JPS5842948Y2 - 直流電流変成器 - Google Patents
直流電流変成器Info
- Publication number
- JPS5842948Y2 JPS5842948Y2 JP13707982U JP13707982U JPS5842948Y2 JP S5842948 Y2 JPS5842948 Y2 JP S5842948Y2 JP 13707982 U JP13707982 U JP 13707982U JP 13707982 U JP13707982 U JP 13707982U JP S5842948 Y2 JPS5842948 Y2 JP S5842948Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strain
- current
- detected
- detection element
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は直流電流変成器に関し、特に高圧回路及び大電
流回路の電流を検出または測定するのに好適な直流電流
変成器に関するものである。
流回路の電流を検出または測定するのに好適な直流電流
変成器に関するものである。
従来直流電流の検出や測定発行なうための変成器として
は1分流器や飽和鉄心形の直流変成器が用いられてきた
が1分流器や飽和鉄心形の直流変成器は消費電力が太き
いため大電流回路においては温度上昇が大きくなる欠点
があり、高圧回路においては絶縁が面倒で高価になる等
の欠点があった。
は1分流器や飽和鉄心形の直流変成器が用いられてきた
が1分流器や飽和鉄心形の直流変成器は消費電力が太き
いため大電流回路においては温度上昇が大きくなる欠点
があり、高圧回路においては絶縁が面倒で高価になる等
の欠点があった。
本考案の目的は歪量を電気的に検出する歪量検出素子を
応用することにより上記従来の欠点を解消した直流電流
変成器な提供することにある。
応用することにより上記従来の欠点を解消した直流電流
変成器な提供することにある。
以下図示の実施例により本考案を詳細に説明すると、第
1図におり・て1,1′は被検出電流■が流れる線路、
2及び3は線路1,1′間に挿入された並列導体である
。
1図におり・て1,1′は被検出電流■が流れる線路、
2及び3は線路1,1′間に挿入された並列導体である
。
図示の例では、並列導体2及び3が互いに等しい長さを
有し、線路1,1′にそれぞれ接続された支持導体1a
、1a′に両端が接続されて互いに平行に保持されてい
る。
有し、線路1,1′にそれぞれ接続された支持導体1a
、1a′に両端が接続されて互いに平行に保持されてい
る。
これらの並列導体は本考案の変成器の一次回路を構成す
るもので、線路1を流れろ被検出電流■は並列導体2及
び3に分流した後合流して線路1′に流入する。
るもので、線路1を流れろ被検出電流■は並列導体2及
び3に分流した後合流して線路1′に流入する。
4は歪量を検出する歪検出素子で、この歪検出素子は並
列導体2,3間に作用する電磁力により歪(この場合は
圧縮歪)を受けるように絶縁棒5及び6な介して並列導
体2及び3にそれぞれ結合されている。
列導体2,3間に作用する電磁力により歪(この場合は
圧縮歪)を受けるように絶縁棒5及び6な介して並列導
体2及び3にそれぞれ結合されている。
歪検出素子4は歪量な電気信号に変換し得るものであれ
ばよく1例えば歪量に応じて抵抗値が変化する抵抗線歪
ゲージ、ゲージ率の大きな半導体歪ゲージ、圧電現象や
磁気ひずみ現象を利用した歪量−電気量変換素子、或い
は感圧ダイオードのような感圧半導体素子を用いること
ができろ。
ばよく1例えば歪量に応じて抵抗値が変化する抵抗線歪
ゲージ、ゲージ率の大きな半導体歪ゲージ、圧電現象や
磁気ひずみ現象を利用した歪量−電気量変換素子、或い
は感圧ダイオードのような感圧半導体素子を用いること
ができろ。
第2図は第1図と同等部分の変形例な示したもので、こ
の場合は線路11の途中の支持導体11a。
の場合は線路11の途中の支持導体11a。
11bが突設され、これらの支持導体間に位置する線路
導体部分が一方の並列導体12を構成している。
導体部分が一方の並列導体12を構成している。
支持導体11a、11bには他方の並列導体13が接続
されて並列導体12と平行に保持され、並列導体12.
13により一次回路が構成されている。
されて並列導体12と平行に保持され、並列導体12.
13により一次回路が構成されている。
歪検出素子14は絶縁棒15を介して並列導体13に結
合されるとともに絶縁棒16を介して固定位置に結合さ
れ、並列導体12.13間に作用する電磁力により歪検
出素子14が引張歪を受けるようになっている。
合されるとともに絶縁棒16を介して固定位置に結合さ
れ、並列導体12.13間に作用する電磁力により歪検
出素子14が引張歪を受けるようになっている。
第1図及び第2図いずれの場合にも、歪検出素子は被検
出電流IK相応した歪を受けるため、歪検出素子が検出
した歪量から被検出電流を算出することができる。
出電流IK相応した歪を受けるため、歪検出素子が検出
した歪量から被検出電流を算出することができる。
今第1図の構成を採るものとし。並列導体の長さなl1
間隔をd、並列導体2及び3または12及び13に分流
する電流をそれぞれI1及びI2.透磁率をμとし、l
>>dとすると、2本の並列導体間に作用する力Fは下
記の(1)式で与えられる。
間隔をd、並列導体2及び3または12及び13に分流
する電流をそれぞれI1及びI2.透磁率をμとし、l
>>dとすると、2本の並列導体間に作用する力Fは下
記の(1)式で与えられる。
今、媒体が空気であるとすると、μ=4πXl0−7(
H/m)であるから。
H/m)であるから。
ここで■ =■2=■/2とすると、第1図の圧網形の
構成を採った場合には歪検出素子4に導体2及び3から
2XFの圧縮力が作用するため、歪検出素子4の歪量S
は。
構成を採った場合には歪検出素子4に導体2及び3から
2XFの圧縮力が作用するため、歪検出素子4の歪量S
は。
で与えられる。
ここでに1は歪に対する係数で。物質のヤング率及び断
面積により決定される(n)式においてd及びlは定数
であるから、に2=に1(A/d )XI O−7とお
くと。
面積により決定される(n)式においてd及びlは定数
であるから、に2=に1(A/d )XI O−7とお
くと。
S−に2■2 ・・・・・・・・・(
■)′となる。
■)′となる。
尚第2図に示す引張形の構成を採った場合は歪検出素子
14が受ける歪量が力Fによるものである点な除き上記
と同様であり、この場合の歪量Sも(■)7式と全く同
じ形で表現することがテキる。
14が受ける歪量が力Fによるものである点な除き上記
と同様であり、この場合の歪量Sも(■)7式と全く同
じ形で表現することがテキる。
したがって歪検出素子4または14が検出した歪量Sを
開平する機能を有する二次回路を設けることにより被検
出電流■に比例した電気信号(電流)を得ることができ
る。
開平する機能を有する二次回路を設けることにより被検
出電流■に比例した電気信号(電流)を得ることができ
る。
第3図は歪検出素子4または14として抵抗線歪ゲージ
または半導体歪ゲージを用いた場合の二次回路の構成例
な示したもので、同図において21は歪検出素子4また
は14と同一温度係数の温度補正抵抗、22及び23は
抵抗である。
または半導体歪ゲージを用いた場合の二次回路の構成例
な示したもので、同図において21は歪検出素子4また
は14と同一温度係数の温度補正抵抗、22及び23は
抵抗である。
歪検出素子4または14と抵抗21乃至23とによりブ
リッジ回路が構成され、このブリッジ回路の電源端子間
には電源Eが接続されている。
リッジ回路が構成され、このブリッジ回路の電源端子間
には電源Eが接続されている。
ブリッジ回路の出力は直流増幅器24な介して平方根要
素25に入力され、この平方根要素の出力電流iが負荷
26(例えば電流計)に供給、されて(・る。
素25に入力され、この平方根要素の出力電流iが負荷
26(例えば電流計)に供給、されて(・る。
平方根要素25は入力の平方根に相当する出力な発生す
る要素で、このような要素は電子回路により容易に実現
することができる。
る要素で、このような要素は電子回路により容易に実現
することができる。
第3図の二次回路において、歪検出素子4または14が
歪を受けていないときのこの検出素子の抵抗値でブリッ
ジ回路をバランスさせておくものとし、歪検出素子とし
てリニアーな特性な有しでいろものな用いれば、歪検出
素子4または14が歪を受けてその抵抗値が変化したと
きにブリッジ回路に歪量Sに比例した出力が得られ、平
方根要素25の出力電流iは。
歪を受けていないときのこの検出素子の抵抗値でブリッ
ジ回路をバランスさせておくものとし、歪検出素子とし
てリニアーな特性な有しでいろものな用いれば、歪検出
素子4または14が歪を受けてその抵抗値が変化したと
きにブリッジ回路に歪量Sに比例した出力が得られ、平
方根要素25の出力電流iは。
1−kIy ・・・・・・・・・(■旧となる。
ここでに3は二次回路の各部の特性により定まる二次回
路係数である。
路係数である。
(m)式に(II)式を代入すると。
1−kJ1■ ・・・・・・・・・(IV)ここでに
3J不二に4とおくと。
3J不二に4とおくと。
i=に4■ ・・・・・・・・・(■)′と
なる。
なる。
即ち、二次回路の出力端には被検出電流Iに変成比に4
な乗じた出力型#Ljが得られる。
な乗じた出力型#Ljが得られる。
上記のように、歪検出素子なブリッジ回路に組み込むと
、温度変化や機械的外力の影響を補償することが容易で
あるので、測定の精度を高めることができろ。
、温度変化や機械的外力の影響を補償することが容易で
あるので、測定の精度を高めることができろ。
上記の実施例では並列導体を2本だけ設けたが。
3本以上の並列導体を設けることもできる。
また二次回路は平方根要素を含むものであればよく。
歪検出素子の特性に応じて適宜の構成のものを用いるこ
とができる。
とができる。
更に、上記の説明では歪検出素子が絶縁棒を介して並列
導体に結合されるようにしたが、歪検出素子は一次回路
に対して絶縁された状態で並列導体間に作用する電磁力
により歪を生ずるように設けられればよく、絶縁体の形
状、材質、及び結合構造は任意である。
導体に結合されるようにしたが、歪検出素子は一次回路
に対して絶縁された状態で並列導体間に作用する電磁力
により歪を生ずるように設けられればよく、絶縁体の形
状、材質、及び結合構造は任意である。
また2個以上の歪検出素子な用いて各検出素子の出力を
電気的に合成するようにしてもよい。
電気的に合成するようにしてもよい。
以上のように1本考案によれば、被検出電流によって生
ずる電磁力により歪検出素子に歪な与えてこの歪量から
被検出電流を算出するようにしたので、一次回路の消費
電力な殆んど零にして温度上昇を防止でき、したがって
大電流な検出する直流電流変成器な容易に得ることがで
きる。
ずる電磁力により歪検出素子に歪な与えてこの歪量から
被検出電流を算出するようにしたので、一次回路の消費
電力な殆んど零にして温度上昇を防止でき、したがって
大電流な検出する直流電流変成器な容易に得ることがで
きる。
また一次回路と二次回路が絶縁されているので、一次。
二次間の誘導や混触を防止でき、適当な遮蔽を施すだけ
で一次側のサージが二次側に影響な与えるのな防ぐこと
ができる。
で一次側のサージが二次側に影響な与えるのな防ぐこと
ができる。
更に、二次回路が平方根要素な含んでいるので、被検出
電流に比例した電気信号を得ることができ、計器や継電
器等の被検出電流に比例した電気信号を必要とする機器
に広範囲に応用することができる。
電流に比例した電気信号を得ることができ、計器や継電
器等の被検出電流に比例した電気信号を必要とする機器
に広範囲に応用することができる。
更にまた。歪検出素子がブリッジ回路に組み込まれてい
るので、温度変化や機械的外力の影響を容易に補償する
ことができ、測定の精度な高めることができるなどとい
った種々の実用的効果を奏する。
るので、温度変化や機械的外力の影響を容易に補償する
ことができ、測定の精度な高めることができるなどとい
った種々の実用的効果を奏する。
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の異なる実施例の要
部を示す説明図、第3図は本考案で用いろ電気回路の一
例を概略的に示した回路構成図である。 1.1′・・・・・・線路、2,3・・・・・・並列導
体、4・・・・・・歪検出素子、5,6・・・・・・絶
縁棒、11・・・・・・線路。 12.13・・・・・・並列導体、14・・・・・・歪
検出素子。 15.16・・・・・・絶縁棒、21・・・・・・温度
補償抵抗。 22.23・・・・・・抵抗、24・・・・・・直流増
幅器、25・・・・・・平方根要素、■・・・・・・被
検出電流、F・・・・・・電磁力、i・・・・・・出力
電流。
部を示す説明図、第3図は本考案で用いろ電気回路の一
例を概略的に示した回路構成図である。 1.1′・・・・・・線路、2,3・・・・・・並列導
体、4・・・・・・歪検出素子、5,6・・・・・・絶
縁棒、11・・・・・・線路。 12.13・・・・・・並列導体、14・・・・・・歪
検出素子。 15.16・・・・・・絶縁棒、21・・・・・・温度
補償抵抗。 22.23・・・・・・抵抗、24・・・・・・直流増
幅器、25・・・・・・平方根要素、■・・・・・・被
検出電流、F・・・・・・電磁力、i・・・・・・出力
電流。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 被検出直流電流な分流させる複数の並列導体を有する一
次回路と、前記複数の並列導体間に作用する電磁力によ
り機械的歪を受けるように前記−次回路に絶縁体を介し
て結合された歪検出素子と。 前記歪検出素子が検出した歪量を前記被検出電流に比例
した電気信号に変換する二次回路とを備えて成り、前記
二次回路は、前記歪検出素子が組込まれたブリッジ回路
と、前記ブリッジ回路の出力電圧を増幅する直流増幅器
と、前記直流増幅器の出力を入力として該入力の平方根
に相当する出力を発生する平方根要素とを具備したこと
を特徴とする直流電流変成器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13707982U JPS5842948Y2 (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 直流電流変成器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13707982U JPS5842948Y2 (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 直流電流変成器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58101174U JPS58101174U (ja) | 1983-07-09 |
JPS5842948Y2 true JPS5842948Y2 (ja) | 1983-09-28 |
Family
ID=30101549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13707982U Expired JPS5842948Y2 (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 直流電流変成器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842948Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6803268B2 (ja) * | 2017-03-03 | 2020-12-23 | 株式会社Subaru | 電流観測システム、電流観測方法及び航空機 |
-
1982
- 1982-09-08 JP JP13707982U patent/JPS5842948Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58101174U (ja) | 1983-07-09 |
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