JPS5842664B2 - 適応型エコ−キャンセラ - Google Patents

適応型エコ−キャンセラ

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JPS5842664B2
JPS5842664B2 JP52094264A JP9426477A JPS5842664B2 JP S5842664 B2 JPS5842664 B2 JP S5842664B2 JP 52094264 A JP52094264 A JP 52094264A JP 9426477 A JP9426477 A JP 9426477A JP S5842664 B2 JPS5842664 B2 JP S5842664B2
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JP52094264A
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ジヨン・スチユワード・トンプソン
リチヤード・デニス・ギトリン
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Western Electric Co Inc
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Publication of JPS5842664B2 publication Critical patent/JPS5842664B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/14Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、極と零を含む有理式によって近似される伝達
関数のエコーパスを経由して戻るエコー信号をキャンセ
ルするための適応型エコーキャンセラに関する。
電話回線におけるエコーは通話を妨害する影響を与える
から、幾つかの技術がその影響を軽減するために発明さ
れてきた。
発明された最初のものはエコーサプレッサである。
通常、エコーサプレッサは送信路の音声レベルに応動し
て自動的に選択的減衰を与え、それにより話者に戻って
くるエコーが抑圧される。
そのような装置は、信号源からエコーの戻り迄のエコー
遅延時間若しくは一巡伝播時間が長(ないような地上通
信路では普通は満足すべきものである。
通信衛星を経由した通信においては、伝送遅延はずっと
長く、エコーはより一層通話を妨害してしまう。
エコーサプレッション技術は基本的に返送信号路を中断
するものであり、両方の話者が話をしている即ち二重通
話の際に返送信号をチョッピングするので通話を混乱さ
せる傾向にある。
通話におけるこの品質の低下は、信号が加入者間の伝送
において長い伝播遅延を経るとき大きな影響を生ずる。
他のより高度な技術は、エコーのレプリカ(複製)が自
動的に若しくは適応的に原信号から合成され、戻ってき
た信号からそのレプリカを差し引いてエコーを消去する
エコーキャンセラである。
はとんどの従来のエコーキャンセラはトランスバーサル
フィルタと呼ばれるタップ付遅延線と調整可能な掛算器
とからなる適応型フィードフォワード装置を利用してエ
コーのレプリカを合成している。
掛算器はエコーとレプリカとの間の差から導出される制
御信号によって自動的に調整されている。
エコー信号が経由してくるエコーパスのインパルスレス
ポンスがかなり長い場合、エコーの打消しを効果的に行
なうためのトランスバーサルフィルタによるレプリカの
正確な合成は数多くのタップとそれに関連する掛算器を
必要とし、装置は複雑にそして高価になる。
事実、エコーキャンセラは高価故に広範囲には利用され
てきていない。
再帰型又は巡回型フィルタと呼ばれるフィードバック装
置は長いインパルスレスポンスを本来的に有しており、
正確なレプリカを合成することができるように思われる
再帰型フィルタの構成は簡単であるから、その1ような
装置の利用はエコーキャンセラを実現するにおいて複雑
さを軽減し従って低価格なものにすることができるよう
に考えられる。
しかし、再帰型フィルタの本来的性質に起因する困難な
問題として、その動作が残留エコーの二乗平均値を最小
化するより自動制御で容易に適応化し得ないことがある
実際上の応用では、再帰型フィルタは最も有効なエコー
相殺が与えられる動作点に収束しない。
それは特性上、従来のフィードフォワードエコーキャン
セラの場合における最適な固有の最小値でない適応アル
ゴリズムが収束できる幾つかの副最適掛算器タップ設定
点があるからである。
従って、本発明の目的は、従来のエコーキャンセラ回路
と同程度の複雑でもって高次のエコーキャンセルが可能
な再帰的であるが適応型の装置を提供することにある。
本発明は、ハイブリッドの受信路と送信路との間に接続
される形態をとる。
本発明の対象とするエコー信号が経由するエコーパスは
ノ・イブリッドの受信路と送信路及びノ・イブリッドの
漏洩路とからなり、その伝達関数は極と零を含む有理式
で近似されるものである。
′本発明の適応型エコーキャンセラの基本的
構成は、ハイブリッドの受信路に接続されそしてエコー
パスの伝達関数である有理式の分子多項式に等しい伝達
関数を有し、受信路上の信号に応答してエコー信号の部
分レプリカを発生するための第1の調整可能なトランス
バーサルフィルタ、ハイフリットの送信路に接続されそ
してエコーパスの伝達関数の有理式の分母多項式に等し
い伝達関数を有しエコー信号を変形するための第2の調
整可能なトランスバーサルフィルタ、第1と第2のトラ
ンスバーサルフィルタに接続されエコー信号の部分レプ
リカと変形されたエコー信号の信号差に応答して制御信
号を発生するための結合器、及び第1と第2の調整可能
なトランスバーサルフィルタに該制御信号を印加して残
留エコーを意味する信号差を最小化するための適応制御
ループとからなり、第1のトランスバーサルフィルタは
エコーパスの伝達関数の零の効果を消去し、第2のトラ
ンスバーサルフィルタは該エコーパスの伝達関数ノ極の
効果を消去するものである。
本発明の更に発展した構成によると、上述の本発明の適
応型エコーキャンセラにおいてハイブリッドからの送信
路上の送信信号に対してこれに影響を及ぼさない即ちト
ランスバレントな信号路を提供することができる。
そのような適応型エコーキャンセラの第1のものは、ハ
イブリッドからの送信路を形成するよう結合器の出力に
接続され、その設定が該第2の調整可能なトランスバー
サルフィルタにより制御されている再帰型フィルタを更
に含み、この再帰型フィルタは該第2の調整可能なトラ
ンスバーサルフィルタの伝達関数の逆数である伝達関数
を有し、送信路上の送信信号に対してトランスバレント
な信号路を提供している。
又、そのような適応型エコーキャンセラの第2のものは
、結合器の出力に接続されその設定が第2の調整可能な
トランスバーサルフィルタにより制御されており、該第
1の調整可能なトランスバーサルフィルタと協働して該
エコー信号のレプリカを発生するための再帰型フィルタ
、及びハイフリットの送信路に直接に接続されて送信信
号からエコー信号のレプリカを減算するための第2の結
合器とを更に含み、第1のトランスバーサルフィルタと
該再帰型フィルタの合成伝達関数はエコーパスの伝達関
数の有理式に等しいようにされている。
即ち、本発明のエコーキャンセラは2つのトランスバー
サルフィルタを用いており、それらのフィルタの出力の
差が結合器でとられ制御信号が発生されている。
第1のトランスバーサルフィルタへの入力はデジタル形
式の受信信号である。
第2のトランスバーサルフィルタへの入力はデジタル形
式におけるハイブリッドの出力としての送信信号である
制御信号は第1と第2のトランスバーサルフィルタの両
方を適応化して残留エコーを最小にする。
一方、第2のトランスバーサルフィルタをハイブリッド
の送信路に挿入することによりハイブリッドへの到来信
号に対し歪が生ずる。
ノ・イブリッドへの到来信号がない場合には、結合器の
出力はそのまま伝送される。
しかし、到来信号がある時はその信号に対して歪のない
伝送路が提供されなければならない。
このトランスバレントな信号路は再帰型フィルタによっ
て与えられ、その再帰型フィルタは第2のトランスバー
サルフィルタの適応化信号により調整され、第2のトラ
ンスバーサルフィルタの挿入により導入される歪を補償
している。
以下、本発明の詳細は実施例について図面を参照して説
明される。
第1図において、しばらく説明上一点鎖線で囲まれたボ
ックス100の装置をないものとする。
1本の2方向回線111をノ・イブリッド114を経由
して2本の単方向回線112と113とに相互接続する
ための1つの送信端局が示されている。
ハイブリッド114は通常インピーダンス整合のための
平衡回路網(不図示)を含んでいる。
電話技術上の用語では、2方向回線111は2線式回線
としてそして単方向回線112と113は4線式回線と
して呼称されている。
前者は例えば電話加入者ループのような市内回線として
通常は用いられ、後者は遠隔通信用の市外回線として使
用され搬送伝送方式の形態をとる。
理想的には、受信回線112に生じた全ての信号は回線
111へのみ通過し、回線111からの到来信号はハイ
ブリッド114により単方向送信(戻り)回線113に
通過するように構成されている。
しかし、インピーダンス不整合はハイブリッド114に
接続された実際の伝送回線においては避けられないので
、回線112の信号エネルギーの一部は回線116上に
現われ、エコーサプレッサ若しくはエコーキャンセラが
ない場合は回線113へと戻っていく。
信号が回線112゜113及び116を伝播していくと
きの伝送遅延のために、戻り信号はエコーとなる。
戻り信号の全エコーパスとされるのは回線112、ハイ
ブリッド114を横切る漏洩路及び回線116とから、
なるものである。
これから説明するエコーキャンセラ100は、回線11
6と113との間の戻り信号路において感知できるよう
な中断なしに前述のエコーパスを経由したエコーを消去
するよう構成される。
回線112と11・6とは実際上は搬送方式であること
ができ得、その場合装置100はハイブリッド114か
ら離間して設けられているだろう。
更に、装置100と同じ別のエコーキャンセラが伝送回
線112と113の他の端で通常は設けられている。
これは、回線113上の信号がエコーとして回線112
に部分的に戻るのを打消しするものである。
第1図で例示するエコーキャンセラはデジタル形式のも
のである。
従ってアナログ−デジタル変換器117と118及びデ
ジタル−アナログ変換器119が設けられ、アナログと
デジタルとの間の適当な信号変換を行なっている。
ここで第1図の伝送装置は幾つかの異なる形態をとり得
ることを強調したい。
例えば、もし回線112と113上の信号がデジタル信
号であれば、第1図の変換器は要求されない。
この場合、デジタル−アナログ及びその逆の変換は回線
112と116の構成部分となり、ハイブリッド114
に対しアナログ信号インターフェースを提供するよう2
つの単方向信号路で終端する。
エコーキャンセラはこれらのデジタル信号で直接に動作
するよう設計することができる。
しかし、もし必要ならばエコーキャンセラはアナログ回
路を用いても容易に実現され得る。
その場合は、もし回線112と113上の実際の伝送信
号がアナログ形式であれば信号変換は全く必要ではない
第1図のエコーキャンセラは変換器117と118によ
ってデジタル信号が与えられるトランスバーサルフィル
タ200と300とを含む。
フィルタ200と300の出力は信号結合器121に印
加されそれの差信号かつ(られ、その差信号はスイッチ
122と増幅器123と124を経由してフィルタ20
0と300に帰還されている。
エコー信号の特性は市内2線式回線111の変動により
変る。
このような変動は、例えば通話の際に形成される回線の
延長の接続と切断、若しくはPBXや共同加入電話機を
経由する呼の転送等により生ずる。
従って、このような変動に従ってフィルタ200と30
0を調整即ち適応化することが必要である。
勿論、エコーパスでの回線112と116の直接的変動
もあり、それに対応する適応化が必要である。
この適応化はスイッチ122の閉成時におこなわれる。
回線111に変動がなく回線112上で伝送される信号
の特性の変化の場合においてもフィルタ200と300
の適応化は効果的なエコーキャンセルに必要である。
エコーキャンセラにおいては自動的な適応化が実際に伝
送されている信号を用いて達成されている。
ハイブリッド114から回線113への送信信号路は回
線116、変換器118、信号結合器121、再帰型フ
ィルタ400、スイッチ126及び変換器119である
第1図のエコーキャンセラの構成では、後述するように
この送信信号路が送信信号に対して影響を及ぼさない即
ちトランスバレントになるようにされている。
フィルタ200.300及び400は後に詳しく説明す
るが、トランスバーサルフィルタ200と300は各タ
ップ位置で調整可能な利得係数即ち重みづげがされてい
るタップ付き遅延線構造であり、エコーキャンセルを効
果的に達成するよう調整され得るものである。
フィルタ400はやはり重みづげされたタップ付き遅延
線を有するが、フィードフォワードのトランスバーサル
フィルタでなくフィードバック即ち再帰型フィルタであ
る。
第1図のエコーキャンセラ構成では、ハイブリッド11
4に並列にフィルタ200がそしてハイブリッド114
に直列にフィルタ300が配置されている。
この構成の配置により再帰的エコーキャンセラが実現さ
れる。
それは、エコーパスの伝達関数が零と極を含む有理式で
近似されるとき、零と極を呈する再帰型フィルタの特性
をモデル化することができるからである。
トランスバーサルフィルタ200と300により示され
る伝達関数の極と零はエコーパスの伝達関数の極と零を
相殺するのに用いられる。
トランスバーサルフィルタ200は回線112上の信号
から回線116に現われるエコー信号の部分レプリカを
つ(す、)・イブリッド114の送信路に挿入されたト
ランスバーサルフィルタ300は回線116に現われる
エコー信号を変形している。
このエコー信号の部分レプリカとエコー信号の変形され
たものとが信号結合器121に差動的に印加され、この
2つの差信号が制御信号として結合器121から出力さ
れ、トランスバーサルフィルタ200と300へ適応化
のために印加されている。
制御信号の最小絶対値がフィルタ200と300の最適
自動調整を意味する。
換言すると、トランスバーサルフィルタ200は、回線
112、ハイブリッド114の漏洩路、変換器118を
含む回線112及びフィルタ300の合成伝達関数をモ
デル化するよう適応化される。
即ち、エコーパスとフィルタ300の合成伝達関数とフ
ィルタ200の伝達関数とが等しいようにされる。
別な観点からみると、この構成のトランスバーサルフィ
ルタ200と300とは協働して周波数変数において多
項式である分子と分母とからなる有理式で近似されるエ
コーパスの伝達関数のモデルを形成するようにしている
エコーパスの伝達関数において零はその分子多項式の根
であり、極はその分母多項式の根である。
トランスバーサルフィルタ200の伝達関数はエコーパ
スの伝達関数の有理式の分子多項式にそしてトランスバ
ーサルフィルタ300の伝達関数はその有理式の分母多
項式になるように設計される。
トランスバーサルフィルタ200がエコーパスの伝達関
数の零点の効果を補償し、トランスバーサルフィルタ3
00がエコーパスの伝達関数の極の効果を補償している
このエコーキャンセルについての回路動作を時間領域で
考えると、トランスバーサルフィルタ300はエコーパ
スのインパルスレスポンスを時間圧縮したものに変形し
ており、トランスバーサルフィルタ200のインパルス
レスポンスはこの時間圧縮されたインパルスレスポンス
に等しくされている。
従って、トランスバーサルフィルタ200は著しくその
構成が簡単化される。
そして再帰的なこのエコーキャンセルは再帰型フィルタ
でないトランスバーサルフィルタ200と300とで達
成されるので、適応化の問題は解決されている。
これ迄の回路動作の説明では、エコーキャンセルについ
てなされてきたが、ハイブリッド114からの送信信号
に対し回路116から回路113への妨害のないトラン
スバレントな信号路が今迄説明してきた回路では提供さ
れていない。
これは再帰的なエコーキャンセルを達成するのにエコー
信号の時間圧縮のためエコー戻り路にトランスバーサル
フィルタ300を挿入しているが、このトランスバーサ
ルフィルタ300がハイブリッド114から回線116
を経由して回線113への送信信号が妨害するからであ
る。
この送信路をトランスバレントなものにするため、フィ
ルタ300の伝達関数の逆数である伝達関数を有する再
帰型フィルタ400が結合器121の出力に加えられる
これによりトランスバーサルフィルタ300の伝達関数
は再帰型フィルタの伝達関数により補償され、ハイブリ
ッド114から回線113迄の信号路は送信信号に対し
いかなる歪も5えないトランスバレントなものになる。
再帰型フィルタ400の出力は通常はスイッチ126に
より変換器119に与えられる。
これによりトランスバレントな信号路が形成され、2方
向回線111上の信号は損なわれることなくエコーキャ
ンセラを通っていくことができる。
2方向回線111からの信号もエコーキャンセラの動作
に影響を与えるが、これは有害なものである。
従って、禁止検出器127が回線112と116とに接
続され回線112上の信号の存在若しくは不存在時にお
ける回線111からの信号をアナログレベルで検出して
いる。
もしエコーキャンセラの動作が回線111からの信号の
存在時にも進行していると、回線111からきた回線1
16上の信号がエコーキャンセルを行なう動作点に収束
せず発散してしまう。
禁止検出器127は回線116上の信号が回線111か
らの信号により生じている時はスイッチ122を開放し
制御ループを断ちエコーキャンセラの動作点が発散しな
いようにする。
禁止検出器127は又スイッチ126も制御しているこ
とに注意されたい。
スイッチ126はオプションであるがその目的は、結合
器121の出力を変換器119を経由して回線113へ
と直接に返送することにより若干であるがよす良好なエ
コーキャンセルをすることである。
勿論、このような信号路は2重通話の際若しくは信号が
2方向回線111からきjている時は用いることができ
ない。
2方向回線111からの信号がある時は、その信号に対
しトランスバレントな信号路を形成するため結合器12
1の出力は再帰型フィルタ400を経由して回線113
に送られるべきである。
第2図と第3図に、第1図でブロックで示されているト
ランスバーサルフィルタ200と300の詳細な構成が
示されている。
両方のフィルタともタップ付き遅延線を含むデジタル形
式にある。
これらの基本的回路構成とその素子各々は周知であり、
本発明の特徴たるものではない。
第2図において、遅延素子201−1〜201−Nはタ
ップ付き遅延線である。
タイプ付き遅延線の各素子は第1図の変換器111でつ
くられるデジタルワード間の時間間隔に等しいT秒の遅
延を有する。
所与のデジタルワードが各遅延素子の入力に現われた時
、直前のデジタルワードはその出力にある。
従って、連続的ワードが連続した遅延素子の出力即ちタ
ップ付遅延線の各タップから得られる。
遅延線のタップで生じた個々のデジタルワードは掛算回
路202−0〜202−Nによってその利得が調整され
加算回路220で結合される。
加算回路220はこのフィルタ200の出力を発生して
いる。
掛算回路202の各々は、その2つの入力と1つの出力
の間に可変利得(これは1より太きい、あるいは小さい
利得、正および負の利得を含む)を与えるデジタル掛算
器20,3と204を含んでいる。
掛算器203の各々の利得係数は、そのそれぞれの累算
器を形成する遅延ユニット205とそれに関連する加算
器206によって与えられる信号の符号と大きさによっ
て決定される。
第1図の増幅器123からの適応制御信号は、掛算器2
04の各々に与えられる。
これは掛算器203の利得係数を増分的に変化させる。
スイッチ122が閉成している間は、適応制御ループの
掛算回路202−0〜202−Nは、第1図の結合器1
21の出力に従って最大のエコー相殺を行なうように、
すなわち最小二乗平均残留エコーとなるように収束する
スイッチ122が開放されている間では、素子205お
よび206から成る累算器は、フィルタ200がその機
能を保つようそれ以前の利得設定値を保つように動作す
る。
第3図のトランスバーサルフィルタ300は、第2図の
回路と本質的に同様であるから、その中の各々の素子の
詳細な説明は必要ない。
第3図を参照すれば、図中で第2図と等価な構成要素に
は第2図の番号より100だけ大きい番号を付けである
第3図では、掛算器301−1〜302−Lの利得係数
には追加の出力b1〜bLが設けられており、これは第
1図の再帰フィルタ回路400に与えられる。
もう一つの違いは、係数す。が1にされ、これによって
掛算回路302−00必要がなくなることである。
これによって第1図の装置の動作点が、フィルタ200
および300の掛算器のすべての利得係数がOになって
しまう点に収束しないようにしている。
第1図の再帰型フィルタ400の詳細な回路が第4図に
示されている。
その回路の中核部は第3図の回路と同様であるがその周
辺部は信号結合器410を持つフィードバック回路を形
成している。
結合器410に対する外部入力信号は、第1図の結合器
121によって供給される。
結合器420は結合器410に対する内部入力あるいは
フィードバック入力を供給する。
結合器410の出力は素子401−1ないし401−L
で形成されるタップ付き遅延線路に与えられている。
遅延素子401の各々は出力すなわち遅延線のタップを
掛算器403の出力に与え、掛算器の出力が結合器42
0に与えられる。
bl、b2ないしbI、と名付けられた第3図のトラン
スバーサルフィルタ300からの利得係数の符号はデジ
タル符号インバータ415によって反転されてから掛算
器403の各々に与えられる。
換言すれば、第3図および第4図の掛算器のそれぞれの
利得係数の大きさは等しく、符号は逆である。
即ち、再帰型フィルタ400はトランスバーサルフィル
タ300の適応化に追従し、2つのフィルタは正確に相
反の関係を常時維持している。
フィルタ300と400は同一の信号路に直列に配置さ
れており、同一の信号に対して逆の操作を行なうから、
回路300によって与えられる直線歪みを本質的に除去
した信号を与えることができる。
これはハイブリッド114から回路113への信号路が
トランスバレントであることを意味する。
フィルタ300において、bo係数を先に述べたように
1に選定したことは、フィルタ40,0により、その出
力に掛算器を使用しな(でも補正される。
フィルタ300と400の重要な差は、フィルタ300
はエコーキャンセルの適応化の制御ループ内にあるのに
対して、フィルタ400はその外にあることである。
したがって、適応エコーキャンセラ内の再帰型フィルタ
400には前述した適応性の問題は生じない。
これは適応化制御ループの動作に従属して動作するが、
これは適応化制御ループの動作を支配するその本質的な
構成要素ではない。
第5図は、第1図の代替装置であって、ここではエコー
キャンセラ500は第1図とは異なり、もつと直接的な
トランスバレントな信号路を与える。
第5図の構成要素の内でその番号の下2桁が第1図の要
素と同じものは同一の構造と機能を持っている。
調整可能なフィルタ200,300゜、400は第2図
、第3図、第4図にそれぞれ示されたものである。
第5図の適応化制御ループの中の回路要素200,30
0,521524を含む構成と動作は第1図のそれと同
様であり、それをこれ以上説明する必要はない。
本質的な差は、トランスバーサルフィルタ300によっ
て制御される再帰型フィルタ回路400が、第1図のよ
うに、トランスバーサルフィルタ300を補償するため
だけではなく、エコー信号のレプリカ(写し)の合成を
完成するのに使用されるようになっていることである。
したがって再帰型フィルタ400に対する信号入力は、
トランスバーサルフィルタ200によってつくうれたエ
コー信号の部分的レプリカとなっている。
第5図の適応化制御ループが収束したときフィルタ40
0は、その部分的レプリカを修正して高精度のエコー信
号のレプリカを完成して結合器525に与える。
即ちフィルタ200と400の合成伝達関数が有理式で
近似されるエコーパスの伝達関数となるようにされてい
る。
結合器525の他方の入力は変換器518の出力であり
、これはエコー信号を含む信号路となっている。
結合器525の出力は、スイッチ526に与えられる。
もちろん、この出力は第5図の適応化制御ループが収束
したときには最小化された残留エコー信号となっている
第1図のスイッチ126のオプション的性質をスイッチ
526も持っている。
変換器519は回路513ヘアナログ返送信号を与えて
いる。
この装置では、エコーパスの極と零点の両方を補償する
再帰的構造を与えるフィルタ200と400の組合せの
信号処理によりエコー信号のレプリカが合成される。
フィルタ400は、第5図の適応化制御ルーフから除去
されているにもかかわらず、第1図の利点と同じ利点を
得るために、再帰型フィルタ400はトランスバーサル
フィルタ300により制御されそれに追従するよう動作
する。
合成されたレプリカは、次にエコーキャンセルを行なう
ためにエコー信号と直接に組合わされる。
回路400は、第1図のような補償機能ではなく、信号
処理機能を達成している。
従って第5図の回路はフィルタ300とフィルタ400
の間の相対的な不正確さの影響を補償機能の上で受ける
ことは少ない。
先の議論において、第1図および第5図の適応化制御ル
ープの動作を制御する適応アルゴリズムは特別のもので
はないので、意図的に詳しく示さないことにしである。
これは当業者には周知の適応最小二乗誤差ループと同様
の設計上の考慮で実現することができる。
第1図と第5図の構成は、いずれも簡単な構成で再帰的
なエコーキャンセルを可能にするので、この動作特性は
実際に利益のあるものとなる。
多様な環境状態を模擬した種々のシュミレーションの各
々において、8個のタップの遅延線と各タップに接続さ
れた重みづげ用の掛算器とからなるトランスバーサルフ
ィルタ300、フィルタ300と相反的構成の再帰型フ
ィルタ400、及び32個のタップの遅延線と各タップ
に接続された重みづげ用の掛算器とからなるトランスバ
ーサルフィルタ200とにより同等の複雑さの構成の従
来のトランスバーサルフィルタエコーキャンセラよりも
優れたエコーキャンセルが達成された。
適応化制御ループの利得〔すなわち第1図のそれぞれの
増幅器123,124のα1.α2と第5図のそれと等
価なもの〕とループの収束速度との関係の一般的な議論
については、1967年3月のベル・システム・テクニ
カル・ジャーナル誌pp、497−511のM6Mソン
デイの1適応的エコーキヤンセラ“と題する論文を参照
されたい。
利得の値を小さくすると、エコーキャンセルを実行する
収束の速度を低下させるし、一方位を大きくすると高速
で収束するが、収束の精度が制限されるので、α1.α
2の値としては、中間の値が選定される。
第1図および第5図では、α1の値はα2の値とは異な
っていることになっているが、同じ値となっていてもよ
い。
これによって第1図のループ利得増幅器123および1
24を用いなくてもよいようになることはもちろん考え
られる。
制御ループのより詳細な説明、特に第1図および第5図
の制御ループとして使用される第2図および第3図の掛
算回路202および302の動作に固有な予測勾配アル
ゴリズムは、IEEE)ランザクジョン・オン・サーキ
ット・セオリーVolCT−20第2号pp、125−
136 (1973年3月)のR,Dキトリン、J、E
マゾ、M、Gティラーの1デジタル的に実現される適応
フィルタの勾配アルゴリズムの設計について〃と題する
論文に示されている。
この論文の特定の応用は適応デジタル等化量であるが、
使用される回路の形、それに種々の考慮は適応デジタル
エコーキャンセラの適応化制御ループとして容易に利用
できるものである。
エコーキャンセルを実行する装置について、以上デジタ
ル装置を利用する場合を説明してきたが、当業者にはこ
れと等価なアナログ回路技術を有利に応用できることは
明らかである。
デジタル装置の場合であっても、デジタル信号処理ネッ
トワークの演算機能を時分割的に使用し、実現する装置
を大幅に節約し、これによってデジタル掛算器のような
デジタル装置の高速性能を利用することができる。
換言すれば、時分割多重化によって回路の経済性を特に
符号化音声で比較的低速のワード周波数でよい場合に達
成できることになる。
図示のエコーキャンセラを一つあるいはそれ以上時分割
多重化して複数個の伝送チャネルを取扱ってシステムの
経済性を達成することもできる。
さらに、上述した装置は単に本発明の原理の応用の一例
を示したものにすぎないことを理解されたい。
本発明の精神と範囲を逸脱することなく、種々の他の構
成を利用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う適応型エコーキャンセラの構成図
、第2図は第1図のトランスバーサルフィルタ200の
詳細図、第3図は第1図のトランスバーサルフィルタ3
00の詳細図、第4図は第1図の再帰型フィルタ400
の詳細図、及び第5図は本発明に従う他の適応型エコー
キャンセラの構成図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハイブリッドの受信路と送信路及びパイプリッドの
    漏洩路とからなり極と零とを含む有理式によって近似さ
    れるエコーパスを経由して戻るエコー信号の適応型エコ
    ーキャンセラであって、該受信路に接続されそして該有
    理式の分子多項式に等しい伝達関数を有し、該受信路上
    の信号に応答して該エコー信号の部分レプリカを発生す
    るための第1の調整可能なトランスバーサルフィルタ(
    例えば200)、 該送信路に接続されそして該有理式の分母多項式に等し
    い伝達関数を有し、該送信路上の信号を変形するための
    第2の調整可能なトランスバーサルフィルタ(例えば3
    00)、 該第1と第2の調整可能なトランスバーサルフィルタの
    出力信号間の信号差を発生させるための結合器(例えば
    121)、 残留エコーを伴う該信号差を適応化制御に従って最小化
    するよう、該信号差に基づく制御信号を該第1と第2の
    調整可能なトランスバーサルフィルタに印加する適応制
    御ループ、及び エコー信号を含まない送信信号を導びく回路とからなる
    適応性エコーキャンセラ。 2 ハイブリッドの受信路と送信路及びノ・イブリッド
    の漏洩路とからなり極と零とを含む有理式によって近似
    されるエコーパスを経由して戻るエコー信号の適応型エ
    コーキャンセラであって、該受信路に接続されそして該
    有理式の分子多項式に等しい伝達関数を有し、該受信路
    上の信号に応答して該エコー信号の部分レプリカを発生
    するための第1の調整可能なトランスバーサルフィルタ
    (例えば200)、 該送信路に接続されそして該有理式の分母多項式に等し
    い伝達関数を有し、該送信路上の信号を変形するための
    第2の調整可能なトランスバーサルフィルタ(例えば3
    00)、 該第1と第2の調整可能なトランスバーサルフィルタの
    出力信号の信号差を発生させるための結合器(例えば1
    21)、 残留エコーを伴う該信号差を適応化制御に従って最小化
    するよう、該信号差に基づく制御信号を該第1と第2の
    調整可能なトランスバーサルフィルタに印加する適応制
    御ループ、及び 該第2の調整可能なトランスバーサルフィルタの伝達関
    数の逆数である伝達関数を存しその設定が該第2の調整
    可能なトランスバーサルフィルタにより制御されている
    再帰型フィルタであって、該ハイブリッドからの送信路
    を形成するよう該結合量の出力に接続されて該送信路上
    の送信信号に対してトランスバレントな信号路を提供し
    ている再帰型フィルタとからなる適応型エコーキャンセ
    フ0 3 ハイブリッドの受信路と送信路及びハイブリッドの
    漏洩路とからなり極と零とを含む有理式によって近似さ
    れるエコーパスを経由して戻るエコー信号の適応型エコ
    ーキャンセラであって、該受信路に接続されそして該有
    理式の分子多項式に等しい伝達関数を有し、該受信路上
    の信号に応答して該エコー信号の部分レプリカを発生す
    るための第1の調整可能なトランスバーサルフィルタ(
    例えば200)、 該送信路に接続されそして該有理式の分母多項式に等、
    しい伝達関数を有し、該送信路上の信号を変形するため
    の第2の調整可能なトランスバーサルフィルタ(例えば
    300)、 該第1と第2の調整可能なトランスバーサルフィルタの
    出力信号の信号差を発生させるための結合器(例えば1
    21)、 残留エコーを意味する該信号差を適応化制御に従って最
    小化するよう、該信号差に基づく制御信号を該第1と第
    2の調整可能なトランスバーサルフィルタに印加する適
    応制御ループ、 該第1の調整可能なトランスバーサルフィルタの出力に
    接続されその設定が該第2の調整可能なトランスバーサ
    ルフィルタにより制御されており、該第1の調整可能な
    トランスバーサルフィルタと協働して該エコー信号のレ
    プリカを発生するための再帰型フィルタ(例えば第5図
    の400)、及び 該ハイブリッドの送信路に直接に接続されて該送信信号
    から該エコー信号のレプリカを減算するための第2の結
    合器(例えば第5図の525)とからなる適応型エコー
    キャンセラ。
JP52094264A 1976-08-09 1977-08-08 適応型エコ−キャンセラ Expired JPS5842664B2 (ja)

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EG (1) EG13217A (ja)
ES (1) ES461480A1 (ja)
FR (1) FR2361781A1 (ja)
GB (1) GB1560302A (ja)
IL (1) IL52661A (ja)
IT (1) IT1085648B (ja)
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IL52661A (en) 1979-09-30
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EG13217A (en) 1984-03-31
CA1082827A (en) 1980-07-29
SE7708682L (sv) 1978-02-10
FR2361781A1 (fr) 1978-03-10
BE857442A (fr) 1977-12-01
AU2763477A (en) 1979-02-08
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