ16を通過する間に、モードiとクロス結合する、クロス結合成分E、cを備 えている。通常は、これらの成分は第(1)式を参照して説明されるように、互 いに干渉するものである。
しかしながら、非コヒーレント光波の間の位相差は乱雑であるため、非コヒーレ ント光波成分の間の干渉は、平均化されて、検出器20においてゼロとなる。し たがって、それぞれのモードが非コヒーレントの光によって放射されること、す なわち他のモードにある光に対して乱雑であることを保証することにより、グル ープエの干渉環は除去することができる。したがって、たとえば、モードiが、 モードjにある光に対して非コヒーレントである光によって放射されるならば、 たとえば成分E1.とEtc との間の平均干渉はゼロとなる。それは、それら の間の位相差は乱雑であり、したがって、平均化されて検出器20においてゼロ となるからである。同様に、残りの成分、たとλばEl、とE−:E7とET  、などの間の干渉は、平均化されてゼロ+C+S IC となる。このため、前述したような非コヒーレント光源10を利用することによ り、グループエに掲げられた成分の間の干渉、したがって、このような干渉によ って生ずる位相誤差を減少または除去することができる。
グループエの位相誤差を減少させるために必要とされる、非コヒーレンス性の程 度は、モード間の光路長の差の関数である。光源からの光のコヒーレンス長が、 2つの与えられたモードの間の光路長の差より小さい範囲では、これらの2つの モードに対するグループ■の成分の間の平均干渉、したがって位相誤差は減少す る。Nモードの場合には、光源のコヒーレンス長が最も長い光路と、最も類い光 路との間の差よりも小さいときに、位相誤差の減少が生ずる。しかしながら、グ ループエの誤差を実質的に完全に除去するためには、コヒーレンス長はモード間 の最も短い光路長の差よりも小さくなければならない。
グループエの項による、蓄積された位相誤差φe N)と、コヒ−レンス長との 間の関係は、コヒーレンス長が光路長の差よりも大きな、モードのベアのすべて の可能な結合(基本モードのほか、−膜化偏波モードも含む)の数を確認するこ とによって、近似的に得ることができる。この数を、゛に′と呼ぶことにする。
位相誤差φe (I)は、したがって、 を含むモードの数である。
たとえば、N=3000モードを有するファイバにおいては、経路長の組合わせ の数はN(N−1>ないしはく3000)2となり、これは、9000000の 可能な組合わせを生じる。これらの経路の組合わせの1%が、光源のとなり、し たがって、この例における、グループエの誤差による、誤差への寄与は、10  ラジアンにすぎない。最も現実的な場合において、全位相誤差φeは、オーダと して、この値たとえば10 ラジアンを越えない量でなければならない。この値 を第(2)式に代入すると次のようにしたがって、光源10のコヒーレンス長は 、第(4)式を満足するように選ばねばならない。しかしながら、一般に、コヒ ーレンス長が短くなると、それに従って、グループ■の位相誤差は小さくなる。
この技術に熟練した人達には、ファイバモードの光路長は、ファイバの製造によ って与えられたモード分散データを用いて、計算されまたは計測されることは理 解されよう。
グループ■は、ルー116を通過した後に、出発時のモードがどうであったかに かかわらず、異なったモードとなるような電界成分のベアを含んでいる。したが って、たと交しており、直交モードの電界は干渉しないため グループ■の間の 干渉は起こらない。しかしながら、グループ■の、ベアになった電界のフィール ドパターンは、パ全体的な”意味において直交しているにすぎないことを認識す ることが重要である。これは、フィールドパターン全体がファイバ軸に直角な面 にわたって空間的に平均化され、干渉が除かれねばならないことを意味する。も し、このような空間的な平均化が、フィールドパターンの一部のみにおいて行な われるのであれば、直交性は存在しないこととなろう。たとえば、モードiおよ びjの全体的なフィールドパターンが、実質的に空間的な平均化を受けることを 保証するために、本発明は、前述したように、ファイバ19の終端から出る光の すべてを実質的にとらえる程度に、十分に大きな表面積をもった検出器2oを利 用している。
とEJcとの重ね合わせによって生ずる他の干渉環によって、2個だけの干渉環 が生ずる。したがって、それぞれの干渉環が成分の1つのベアから生じ、そのう ちの1つは第1のモードから出発し、ルーフ16を通過する間に第2のモ−ドと クロス結合する。一方、同じ第1のモードから出発した他方のモードは、同じ第 2のモードへクロス結合するが、ルーフ16を反対方向に進行している。これら の干渉環は、たった2個ではあるが、環境に対する感受性が非常に高く、サグナ ック位相差よりも大きなオーダをもち得るような量の、位相誤差を生ずることが 可能である。
が得られる。
が得られる。但し、η1.は、モードiとJとの間に結合された電界エネルギの 部分であり、η9.は、モード1とJとの間に結合された光学的強度の部分であ り;φpは、端子CrtとD−との間で、一方のモードから他方のモードl\と クロス結合された光に対する、全蓄積位相であり、;φqは、端子C−とD n との間で一方のモードから他方のモードへとクロス結合される光に対する全蓄積 位相である。
これらの干渉環(5)および(6)に対応するベクトルが、第6図の複素平面に 、それぞれベクトル56および58として描かれている。干渉環(5)と〈6) とは、単にそれぞれベクトル56と58との実軸への射影にすぎないことは理解 されよう。ベクトル56と58とはベクトル的に加算されて、第7図に示す合成 ベクトル60どなる。図を簡明にするために、第6図および第7図では、ザブブ ック位相差はゼロであると仮定しである。第7図に示されているように、ベクト ル60は実軸から位相角φe (Iff)だけ傾いており、これはグループ■の 成分の間の干渉によって、非回転的に誘起された位相誤差を示している。ベタ1 〜ル60の、実軸上への射影は、単に、2の干渉環(5)および(6)の代数和 である: 検出器20は、実軸に沿ったベクトル60の成分のみを検知しているものである ため、検出器20の出力は代数和(7)に比例している。したがって、位相誤差 φe(lff>(第7図)は、対応する誤差を検出器20に生じさせることがわ かるであろう。
もし、1Ei12および1Ejl’が等しいときには、この形では、量φp−φ qの変化による効果は、回転的に誘起させたサグナック位相差φSと区別可能で ある。これは、第8図および第9図を参照するとより完全に理解できるであろう 。すなわち、これらの図は大きさの等しいベクトル56および58を作ることに よる、合成ベクトル60に対する効果を示している。量φp−φqの値にかかわ らず、合成ベクトル60は常に、実軸に向っており、したがって、ベクトル60 の方向は量φp−φqの変化と無関係であることがわかるであろう。このような 変化によって、ベクトル60はその大きさがゆらぐが、このようなゆらぎは検出 器20の出力に実質的な影響を与えない。それは、後に議論するように、これら の量的ゆらぎは、多モードファイバの多くの他のモードからの、対応する量的ゆ らぎとともに平均化され、したがって、これらのゆらぎの全ての和はゼロになる 傾向があるからである。
このため、それぞれのモードにある光の強度が、他のモードのものと同じ強度を 持つ光によって発生される範囲において、グループ■による位相誤差は、除去さ れることになる。望ましくは、このモードにある光は、結合器14に到達して、 分離されて反対方向に伝播する波となる時刻までに、強度が等しくなる必要あり 、これによってグループ■の干渉環が、検出器20における位相誤差をキャンセ ルする、適当な大きざと位相角をもつようになる。さらに、モードのすべては、 光が結合器14で分離されるときまでに発生されていなければならない。それは 、モードがどの、ような光強度をも持っていなければ、そのモードの強度を等し くすることもなく、それによってグループ■の位相誤差が生ずるからである。も ちろん、すべてのモードが発生されていないような場合でも、複数のモードのう ちのい(つかが実質的に等しい強度となっている限り、グループ■の位相誤差は ある程度は減少する。上述したように、本発明は、発光ダイオード(LED)を 利用して、ファイバモードのすべての中に、光強度を分布させている。
上の解析は、多モードファイバの中におけるモードのベアのすべての組合せに対 して適用でき、同じ結果すなわち位相誤差の除去がなされるであろう。さらに、 多くのモードを利用すれば、検出された光信号の環境に対する感受性が減少する 傾向にある。この件については、第4図および第5図を参照した議論から、検出 器20によって測定された全光学強度(■、町)が次のようになることが思い出 されモードが振幅の等しい電界(E)を有する光によって発生されるものと仮定 すると、■ は簡単に;1cJc=2iソ1旦1” 、 (11) となる。ここで、Nはファイバモードの数であり、基本モードおよび一般化偏波 モードの双方を含む。
さらに、それぞれのモードによる光が、他のすべてのモードに対して非コヒーレ ントであり、検出器20が全体的な直交性を保証する十分な表面積を有するもの とすれば、グループIおよびグループ■の干渉環はゼロとなり、第ここで;η= 、は、−モードがらU″′ モードへ、またはu1モードからHth モードへ の、いずれかの結合を受けた、光学パワーの部分である。籠は、クロス結合を起 こさずに、与えられたモード、たとえばに+hNモードままとなっているような 、光学パワーの結合していない部分である。
さらに、φ8.は、(1)1つのモードに、uで発生し、他方のモードに、uに クロス結合して、ルーフ16をプラス(+)の方向に通過する光、および(2) 同じ1つのモードに、uで発生し、同じ他のモードに、uにクロス結合するが、 ループ16を他方の方向またはマイナス(−)方向に通過する光の全蓄積位相差 である。モード1.Jに関連した、上記議論(第2図)においては、位相角φ8 uは、量φp−φqに等しい。
項の和から生ずる光学強度である。これらの、上述した“直進″成分は、位相誤 差を生じないが、それにもががねらず、これらは回転的に誘起された゛″サグナ ツク位相差に応答して干渉する。第(12)式の右辺の残りの項は、グループ■ の成分に伴なう干渉環の和から生ずる光学的強度である。(第(12)式を、第 〈9)式と比較のこと。)すべてのモードが同じ強度を持つ限り、このような干 渉環が、位相誤差を生ずることはないことを思い出すであろう。
進″干渉項と、グループ■の“クロス結合”干渉環との双方が、Nモードにわた って足し合され、その後Nで割られると、これらはNモードにわたって平均化さ れたものとみることが可能であることがわかるであろう。もし、多くのモードが ある場合には、ファイバの摂動にょるξとηの変化が平均化され、より安定な信 号となる。信号の安定性は1/−&に比例する。
これに加えて、位相角φkuは、0がら36o°の間の任意の値をとることがで き、この値は、正または負のいずれにもなり得るということは、注意しておくべ きことである。
したがって、モードの数が増加すると (OS φζ」の平均値は、ゼロに向か い、このため、第(13)式は、次のよう実際問題としては、 であり、また である。第(15)式を第(14)式へ代入し、第(14)式と第(15)式を 第(10)式に代入すると次のようにしたがって、検波器20によって測定され る光学的出力信号WOは、第5図の実線で描かれた曲線52によって示されるよ うに、回転的に誘起されたサグナック位相差φSに応答して変化することになる 。グループI 、I[および■の位相誤差を取除くことにより、全蓄積位相誤差 φeはゼロとなり、曲線52は、たとえば第5図のφS軸に沿って移動しなくな るように、位相に関して安定になる。さらに、曲線52の振幅は、安定のままで あるようになり、環境因子によって発生ずる複屈折における変化に対して実質的 に鈍感となる。それは、残りの干渉環がファイバのNモードにわたって平均化さ れるからである。曲線52の振幅の安定性は1/瓜に比例する。
本発明の回転センサはまた、ファイバループにおいて後方散乱された光の効果を もさらに減少させる。この件については、現在の技術状態における光学ファイバ は、光学的に完全でなく、微小な量の光を散乱してしまう不完全性を持っている ことは気が付くであろう。この減少は一般に、レイリー散乱と呼ばれている。こ のような散乱によって、ある程度の光がファイバから失われるものの、このよう な損失の量は比較的小さく、したがって、大きな関心事ではない。
レイリー散乱に伴なう主要な問題は、その最初の伝播方向と反対の向きに、ファ イバ中を伝播するように反射される光の部分に関係している。これは一般に、“ 後方散乱”項と呼ばれる。このような後方散乱がルーフ16を同じ向きに進行す る光に対してコヒーレントである限り、それは、強め合いまたは弱め合うように 干渉し、それによって光検知器20によって測定された光学的検知出力WOの強 度が変化する。本発明では、それぞれのモードが他のモードと非コヒーレントな 光によって発生される光源1oを用いることにより、このような干渉は減少する 。したがって、たとえばモードiから出発するが、他のモードたとえばモードj によって捉えられる後方散乱光は、この点他方のモードたとえばモードjと干渉 しない。さらに、光波が結合器14において再結合されるとき、たとえばモード iにある光は、モード1で出発し、他のモードたとえばモードjで捉えられた後 方散乱光とは干渉しない。それは、これらのモードは直交しているからである。
したがって、干渉を生ずる、唯一の後方散乱光は、特定のモードで出発し、ルー フ16を通過する間、同じモードのままであるような、後方散乱光である。効果 において、後方散乱光は、Nモードにわたって平均化され、後方散乱光からの干 渉の量は、モードの数に逆比例することになる。このため、後方散乱を減らすに は、多くのモードを持ったファイバを使用することが望ましい。
第1図および第10図に示された本発明の第2の実施例においては、単一モード (すなわち、特定の基本モードの中の単−一般化偏波モードのうちの1つ)を通 過させ、一方、他のすべてのモードにある光を阻止する双方向性(bidire ctional )モードフィルタを利用する。この好ましい実施例では、モー ドフィルタは結合器12および14の間の、ファイバ11の光路中に位置する透 過ホログラム70を備えており、入力光波W1がフィルタ70を通って、ループ 16の方向へと向い、また、出力光波Woは、これど同じフィルタを通って検出 器20の方向へと向う。第10図を参照すると、フィルタ70は、ファイバ11 の光路中に、ファイバ11の連続的な撚り線を結合器12と14との間の所望の 位置で切断し、2つのファイバ部分11aおよび11bを与えることによって配 置されている。そして、フィルタ70はファイバ部分11aおよび11bの間に 置かれ、入ってくる波Wiと出ていく波WOとを遮る。
この技術に熟練した人達は、このようなホログラムフィルタ70が、第11図に 示した方法を利用することによって作られることに気付くであろう。ここに示す ように、この方法は、非常に短い(たとえば10CID)であることを除けば、 それぞれファイバ部分11aおよび11bに同一である、多モードファイバ80 .82のペアを利用する。ファイバ80と82とのペアおよび、ホログラフプレ ート84は、ファイバ部分11a、11bおよびフィルタ70が所望の位置とな るよう、厳密に、相対的に配置される。ファイバのペア80.82のこの所望の 単一モード(すなわち、フィルタ70LよつC送出されるべきモード)は、それ ぞれ光波Wa 、 Wbのペアによって発生され、これら双方は、プレート84 に向って伝播するよう向けられる。このため、ファイバ80.82から出た光は 、ホログラフプレート84によって遮られる。ここに示した実施例において、フ ァイバ80.82は、波Wa、Wbがその互いに反対側の方向からプレートに当 たり、プレート84の、厳密に同じ面積を覆う。小ログラフプレート84は、こ のような方法で露光した後、このプレートは現像され、ファイバ部分11aおよ び11bの間に置かれ、フィルタ70を与える。フィルタ70およびファイバ部 分11a、11bが、フィルタ70の製造の間に用いられたホログラフプレート 84およびファイバのペア82.84があった位置に、相対的に、厳密に置かれ る限り、フィルタ70は、所望の単一のモードのみを通過させ、他のすべてのモ ードを阻止する。
モードフィルタ70を使うことによる位相誤差の除去は、第2図を参照して議論 されたモードiおよびJの概念的モデルを参照してより完全に理解されよう。こ の件については、フィルタ70は、モードiの光を通過させ、一方、他のすべて のモード、たとえばモードJを阻止する。したがって、入ってくる光波Wiがフ ィルタ70を通過した後、ファイバ部分11b (第10図)に入ってくる唯一 の電界成分は、EIとなる。ルーフ16を通過する間、モード間のクロス結合に 起因するモードミキシングが起こり、互いに反対方向に伝播する光が結合器14 において再結合され、光学的出力信号WOを形成するとき、次に示す電界成分の ペアに対応する干渉項のみが存在する:光学的出力信@WOが、フィルタ70を 通ってファイバ部分11bからファイバ部分11a (第10図)へ通過すると き、“J”の添字を持つ成分のすべては取除かれ、干渉成分E丁、およびE;の みを残す。これらの成分のペアの間の干渉は、位相誤差へは寄与しないため、検 出器20で測定された光学的出力信号WOには、位相誤差は存在しない。この第 2の実施例の光学的出力信号WOは、実質的にその強度が、最初に述べた実施例 の強度より小さくなっている。これは、多モードファイバの単一のモードのみを 使用しているためであり、最初の実施例と同様、この第2の実施例は、比較的安 価な多モードファイバを使うことができるという利点を有する。
虚軸 イラク、4 47り5 ル曵史 坊 虚軸 す イ7夕、10 イワ夕、〃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 光波を発生する光源手段10: 前記光波についての複数の基本モードを保持し、サグナック効果に従って回転の 検知を行なうループを形成する多モード光学ファイバ11; 前記光波を前記ルーフ16に結合して、前記ループを互いに反対方向にまわって 伝播する光波のペアを与え、かつ前記光波のペアを結合し、前記ルー116を通 過した後の前記波のペアの間の位相差に比例する強度を持った光学的出力信号を 形成する手段14: 前記光波のペアの間の非回転的に誘起された位相差を減少させ、サグナック効果 によって誘起された位相差の検出を可能とする手段10,20; を備える、多モードファイバ光学回転センサ。 2、 前記光学的出力信号を検出して、前記ループ16の回転速度を測定する手 段20、をさらに備え、前記検出手段20によって検出された前記光学的信号は 前記多モードファイバ11のすべてのモードからの光を含む、請求の範囲第1項 記載の回転センサ。 3、 前記光源手段10は、前記771′バ11の複数のモードを放射し、前記 多モードファイバ11のそれぞれのモードは、他のモードに放射された光に対し て実質的に非コヒーレントな光によって放射される、請求の範囲第1項記載の回 転センサ。 4、 前記光源手段10によって生成された光のコヒーレンス長は二に≦0.0 1N2のようなものであり、但し二Nは前記光iioに対する前記多モードファ イバ11の伝播モードの数、であって;には、前記ルーフ16の中の光路差が、 前記コヒーレンス長よりも大きいようなモードのペアの数である、請求の範囲第 3項記載の回転センサ。 5、 前記光源手段10は発光ダイオードを備える、請求の範囲第3項記載の回 転センサ。 6、tijJ記光源手段10は、前記光源手段10によって生成された光を位相 変調する手段40を備える、請求の範囲、第3項記載の回転センサ。 7、 前記位相変調手段40は、乱雑な周波数において駆動されている、請求の 範囲第6項記載の回転センサ。 8、 前記光学的出力信号を検出して、前記ルーフ16の回転速度を測定する手 段20.22をさらに備え、前記位相変調手段40は、前記検出手段20.22 のバンド幅の外側にある周波数で駆動されている、請求の範囲第6項記載の回転 センサ。 9、 前記位相変調手段40は、前記光源手段10と前記結合手段14との間に 配置されている、請求の範囲第6項記載の回転センサ。 ″ 10、 前記結合手段14は、ファイバ光学方向性結合器を備える、請求の範囲 第1項記載の回転センサ。 11、 前記減少手段10.2.、Oは、前記光学的出力信号のすべてを実質的 に遮る検出器20を備える、請求の範囲第1項記載の回転センサ。 12、 前記光学手段10からの前記光波は、前記ファイバ11の複数のモード へと放射され、その放射は、複数のモードのそれぞれにある光が実質的に等しい 強度を持つように行なわれる、請求の範囲第1項記載の回転センサ。 13、 前記光源手段10は、発光ダイオードを備える、請求の範囲第11項記 載の回転センサ。 14、 前記光源手段10は、前記複数のモードにある前記光のそれぞれの強度 を等しくするためのモードスクランブラ40を備える、請求の範囲第12項記載 の回転センサ。 15、 前記減少手段は、モードフィルタ70;をざらに備え、 前記多モードファイバはさらに 前記光源手段10と前記モードフィルタ70との間の光路を与える第1のファイ バ部分11a:前記モードフィルタ70と前記結合手段14との間の光路を与え る第2のファイバ部分11b:を形成し:前記第1と第2のファイバ部分11a 、11bは前記モードフィルタ70が前記光波および前記光学的出力信号のいず れをも遮るように前記モードフィルタ70とともに動作して、前記光源手段10 と前記結合手段14との間の光路を与え、前記モードフィルタ70は、前記ファ イバの前記複数の基本モードの1つの単一基本モードのみからの光を、また前記 単一基本モードの中の1つの単−一般化偏波モードのみからの光を通すが、他の すべてのモードからの光を特徴とする請求の範囲第1項記載の回転センサ。 16、 前記モードフィルタ70はホログラムを備える、請求の範囲第15項記 載の回転センサ。 17、 発光ダイオード; 前記発光ダイオードによって生成された光の、複数の基本モードを保持する多モ ード光学ファイバ11、を備え、前記ファイバは回転を検知するルーフ16を形 成し、前記ダイオードは前記ファイバ11への光を与えるように結合された、多 モードファイバ光学回転センサ。 18、 前記ダイオードからの光を結合して、前記ループのまわりを互いに反対 の向きに伝播する光波のベアを与え、前記光波を結合して光学的出力信号を形成 する手段14、および 前記光学的信号のすべてを実質的に遮るようにサイズと配置が定められた検出器 20、をさらに備える、請求の範囲第17項記載の回転センサ。 19、 光波のベアを結合して、前記光波における複数の基本モードを保持する 多モードファイバから形成された多モードファイバループ16を通して互いに反 対方向に伝播させ; 前記多モードファイバループ16を回転して、前記光波の間の位相差をサグナッ ク効果によって誘起させ:前記光波を結合して光学的出力信号を形成させ;前記 光学的出力信号を検出器20に与え;前記検出器20を、前記光学的出力信号の すべてを実質的に遮るに十分な大きな表面積を持つように選択することによって 、前記互いに反対方向に伝播する波の間に非回転的に誘起された位相差を減少さ せることを含む、サグナック干渉計において回転を検知する方法。 20、 光波のベアを結合して、前記光波における複数の基本モードを保持する 多モードファイバから形成された多モードファイバループ16を通して伝播させ ;前記多モードファイバ11の前記複数のモードのそれぞれを、前記多モードフ ァイバの他の前記複数のモードに放射された光に対して実質的に非コヒーレント の光を用いて放射させることにより、前記光波の間に非回転的に誘起された位相 差を減少させ;かつ、 前記互いに反対方向に伝播する光波の間の位相差を検出することを含む、サグナ ック干渉計において回転を検知する方法。 21、 次のような関係を持つコヒーレンス長を有する光源10を選択すること をさらに含む、請求の範囲第20項記載のサグナック干渉計において回転を検知 する方法。 K≦0.01N2 ス長よりも大きな光路差を持つモードのベアの数である。 22、 光波を結合して、前記光波の複数の基本モードを保持する多モード光学 ファイバ11から形成されたファイバループ16を通して、互いに反対方向に伝 播させ:かつ、前記多モードファイバ11のモードにある光の強度を実質的に等 しくすることにより、前記光波のベアの間に非回転的に誘起された位相差を減少 させることを含む、サグナック干渉計において回転を検知する方法。 23、 前記減少を行なうステップは、発光ダイオードからの光を結合して前記 ファイバ11に与えることを含む、請求の範囲第22項記載のサグナック干渉計 において回転を検知する方法。 246 #記減少を行なうステップは:光i10からの光を結合して前記ファイ バ11に与え:前記光源10からの前記光をモードスクランブラ40を通して通 過させることを含む、請求の範囲第22項記載のサグナック干渉計において回転 を検知する方法。 25、 光波のベアを結合し、前記光波の複数の基本モードを保持する多モード ファイバ11から形成された多モードファイバループ16を通して伝播させ:( 1) 前記多モードファイバ11の前記複数のモードのそれぞれを、前記多モー ドファイバ11の他の前記複数のモードに対して実質的に非コヒーレントな光に よって放射させ:
  2. (2) 前記多モードファイバ11のモードにある光の強度を実質的に等しくさ せることによって、前記光波のペアの間に非回転的に誘起された位相差を減少ざ ゼることを含む、サグナック干渉計において回転を検知する方法。 26、 前記減少を行なうステップはざらに:前記光学的出力信号のすべてを実 質的に遮るに十分な大ぎな表面積を持つ検出器20を選択し:かつ前記検出器2 0を前記光学的出力信号のすべてを実質的に遮るように位置決めすることを含む 、請求の範囲第25項記載のサグナック干渉引において回転を検知する方法。
JP58500430A 1981-11-06 1982-11-05 多モ−ドファイバ光学回転センサ Expired - Lifetime JPH076798B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/318,813 US4456377A (en) 1981-11-06 1981-11-06 Multimode fiber optic rotation sensor
US318813CHEDE 1981-11-06
US318813 1981-11-06
PCT/US1982/001555 WO1983001683A1 (en) 1981-11-06 1982-11-05 Multimode fiber optic rotation sensor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58501876A true JPS58501876A (ja) 1983-11-04
JPH076798B2 JPH076798B2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=23239669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58500430A Expired - Lifetime JPH076798B2 (ja) 1981-11-06 1982-11-05 多モ−ドファイバ光学回転センサ

Country Status (12)

Country Link
US (1) US4456377A (ja)
EP (1) EP0093170B1 (ja)
JP (1) JPH076798B2 (ja)
AT (1) ATE41515T1 (ja)
AU (1) AU561742B2 (ja)
BR (1) BR8207961A (ja)
CA (1) CA1231766A (ja)
DE (1) DE3279539D1 (ja)
IL (1) IL67816A (ja)
IT (1) IT1197600B (ja)
NO (1) NO832436L (ja)
WO (1) WO1983001683A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006208080A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Hitachi Cable Ltd 光ファイバ振動センサ

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5153676A (en) * 1983-04-26 1992-10-06 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Apparatus and method for reducing phase errors in an interferometer
US5120130A (en) * 1983-04-26 1992-06-09 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Apparatus and method for reducing phase errors in an interferometer
US4729622A (en) * 1983-12-05 1988-03-08 Litton Systems, Inc. Fiber optic polarizer with error signal feedback
US4773759B1 (en) * 1984-01-23 1996-08-06 Univ Leland Stanford Junior Interferometer with Kerr effect compensation
US4666235A (en) * 1984-03-16 1987-05-19 Litton Systems, Inc. Stable fiber optic polarizer
US4735506A (en) * 1985-04-01 1988-04-05 Litton Systems, Inc. Phase nulling optical gyroscope
US4695123A (en) * 1985-08-20 1987-09-22 Litton Systems, Inc. Cutoff polarizer and method
US4725113A (en) * 1985-08-22 1988-02-16 Litton Systems, Inc. Form birefringent cutoff polarizer and method
US5223967A (en) * 1986-06-11 1993-06-29 Mcdonnell Douglas Corporation Secure communications system
US5422772A (en) * 1989-08-28 1995-06-06 Mcdonnell Douglas Corporation Secure fiber optic networks
US5274488A (en) * 1986-06-11 1993-12-28 Mcdonnell Douglas Corporation Secure communications system
US4997282A (en) * 1986-09-19 1991-03-05 Litton Systems, Inc. Dual fiber optic gyroscope
US4881817A (en) * 1986-09-19 1989-11-21 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Fiber optic rotation sensor utilizing high birefringence fiber and having reduced intensity type phase errors
CA1298112C (en) * 1986-10-20 1992-03-31 Nicholas John Doran Optical device
US4842358A (en) * 1987-02-20 1989-06-27 Litton Systems, Inc. Apparatus and method for optical signal source stabilization
US4779975A (en) * 1987-06-25 1988-10-25 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Interferometric sensor using time domain measurements
US4915503A (en) * 1987-09-01 1990-04-10 Litton Systems, Inc. Fiber optic gyroscope with improved bias stability and repeatability and method
GB8728854D0 (en) * 1987-12-10 1988-01-27 British Telecomm Optical device
US4964131A (en) * 1988-12-16 1990-10-16 The Board Of Trustees Of The Leland Standford Junior University Broadband optical fiber laser
US5108183A (en) * 1989-08-31 1992-04-28 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Interferometer utilizing superfluorescent optical source
US5255274A (en) * 1989-09-06 1993-10-19 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford University Broadband laser source
US5189676A (en) * 1989-09-06 1993-02-23 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Broadband laser source
US5106193A (en) * 1990-08-09 1992-04-21 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Optical waveguide amplifier source gyroscope
US5185749A (en) * 1990-09-18 1993-02-09 The Board Of Trustee Of The Leland Stanford Junior University Large signal three-level superfluorescent fiber sources
US5177562A (en) * 1990-09-18 1993-01-05 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Stability compensated broadband source and fiber interferometer
US5333047A (en) * 1990-10-25 1994-07-26 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford University Optical fiber sensor having digital integrating detection system utilizing electronic phase lock loop
US5355216A (en) * 1990-10-25 1994-10-11 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford University Optical fiber sensor having digital integrating detection system utilizing electronic phase lock loop
FR2680570B1 (fr) * 1991-08-22 1995-10-13 Sagem Gyrometre en anneau a fibre optique multimode.
US5325174A (en) * 1992-06-23 1994-06-28 Northrop Corporation Integrated optic gyro with one Bragg transducer
FR2725784B1 (fr) * 1994-10-13 1997-10-17 Univ Pasteur Gyrometre a fibre optique multimode
JP2001504222A (ja) 1996-11-14 2001-03-27 トールテック テクノロジーズ ホールディングズ ファウンデーション 解像度と安定性が向上した、マルチモード光ファイバジャイロメーター
FR2824906B1 (fr) * 2001-05-18 2003-08-08 Thales Sa Dispositif de mesure d'un effet non reciproque, notamment gyrometre a fibre optique
US7269190B2 (en) * 2002-10-02 2007-09-11 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Er-doped superfluorescent fiber source with enhanced mean wavelength stability
US8368899B2 (en) * 2009-08-18 2013-02-05 Ofs Fitel, Llc Coiled evanescent optical sensor
WO2014110299A1 (en) * 2013-01-10 2014-07-17 Xiaotian Steve Yao Non-interferometric optical gyroscope based on polarization sensing

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530691A (en) * 1978-08-23 1980-03-04 Rockwell International Corp Gyroscope for interferometer
JPS5593010A (en) * 1978-12-07 1980-07-15 Mc Donnell Douglas Corp Optical apparatus for determining rotation

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3102953A (en) * 1958-07-09 1963-09-03 Maxson Electronics Corp Electromagnetic wave gyroscopes or angular velocity measuring systems
US3395270A (en) * 1962-06-28 1968-07-30 Jack B. Speller Relativistic inertial reference device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530691A (en) * 1978-08-23 1980-03-04 Rockwell International Corp Gyroscope for interferometer
JPS5593010A (en) * 1978-12-07 1980-07-15 Mc Donnell Douglas Corp Optical apparatus for determining rotation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006208080A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Hitachi Cable Ltd 光ファイバ振動センサ

Also Published As

Publication number Publication date
IT8347874A0 (it) 1983-03-09
JPH076798B2 (ja) 1995-01-30
EP0093170A1 (en) 1983-11-09
ATE41515T1 (de) 1989-04-15
US4456377A (en) 1984-06-26
DE3279539D1 (en) 1989-04-20
EP0093170B1 (en) 1989-03-15
AU1108683A (en) 1983-05-18
NO832436L (no) 1983-07-04
EP0093170A4 (en) 1985-07-30
IT1197600B (it) 1988-12-06
CA1231766A (en) 1988-01-19
IL67816A (en) 1986-09-30
WO1983001683A1 (en) 1983-05-11
IL67816A0 (en) 1983-06-15
AU561742B2 (en) 1987-05-14
BR8207961A (pt) 1983-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58501876A (ja) 多モ−ドファイバ光学回転センサ
US4634282A (en) Multimode fiber optic rotation sensor
US5153676A (en) Apparatus and method for reducing phase errors in an interferometer
KR910000603B1 (ko) 비편광 광선을 이용한 광학 섬유 회전 감지기
EP0262825B1 (en) Fiber optic rotation sensor utilizing high birefringence fiber and having reduced intensity type phase errors
CA2345561C (en) Fiber-optic current sensor
JP2722005B2 (ja) 偏波回転リング経路を有する受動リング共振器ジヤイロ
US4671658A (en) Fiber optic rotation sensor utilizing a magnetic shield and an optical isolator
CN101886925B (zh) 基于载波调制的多波长干涉式光纤陀螺
US6801319B2 (en) Symmetrical depolarized fiber optic gyroscope
US5200795A (en) Passive quadrature phase detection system for coherent fiber optic systems
JP2782557B2 (ja) 回転センサ
JP3939350B2 (ja) 干渉光ファイバ・ジャイロスコープにおける光強度平衡
JP2002532705A5 (ja)
WO1996041131A1 (en) Magnetically insensitive fiber optic rotation sensor
JP2002532705A (ja) 同一方向に伝播する、並びに反対方向に伝播する偏光誤差の抑制を変調した光ファイバジャイロスコープ
EP0075013A1 (en) ROTATIONAL SENSOR WITH OPTICAL FIBERS.
JP2005241431A (ja) 光ファイバ干渉型センサ
CN106796125B (zh) 具有微分调制相位检测的干涉测定传感器
US5120130A (en) Apparatus and method for reducing phase errors in an interferometer
KR970001142B1 (ko) 광파이버자이로스코프
KR900008599B1 (ko) 다중모우드 광학섬유 회전감지기
Medjadba et al. Modeling a multimode Sagnac interferometer: application for an embarked fiber optic gyroscope
JPH0350964B2 (ja)
CA1227660A (en) Fiber optic rotation sensor utilizing high birefringence fiber