JPS5846441Y2 - 風力により作動する回転標識 - Google Patents

風力により作動する回転標識

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JPS5846441Y2
JPS5846441Y2 JP9586280U JP9586280U JPS5846441Y2 JP S5846441 Y2 JPS5846441 Y2 JP S5846441Y2 JP 9586280 U JP9586280 U JP 9586280U JP 9586280 U JP9586280 U JP 9586280U JP S5846441 Y2 JPS5846441 Y2 JP S5846441Y2
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JP
Japan
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wind
sign
assembly
receiver
rotating
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JP9586280U
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JPS5723571U (ja
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二十四 桑原
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自然の風力を利用して駆動できる回転標識に
関する。
従来から、反射板や発光体が回転して注意を喚起する回
転標識は、工事現場などに設置するものとしてよく知ら
れている。
しかし、いずれも電気を動力源とするため、電気の引け
ない所へは設置できず、またその移転等も犬がかりとな
り、用途に限りのあるものであった。
そこで、本考案は、どこにでも自由に設置して、即座に
役立てつる回転標識を提供する。
本考案の回転標識は、標示体と風受は組立体が同軸線上
に、それぞれ回転可能に取付けられているものであって
、上記標示体の周囲には外気を遮断するカバーが取付け
られ、上記風受は組立体の周囲には上記風受は組立体を
一定方向に回転させるように風を導入するための風導入
手段が設けられ、上記風受は組立体の回転が上記標示体
に摩擦によって伝えられることを特徴とする。
すなわち、本考案では周囲の風が風導入手段を通じて、
導入され、常に一定方向から風受は組立体に作用するた
め、微風であっても風受は組立体は容易に回転し、また
周囲の風が乱れたり、逆風になってもその回転方向に乱
れを生ずることはないO 次いでこの風受は組立体の回転は標示体に摩擦によって
伝えられ、標示体が回転する。
標示体はカバーで覆われているため、外気の影響を直接
受けることなく、上記摩擦力によってのみ回転する。
従って、標示体は常に一定方向に回転し、しかもこの回
転速度は外気の影響を強く受けることなく、常にほぼ一
定範囲に保たれ、標示機能を効果的に発揮する。
標示体の回転速度が一定範囲に保たれるのは、静摩擦に
比し、動摩擦の作用が小であること、及び遠心力の動き
などによるものと思われ、標示体は風受は組立体の始動
時には即座に同調して回転し、該風受組立体の回転速度
が比較的低い間は同様の回転をするが、風が強くなり風
受は組立体の回転速度が速くなると、両者間の回転にす
べりを生じ・標示体の回転は極端に増すことな(、はぼ
一定に保たれる。
従って、標示機能は安定してむり、微風、強風に関係な
く、認識しやすい。
本考案において、標示体及び風受は組立体の形状及び材
質は特に限られるものでなく、その位置関係もいずれが
上になってもよい。
例えば、夜間用の標識としては、標示体の表面を鏡や反
射テープなど光反射物質や螢光生物質で形成してもよく
、特に光反射性物質を適用し、標示体を平板状に形成し
た場合には、前述の如く本考案の標示体はその回転速度
が極端に高速にならないため間欠的に光を反射すること
となり、注意を喚起し易く、非常に効果的である。
もつとも、装飾的な標識とする場合には、標示体の形状
や色彩に変化をもたせてもよい。
次に、風受は組立体としては通常の風速計に使用される
如き形状のものが、いずれも効果的に使用できる。
風受は組立体の回転を標示体に伝達する手段としては各
種ベアリング機構及び/又はグリース等(摩擦継手)が
使用できる。
風受は組立体の回転軸の外に標示体が取付けられても、
標示体の回転軸の外に風受は組立体が取付けられてもよ
いが、後者のように外から内側に回転を伝える方が、標
示体の速度調整がされ易く効果的である。
標示体のカバーは、その材質及び形状を特に問わないが
、一般には透明であるのが好ましい。
また、風が風受は組立体に効果的に作用するように、該
カバーは少なくとも風受は組立体の方向に向けて細く形
成されるのがよい。
例えば球状、円錐状、多角踵状などである。
更に、風導入手段としては、風受は組立体を一定方向に
回転させるように風を作用させるものであればいずれで
もよく、種々の形式が利用できるが、その代表的なもの
では、風受は組立体の回転軸線を中心とした円周上に該
軸線と平行に一定間隔をあけて配置された複数の平板か
らなるものがある。
風向きによっては、この平板が邪魔板かつ案内板として
働き、周囲の風を効果的に内部に導入するものである。
この場合、上記平板を支持する上下平面にも、放射状に
それぞれ2個以上の開口を設け、該開口の一端に風受は
組立体を所定の方向に回転するように風を導入するため
の風受片を外側に突出して形成するのが好ましい。
次に、図面に示す実施例に従って本考案を更に詳しく説
明する。
この例では、標示体1は光反射テープに粘着した六角形
の平板からなり、風受は組立体2は同一平面上に放射状
に伸びた8本の支持棒3の先端に互違いに上下に8個の
回転わん4を取付けたものである。
標示体1の周囲には透明プラスチックからなるカバー5
が取付けらかう標示体1を外気から遮断している。
標示体10回転軸6の中間部に風受は組立体2は位置し
てトリ、第3図の如くホールベアリング7とグリース8
の働きによって、風受は組立体20回転が標示体1に伝
えられるようになっている。
風導入手段としては、風受は組立体2の周囲に同心的に
一定間隔をあけて配置した平板9及び該平板9を支持す
る二千面に設けられた開口10及び風受片11が作用す
る。
平板9及び風受片11は共に回転わん4の凹面に向けて
幾分傾斜している。
この例では24枚の平板9と上方に8個の開口10及び
風受片11、下方に4個の開口10と風受片11が形成
されている。
軸受12は、金属製の皿体からなるが、底面全体に広く
油壷を形成へ浅く油を敷いて、回転軸60回転を円滑に
し、その耐久性を増すようにしてもよい。
油壷には蓋体の適用ができ、側面から油の供給ができる
ようにするのがよい。
このような本考案の回転標識をポール山間部に置いたと
ころ、微風でも標示体1は回転し、夜間自動車のライト
を受けて明るく間欠的に光を反射するので、道路標識と
して非常に役立つものであった。
また強風時においても、標示体10回転は極度に速くな
らず、光反射による点滅効果を発揮し、標識として認識
しやすかった。
なp1標示体1を金属製とし、カバー5の一端に磁石を
設置し無風時に標示体1が定位置に止まるようにするこ
とで、無風時でも効果のあるものとできた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す斜視図、第2図は第1図の
装置をtn線で切断した端面図、第3図は第1図の例に
むける風受は組立体と回転軸の接合部の説明図である。 1・・・・・・標示体、2・・・・・・風受は組立体、
3・・・・・・支持棒、4・・・・・・回転わAA5・
・・・・・カバー 6・・・・・・回転軸、7・・・・
・・ボールベアリング、8・・・・・・グリース、9・
・・・・・平板、10・・・・・・開口、11・・・・
・・風受片、12・・・・・・軸受。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)標示体と風受は組立体が同軸線上に、それぞれ回
    転可能に取付けられているものであって、上記標示体の
    周囲には外気を遮断するカバーが取付けられ、上記風受
    は組立体の周囲には上記風受は組立体を一定方向に回転
    させるように風を導入するための風導入手段が設けられ
    、上記風受は組立体の回転が上記標示体に摩擦によって
    伝えられることを特徴とする風力により作動する回転標
    識。
  2. (2)上記風導入手段が上記軸線を中心とした円周上に
    該軸線と平行に一定間隔をあけて配置された複数の平板
    からなることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の回転標識。
  3. (3)上記風導入手段が、上記平板を支持する上下平面
    に、放射状にそれぞれ2個以上の開口部が設けられて耘
    り、該開口部の一端には上記風受組立体を所定の方向に
    回転するように風を導入するための風受片が外側に突出
    して形成されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第2項記載の回転標識。
  4. (4)上記標示体の表面が光反射性物質からなることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項
    のいずれかに記載の回転標識。
  5. (5)上記カバーが、少なくとも上記風受は組立体の方
    向に向けて細くなるように形成されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項ないし第4項いずれ
    かに記載の回転標識。
  6. (6)上記摩擦手段としてベアリング機構及び/又はグ
    リースが使用されていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項ないし第5項いずれかに記載の回転標
    識。
JP9586280U 1980-07-07 1980-07-07 風力により作動する回転標識 Expired JPS5846441Y2 (ja)

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JP9586280U JPS5846441Y2 (ja) 1980-07-07 1980-07-07 風力により作動する回転標識

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JP9586280U JPS5846441Y2 (ja) 1980-07-07 1980-07-07 風力により作動する回転標識

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5723571U JPS5723571U (ja) 1982-02-06
JPS5846441Y2 true JPS5846441Y2 (ja) 1983-10-22

Family

ID=29457718

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JP9586280U Expired JPS5846441Y2 (ja) 1980-07-07 1980-07-07 風力により作動する回転標識

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JPS5723571U (ja) 1982-02-06

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