JPS5840042Y2 - ボトルにおける把手 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ボトルにおける把手に係り、ボルトに対して
把手を簡単に取付けられるようにしたものである。

以下に本考案の実施例を図面に基づき説明する。

第１図において、１はボトルであって、その胴上部の外
面−側部には凹座１ａが形成されていると共に、雄螺子
を有する増目１ｂのネックリング１Ｃの下部なるネック
部１ｄあ一側縦方向には突条１ｅが設けられている。

２は合成樹脂製の把手であって、これは、前記ボトル１
の凹座１ａ内の縦方向中心部における下面に下端面が当
接される把持部２ａと、この把持部２ａの上端に直角に
連続するアーム部２ｂと、このアーム部２ｂの先端に設
けられ、前記ボトル１の増目１ｂにおけるネックリング
１Ｃの下部なるネック部１ｄに嵌着されると共に、ネッ
クリング１Ｃの下部周縁に上端周縁が係合されるリング
２Ｃとからなり、このリング２Ｃには、前記ボトル１の
増目１ｂにおけるネック部１ｄの突条１ｅが嵌合される
縦割り溝２ｄが設けられている。

しかして、ボトル１の増目１ｂの上端からそのネック部
１ｄへ前記把手２におけるリング２Ｃを嵌着すると共に
、把手２における把持部２ａの下端面を、ボトル１の凹
座１ａ内の縦方向中心部における下面に当接する（第２
図）。

以上の如く、本考案によれば、極めて簡単に把手をボト
ルに取付けることができる。

しかも把手におけるリングを、ボトルの増目におけるネ
ックリングの下部なるネック部に嵌着するので、内容物
の入ったボトルを吊り下げても把手におけるリングから
ボトルが抜は落ちるようなことがない。

また把手におけるアーム部にて挾持されているノングに
縦割り溝が設けられているので、リングをボトルのネッ
ク部に嵌着する場合、増目の雄螺子およびネックリング
を通過する程度にリングが拡開し、リングをボトルのネ
ック部に嵌着した後は、リングをボトルのネック部に確
固に嵌着１しておくことができる。

さらに、ボトルのネック部における突条が把手における
リングの縦割り溝内に嵌合するので、把手におけるリン
グ、なかんづく把手のボトルに対するセット位置を常に
一定にしておくことができる。

またさらに、把手における把持部が、ボトルの胴上部に
おける凹窪内に位置するので、把手をボトルの胴上部か
ら外方へそれ程突出させることなく取付けることができ
、従ってボトルに把手を取付けたまま箱詰めしてもスペ
ース的に嵩張るようなことがない。

なお、ボトルは、合成樹脂製あるいはガラス製でもよい
。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の実施例を示すものであって、第１図はボト
ルと把手の分解斜視図、第２図はボトルに把手をセット
した正面図である。 １・・・・・・ボトル、１ａ・・・・・・凹座、１ｂ・
・・・・・増目、１Ｃ・・・・・・ネックリング、１ｄ
・・・・・・ネック部、１ｅ・・・・・・突条、２・・
・・・・合成樹脂製把手、２ａ・・・・・・把持部、２
ｂ・・・・・・アーム部、２Ｃ・・・・・・リング、２
ｄ・・・・・・縦割り溝。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 胴上部の外面−側部に凹座を有すると共に、増目のネッ
   クリングの下部なるネック部の一側縦方向に突条を有す
   るボトルと、このボトルの凹窪内の縦方向中心部におけ
   る下面に下端面が当接される把持部およびこの把持部の
   上端に直角に連続するアーム部ならびにこのアーム部の
   先端に、前記ボトルの増目におけるネックリングの下部
   なるネック部に嵌着されると共に、ネックリングの下部
   周縁に上端周縁が係合され、かつ前記ネック部の突条が
   嵌合される縦割り溝を有するリングを備えた合成樹脂製
   把手とから戒るボトルにおける把手。