JPS5849367B2 - ベニヤ単板用接着糸 - Google Patents
ベニヤ単板用接着糸Info
- Publication number
- JPS5849367B2 JPS5849367B2 JP3440880A JP3440880A JPS5849367B2 JP S5849367 B2 JPS5849367 B2 JP S5849367B2 JP 3440880 A JP3440880 A JP 3440880A JP 3440880 A JP3440880 A JP 3440880A JP S5849367 B2 JPS5849367 B2 JP S5849367B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- veneer
- thread
- adhesive thread
- threads
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/22—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
- D02G3/40—Yarns in which fibres are united by adhesives; Impregnated yarns or threads
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/44—Yarns or threads characterised by the purpose for which they are designed
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は有寸截断した多数の単板を帯状に横弼するベニ
ヤ単板用接着糸の改良に関する。
ヤ単板用接着糸の改良に関する。
有す截断したベニヤ単板を接着糸により横矧ぎする場合
、接着糸は横矧ぎした帯状単板を乾燥工程又は積層接着
工程で移動させても切れない程度の強度を必要とするた
め、或程度太い糸を使用しなければならない。
、接着糸は横矧ぎした帯状単板を乾燥工程又は積層接着
工程で移動させても切れない程度の強度を必要とするた
め、或程度太い糸を使用しなければならない。
そして、通常の細い撚った糸を引き揃えてテープ状とな
すと所望の強度が得られ、かつ1間以上の厚い単板では
接着糸が単板を圧縮して板面に押し込まれるための単板
の他側の面に突条を生ずることはない。
すと所望の強度が得られ、かつ1間以上の厚い単板では
接着糸が単板を圧縮して板面に押し込まれるための単板
の他側の面に突条を生ずることはない。
しかし、111lr/L以下の薄い単板を前記テープ状
接着糸で横矧ぎすると単板の他側の面に突条が隆起する
。
接着糸で横矧ぎすると単板の他側の面に突条が隆起する
。
そこで本発明者等は前述の欠点を改善すべく、横矧ぎ時
の圧着により容易に押し拡げることができ、かつ所要の
引張強度を有する糸としてポリエステルモノフィラメン
ト250本からなる1000デニールの全く撚ってない
糸条を選び、この糸条を熱可塑性接着剤の液中を通過さ
せて含浸させて第1図aに示すようにした接着剤付の接
着糸となし、これを以ってベニヤ単板を横矧ぎしたとこ
ろ、接着糸の強度は勿論充分であったが持ち運び時に、
横矧単板の各有寸単板が相互の接合部で折れ曲がると、
接着糸が層内剥離を起し、接着糸とベニヤ単板とがその
部分から分離することがしばしば発生した。
の圧着により容易に押し拡げることができ、かつ所要の
引張強度を有する糸としてポリエステルモノフィラメン
ト250本からなる1000デニールの全く撚ってない
糸条を選び、この糸条を熱可塑性接着剤の液中を通過さ
せて含浸させて第1図aに示すようにした接着剤付の接
着糸となし、これを以ってベニヤ単板を横矧ぎしたとこ
ろ、接着糸の強度は勿論充分であったが持ち運び時に、
横矧単板の各有寸単板が相互の接合部で折れ曲がると、
接着糸が層内剥離を起し、接着糸とベニヤ単板とがその
部分から分離することがしばしば発生した。
そして、前記層内剥離を起した部分をみると接着剤はき
わめて少なく、接着糸の両側には多量の接着剤が流出し
ていた。
わめて少なく、接着糸の両側には多量の接着剤が流出し
ていた。
また、前記の1000デニールの接着糸で横弼ぎした薄
物の単板を重合接着すると接着糸と反対側の面に突条を
生じ、前記接着糸は薄物単板の横矧ぎには適さないこと
が判明した。
物の単板を重合接着すると接着糸と反対側の面に突条を
生じ、前記接着糸は薄物単板の横矧ぎには適さないこと
が判明した。
本発明は横矧するベニヤ単板の接着糸にその幅方向に拡
がり易いという特性を保持させながら折り曲げ等によっ
ても層内剥離を起すことがなく、かつ薄物単板を横矧ぎ
しても接着糸によって押し出された突条を生ずることが
なく、シかも接着力のすぐれたベニヤ単板用接着糸を提
供することを目的とするものである。
がり易いという特性を保持させながら折り曲げ等によっ
ても層内剥離を起すことがなく、かつ薄物単板を横矧ぎ
しても接着糸によって押し出された突条を生ずることが
なく、シかも接着力のすぐれたベニヤ単板用接着糸を提
供することを目的とするものである。
以下本発明を詳述すると、本発明で使用するモノフィラ
メントはポリエステル、ナイロン等の合成繊維又はガラ
ス繊維等からなり、単位糸条は前記モノフィラメントを
20〜50本集め、これを11nにつき10〜26回撚
って構戒する。
メントはポリエステル、ナイロン等の合成繊維又はガラ
ス繊維等からなり、単位糸条は前記モノフィラメントを
20〜50本集め、これを11nにつき10〜26回撚
って構戒する。
この集合糸を3〜10本複数のボビンから引き出して平
板状に引き揃えてから接着剤の液中を通過させ、次いで
上下一対のローラーにょり過量の接着剤を除去した後接
着剤を硬化させると、前記引き揃えた複数の糸条は第1
図bに示すような一枚のテープ状に或型されるから、こ
れをボビンに巻き取る。
板状に引き揃えてから接着剤の液中を通過させ、次いで
上下一対のローラーにょり過量の接着剤を除去した後接
着剤を硬化させると、前記引き揃えた複数の糸条は第1
図bに示すような一枚のテープ状に或型されるから、こ
れをボビンに巻き取る。
なお、単位糸条の本数は薄物単板用は少なくまた、厚物
用は多くし、薄物用の場合は50〜70デニールのもの
を所要強度が得られる本数引き揃えることが望ましい。
用は多くし、薄物用の場合は50〜70デニールのもの
を所要強度が得られる本数引き揃えることが望ましい。
前述のように構戒した接着糸で有寸截断したベニヤ単板
を横矧したところ、単位糸条間の接着剤はそれらの単位
糸条によって流出を阻止され、各単位糸条の撚数は少な
く、接着剤が流動し易い状態となっており、その上太い
一本の糸条と同じ圧力が加熱加圧しても受圧面積が広い
ので単位面積当りの圧力が小となってモノフィラメント
の溝方向への拡がりと接着剤のモノフィラメント間への
侵入及び滞留を許容することとなり、接着糸の各単位糸
条はその巾方向にそれぞれ拡がってきわめて薄くなると
共に相互に接触し、横矧したベニヤ単板を持ち運んでも
どこからも剥がれることはなく強固に接着することがで
き、かつベニヤ単板の側縁衝合部で層内剥離を生ずるこ
ともなかった。
を横矧したところ、単位糸条間の接着剤はそれらの単位
糸条によって流出を阻止され、各単位糸条の撚数は少な
く、接着剤が流動し易い状態となっており、その上太い
一本の糸条と同じ圧力が加熱加圧しても受圧面積が広い
ので単位面積当りの圧力が小となってモノフィラメント
の溝方向への拡がりと接着剤のモノフィラメント間への
侵入及び滞留を許容することとなり、接着糸の各単位糸
条はその巾方向にそれぞれ拡がってきわめて薄くなると
共に相互に接触し、横矧したベニヤ単板を持ち運んでも
どこからも剥がれることはなく強固に接着することがで
き、かつベニヤ単板の側縁衝合部で層内剥離を生ずるこ
ともなかった。
また、前記接着糸で薄物のベニヤ単板を横矧し、これを
重合接着したが板・面に接着糸による突条は全くみられ
なかった。
重合接着したが板・面に接着糸による突条は全くみられ
なかった。
更に発明者は前述のポリエステルモノフィラメント25
0本からなる1000デニールの全く撚ってない糸に熱
可塑性接着剤を含浸させた接着糸Aと、ポリエステルモ
ノフィラメント48本からなる250デニールの糸条を
1mにつき26回撚つた単位糸条4本を帯状に引き揃え
て接着糸Aと同じ熱可塑性接着剤を含浸させ、過量の接
着剤を除去した本発明に係るテープ状の接着糸Bとを同
一のベニヤ単板に間隔をおいて加熱圧着し、冷却後各接
着糸A,Bをベニヤ単板の板面に対し垂直方向に引張っ
て剥離実験を6回行った。
0本からなる1000デニールの全く撚ってない糸に熱
可塑性接着剤を含浸させた接着糸Aと、ポリエステルモ
ノフィラメント48本からなる250デニールの糸条を
1mにつき26回撚つた単位糸条4本を帯状に引き揃え
て接着糸Aと同じ熱可塑性接着剤を含浸させ、過量の接
着剤を除去した本発明に係るテープ状の接着糸Bとを同
一のベニヤ単板に間隔をおいて加熱圧着し、冷却後各接
着糸A,Bをベニヤ単板の板面に対し垂直方向に引張っ
て剥離実験を6回行った。
その結果は次の表の通りであった。
上記の表からも明らかな通り接着糸Bは接着糸Aよりも
モノフィラメント数が少ないにも拘らず接着力に顕著な
差があり、かつ接着糸Bの接着力は安定しているのに対
し、接着糸Aのそれは、ばらつきが大きく、接着糸Aは
接着力の小なる部位で剥離し易いものであることが判明
した。
モノフィラメント数が少ないにも拘らず接着力に顕著な
差があり、かつ接着糸Bの接着力は安定しているのに対
し、接着糸Aのそれは、ばらつきが大きく、接着糸Aは
接着力の小なる部位で剥離し易いものであることが判明
した。
図面は本発明及び対象例を示すものであって、第1図a
は対象例の接着糸の断面図、bは本発明に係る接着糸の
断面図、第2図aは対象例の接着状態を示す断面図、b
は本発明における同上断面図である。
は対象例の接着糸の断面図、bは本発明に係る接着糸の
断面図、第2図aは対象例の接着状態を示す断面図、b
は本発明における同上断面図である。
Claims (1)
- 1 多数のモノフィラメントをあつめて50〜250デ
ニールとしたフィラメントヤーンを1mにつき10〜2
6回撚り、この集合糸を複数本帯状に引き揃えてから接
着剤を含浸又は塗布して一枚のテープ状に或形し、接着
剤が硬化したのち巻き取ることを特徴とするベニヤ単板
用接着糸。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3440880A JPS5849367B2 (ja) | 1980-03-17 | 1980-03-17 | ベニヤ単板用接着糸 |
GB8108306A GB2071722B (en) | 1980-03-17 | 1981-03-17 | Bonding yarn for veneers |
CA000373172A CA1173339A (en) | 1980-03-17 | 1981-03-17 | Bonding tape for veneers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3440880A JPS5849367B2 (ja) | 1980-03-17 | 1980-03-17 | ベニヤ単板用接着糸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56130303A JPS56130303A (en) | 1981-10-13 |
JPS5849367B2 true JPS5849367B2 (ja) | 1983-11-04 |
Family
ID=12413355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3440880A Expired JPS5849367B2 (ja) | 1980-03-17 | 1980-03-17 | ベニヤ単板用接着糸 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849367B2 (ja) |
CA (1) | CA1173339A (ja) |
GB (1) | GB2071722B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0222869Y2 (ja) * | 1983-10-11 | 1990-06-20 | ||
JPH0333983Y2 (ja) * | 1983-01-26 | 1991-07-18 | ||
JPH0349154B2 (ja) * | 1983-12-09 | 1991-07-26 | Hitachi Makuseru Kk |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK8289A (da) * | 1988-01-12 | 1989-07-13 | Raychem Ltd | Kompositmateriale |
-
1980
- 1980-03-17 JP JP3440880A patent/JPS5849367B2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-03-17 GB GB8108306A patent/GB2071722B/en not_active Expired
- 1981-03-17 CA CA000373172A patent/CA1173339A/en not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0333983Y2 (ja) * | 1983-01-26 | 1991-07-18 | ||
JPH0222869Y2 (ja) * | 1983-10-11 | 1990-06-20 | ||
JPH0349154B2 (ja) * | 1983-12-09 | 1991-07-26 | Hitachi Makuseru Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1173339A (en) | 1984-08-28 |
GB2071722A (en) | 1981-09-23 |
GB2071722B (en) | 1983-11-23 |
JPS56130303A (en) | 1981-10-13 |
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