JPS58500362A - 調整可能なジヨ−を有するソケツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 調整可能なジョーを有するソケット 技術分野 この発明はジョーを有するソケットに関し、前記ジョーはソケットの回転軸線に 対して半径方向内方およヒ外方に調整でき、様々な寸法のナツトおよびヂルト頭 部を杷持しかつ回転駆動できるようにされている。

背景技術 米国特許第４．．２１３，３５５号にはジョーを有する改良された調整可能なソ ケットが開示されているが、前記ジョーはソケットの回転軸線に対して半径方向 運動できるように取付けられ、様々な寸法のナツトおよびヂルト頭部を把持しか つ駆動することができるようにされている。駆動部材すなわち前記ソケットのジ ョーサポート部材はジョーを半径方向運動しないように固定してお勺、そしてジ ョーの半径方向外方運動を防止するようにジョーと係合するスリーブ内に配置さ れている。スリーブをジョーサポート部材に対して軸方向運動させることにより 、ジョーははねと協働して内方かつ外方に調整される。ばねの取付端はジョーサ ポート部材に取付けられ、ばねの脚部はそｎぞれジョーと係合し、スリーブと係 合するようにジョーを外方に押圧する。一実施例では、ジョーサポート部材のら 旋形固定面は回転可能な調整部材のら旋形固定面と係合し、これによりジョーを いかなる調整位置においても固定１Ｙ８５８−５００３（ｉ２　（４） できるようにスリーブを軸方向に位置決めするような方法で、前記固定面間の回 転位置を決めるようにされている。別の実施例では、ジョーサポート部材のら旋 形固定面およびスリーブのら旋形固定面はスリーブを／ 軸方向に位置決めしかつこれによシジョー？いかなる調整位置にも軸方向に固定 するように互いに係合されている。

他の調整可能なソケット等は米国特許＆８１０，２８８号、第１．２８８，１５ ４号、第１，４９８，０４０号、第１．５５４，９６３号、第２，５８０，２４ ７号、第２，５８２゜４４４号、第２，６６９，８９６号、第２，７０１．４８ ９号、第２，８５０，９３１号、第２，８８４．８乏６号、および第３，７２４ ，２９９号に開示されている。

発明の開示 この発明の目的は、ジョ〜を半径方向に調整するための改良された調整機構を有 する調整可能なソケットを提供することである。

この目的を達成するに当り、こげ発明を実施する調整可能なソケットはソケット がその周りで回転駆動される回転軸線を有するジョーサポート部材と、前記回転 軸線に対して内方かつ外方に半径方向調整運動できるように前記サポート部材に 取付けられる多数のジョーとを有している。ジョーを半径方向に位置決めするた めの調整機構は回転軸線にそって位置決めされた座と、それぞれジョーに関連し て配置される多数のコイルはねと金有している。各コイルはねは座に係合する内 端と、関連するジョーに係合する外端とを有し、とれによりコイルはねはジョー を半径方向外方に押圧するようにされている。

ばね座は各コイルばねの内端に係合するぜ−ルを有するのが好ましい。各ジョー はサポート部材に半径方向運動できるように設けられたスライドを有し、各ジョ ーのスライドは関連するコイルばねの外端を受ける内向き凹部を有している。各 ジョーのスライドにおける凹部の周囲は内側に向いた凹面形状を有し、これによ りジョーの内方運動時ボールがスライドによシ受取められるようにし、そして別 な方法で可能とされるよりもジョーをさらに内方に運動させることができるよう にしている。

この発明の別の特徴に従って前記目的を達成するに当り、この発明を実施する調 整可能なソケットは、ソケットがその周りで回転駆動される回転軸線を有しかつ この回転軸線から半径方向に延びる多数の摺動路を有するジョーサポート部材を 有している。それぞれサポート部材の摺動路に関連して設けられる多数のジョー 唸各々、サポート部材の関連した摺動路に嵌合するスライドを有している。調整 機構はジョーを回転軸線に対して内方かつ外方に摺動路にそって半径方向に移動 させ、ジョーの調整全行なうようにされている。各ノヨーは回転軸憩に向って内 側に向いた係合面を有し、回転軸線に対してわずかに内側に傾斜してジョーのス ライドから離れるように軸方向に延びている。この構成はジョーを傾斜させるこ とでそのスライドと関連した摺動路との間の間隙に適合させることができるよう にし、これによりジョーの保合面が回転軸線に対して平行関係を保つように位置 決めされてナツトまたはゼルト頭部を面対面接触で杷持するようにする。

この発明の別の特徴に従って前記目的を達成するに当り、調整可能なソケットは ソケットがその周りで回転駆動される回転軸線を有するジョーサポート部材と、 前記回転軸線から傾斜して一軸方向に延びる多数の摺動路とを有している。多数 のジョーはそれぞれサポート部材の摺動路と係合され、各々サポート部材の関連 した摺動路に嵌合するスライドを有し、各ジョーは付随する軸方向運動と共に通 路にそって内方かつ外方に半径方向運動するように支持されている。各ジョーは ソケットを回転駆動する際にトルクを加えるための内向き係合面を有し、またサ ポート部材の摺動路と反対の軸方向に傾斜して半径方向に延びるカム面を有して いる。各ジョーのカム面はその運動通路に対して９・０°　よりも大きい角度を 形成し、調整機構はジョ、−のカム面と摺動関係で係合し、ジョーの内方および 外方調整運動を行なうようにする。

ソケットの調整機構はスリーブを有するのが好ましく、このスリーブはジョーサ ポート部材をスリーブに対して両方向に軸方向に可動な関係で受けるようにされ ている。スリーブはジョーとそのカム面で摺動関係で係合するカム面を有し、対 応する軸方向におけるジョーサポート部材とスリーブとの間の軸方向運動時にジ ョーを内方および外方に運動させるようにしている。スリーブの形の調整部材は ジョーサポート部材をサポート部材とスリーブとの両方に対して回転可能な関係 で受けている。スリーブは調整部材の回転時軸方向に可動であシ、これによりジ ョーを内方または外方にＭｌｕするようにされている。

調整リングも保持リングもまたソケットを備えるのが好ましい。調整リングは調 整部材に設けられ、ジョーを調整する回転のために調整部材の把持を容易にする 。保持リングはジョーサポート部材をスリーブおよび調ヤ部材内に嵌合した後ジ ョーサポート部材に取付けられ、ソケットの組立状態を維持するようにされてい る。

ジョーサポート部材はその好ましい構成では、ジョーを取付ける拡大端部を有し 、また調整部材内に嵌合されるより小さな丸い端部を備えている。ジョーサポー ト部材の拡大端部における軸方向面は、それぞれジョーの中間部を受ける半径方 向溝を有している。半径方向溝はそれぞれ、これらの溝と平行にかつ軸方向に傾 斜した向きで延びる摺動路と係合されている。軸方向スロットは関連した摺動路 および溝を接続し、各ジ１５Ｆ＝”Ｇ５８−５００３Ｇ２（５）ヨーは関連した 軸方向スロット内に嵌合されかつスライドとその中間部との間に延びるウェブを 有し、摺動路および溝がジョーをサポート部材の拡大端部に取付けるように協働 するようにされている。

ソケツ）ｋ経済的に製造することは、サポート部材およびジョーをインベストメ ント鋳造法により製作することで得ることができ、また少量生産のためにはスリ ーブおよび調整部材もインベストメント鋳造法によシ製造し、あるいは大量生産 を行なうためにはそれらは熱間または冷間管成形法か粉末金属加工法によシ製造 することができる。

開示された一実施例では、ジョーサポート部材および調整部材は各々ら旋形固定 面を有している。サポート部材および調整部材のら旋形固定面を係合することに よりスリーブはサポート部材に対して軸方向に調整可能に位置決めされ、またこ れによりジョーも調整可能に位置決めされる。各ら旋形固定面は軸方向に離隔さ れた端部を有し、ジョーの全閉位置から全閉位ｒＩｔまで速やかな調整運動を可 能にする。

ソケットの開示された別の実施例は係合ねじを持つス・リーブおよび調整部材に ’Ｈし、両者間の回転によりスリーブをジョーサポート部材に対して軸方向に運 動させ、ジョーを調整するようにされている。

両方の開示実施例では、スリーブはそれぞれジョーのカム面と係合するスリーブ のカム面に隣接しかつそれらと軸方向に並置された多数の開口部を有している。

これらの開口部は開放運動時ジョーの中間部を受け。

別な方法で可能とされるよりも大きな全開状態を可能にする増大したジョーの外 方運動を行なうことができるようにしている。

互いに専用的な構成を除き、調整可能なソケットの各実施例は前述した構造の特 徴の全てを含むのが好ましい。

三つのジョーは通常の六つの側面を持つナツトおよびボルト頭部の把持を可能と するように利用されるのが好ましい。もちろん、二つまたは四つのジョーは四つ の側面を持つナツトおよびボルト頭部の把持にも用いることができた。特別な用 途に対しては、いかなる数のジョーでも通常とは異なった数の側面を持つ注文設 計のナツトまたはボルト頭部を把持するのに用いることができる。

この発明の目的、特徴および利益は添付図面を参照することによりこの発明を実 施するための最良の形態に関する次の詳細な説明から容易に明らかとなろう。

図面の簡単な説明 第１図はこの発明に従って構成された調整可能なソケットに示す斜視図であり、 第２図は第１図に示された調整可能なソケットの分離斜視図であり、 第３図は第２図（て示されたソケットのジョーを位置決めするら旋形固定面を示 す概略図であり、第４図は第２図に示された調整可能なソケットのジョーサポー ト部材の側面図でちゃ、 第５図は第４図の５−５線にそうジョーサポート部材の軸方向端面図であり、 第６図は第２図に示された調整可能な調整部材の側面図であり、 第７図は第６図の７−７線にそう調整部材の軸方向端面図であり、 第８図は調整可能なソケットのジョーの一つの側面図であり、 第９図は第２図のソケットの半分を側方に切断した際の断面図であり、ジョーを 全開位置で示し、第１０図は第２図のソケットの半分を側方に切断した際の断面 図であシ、ジョーを全閉位置で示し、第１１．１２図はそれぞれ、ジョーを半径 方向外方に押圧するコイルばねを示す第９，１０図の１１−１１線および１２− １２線にそうソケットの横断面図であシ、 第１３図は調整可能なソケットの別の実施例の分離斜視図であり、さらに 第１４．１５図はそれぞれジョーを全開および全閉位置で示す、第１３図のソケ ットの半分を側方に切断した際の断面図である。

発明を実施するための栗良の形態 ９ 図面中筒１図を参照すれば、この発明に従って構成された調整可能な７′ケツト は総体的に符号１０で示され、そして中心軸線Ａの周りにソケットを回転駆動す るラチェットスノξすと組合せて図示されている。ソケットｌＯの調整は以下に 説明するように、ボルト頭部またはナツト１４のようなナツトの把持を可能にし 、前記ナツト１４はラチェットスパナ１２を介してトルクを加えた際に軸線Ａの 周シに回転駆動するように図示されている。

第２図を参照すれば、調整可能なソケットの一実施例が１０ａによって示されて おシ、これはソケットの中実軸線Ａにそう回転軸線を有するジョーサポート部材 １ξを備え、前記軸線Ａの周シにソケットが回転駆動される。ジョー１８は回転 軸線Ａに対して内方および外方に半径方向の調整運動を行なうようにサポート部 材１６に取付けられ、様々な寸法のボルト頭部およびナツトｉ把持できるように されている。ジョー１８を半径方向に位置決めする調整機構は、ボール２０の形 の座およびそれぞれノヨ−と組合されるコイルばね２２を有している。さらに第 １１．１２図を参照してわかるように、ボール２０はジョーサポート部材１６の 回転軸線Ａ（でそって位置決めされ、コイルばね２２の各々はボールと係合する 内端と関連するジョー１８と係合する外端とを有している。コイルばね２２はジ ョー１８をソケットの回転軸線Ａに対して半径方向外１緒昭５３−５Ｃ！ｆＪ３ ６２（６） 方に押圧する。

コイルばね２２の内端に着座するボール２０を設けることによって、第１０．１ ２図に示された全閉位置から、第９，１１図に示された全開位置に向ってジョー １８を外方に変移させる経済的で有効な方法が得られる。各ジョー１８はノヨー の半径方向運動を可能にするようにジョーサポート部材１６に設けられたスライ ド２４を有し、このスライド２４は関連したコイルばね２２の外端を受ける内向 き凹部２６を備えている。第１０図に最も良く示されたように、凹部２６の周囲 における各ジョースライド２４の凹面形状２８はノヨー１８の内方運動時にボー ル２０を受け、別の方法で可能とされるよりも一層大きい内方運動を可能とする 。

第２．８．９〜１２図を参照すれば、ソケットがその周りで回転駆動される回転 軸線Ａを持つジョーサポート部材１６はその回転軸線Ａから半径方向に延びる摺 動路３０を有している。ジョー１８はそれぞれ摺動路３０ｉて関連して位置決め され、各ジョーのスライド２４はサポート部材の関連した摺動路３０に嵌合され る。ソケットの調整機構は手動による調整時では、ジョー１８を回転軸線Ａに対 して半径方向内方または外方に摺動路３０にそって移動させる。第８図に見られ るように、各ジョー１８は回転軸線Ａに向って内側に向いた係合面３２を有し、 この面３２は図示されたよ１ うｆｌ（好ましくは約２０程度の角度αだけスライド２４から離れるように、回 転軸線に対して軸方向にわずかに内側に傾斜して延びている。各ジョー係合面３ ２をこのように傾斜させることによって、ジョー１８はそのスライド２４の周り に外方に傾斜することでスライ、ドと関連した摺動路３０との間隙に適合できる ようにされる。ジョーのこの傾斜によって、その保合面は回転軸線と平行関係を 保って位置決めされ、これによソケットまたはボルト頭部を面対面接触で把持す ることができる。また各ジョー係合面の傾斜によシ、ジョーのスライド２４とサ ポート部材の摺動路３０との間には１５／１０００インチ程度の間隙を形成する ことができ、しかもこれらのスライド２４および摺動路３０はトルクの伝達時面 対面接触で把持するのに有効に作用し、ジョーおよび摺動路３０に対する公差を より小さくするのにそれ以上高価な製造作業を行なう必要はない。

第２．８．１０図を参照すると、ソケットの回転軸線の周シに駆動されるジョー サポート部材１６は回転軸線から半径方向に延びる摺動路３０を有しているがこ の摺動路３０はジョーの把持を行なうノケット端に向って一軸方向に傾斜してい る。各ジョー１８のスライ）２４はノヨーサポート部材１６の関連した摺動路３ ０に嵌合され、第８，１０図の矢印３４で示されたように付随する軸方向運動と 共に半径方向内および外方に通路にそって移動するようにされている。各ジョー １８は前述したように、ソケットヲ回転駆動する際にトルクを伝える内向き係合 面３２を有し、またサポート部材の側路３２と反対の軸方向に傾斜して半径方向 に延びるカム面３６を倫えている。各ジョー】８のカム高３６と矢印３４で示さ れたジョー運動の通路とは好ましくは約９５°程度の９０’　よシ大きな角度β （第８図）を形成する。ソケットの調整機構は以下に説明する方法でジョーのカ ム面３６と係合し、矢印３４で示された・クヨー運動の通路に対する角度関係は ジョーを内方および外方に運動させる際にいがなる固着も生じないようにしてい る。ジョー運動の通路にそって、ジョースライド２４も丁ポート部材の摺動路３ ０も丸い横断面を有するのが好、ましく、これはまたジョー１８の調整運動を容 易にする。摺動路３ｏはそれらの内端において互いにいくぶん尖った接合部全形 成し、押圧用ばね２２を着座させるボール２０’に受けるようにされている。

第２．９．１０図に見られるように、ンケソ）１０の調整機構はスリーブ３８を 有し、このスリーブ３８ハ・ジョーサポート部材１６の小さな丸い端部４０？ｆ −スリーブ内に挿入し、次いでジョーの側路３ｏが設けられた拡大端部４２を挿 入することでジョーサポート部材１６を受けるようにさ扛ている。スリーブ３８ は第９．１０図に示されたようにジョー１８のカム面３６１３ と摺動関係で係合するカム面４４を有し、ジョーサポート部材１６とスリーブと の間の軸方向運動を行なう際に内方および外方のジョー運動を行なうようにされ ている。ソケット調整機構の調整部材４６は第２図に最も良く示されたようにス リーブ型構造を有し、ジョーサポート部材１６の丸い端部４０を調整部材４６お よびスリーブ３８に対して回転できるように受けている。スリーブ３８は調整部 材４６の回転時軸方向に移動し、これによシジョーを内方または外方に調整する 第４．５，６．７図に見られるように、ジョーサポート部材１６はら旋形固定面 ４８を有し、調整部材４６はその固定面に係合するら旋形固定面５０を有してい る。これらのら旋形固定面の各々は第３図に示されたようにソケットの回転軸線 の周りに３６０°にわたって延びておシ、そして固定面の軸方向係合によりジョ ーサポート部材１６と調整部材４６との間に望ましぐない回転が生じないように 、適当な固定用突起５２を有している。ジョーサポート部材の固定面４８は第４ 図に示されたようにその拡大端部４２からそのよシ小さな丸い端部４０へ向って 離れるように向き、端部備え、前記側部はそれぞれ、関連するスノξすの駆動部 材に設けられたゾール形戻り止めを受ける関連した凹部５６を有している。調整 部材４６は拡大端部５８を？ｉ−Ｗ：、：；５ｆＴ−５００３ｆｉ２　（７）有 し、この端部にはら旋形固定面５０がジョーサポート部材のら旋形固定面４８に 対向するように形成され、そのジョーサポート部材は調整部月内に挿入されるよ り小さな丸い端部４０を備えている。調整部材４６の小さな端部６０は拡大端部 ５８の固定面５０とは反対の軸方向に向った環状肩部６２から陥れるように延び ている。ジョーサポート部材１６のら旋形固定面４８は軸方向に延びる面６４に より接続される軸方向に離隔された端部４８ａ、４８ｂを有し、また調整部材４ ６のら旋形固定面５０は軸方向に延びる面６６により接続される軸方向に離隔さ れた端部５０ａ　、５０ｂを有している。

ンケットｔ−組立る場合、第４，５図に示されたジョーサテート部材１６の小さ な端部４０を第６，７図に示された調整部材４６に挿入し、これらを第２図に示 されたスリーブ３８内に挿入し、そして前述したようにノヨーサポート部材の関 連した摺動路３０にばねを設け、このばねに対してジョー１８を前記摺動路３０ に配置する。調整機構はまた調整リング６８全有し、このリング６８はスリーブ ３８内に配置された後調整部材４６のより小さな端部６０を受け、固定ねじ７０ は調整部材に対して調整リングを固定する。調整リングは調整部材４６の小さな 端部６０より大きい直径を有し、この結果調整部材４６をクヨーサポート部材１ ６に対して手で容易に把持および回転させて、スリー５ ブ３８の軸方向位置を調整しかつこれによりジョーを半径方向に調整できるよう にら旋形固定面４８．５０を位置決めすることが可能となる。

コイルばね２２はジョー１８を第１０図に示された全閉位置から第９図に示され た全開位置に向って離れるように外方に押圧し、この結果ジョーのカム面３６と スリーブのカム面４４との間に生ずる摺動作用はスリーブ３８を左方へ同って軸 方向に押圧し、これによりスリーブの内側に延びる環状フランジ７２を調整部材 ４６の環状肩部６２と係合させるようにする。この押工作用はまたら旋形固定面 ４８．５０をも軸方向に係合させ、調整部材４６とジョーサテート部材１６との 間の回転全防止するようにし、このためスリーブ３８￥ｉクヨーを固定関係に調 整可能に固定するように位置されることができる。調整リング６８は片手で把持 することができ、そしてリングをスリーブ３８に対して相対的に回転させること によりジョーを調整できるようにされている。リング６８を回転させることで、 スリーブのら旋形固定面５０がジョーサポート部材１６のら旋形固定面４８と係 合する回転位置が調整され５．この結果調整部材の肩部６２の位置を軸方向に調 整しかつこれによりスリーブの肩部７２の位置全調整し、スリーブおよびノヨー のカム面４４．３６がコイルばね２２と協働してジョー１８を調整可能に位置決 めできるようにされている。ジョーを閉鎖するように調整リングを回転させるこ とで、スリーブ３８はノヨーが全閉位置となるまでジョーサポート部材１６に対 して右方へ移動し、そしてり／グの回転を続けると、固定面の端部４８ａ　、５ ０ａは互いに交差するように移動し、それでスリーブはばねの押圧力によって軸 方向に移動し、ジョーの開放運動を速やかに行なうようにする。

ジョーサポート部材１６は第９，１０図に示されたようにスリーブ３８に対して 左方へ向って移動することができる。ソケットは保持リング７４に有し、このリ ング７４はソケットｅ組立てた後で、ジョーサポート部材１６の小さな丸い端部 ４０に形成された丸い溝７６（第４図）に嵌合される。保持リング７４は調整部 材４６の小さな端部６０と軸方向に係合し、ジョーサポート部材の相対的な軸方 向運動を制限し、これによりソケットの組立状態ｗｄ持するようにされている゛ サポート部材１６およびジョー１８をインベストメント鋳造法によシ製作するこ とで極めて経済的なソケットを製造することができるが、少量生産のためにはス ・リーブ３８および調整部材４６をもインベストメント鋳造法により製作するこ とができ、また大量生産を行なうためには、それらは熱間または冷間管成形法や 粉末金属加工法によって製造することができる。

第２．４，５，８．９図に示されたように、ジョー１７ ザボ゛−ト部材１６の拡大端部４２は半径方向溝７８をイ」゛する軸方向面を備 え、前記溝７８は摺動路３０に対して平行となるように傾斜して延び、またスラ イド２４および関連した摺動路と協働してジョーの中間部分８０を摺動可能に支 持している。６溝７８は第４図に見られるように側面８２を有し、１だそれぞれ これらの側面と隣接する傾斜した軸方向面８４を備えている。各摺動路３２およ びその関連した溝７８は軸方向に並置されて第４図に最も良く示されたように関 連した軸方向スロット８６によって接続され、各ジョーは関連した軸方向スロッ トに嵌合する傾斜した中間ウェブ８８を有している。サポート部材の溝７８およ びジョーの中間部８０はスライド２４および摺動路３２と協働し、ジョーをいか なる調整位置においても支持するようにされている。また、スリーブ３８の開口 部９０がそれぞれカム面４４と隣接しかつ軸方向に並置されていることにより、 ジョーの中間部８０はジョーの外方運動時スリーブを介して外方に移動すること ができ、別の方法で可能とされるより一層大きな全開状態を得ることができる。

各ジョーのウェブ８８は第１１゜１−２図に最も良く示されたように内側に向い た尖った形状を有し、このためジョーは別な方法で可能とされるよりも一層小さ な全閉状態を形成するように内方に移動することができる。

第１３．１４．１５図に１０ｂで示された調整可能ａ、ｘｒ＝　５３−５ＱＯ３ ６２（８）なソケットの別の実施例は一部を除いては前述した実施例と同じであ う、また各図には同様な符号が用いられ、前記の説明がほとんど適用できるため 、その説明は省略する。調整可能なソケツ）１０ｂは内ねじ９２を持つフランＪ ）７２を備えたスリーブ３８を有し、また外ねじ９６を持つスリーブ端９４を備 えた調整部材４６を有し、前記外ねじ９６はスリーブの内ねじと係合している。

ジョーサポート部材１６の環状肩部９８はその拡大端部４２からより小さな丸い 端部４０に向って離れる方向に向き、そしてソケットを組立てた状態ではばね２ ２の押圧力によシ調整部材のスリーブ９４の軸方向端部と係合する。調整リング ６８は調整部材４６と一体であシ、調整部材の把持およびスリーブ３８、ジョー サポート部材１６に対する回転を容易にし、スリーブを軸方向に移動させかつこ れによジノヨー１８を調整可能に位置決めすることができるようにしている。調 整部材４６を一方向に回転さ→ることてスリーブ３８は右方へ移動し、それでカ ム面３６，４４はジョー１８を第１４図に示された全開位置から第１５図に示さ れた全閉位置に向って離れるようにばね２−２の押圧力に抗して内方に移動させ る。調整部材４６全反対方向に回転させることによりスリーブ３８は左方へ移動 し、カム面３６．４４とげね２２の押圧力との協働作用によりノヨーは全閉位置 から全開位置に向う方向に移動する。

９ ソケットの両実施例は三つのジョー１８を有するように図示されているが、これ らのジョーは円周方向に互いに１２０°離隔して設けられ、六つの側面を持つナ ツトおよびダルト頭部を把持しかつそれらにトルクを加えることを可能にする。

この発明を実施するための最良の形態が詳細に説明されたが、この発明が属する 技術に精通している者にとっては次の請求の範囲に規定されたこの発明を実施す るための様々な選択的な設計および実施例を認められよう。

Ｆｉｇ、３ Ｆｉｇ、／／　Ｆｉｇ、　／２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ソケットがその周シで回転駆動される回転軸線を有するジョーサポート部材 と、前記回転軸線に対して内方かつ外方に半径方向調整運動できるように前記サ ポート部材に取付けられる多数のジョーと、ジョーを半径方向に位置決めするた めの調整機構とを有し、この調整機構が回転軸線にそって位置決めさ°れた座と 、それぞれジョーに関連して配置される多数のコイルばねとを備え、各コイルば ねが座に係合する内端と、関連するジョーに係合する外端とを有し、これにより コイルばねがジョーを半径方向外方に押圧するようにされた調整可能なソケット 。 ２、座が、各コイルばねの内端と係合するボールを有する請求の範囲１に記載の ソケット。 ３　各ジョーがサポート部材に半径方向運動できるように設けられたスライ）′ を有し、各ジョーのスライドが関連するコイルばねの外端を受ける内向き凹部Ｔ ｈ１ｊする請求の範囲２に記載のソケット。 ４　各ジョーのスライドにおける凹部の周囲が内側に向いた凹面形状を有し、こ れによりジョーの内方運動時ボールがスライＰによシ受取められるようにした請 求の範囲３に記載のソケット。 ５　ソケットがその周りで回転駆動される回転軸線ヲ有するノヨーサポート部材 を有し、このサポート部材が回転軸線から半径方向に延びる多数の摺動路を有し 、それぞれサポート部材の摺動路に関連して設けられる多数のジョーを有し、洛 ジョーがサポート部材の関連した摺動路に嵌合するスライドを有し、ジョーを回 転軸線に対して内方かつ外方に摺動路にそって半径方向に移動させる調整機構を 有し、各ジョーが、回転軸線に向って内側に向きかつ回転軸線に対してわずかに 内側に傾斜してジョーのスライドから離れるように軸方向に延びる保合面を有し 、これによシジョーを傾斜させることでそのスライドと関連した摺動路との間の 間隙に適合させることができるようにし、ジョーの係合面が回転軸線に対して平 行関係を保つように位置決めされてナツトまたはデルト頭部を面対面接触で把持 するようにした調整可能なソケット。 ６、　ソケットがその周シで回転駆動される回転軸線を有するジョーサポート部 材を有し、このサポート部材が前記回転軸線から傾斜して一軸方向に延びる多数 の摺動路を備え、それぞれサポート部材の摺動路と係合する多数のジョーを有し 、各ジョーがサポート部材の関連した摺動路に嵌合するスライドを有し１ジヨー が付随する軸方向運動と共に通路にそって内方かつ外方に半径方向運動するよう に支持され、各ジョーがソケット回転駆動する際にトルクを加えるための内向き 係合面を有し、またサポ　−ト部材の摺動路と反対の軸方向に傾斜して半径方向 に延びるカム面を有し、各ノヨーのカム面がその運動通路に対して９０’　よシ も大きい角度を形成し、さらにジョー〇カム面と摺動関係で係合する調整機構を 有する調整可能なソケット。 ７　調整機構がスリーブを有し、このスリーブがジョーサポート部材をスリーブ に対して軸方向に可動な関係で受けるようにされ、またジョーとそのカム面で摺 動関係で係合するカム面を有し、ジョーサポート部材とスリーブとの間の軸方向 運動時にジョーを内方および外方に運動させるようにし、ジョーサポート部材を サポート部材とスリーブとに対して回転可能な関係で受ける調整部材を有し、前 記スリーブが調整部材の回転時軸方向に移動し、これによシジョーを内方または 外方に調整するようにされる請求の範囲１，５または６に記載のソケット。 ８　調整部材に設けられ、ジョーを調整する回転のために調整部材の把持全容易 にする調整リングを特徴とする請求の範囲７に記載のソケット。 ９　ジョーサポート部材をスリーブおよび調整部材内に嵌合した後ジョーサポー ト部材に取付けられ、ソ吹ットの組立状態を維持するようにされた保持リングを 特徴とする請求の範囲７に記載のソケット。 １０　サポート部材およびジョーがインベストメント鋳造法で製作される請求の 範囲７に記載のソケット。 １１　ジョーサポート部材が半径方向溝を有し、各ジョ１’ｌ？：１５８−５２ ０３６２＜２＞−が関連した半径方向溝内に嵌合する中間部を有する請求の範囲 ７に記載のソケット。 １２　ジョーサポート部材および調整部材が各々ら旋形固定面を有し、サポート 部材および調整部材のら旋形固定面を互いに係合することによりスリーブがす、 ｔｒ−ト部材に対して軸方向に調整可能に位置決めされ、またこれによりジョー も調整可能に位置決めし、各ら旋形固定面が軸方向に離隔された端部を有し、ジ ョーの全閉位置から全閉位置まで速やかな調整運動を特徴とする請求の範囲７に 記載のソケット。 １３　スリーブおよび調整部材が係合ねじ金持ち、両者間の回転によシスリーブ をジョーサポート部材に対して軸方向に運動させ、ジョーを調整するようにされ た請求の範囲７に記載のソケット。 １４　ソケットがその周シで回転駆動される回転軸＋Ｉｎ有するジョーサポート 部材を有し、このサポート部材が、回転軸線から半径方向に一軸方向に傾斜して 延びる多数の摺動路を備えた拡大端部を有し、前記サポート部材がまたその拡大 端部より小さな寸法の丸い端部を有し、それぞれサポート部材の拡大端部に形成 された摺動路と関連して設けられる多数のジョーを有し、各ジョーがサポート部 材の関連した摺動路に嵌合するスライドを備え、これによりジョーが付随する軸 方向運動と共に内方かつ外方に通路にそって半径方向運動できるように支持され 、各クヨ４ −がソケツＩｆ回転駆動する際にトルクを加えるための内向き係合面を有し、各 ジョーがまたサポート部材の摺動路と反対の軸方向に傾斜して半径方向に延びる カム面を有し、ジョーをサポート部材において移動させる調整機構を有し、この 調整機構がサポート部材を軸方向に摺動可能な関係で受けるスリーブを有し、こ のスリーブが、それぞれジョーのカム面と摺動可能な関係で係合するカム面を有 し、スリーブをｊポート部材に対して軸方向運動させる際ジョーを外方かつ内方 に移動させるようにし、サポート部材の丸い端部を受けかつサポート部材に対し て回転可能な調整部材を有し、これによシスリーブをサポート部材に対して軸方 向に移動させ、ジョーを回転方向に応じて内方かつ外方に調整できるようにし、 前記調整機構が前記回転軸線にそって位置決めされた座と、それぞれジョーと関 連して設けられる多数のコイルばねとを有し、各コイルばねが前記塵と係合する 内端と、関連したジョーと係合する外端とを有し、これによりコイルばねがジョ ーを半径方向外方に押圧するようにした調整可能なソケット。 １５：　ソケットがその周９で回転駆動される回転軸線を有するジョーサポート 部材を有し、このサポート部材が、回転軸線から半径方向に一軸方向に傾斜して 延びる多数の摺動路を備えた拡大端部を有し、前記サポート部材がまたその拡大 端部より小さな寸法の丸い端部を有し、それぞれサポート部材の拡大端部に形成 された摺動路と関連して設けられる多数のジョーを有し、各ジョーがサポート部 材の関連した摺動路に嵌合するスライドを備え、これによシジョーが付随する軸 方向運動と共に内方かつ外方に通路にそって半径方向運動できるように支持され 、各ジョーが、回転軸線に向って内側に向きかつジョーのスライドから離れるよ うに軸方向に回転軸線に対してわずかに内側に傾斜して延びる保合面を有し、こ れによシジョーが、ジョーを傾斜させることでそのスライドと関連した摺動路と の間の間隙に適合できるようにして、ジョーの係合面を回転軸線との平行関係を 保つように位置決めしかつナツトまたはゼルト頭部を面対面接触で把持するよう にし、各ジョーがまたサポート部材の摺動路と反対の軸方向に傾斜して半径方向 に延びるカム面を有し、各ジョーのカム面がその運動通路に対して９０°　より 大きな角度を形成し、ジョーをサポート部材において移動させる調整機構を有し 、この調整機構がサポート部材を軸方向に摺動可能な関係で受けるスリーブを有 し、このスリーブが、それぞれジョーのカム面と摺動可能な関係で係合するカム 面を有し、スリーブをサポート部材に対して軸方向運動させる際ノヨーを外方か つ内方に移動させるようにし、す、＋ｒ−ト部材の丸い端部を受けかつサポート 部材に対して回転可能な調２６ 整部Ｕ’　ｋイｆし、これによりスリーブをサポート部材に対して軸方向に移動 させ、ジョーを回転方向に応じて内方かつ外方に調整できるようにし、前記調整 機構が前記回転軸線にそって位置決めされた座と、それぞれジョーと関連して設 けられる多数のコイルばねとを有し、各コイルばねが前記座と係合する内端と、 関連したノヨーと係合する外端とを有し、これによりコイルはねがノヨーを半径 方向外方に押圧するようにした調整可能なソケット。 １６　ソケットがその周りで回転駆動される回転軸線ヲ有するジョーサポート部 材を有し、このサポート部材が、回転軸線から半径方向に一軸方向に傾斜して延 びる多数の摺動路を備えた拡大端部をイ１゛シ、サポート部拐のこの拡大端部が また半径方向溝と軸方向スロットと？有し、前記溝がそｎそれぞれらと平行ＶＣ 延びる摺動路を′こ関連して設けられ、また前記スロットが関連した摺小、・路 と溝とを接糸ノしし、前記サポート部旧が捷たその拡大端部より小きな寸法の丸 い端部全イＩＬ、それぞれサポート部材の拡大端部に形成された摺動路と関連し て設けられる多数のジョーを有し、各ジョーがサポート部材の関連した摺動路に 嵌合するスライドと、関連した溝に嵌合する中間部と、関連した軸方向スロット （で嵌合するウェブとを有し、これによりジョーが伺随する。軸方向運動と共に 内方かつ外方に通路にそって半径方向運動でき・る１ｉＡ”＝７５３−５（！０ ３６２　（３）ように支持され、各ジョーが、回転軸線に向って内側に向きかつ ノヨーのスライドから離れるように軸方向に回転軸線に対してわずかに内側に傾 斜して延びる保合面を有し、これによりジョーが、ジョーを傾斜させることでそ のスライドと関連した摺動路との間の間隙に適合できるようにして、ジョーの係 合面を回転軸線との平行関係を保つように位置決めしかつナツトまたはどルト頭 部全面対面接触で把持するようにし、各ジョーがまたサポート部材の摺動路と反 対の軸方向に傾斜して半径方向に延びるカム面を有し、各ジョーのカム面がその 運動通路に対して９０°よシ大きな角度を形成し、ジョーサポート部材において 移動させる調整機構を有し、この調整機構がサポート部材を軸方向に摺動可能な 関係で受けるスリーブを有し、このスリーブが、それぞれノヨーのカム面と摺動 可能な関係で係合するカム面を有し、スリーブをサポート部材に対して軸方向運 動させる際ジョーを内方かつ外方に移動させるように多数の開口部を有してジョ ーの増大した外方運動を可能にし、サポート部材の丸い端部を受けかつサポート 部材に対して回転可能な調整部材を有し、これによりスリーブをサポート部材に 対して軸方向に移動させ、ジョーを回転方向に応じて内方かつ外方に調整できる ようにし、前記調整機構がまた前記回転８ 軸線にそって位置決めされたボールと、それぞれジョーと関連して設けられる多 数のコイルばねとを有し、各コイルばねが前記ボールと係合する内端と、関連し たジョーと係合する外端とを有し、これによシコイルばねがジョーを半径方向外 向に押圧するようにした調整可能なソケット。 １７　ジョーサポート部材および調整部材が各々ら旋形固定面ケ有し、サポート 部材および調整部材のら旋形固定面が互いに係合されてスリーブをサポート部材 に対して軸方向に調整可能に位置決めしかつこれによシジョーを調整可能に位置 決めするようにし、各ら旋形固定面が軸方向に離隔された端部を有し、全閉位置 から全開位置まで速やかな調整運動を可能にし、調整リングが調整部材に設けら れてジョーサポート部材に対する調整部材の回転のための調整部材の把持を容易 にし、これによシスリーブを軸方向に移動させてジョーを調整するようにし、さ らにジョーサポート部材をスリーブおよび調整部材内に嵌合した後保持リングが ジョーサポート部材のよシ小さな丸い端部に取付けられ、ソケットの組立状態を 維持するようにした請求の範囲１５または１６に記載のソケット。 工８　スリーブおよび調整部材が係合ねじを有し、これにより両者間の回転によ シスリーブがノヨーサポート部材に対して軸方向運動してジョーを調整するよう にし、調整リングが調整部材に設けられてジョーサポート部材に対する調整部材 の回転のための調整部材の把持を容易にし、これによりスリーブを軸方向に移動 させてジョーを調整するようにし、さらにジョーサポート部材をスリーブおよび 調整部材内に嵌合した後保持リングがジョーサポート部材のよシ小さな丸い端部 に取付けられ、ソケットの組立状態を維持するようにした請求の範囲１５または １６に記載のソケット。