JPS5848728B2 - タ−ビン翼間のシ−ル構造 - Google Patents
タ−ビン翼間のシ−ル構造Info
- Publication number
- JPS5848728B2 JPS5848728B2 JP54039195A JP3919579A JPS5848728B2 JP S5848728 B2 JPS5848728 B2 JP S5848728B2 JP 54039195 A JP54039195 A JP 54039195A JP 3919579 A JP3919579 A JP 3919579A JP S5848728 B2 JPS5848728 B2 JP S5848728B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine
- turbine blade
- engagement
- protrusion
- engaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はガスタービンのタービンディスクの外周に植
設されたタービン翼間に生じる間隙のシール構造に関す
る。
設されたタービン翼間に生じる間隙のシール構造に関す
る。
一般に、タービン翼のタービンディスクへノ取付構造は
、第４図に示すように、タービン翼４１の根元のプラッ
トフォーム４２に径方向内方４３へ長く突出した係合突
起４４を設け、タービンディスク４５の外周に設けた係
合凹所４６に上記係合突起４４を軸方向４７ヘスライド
して係合し、上記係合突起４４の膨出した係合部４８に
よりタービン翼の径方向外方への離脱を阻止する構成に
なっている。
、第４図に示すように、タービン翼４１の根元のプラッ
トフォーム４２に径方向内方４３へ長く突出した係合突
起４４を設け、タービンディスク４５の外周に設けた係
合凹所４６に上記係合突起４４を軸方向４７ヘスライド
して係合し、上記係合突起４４の膨出した係合部４８に
よりタービン翼の径方向外方への離脱を阻止する構成に
なっている。
ところが、上記タービン翼４１の係合突起４４は、高温
ガスに接触して高温となるタービン翼４１の熱がタービ
ンディスク４５に伝わってこのタービンディスク４５の
温度を上昇させるのを極力抑制するよう、タービン翼４
１をできるだけタービンディスク４５から引き離すため
に、相当長く形成されるので、どうしてもタービンデイ
ス・クの外周における係合突起４４間に間隙４９が生じ
ることになり、この間隙４９から高温ガスが漏れてター
ビン性能を低下させるという問題がある。
ガスに接触して高温となるタービン翼４１の熱がタービ
ンディスク４５に伝わってこのタービンディスク４５の
温度を上昇させるのを極力抑制するよう、タービン翼４
１をできるだけタービンディスク４５から引き離すため
に、相当長く形成されるので、どうしてもタービンデイ
ス・クの外周における係合突起４４間に間隙４９が生じ
ることになり、この間隙４９から高温ガスが漏れてター
ビン性能を低下させるという問題がある。
この問題を解決しようとして、従来、タービンディスク
４５の端面とタービン翼４１のプラットフォーム４２と
にそれぞれ溝５０，５１を設げて、これらの溝ｓｏ，ｓ
ｉに上記間隙４９のシールとタービン翼の軸方向のロッ
クを兼ねた平板５２を嵌合したものが知られているが、
これだと、平板５２が遠心力により、平板５２の外周側
に当接するプラットフォーム４２に押しつけられて座屈
を起こすおそれがあるし、タービンディスク４５の軸方
向４７の厚さが増すので寸法的にも不利になるという欠
点がある。
４５の端面とタービン翼４１のプラットフォーム４２と
にそれぞれ溝５０，５１を設げて、これらの溝ｓｏ，ｓ
ｉに上記間隙４９のシールとタービン翼の軸方向のロッ
クを兼ねた平板５２を嵌合したものが知られているが、
これだと、平板５２が遠心力により、平板５２の外周側
に当接するプラットフォーム４２に押しつけられて座屈
を起こすおそれがあるし、タービンディスク４５の軸方
向４７の厚さが増すので寸法的にも不利になるという欠
点がある。
また、第５図に示すように、タービンディスク４５の外
周にタービン翼４１の係合とシールとを兼ねた長い突起
５３を一体形成したものも知られているが、これだと、
タービンディスク４５の形状が複雑なので、製作が困難
になる上に、長い突起５３が遠心力により破壊され易い
という欠点がある。
周にタービン翼４１の係合とシールとを兼ねた長い突起
５３を一体形成したものも知られているが、これだと、
タービンディスク４５の形状が複雑なので、製作が困難
になる上に、長い突起５３が遠心力により破壊され易い
という欠点がある。
この考案は上記従来の欠点を解消して、製作も組立も簡
単で、遠心力にも耐えるようにしたタービン翼間のシー
ル構造を提供することを目的とする。
単で、遠心力にも耐えるようにしたタービン翼間のシー
ル構造を提供することを目的とする。
第１図において、タービン翼１１はその根元のプラット
フォーム１２の内周側に長い係合突起１３が一体形成さ
れ、この係合突起１３を、夕一ビンディスク１４の外周
に設げられた係合凹所１５に軸方向１６ヘスライドして
係合させることにより、タービン翼１１をタービンディ
スク１４から径方向へ引き離した状態でタービンディス
ク１４へ取り付け、隣接したタービン翼１１，１１の係
合突起１３，１３間に間隙１７を形成する。
フォーム１２の内周側に長い係合突起１３が一体形成さ
れ、この係合突起１３を、夕一ビンディスク１４の外周
に設げられた係合凹所１５に軸方向１６ヘスライドして
係合させることにより、タービン翼１１をタービンディ
スク１４から径方向へ引き離した状態でタービンディス
ク１４へ取り付け、隣接したタービン翼１１，１１の係
合突起１３，１３間に間隙１７を形成する。
これにより高温ガスに接触して高温となるタービン翼１
１の熱がタービンディスク１４に伝わってこのタービン
ディスク１４の温度を上昇させるのを極力抑制し、高温
化によるタービンディスク１４０強度の低下を防止して
いる。
１の熱がタービンディスク１４に伝わってこのタービン
ディスク１４の温度を上昇させるのを極力抑制し、高温
化によるタービンディスク１４０強度の低下を防止して
いる。
タービンディスク１４の係合凹所ｉｓ，ｉｓ間に位置す
る突部１９には、周方向２０へ延びる嵌入溝２１が形成
され、この嵌入溝２１にハステロイメのような高温材料
からなる平板状のシール部材２２を嵌入して、上記間隙
１７を閉塞し、これにより、タービン翼１１を流れる高
温ガスが上記間隙１７を通って漏れ出すのを防止するよ
うになっている。
る突部１９には、周方向２０へ延びる嵌入溝２１が形成
され、この嵌入溝２１にハステロイメのような高温材料
からなる平板状のシール部材２２を嵌入して、上記間隙
１７を閉塞し、これにより、タービン翼１１を流れる高
温ガスが上記間隙１７を通って漏れ出すのを防止するよ
うになっている。
このシール部材２２には、内周側の周方向２００両側に
凹入した係止部２３が設げられており、第２図に示すよ
うに、タービン翼１１の係合突起１３をタービンディス
ク１４の係合凹所１５に係合したとき、この係合突起１
３の膨出した係合部２４に上記係止部２３を係止させて
、シール部材２２が遠心力により、タービンディスク１
４から径方向外方２５へ移動するのを阻止するようにし
ている。
凹入した係止部２３が設げられており、第２図に示すよ
うに、タービン翼１１の係合突起１３をタービンディス
ク１４の係合凹所１５に係合したとき、この係合突起１
３の膨出した係合部２４に上記係止部２３を係止させて
、シール部材２２が遠心力により、タービンディスク１
４から径方向外方２５へ移動するのを阻止するようにし
ている。
上記係合突起１３の係合部２４はタービン翼１１が遠心
力により径方向外方２５へ離脱するのを阻止するための
ものである。
力により径方向外方２５へ離脱するのを阻止するための
ものである。
シール部材２２とタービン翼１１の係合突起１３との間
には、第３図に明示するように、冷却用空気を流すため
のわずかな隙間２７が設けられている。
には、第３図に明示するように、冷却用空気を流すため
のわずかな隙間２７が設けられている。
タービン翼１１の係合突起１３はロックピン２８により
タービンディスク１４に固定される。
タービンディスク１４に固定される。
上記構成の組立にあたっては、第１図のタービンディス
ク１４に対してタービン翼１１とシール部材２２とを同
時に取り付け、第３図のロックピン２８によりタービン
翼１１を固定する。
ク１４に対してタービン翼１１とシール部材２２とを同
時に取り付け、第３図のロックピン２８によりタービン
翼１１を固定する。
以上説明したように、この発明は、タービンディスク１
４の外周の係合凹所１５，１５間の突部１９に嵌入溝２
１を設けて、この嵌入溝２１にシール部材２２を嵌入す
るから、タービンディスク１４の軸方向１６の厚さが増
すことはないので寸法的に有利であり、また、タービン
ディスク１４の外周の形状が簡単なので、製作が容易で
もあり、また遠心力に対する上記外周の突部１９の強度
も損うことはない。
４の外周の係合凹所１５，１５間の突部１９に嵌入溝２
１を設けて、この嵌入溝２１にシール部材２２を嵌入す
るから、タービンディスク１４の軸方向１６の厚さが増
すことはないので寸法的に有利であり、また、タービン
ディスク１４の外周の形状が簡単なので、製作が容易で
もあり、また遠心力に対する上記外周の突部１９の強度
も損うことはない。
さらにシール部材２２はその内周側の周方向両側に設け
られた係止部２３において、タービン翼１１の係合突起
１３の係合部２４に係止されるから、遠心力が作用した
とき、シール部材２２は内周側で支持されて径方向外方
２５へ引っ張られる形となるので、外周側へ押しつげら
れる場合に起こり易い座屈という不具合も生じない。
られた係止部２３において、タービン翼１１の係合突起
１３の係合部２４に係止されるから、遠心力が作用した
とき、シール部材２２は内周側で支持されて径方向外方
２５へ引っ張られる形となるので、外周側へ押しつげら
れる場合に起こり易い座屈という不具合も生じない。
第１図はこの発明の一実施例を示す要部の斜視図、第２
図は第１図の軸方向から見た正面図、第３図は第２図の
３−３線に沿った断面図、第４図および第５図は従来例
の要部の斜視図である。 １１・・・・・・タービン翼、１３・・・・・・係合突
起、１４・・・・・・タービンディスク、１５・・・・
・・係合凹所、１７・・・・・・間隙、１９・・・・・
・突起、２０・・・・・・周方向、２１・・・・・・嵌
入溝、２２・・・・・・シール部材、２３・・・・・・
係止部、２４・・・・・・係合部、２５・・・・・・径
方向外方。
図は第１図の軸方向から見た正面図、第３図は第２図の
３−３線に沿った断面図、第４図および第５図は従来例
の要部の斜視図である。 １１・・・・・・タービン翼、１３・・・・・・係合突
起、１４・・・・・・タービンディスク、１５・・・・
・・係合凹所、１７・・・・・・間隙、１９・・・・・
・突起、２０・・・・・・周方向、２１・・・・・・嵌
入溝、２２・・・・・・シール部材、２３・・・・・・
係止部、２４・・・・・・係合部、２５・・・・・・径
方向外方。
Claims (1)
- １ タービン翼の係合突起を係合させる多数の係合凹所
が外周に設けられたタービンディスクにおける、上記係
合凹所間に位置する突部に、周方向へ延びる嵌大溝を形
成し、内周側の周方向両側に係止部を設けた平板状のシ
ール部材を上記嵌大溝に嵌大してタービン翼の係合突起
間の間隙を閉塞し、上記タービン翼の係合突起を上記係
合四所に係合したとき、この係合突起の係合部に上記シ
ール部材の係止部を係止させて、シール部材が遠心力に
より径方向外方へ移動するのを阻止したことを特徴とす
るタービン翼間のシール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54039195A JPS5848728B2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | タ−ビン翼間のシ−ル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54039195A JPS5848728B2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | タ−ビン翼間のシ−ル構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55131503A JPS55131503A (en) | 1980-10-13 |
| JPS5848728B2 true JPS5848728B2 (ja) | 1983-10-31 |
Family
ID=12546330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54039195A Expired JPS5848728B2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | タ−ビン翼間のシ−ル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848728B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101258305B (zh) * | 2005-09-07 | 2011-06-15 | 西门子公司 | 用于对转子中的动叶片进行轴向固定的装置、用于一种这样的装置的密封件以及一种这样的装置的应用 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3008689A (en) * | 1954-08-12 | 1961-11-14 | Rolls Royce | Axial-flow compressors and turbines |
-
1979
- 1979-03-30 JP JP54039195A patent/JPS5848728B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3008689A (en) * | 1954-08-12 | 1961-11-14 | Rolls Royce | Axial-flow compressors and turbines |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55131503A (en) | 1980-10-13 |
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