JPS5848489Y2 - ガス「こん」炉用五徳 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス焼炉の五徳の構造に関するものである。

五徳を備えたガス焼炉において、煮皿を五徳にセットす
る時、バーナの中心が煮皿の中心に位置するとき効率が
最も良い。

ところが、大きな煮皿を使用すると、煮皿が五徳網の相
当部分を占めるため、上方からバーナが見えず、煮皿の
中心位置を決めにくいという欠点があった。

またビルトイン式のガス焼炉には、魚焼きを目的とした
グリルが付いていないものが多く、魚の表面を強火で焼
くような場合には不都合であった。

本考案は、多用途に使えるように加工したガス焼炉の五
徳を提供するものである。

第１図は本考案に係るガス焼炉の一実施例の構造を示す
もので、１はカウンタに埋込１れた筐体（ロアーケース
）、２は天板、３は五徳網、４はバーナ、５はバーナ４
の火力を調整する器具栓つ捷みである。

第２図は本考案による五徳の詳細な構造の一例を示すも
ので、バーナ中心６，６′を軸として左右同一距離をか
いて対称にガイドレール７が設けられている。

そして、このガイドレール７には、魚焼用串等を刺す孔
８釦よびガイドレール７を走る車のストッパ９が設けら
れている。

第３図は、このような五徳の使用例を示すもので、ガイ
ドレール７上を煮皿１０に取り付けた車１１が走るよう
になっており、この煮皿１０の車１１はストッパ９で停
止され、その時、煮皿１０の中心がバーナの中心にくる
。

また、五徳３の孔８には魚等を刺した串１２が挿入され
ている。

第４図は五徳３と煮皿１０の関係を示す図で、ガイドレ
ール７上を煮皿１０の車１１が走っている状態を示して
いる。

以上述べたように、本考案によれば、簡単な構造で、煮
皿の中心をバーナの中心に設定でき、また、魚焼き等を
行なうこともできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係るガス焼炉の一例の斜視図、第２図
は本考案による五徳の一例の構造図、第３図は本考案に
よる五徳を使用した状態を示す斜視図、第４図は五徳と
煮皿との関係を示す構造図で−ある。 ３・・・五徳、４・・・バーナ、７・・・ガイドレール
、８・・・孔、９・・・ストッパ １０・・・煮皿、を
示す。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ガス焼炉のバーナを中心として左右対称の位置を走るガ
   イドワイヤを設け、かつ該ガイドワイヤにストッパを設
   けて、該ガイドワイヤ上を摺動する載置物が上記ストッ
   パで停止して定位置に配置できるようにしたことを特徴
   とするガス炬炉用五徳。