JPS5841041B2 - カンヌキガタボタン - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本願は讐釦、隻釦の双脚で服の左右両縁を毛抜台状に挟
挿連結する閂型釦である。

図面について説明すると、洋服の両縁にある釦式に差渡
出来る閂１の両端に洋服両縁釦式に合せ、筒状の外側に
雄ネジ３、内側に雌ネジ４を刻設した釦雌脚２を植立固
着し、此の閂を服の裏側にして釦雌脚を釦式に貫通せし
めて上面より扁平な、雌ネジ６を刻設した締座金５を二
個別々に雄ネジ３に螺着して服の両前身頃を抑圧結合し
、讐釦７に雄ネジ９を刻設した釦雄脚８を固着して成る
讐釦に装飾鎖１０の両端に穴の明いた取付鎖１１を固着
した装飾鎖を貫通せしめて雌ネジ４に螺着する。

讐釦は締座金を覆匿する大きさであり、讐釦の釦雄脚に
は両方の脚に渡脚取付した装飾鎖を讐釦で版上に取付け
る。

型状は自己の趣好に叶う物を取付ければよい。

隻釦１２は服の両端に跨る二個の釦式を有し、この穴を
通して停止釦１３で服の裏側にある閂の雌ネジ４に螺着
して服を表裏から釦止めする。

隻釦を取付ける停止釦の頭部は出来得る限り小さく作り
、表に目立たないようにして取付け、服の両端を締結す
る。

停止釦は釦表面に類似した極小で目立たない形状とし、
雄ネジを刻設して釦雌脚に隻釦を螺着する。

又停止釦をなくして回転自在に隻釦に取付けた回転雄ネ
ジを専用スパナ−で脱着すればよい。

閂は服の内側に取付けるもので外部から全く見えない。

讐釦、隻釦は貴金属、宝石、家紋等を配して成形し、礼
服に取付は慶弔を表掲する。

本釦は服に固着せず脱着自在の閂型釦である。

使用法は両前身頃の対称位置に釦式を設けた服に装着す
るもので、閂を服の内側にして左右釦式に釦雌脚を貫通
せしめて外部上方に突出せしめて締座金で洋服を挟挿し
て服縁を毛抜合に係合し、慶弔に的した最適の表掲釦を
讐釦、隻釦中より選出し、装飾鎖、宝石、家紋、物事等
に適した物を選択し釦雄脚、停止釦で装着して用途に供
する。

上述のように本釦は脱着自在で装置は堅固であり、脱着
岡崎における安全管理、保管が完全にできる為高価な貴
金属、宝石等の使用を可能にし、貴金属、宝石、家紋等
を配った装飾性の高い慶弔表掲を発揮し得る新機能を有
した閂型釦である。

【図面の簡単な説明】

第１図は讐釦に装飾鎖を組合せた所の正面図、第２図は
讐釦に装飾鎖を組合せた所の側面図、第３図は讐釦に装
飾鎖を組合せた所の上面図、第４図は讐釦に装飾鎖を組
合せた所の裏面図、第５図は讐釦の側面図、第６図は締
座金の上面図、第７図は締座金の側面図、第８図は装飾
鎖の正面図、第９図は閂の上面図、第１０図は閂の正面
図、第１１図は閂型讐釦に装飾鎖を取付けた服の一部分
の正面図、第１２図は閂型讐釦で、星梅鉢型釦を取付け
た服の一部分の正面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 閂の両はしに、外側に雄ネジ３、内側に雌ネジ４を
   刻設した釦雌脚を一個づ＼植立固着し、閂を服の内側に
   入れ差渡して両釦式から釦雌脚を表に出して服の両縁を
   係止して締座金を雄ネジ３に螺込んで服の両縁を連結挟
   挿し、讐釦の釦雄脚に装飾鎖の取付鎖を通して雌ネジ４
   に螺着して降着せしめる讐釦か、又、隻釦のように服の
   両縁を二個の停止釦で係止して雌ネジ４に螺着せしめる
   構造の脱着可能な讐釦、隻釦の閂型釦。