JPS58418Y2 - 鍋のふきこぼれ防止装置 - Google Patents

鍋のふきこぼれ防止装置

Info

Publication number
JPS58418Y2
JPS58418Y2 JP1979070141U JP7014179U JPS58418Y2 JP S58418 Y2 JPS58418 Y2 JP S58418Y2 JP 1979070141 U JP1979070141 U JP 1979070141U JP 7014179 U JP7014179 U JP 7014179U JP S58418 Y2 JPS58418 Y2 JP S58418Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pot
wall
ring
wall body
surrounding wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979070141U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55170016U (ja
Inventor
外喜雄 荒木
Original Assignee
三協アルミニウム工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三協アルミニウム工業株式会社 filed Critical 三協アルミニウム工業株式会社
Priority to JP1979070141U priority Critical patent/JPS58418Y2/ja
Publication of JPS55170016U publication Critical patent/JPS55170016U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS58418Y2 publication Critical patent/JPS58418Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、めん類やいも類などをゆでる場合に、あわ状
になって吹き上ってくる煮汁を、鍋本体からこは゛さな
いようにすることを目的としたふきこぼれ防止装置に関
するものであり、鍋本体や鍋蓋とは別体に形成され、通
常の鍋に必要に応して取付けることができるように工夫
されたものであって、本考案に係るふきこぼれ防止装置
は、鍋本体の開口縁部外方に突出するリング状張出部の
外周端に立壁部を連設するとともに、張出部の内周端に
鍋本体の開口部に嵌合する垂壁部を連設して成る汁受は
環体と、当該汁受は環体の立壁部における直径よりも小
さい直径寸法を威して連らなる湾曲壁に多数の蒸気孔を
穿設して成る周壁体と、当該周壁体の上端縁に嵌着され
る鍋蓋を周壁体に押圧挾持する蓋抑え具とから成り、上
記周壁体を汁受は環体内に固着して、汁受は環体の立壁
部と張出部及び周壁体の湾曲壁とで上方が開口する凹溝
を形成するとともに汁受は環体と周壁体との間に汁戻し
用の空隙を形成したことを特徴とするものである。
以下、本考案を図示した実施例に基いて説明すれは゛、
まず、第1図乃至第3図において、1は鍋本体、2は鍋
蓋であり、鍋本体1の開口部に嵌合される汁受は環体A
はアルミニウムなどの金属鋳物で作製されるものであっ
て、鍋本体1の開口縁部外方にひさし状に突出する張出
部3の外周端に立壁部4を連設するとともに、張出部3
の内周端には鍋本体1の開口部に嵌着する垂壁部5を連
設して成るものであるが、当該汁受は環体Aは全体がノ
ング状を或すように形成される。
この汁受は環体Aに固着される周壁体Bは、リング状を
威す湾曲壁6に多数の蒸気孔7を穿設して成るものであ
るが、鍋蓋2が嵌合できる直径寸法として成形されるの
で、当該周壁体Bの直径は上記汁受は環体Aの立壁部4
における直径寸法よりも小さく、従って、この周壁体B
は汁受は環体Aの内部に取付は固定されることになる。
取付けにあたっては汁受は環体Aの張出部3における傾
斜上面の適所に支壁8を突設して、これに周壁体Bの湾
曲壁6を螺子止めするのである。
この時、湾曲壁6と張出部3との間に煮汁を鍋本体1内
へ戻すための空隙イを形成する。
又、周壁体Bが汁受は環体A内に取付けられることによ
って、湾曲壁6と立壁部4との間には、蒸気孔7から吹
き出した煮汁を受けるための上方が開口する凹溝9が形
成される。
上記周壁体Bの上端縁口に嵌着される鍋蓋2を抑える蓋
抑え具Cは、第3図に例示するように線材を加工して成
るものであり、上端に蓋当接部10下端に取付は部11
が形成される。
当該蓋抑え具Cは周壁体Bの螺子止め時に、湾曲壁6と
支壁8との間に挟着固定され、蓋抑え具Cの蓋当接部1
0と周壁体Bの上端縁日との間には鍋蓋2の周縁部を嵌
め込むための空隙部が形成される。
而して、その使用にあたっては、まず鍋蓋2を周壁体B
に嵌着するとともに、鍋蓋2の周縁部を蓋抑え具Cで周
壁体Bに押圧して保持し、かかる状態で汁受は環体Aの
垂壁部5を鍋本体1の開口部に嵌着するのである。
このようにして、めん類やいも類あるいはなつば類をゆ
でるのであるが、鍋本体1内は、周壁体Bの蒸気孔7及
び上記開口状の凹溝9を介して外気と連通しており、鍋
本体1内の圧力が高まることがないので、鍋蓋が持ち上
げられる心配はなく、又、鍋本体1内に沸き上った泡状
の煮汁は周壁体Bの蒸気孔7から外部へあふれ出るが、
周壁体Bの外側には凹溝9を形成しているので、あふれ
出た煮汁は当該凹溝9内に落ち込み、更に張出部3が鍋
本体1内に向って下り勾配を威していることと、周壁体
Bと汁受は環体Aとの間に空隙イが形成されていること
により、上記凹溝9内に落ち込んだ煮汁は鍋本体に流れ
ていくのであり、従って、煮汁は全く鍋本体へこぼれ出
ることはなく、従来のように鍋本体外側面を汚すことも
なく、又、コンロの火を消すこともなく安心してゆで調
理を行なうことのできる利点を有している。
又、本考案に係る装置は、蓋抑え具を有し鍋蓋2と一体
化できるので取扱いが容易であり、加えて、本考案に係
る装置は鍋本体に着脱自在であるので、専用のゆで鍋を
準備する必要はなく、通常の煮炊き用鍋でゆでものがで
きる利点を有しているのである。
尚、第4図及び第5図は本考案の他の実施例を示すもの
であり、周壁体Bと汁受は環体Aの間に形成される空隙
イの異なる態様を示す。
即ち、第4図に示された空隙イは周壁体Bの下縁部に切
欠き12を設けることによって形成されたものであり、
第5図に示された空隙イは 周壁体Bの取付は用支壁8
aを汁受は環体Aの垂壁部5内面に数個所突出するよう
に設けて、この支壁8aに周壁体Bを取付けることによ
って、周壁体Bと垂壁部5との間に形成されたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係るふきこぼれ防止装置
を使用した鍋の断面図、第2図はふきこぼれ防止装置の
斜視図、第3図は蓋抑え具の一例を示す斜視図、第4図
は他の実施例を示す断面図、第5図は別の実施例を示す
断面図である。 符号 A・・・・・・汁受は環体、B・・・・・・周壁
体、C・・・・・・蓋抑え具、イ・・・・・・汁戻し用
空隙、1・・・・・・鍋本体、2・・・・・・鍋蓋、3
・・・・・・張出部、4・・・・・・立壁部、5・・・
・・・垂壁部、6・・・・・・湾曲壁、7・・・・・・
蒸気孔、9・・・・・・凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鍋本体1の開口縁部外方に突出するリング状張出部の外
    周端に立壁部4を連設するとともに張出部3の内周端に
    鍋本体の開口部に嵌合する垂壁部5を連設して戊る汁受
    は環体Aと、鍋蓋2が嵌着できる直径寸法で連らなる湾
    曲壁6に多数の蒸気−JL7を穿設して成る周壁体Bと
    、当該周壁体Bの上端縁に嵌着される鍋蓋2を周壁体B
    に押圧挾持する差押え具Cとから成り、上記周壁体Bを
    汁受は環体Aに固着して汁受は環体の立壁部と張出部及
    び周壁体の湾曲壁とで上方が開口する凹溝を形成すると
    ともに、汁受は環体と周壁体の間に汁戻し用の空隙を形
    成したことを特徴とする鍋のふきこは゛れ防止装置。
JP1979070141U 1979-05-24 1979-05-24 鍋のふきこぼれ防止装置 Expired JPS58418Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979070141U JPS58418Y2 (ja) 1979-05-24 1979-05-24 鍋のふきこぼれ防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979070141U JPS58418Y2 (ja) 1979-05-24 1979-05-24 鍋のふきこぼれ防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55170016U JPS55170016U (ja) 1980-12-06
JPS58418Y2 true JPS58418Y2 (ja) 1983-01-06

Family

ID=29303904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979070141U Expired JPS58418Y2 (ja) 1979-05-24 1979-05-24 鍋のふきこぼれ防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58418Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011229719A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Pearl Metal Co Ltd 吹きこぼれ防止具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55170016U (ja) 1980-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4828140A (en) Lid for cooking utensils
US2622591A (en) Low-pressure steam cooker
US4700689A (en) Cover for frying and cooking appliances
ES2023547A6 (es) Tapa de respiradero elevado a prueba de salpicadura para vasos de beber y otros recipientes.
US2797298A (en) Attachment for cooking stoves
US4741322A (en) Ash catch tray for barbecue kettle
US2127988A (en) Cooking utensil
US4759342A (en) Cooking utensil
US2303841A (en) Cooking utensil
US4296728A (en) Energy saving pots, pans and adapter
JPS58418Y2 (ja) 鍋のふきこぼれ防止装置
US2143782A (en) Skimmer
US3465745A (en) Boil-in extension for kettles
US6078029A (en) Efficient cooking range system
US2323468A (en) Teapot
US1175858A (en) Coffee-pot.
US2211261A (en) Berry pie drip pan
JPS5817537Y2 (ja) ふきこぼれ防止鍋
US2008898A (en) Stand for coffee funnels
JPS6142504Y2 (ja)
US2141822A (en) Cooking utensil
GB2462126A (en) Stackable saucepan set.
JPH0748206Y2 (ja) 蒸鍋の棚
JP3003028U (ja) 鍋の補助具
JPS5920808Y2 (ja)