JPS5839286A - 帯状フイン形リング磁性体とそれを用いた発電装置 - Google Patents

帯状フイン形リング磁性体とそれを用いた発電装置

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JPS5839286A
JPS5839286A JP56137054A JP13705481A JPS5839286A JP S5839286 A JPS5839286 A JP S5839286A JP 56137054 A JP56137054 A JP 56137054A JP 13705481 A JP13705481 A JP 13705481A JP S5839286 A JPS5839286 A JP S5839286A
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Japan
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magnetic
ring
temperature
fin
heating
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JP56137054A
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Aisuke Katayama
片山 愛介
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N10/00Electric motors using thermal effects
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S310/00Electrical generator or motor structure
    • Y10S310/06Printed-circuit motors and components

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  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多数の凸山部を回転方向にもつ環状の磁性体を
磁極を併置した加熱部と冷却部分とに定速度で巡回させ
ることにより、印加熱パワーを高能率に機械的な連続し
たパワーに変換する装置方式に関する。
従来の磁性体の磁界における熱エネルギーの利用は、主
として千ユリ一温度付近における磁性体の磁束密度の変
化にJ:る力を静止した磁性体妊直接に作用させ、有限
のストロークを不連続に発生させ、これを利用するもの
である。これらの実施例は感温スイッチ、リレー等に広
く利用されている0しかしこの場合に生ずる力は発力部
が磁界の(3) 外に出るので、瞬間的には強い力であっても、力はすぐ
妬弱くなる。以上のいわゆるプランジャー的な力を順次
回転体の周辺W不連続妬付着させた磁性体を順々に加熱
させ、回転体に適当なダレピングをつけて回転運動をさ
せる試みも行なわれたが、発生するトルクは極めてより
く、大きなパワーを発生することができなかった。
まず従来の千ユリ一温度を利用するブランジャ力の原理
を第1図について説明する。1の磁気発生装置K、2の
磁性体を1の磁Kvよる力をうけて吸引されないように
静止させて保ち、2の端の部分3を加熱し、その温度が
3の部分の磁性体の磁化力が急に減少するキュリ一温度
に近づ(とき、単位長当りの力を図のX方向に生じる。
この力の大きさは、X方向の磁気エネルギーの変化率K
、変化の起った部分に垂直な面積を乗じたもので、1の
発生する磁界から離れる方向に力を生じる。
これは1の磁気発生装置の生ずる磁気エネルギーが最小
になろうとして、磁化力を失った部分を磁界のよりい方
へ迫し出そうとするために生ずる。
(4) したがって3の部分の磁界変化による力は急速に減し、
2の磁性体はわづかの仕事をして停止する。
したがって従来のブランジャ力による発生エネルギーは
極めて小さく、従来磁性体からは大きなパワーを発生さ
せることは不可能と考えられた。
本発明は上記従来の一般的概念を打破したものであり、
熱エネルギーを極めて高能率に機械エネルギーや電気エ
ネルギー拠変換する装置、方式を与える。
一般に磁界内眞ある磁性体は単位体積あたり、’J−p
((e r g/i)の磁気的エネルギーをもつ。ここ
でH、IIはそれぞれCGS単位系のOe、Gで与えら
れた数である。CGS単位系での磁力の強さHと磁束密
度は数値的に真空中では等しく、磁性体内ではIIは大
きくなる。いま近似的に単位体積あたりの磁気エネルギ
ーをB2/8π(erν智〕で表わす0このエネルギー
はそう大きなものではない。
1秒間にこのエネルギーが他のエネルギーにすべて変換
されたとしてもワット程度のものである。
さて一定の磁界内にある磁性体の自由に運動しうる方向
なX方向とし、磁性体はX方向に垂直に面積5(ail
でX方向の厚さはL (twr )とする。
この磁界内にある磁性体片に外部からパワーを加えるこ
とKより、一定磁界内でもX方向に磁気物性の変化を生
じさせうる。このとき磁気エネルギー密度なWとすると
、前記磁性体の磁気エネルギーw = 5LW(erg
)もX方向に変化する。たとえば熱エネルギーを加えキ
ュリ一温度近くに上列すると、磁気エネルギーは減少す
る。X方向にのみ変化がおこると、一般にカを発生し、
この力をfとすると、 である、WをB2/8π(e r g/cJ)  と近
似すると、で与えられることは周知のことである。いま
一定磁界内で、X方向に自由に運動しうるならば、上記
SXLの磁性体片は静止していればfによって加速され
、磁界が一様であれば、磁気性小片は極しく大きな加速
をうけつづけるから磁界が一定の範囲から外に出てしま
う。
本発明原理は上記磁性体片S X L (7)K X方
向の初速塵V。を予め与えてお(ことが原点となる。
Voの初速塵を保ちながら、磁界内に入り、前記S×L
磁性体片の内部に外部かな熱エネルギーを加えて、前記
のようにX方向に磁性変化を生じさせると、(1)の力
を発生するが、力fによるX方向の加速をおさえV。K
保つように制御することを特徴とし、fとベクトルv0
は同一方向である。一般にVoとfのスカラー積はSX
L磁性体の力学的パワーWを与える。vIOとfが直交
するとき釦は内積〈vo、f〉=0でその物体にはパワ
ーを発生しない。
したがって上記制御の下において aB−q w=−vosL−、fi XIO(Watt)    
  +3)のパワーを5XL7の磁性体は発生する。
#B/θX はSXL磁性体内の磁束密度の減少である
。上式でlOがつくのはlO’dyne=INewto
nであって、(Newton) X(me ter /
se c )=(wa t t)で、Voを(cm/ 
s e e )  で与えているからである。上記制御
を人工的に加えたとしても、上記運動は直線運動であり
、上記発生パワーはSXL磁性体片が磁(7) 界の下にある有限時間においてのみ発生ずることができ
るだけである。
本発明方式の最も重要な考案は上記磁性体より発生する
パワーを連続的Kかつ大きくするようKしたことである
第2図は本発明の基本原理を4えるもので、一定の設定
回転速度で回転している円板の周辺部にリング状の磁性
体1を固定させる0そして第2図のように加熱部2と磁
界印加部3をほぼ重なる位置に固定し、1のリング状磁
性体は必らず2,3の部分を通して巡回するようKし、
磁界印加、同時加熱部を通過すると冷却部4に入る、こ
こでは磁界は印加されない。このよ5に磁性体リングは
加熱・印形、冷却のサイクルを回転速度でくりかえして
いる。加熱部処入ったのち磁性変化の温度範囲に入った
リングの部分は回転速度ω。に対する周辺速度V。で加
熱部を移動しく3)式のようなパワーを発生しながら加
熱部の出口に(ると冷却部に入るが、磁性体はリング構
成をなしているので、前記のことがつぎつぎ妬連続して
行なわれるので、(8) 連続したパワーが発生される。このためKは回転速度0
4+を一定保つように第3図の回転軸傾発電機5を接続
し、発生力に対する逆トルクを自動的に発生させて、同
時に発電機より発電を行なう。6は一定の回転速度を予
め与え、かつそれに保つような電動機である。第3図は
本発明方式の基本構成を示す。
このようにして、制御下にある磁性体リングよりパワー
を取出すことができる。
リングの切口をSとすると、加熱、印磁部において磁性
変化をおこしている部分は(3)のLよりも大きくなる
、14をリングの加熱装置の加熱液内の周辺長とすると
、発生する連続的なパワーは大体B  an     
  −? W=−VOS l、 −−−) XIO(wa t t
)   (4J4πax av ここでJIB/$1x)  は温液通過中次第に加熱さ
れav 温度上昇部分が増加するための磁束密度の平均減少率で
ある。磁性体リングからのパワーは周辺速度VoK比例
し大きくなるが、Voが大きいと短時間しか加熱部に滞
在できな(磁性体リングの温度上昇ならびに温度率は磁
性体の温度を磁性変化をおこすキュリ一点付近へもって
ゆくことができないそのため本発明においては多数の薄
い凸出帯のあるリング状の形状の磁性体を考案した。こ
の凸出帯をフィン帯あるいはフィンと名づける。このフ
ィン帯は薄い板状のリングで磁性体の前記リングより張
出した形状となる。第4図はその正面図で第5図はその
断面図である。
このリング状のフィン帯は厚さが薄いので加熱液中に入
ると急速に上下面より加熱され上下面に垂直な方向なY
方向とし、周辺リングの回転方向なX方向とすると、±
Y方向に温度上昇は時間変化するが、フィン帯もリング
と共KX方向K Voの速度で移動しているので、±Y
方向の温度上昇の時間変化はリングの進行方向X方向の
温度変化を生じているとと忙なる。またある加熱部に入
ると同時に磁化されるので、フィンの表面近い位置の上
下面に平行な層のある温度以上の磁性体の磁束密度Bは
X方向に垂直なY方向に温度変化するがフィンは■。で
X方向に移動しているから、ここでTは温度で、tは時
間である0ゆえ忙つまり、フィンのある層での温度が加
熱液に入って急速に温度上列し、磁性が変化する温度に
大密度は減するが、X方向の磁束密度の変化はそれら、
温度上列率の大きい層を多くもつフィンからの機械的パ
ワーは極めて大きい。
フィンのない磁性体リングのみの定速回転によっても、
機械的パワーを連続して出力できるが、円板に固定した
りする必要上どうしても厚みなうす(・できないので、
(6)から明らかなように温度上Ji、 @ ’l’ 
/襲tが小さく、磁性変化温度に到着する時間がか−か
るので、設定回転速度を大きくとれない。
したがって出力パワーは大きくとることは一般に極めて
困難である。
帯状フィンをリング状磁性体と一体化してつげることに
よる利点はフィンの部分の厚さが極めて(]1) 薄いフィンは熱容量が極めて小さく、加熱部に入ったと
きの温度上列が極めてよいことである。(6)を見ると
わかるようにaT/θt の大きいことはaB/fix
の大きいことであり、たとえそれが表面から0.3n程
度までであってもパワーを大きくするのに有効である。
帯状フィンはリングと一体となって一定回転速度で回転
するが加熱時量目1と冷却時間tcはそれぞれth: 
te=3 : 7程度に設B1される。
このときフィンの中央帯の温度は加熱液温度T11、表
面冷却平衝温度Tcのいずれよりも低い温度産一般に固
定化される。これは熱伝導基本式は一般に厚み方向なY
とすると、傅T/J) t=62 T/$2Y テ、た
とえJT/+eY==+一定であッテもatT/a y
2 =Q  で−tの部分では熱流がな(aT/at=
oである。上下面からフィンは加熱、冷却されるので、
中央Wけより速く低い一定の温度になる。もちろん本リ
ングの場合においては加熱、冷却をサイクリックにくり
かえし、かつ冷却サイクルの時間の方が加熱サイクルよ
り長いのでこのような現象を一般に生ずる。
したがってフィンの中央帯は磁束密度の変動につ(12
) いては無関係となり、かつ低い温度に定着することは、
加熱時における表面からの熱流が大きく、温度変化率を
大きく一定にとれることを意味する。
表1は600 r pm で回転しているフェライトリ
ングのフィン部分の厚み方向帯位置の温度・時間変化を
示す、加熱サイクルは30m5.冷却サイクルは70m
5である。使用フェライトの熱伝導率0゜015 (c
al/℃・α・5ee)+比熱・2 (cal/gr)
 を比重4.8である。フィンの厚みL = 20 、
加熱水温度75℃、冷却平衡温度40℃の場合である。
表1はフィンの厚み方向の上半分を示している。
下半分も同様に変化する。たとえば1.8n帯の温度は
表の0.2龍帯のそれと同様に変化する。
たとえば、表1のフェライトのキュリ一温度前の磁束密
度変化範囲の温度が45℃から55℃であれば、0.2
1111(1,8冨II)帯については加熱水洗入った
のち、表から2mg〜16m5の間パワーを発生してい
るo O,4(1,6111)帯では20m5から重加
熱水時30mBの間パワーを発生していることがわかる
高速で定速回転しかつ加熱、冷却を(りかえしているフ
ィン内の温度分布の時間変化を求めることは極めて困難
な問題であるが、熱系偏微分方程式の境界、初期値問題
を制御系の状態変数ベクトル常微分方程式に近似変換す
る方法を考案することKよって、コンピュータによる行
列割算の問題に帰着させることができるので任倉の加熱
、冷却サイクルに対するフィンの温度時間変化は容易に
求められるようになった。この場合状態ペクlルはフィ
ンを(N+1)等分(N奇数)したどきのI=1からN
までの帯状部の温度が状態ベクトルX=(T  ・・・
T )′tt与えている。成立する状態ベクトル微分方
程式はx=Ax+buで、人はフィンの熱伝導度、比熱
、密度、厚み、分割数によってきまる量を元としたnX
n行列ベクトルbは境界条件できまるnX1ベクトルで
、U(スカラー〕は境界条件の時間的状況を表わす。こ
の方法の最大の利点は本件のように加熱、冷却をくりか
えす場合に、状態ベクトルの初期値が状態方程式をとく
場合に自動的に前の状態から始まるよう忙コンピュータ
ではN1算できる点である。つまり加熱の終った時点で
の状態ベクトルの各成分はそのときの各層の温度分布を
保持しているので、つづ(冷却サイクルでの状態方程式
はbuを冷却時の境界条件とすれば連続してコンピュー
タ演算が実行されるのである。
表1はこのようなザイクリックな演算の結果の温度デー
タの一部を示してたものである。
、加熱、冷却サイクルの微分方程式の解はみじかい時間
きざみI((=δt)でとかれ、たとえば1msきざみ
のフィンのi帝(i層1.・・・N)の温度なT(i−
j)のよう産性列形でデータファイルに記憶させる。こ
のときi層1.・・・MH(加熱サイクル)i層1.・
・・M(冷却サイクル)である。
たとえばrpm= 600の場合の回転時に加熱時間t
b=30mg、冷却時間70m5で、+Mn=30 、
 M c=70である。T (itj)をフィンの温度
行列という。
このq゛(i+j)をもとKして本発明方式の帯状フィ
ン形磁性体リングの定速回転制御の下における発生パワ
ーが算定される。
(15) 帯状フィン形磁性体リングのパワ一 定速回転時に本発明方式の磁性体リングより発生するパ
ワーは主としてフィンの部分が磁界印加加熱をうける部
分において生ずる。
したがってフィンの部分の発生パワーを求める。
第6図はパワー算定をするときの方法を示す説明図であ
る。
i帯止の温度はT(1,l)t・・・T (J I M
 H)でその加熱時の経過が示されるが、パワーを控え
目に算定するため、(i−1,i)の層では上記の温間
分布をすると考える。そしてこの層をi層と名づける。
フィンの厚みをり、凸出長をDとする0フインは回転方
向にはリングに沿って巡回しているととに注意。
回転方向にたとえば1mg経過する間に動(距離なδと
すると、周辺設定速度を■。とすると、δはVOX 1
0−” (m)である。Voで円の周辺方向にうごく切
口LD/(N+1)(N奇数)〔−〕でδ長の体積に発
生する力は加熱、磁界印加部に入って磁束密度BK磁化
されT(11j)が磁性体の磁性変化温度範囲(16) (TV、T、)に入っているとすると、微小切口面積L
D/(N−1−1)をS。とすると、fIニーSoδ−
”−Xl0−5(N)    (7)4π aX ここでXは円板の周辺部の進行方向であるから、 an/aTI+j −−K (一定)とすると、fIハ
■。と同一方向の力であるから微小体積S。δにて発生
するパワーをΔω+、jとすると、n= 11に注意し
て、 δt、が1msであるとき、δ−V。×δtである。゛
このとき、 θTt+j : ’Pi、j+l−Ti+j     
(olと考えられるので、 Δqi1j=soV6..(Tt、j++−Tt、j)
10  (watt)  (11’r、、、<’rvあ
るいはT、、’:)r、のときΔwlJ=oの条件の下
に、加熱時間の和をもとめると、(17) MH これは1msの間に馬の速度で移動するi層のδm長の
フィンの発生パワーである。加熱部内のフィンの長さは
δM□である。したがってへの周辺速度で回転している
ときも常に上記のδ(7)長のものがM11個加熱加熱
うごいているのでフィンのi層の発生パワーをwlとす
ると、 W、=MH・△W、        +111個のフィ
ン九ついてのパワーWけN1−1個の層の上下は同じ発
生パワーだから 注目 1個の磁性体リングに凸出したフィン帯の数をNFとす
ると、周辺回転速度V。のとき、全出力パワーWは W = NF ・W   (watt)    (+4
1となる。
以上のように初期設定回転速度W。でリングを回転させ
ることによって、一定の周辺速度voがあた(18) えられ、連続的Km性体は磁界印加と加熱を同時にうけ
てフィンの表面に近い層は急激な温度変化をうけて加熱
液中を順次動くので、全体としては極めて大きいパワー
を発生する0ただし所定の周辺速度先に磁性体リングを
定常的に回転させるよう忙制御することが必要である。
この制御は上記磁性体を周辺忙付した回転円板の軸にギ
ア装置でギヤ比を上げて直結した発電機の界磁制御によ
って、上記円板に発生する磁性体リングより発生ずる力
を等しい逆トルクを発生させて定速回転させることKよ
って容易に実施できるO 以上本発明方式の磁性体リングは帯状のフィンをリング
に沿ってもうける構造上の特徴を有し、一定の回転速度
で回転するように制御されていることが特徴で、加熱部
と冷却部の間で巡回させることが特徴で、加熱部処は同
時に磁界が印加される特徴をもつ。機械的パワーの発生
は磁界の印加された加熱部で行なわれ、パワーの発生は
主としてフィンの表層帯で起り、表層帯の回転方向と直
(19) 交する方向妊おこる温度変化による磁性体の磁性変化は
回転体のゆえ如実質的に回転方向妊生に、これによる主
な発生力の方向と周辺回転速度ベクトル方向を一致せし
めて有効に連続的にパワーを取出すことが特徴である。
つぎに冷却過程は定速度回転磁性体が加熱液より出ると
きはその表面温度は加熱液温に等しいが、冷却部に入る
と、直ちに強制空冷によって、リング表面温度を当該磁
性体の磁性を回復する股足温度妊冷却せしめる。表面温
度をT。(tlとし、1=0を冷却サイクルの開始時刻
とすると、境界条件はμM史−−αTo(叶αT dt        Cc      (IC1’ro
(t=o)=THH で寿えられる。このとき表面温度【;「’ro(tl=
(T H−Tc) l−αCt十Tc(llTは冷却サ
イクルの平衡温度で、急冷によりTK近づけた後はTの
表面温度となるように内部から熱流を冷却する。1/α
 は急冷部分の時定数で(20) あり、冷却サイクルの1/3以内にTとなるよう圧えら
ふと、一般に磁性体リングのフィンの内部温度分布が速
く定常化する。
Tの表面温度で再び加熱、磁界印加部に入るが、Tはそ
の部分の磁性体が磁性変化を起し始める温度TVよりも
、低く設定される。磁性体リングが再び加熱部に入ると
、表面温度はTcからT□忙急変するO 第7図は平衡になったときのフィンの温度変化を示して
いる。この図を見ると、フィンの中央帯はTVより低い
温度にあって、その変化は極めて小さい。いっぽうフィ
ンの表層帯の温度は各サイクルではとんと同じく変化し
ている。したがって出力するパワーは安定したほぼ一定
の値をとる。
I 熱効率 本発明方式は磁性体リングの定速回転によって熱エネル
ギーを磁界内磁性体の磁性変動を介することによって、
機械的パワーに変換するものである。したがって熱効率
は実施上極めて重要な問題である。
(21) Qを単位面積あたりの熱流とすると(cal / 5e
ed〕で、αを熱伝達度とすると、Q=α・JTである
。ただし−次元の熱伝導である。Tは温度、aは温度変
化である。本磁性体リングにおいて、主として熱の授受
が行なわれるのはフィンの表面においてである。
第8図は加熱部における熱流の入す方を説明するための
図で、フィンを厚み方向にN千1等分(N奇数)したと
きの一番表面に近い帯状部の温度t4Tl、1で、加熱
液温度をTHとすると、単位面積めたりの熱流は液体加
熱のときα〔cal / see * di・℃)li
o、014程度で Q=α・(Tu −Ttg 〕(+’1さてフィンはV
。の速度でうごいていて、81幅の部分をうごくのにδ
1かかり、時間は加熱部入力時より、j=1.・−・M
Hと1−で時間のきざみをδ(として計ると、表面の帯
状部DδXに時該jとj −1−1なるまで入る熱流を
(lj  とすると、ql = a −Dax (TH
Tl、I )   □eAVo=δX/δ、であるから
、 Qi−αDv。・ δt・ (THTt、i  )  
  ’2”のようにもかける0j=1のときは加熱部に
入ったときでありT川が小さいのでql#1大きいが出
る前のT、、]は一番温度が上っているのでq 4 =
MHは一番小さい、フィンの下面でも同様に表面に近い
層を考えればよいから、一つのフィンの熱入力QFはH
=δtとして、 一つのリング状磁性体のフィン数をNFとすると、全体
の熱入力1tPは HP = NF −QF −4,187[下π〕   
  (ハ)で与えられる。(22)においてV。■はδ
Iであり・δ工のMH個の和は加熱液内にあるフィンの
部分であるから」二のように熱入力が求められる0本定
速回転リングの熱効率ηFi(15) 、 (23)の
比をとればよいから、 W     (ハ) IP で与えられる。一般に表1のデータから明らかなように
、表面に近い層は加熱液中で急速に加熱され温度上昇す
るが中層の温度上昇は殆んど生じない。表層温度が磁性
変化範囲に入る温度上昇時間がほぼ加熱部通過時間とな
るように回転速度を定めると、一般に出力は上昇し、熱
効率がよくなる。
熱効率は磁性体リングの大きさ、フィン数、フィン寸法
、磁性体の磁気的性質、磁性変化範囲の温度、加熱部温
度、冷却平衡温度、回転速度等によって変化するが、他
の熱機械エネルギーあるいは電気エネルギー変換装置に
比較して極めて良好な結果かえられる。
m:の例を示す。
1、 大電力発電用リング状磁性体 帯状フィンの凸出方向を逆圧した第4図の磁性体リング
を回転円板の円周K IBって両側に固定し円板の回転
数60 Orpm、使用磁性体を鉄としたとき、鉄の熱
伝導度、 15 (cal−1℃)、比熱、1〔cal
/gr)、比重7.8 (g r/i)とし、鉄の磁性
変化開始温度T =650℃、千ユリ一温度750℃、
加圧加熱水温度800℃、冷却平衡温度T =650℃
とし、フィンは厚みL = 2 III、凸出長D =
 3 cm 。
リング径100mとし、フィン数は片面で40個、11
80個とする0磁束密度は加熱部の外側の磁界発生装置
it Kより加えて、B = 8000 (gauss
)、変化域の磁束変化率45 ’0 (G/℃)とする
このとき600 rpmの定常回転時に次の出力、熱入
力、効率かえられる。
機械出力パワー : 1296・73KW発生力   
  :4127・60KG熱入力     : 283
5・IIKW磁気入力    :  38・4  KW
熱効率     =  46 % このうち磁気入力はリングの回転妬よって加熱部で可成
の部分が失なわれても冷却部では磁界がないので、自然
消滅し、再び加熱部に入るとき磁化されてサイクリック
傾入力される。上記設計においてえられる熱効率は50
%に近く、蒸気タービンの場合の平均効率20チをはる
かにこえる。
2、 小電力発生用磁性体リング 磁性体として、千ユリ一温度を比較的低く設定したフエ
ライ)において、磁束密度2000G。
磁性変化温度範囲を45’155°とし、磁束密度のこ
の間の変化率を150 G/℃とする。フェライトの熱
伝導度を0.015〔0817℃・m・8ec〕、比熱
を0.2 (cal/gr)、比重を4,8とする0フ
エライトの場合は低温にキュリ一温度があるので、加熱
水の温度を100℃以下でかえると出力パワーは大巾に
調整できる。
以下の設計例はフェライトリング径50 Cam’)、
フィン2冨鳳厚、張出し長13snを34個付したリン
グで、設定速度600 rpm、冷却平衡温度40℃加
熱温度をかえると、出力は2KWをこえ、かつ能率が4
2%妬も達する、定速度回転起動電動機け低パワーのも
のでよく、交流発根を負荷として接続すれば定速度化か
えられ、若干の制御装置があれば、上記機械パワーは極
めて高能率に交流電力化できる。この程度の熱入力はs
 X 4 Crr?〕の太陽加熱器でえられ、蓄熱器に
その一部を蓄わえれば夜間電力も民生用として充分のも
のかえられる。
またこの程度の磁界は永久磁石を加熱槽の外側に配置す
ることで容易に実現できるので、この他にも多様な利用
が考えられる。一般に熱効率のこれだけよい発電装置は
従来なかったので、本フィン)帯形リンク磁性体を用い
る発電方式は極めて有効な装置を提供したものといえよ
う。
太陽電池の場合は能率が10%程度であυ、出力は直流
であり、かつ高価であるので、本方式の方が一般にはは
るかに有利な方式と云える。
帯状フィン形すング磁性体発電装置 以」二明細に記述したように帯状フィン付磁性体リング
lこれを円板にとりつけ一定の回転速度を保つようにす
るとき、前記リングの磁界印加、同時急加熱部において
、フィンの部分に極めて太きな機械的パワーを連続的に
発生するので、界磁制御による発電機により、上記リン
グ磁性体よりの発生力による円板トルクの逆トルクを発
生せしめることにより、前記機械的パワーを発電機の出
力として出力させることを特徴とする発電装置で、加熱
部において前記リングのフィン部に与える熱パワーを入
力パワーとして前記電力を発生させることを特徴とする
ため、極めて熱効率が高い発電を実施しう石基本釣かつ
画期的な発明である。
第9図はその基本構成を示す。帯フィン形リング磁性体
1と起動ならびに定速度回転を回転系に与える電動機2
と発電機3は回転軸を通して連結されるが、13 、1
4のギア比変換装置により、1の定常回転速度を2,3
のそれよりも低速として、1がその加熱部5において、
そのフィンの加熱部において急速な温度上昇をその表層
に生じ、同時に印加されている磁界発生装置4による邑
該フィン部の磁束密度をキュリ一温度等による磁性変化
を急速に生せしめることによって大きなパワーを連続的
に発生させるo6は前記リング1を急冷する冷却装置a
である。6によって冷却定常温度に達したリング1の部
分は常に前記回転速度にて4゜5の部分に到着し再び磁
化され、磁速密度の急変をうけて再び6へ回転する。
制御装置7は本発明発電システムを制御するもので、回
転部分の回転速度をモニターするタコジェネレータ8よ
りの出力を入力し、制御装置内の設定速度との比較を行
ない、前記回転速度を設定速度忙常に等しくなるように
前記20制御装置9に制御信号を送出し、さらに熱入力
の増加、加熱液温度の変動によって生ずるトルク変動を
打消すよう虻、8よりの入力電圧を参照して、3の界磁
制御装置10 K変動トルクに対応する逆トルクを3建
生せしめるような制御信号を送出し、温度制御装置11
の温度検出部において加熱部液温度の検出信号を7に入
力し、7の設定温度となるような制御信号をII K送
出し、110制御下にある熱流制御バルブ12開閉度に
よりて熱源よりの熱流を制御して、加熱液温度を設定値
に制御する、15は発電電力出力端子で任意の負荷を接
続する。加熱液温度設定値゛を制御装置7によって変更
することにより、発電電力は大巾に変更できる。これは
前記実施例より明らかである。
以上本発明方式の帯状フィン形リング磁性体発電装置方
式は、簡単な速度、トルク、温度の制御の下において、
極めて熱効率よく動作するので、有効な電力発生の方式
を与えるものである。
末尾の表1は帯状フィン形リングフェライト磁性体(熱
伝導度、015 (cal/℃・m・5ee)、比熱1
.2(cal/gr)、比重48 (gr/d) )で
千ユリ一温度付近変化域45155℃、RPM=600
で加熱温度75℃の場合の加熱サイクル、冷却サイクル
時のフィンの厚み方向の温度変化を示す。
表1
【図面の簡単な説明】
第1図の従来のブランジャ力を利用した熱エネルギー磁
界変化装置の原理図を示す。第2図は本発明方式による
連続機械パワー発生原理を示す。 第3図は第2図の発明原理を実施するのに必要な装置の
構成を示す。第4図は高い機械パワー出力を」二記リン
グ状磁性体よりうるために必要な帯状フィン構造リング
磁性体の形状を示し、第5図はその断面図である。第6
図は上記フィン部よりのパワー発生原理を説明する図で
ある。第7図平衡時のフィン」二の温度分布図 第8図、熱入力算出原理図 第9図、帯状フィン形磁性体リングを用いた発電装置。 記号の説明 第1図: 1:磁界発生装置 2:磁性体 3:2の加熱部分 第2図:  1 : リング状磁性体(回転円板に取つ
げた)2:加熱部 3:磁界印加装置 4:冷却部 第3図:  1,2,3.4は第2図と同じ5:発電機 6:始動、定速回転電動機 第4図=  1:帯状フィン凸山部の1つを指示2:リ
ング状磁性体基板 第5図: 第4図と同じ 第6図= 1:フィンの一部拡大断面 2:パワー算出微小長帯状部分 3:リング状磁性体基板 第7図: にフィン表面温度 第8図= 1:フイン一部拡大断面 2:熱入力算出帯状部 3:リング状磁性体基板 第9図= 1:帯状フィン形すング磁性体2:電動機 3:発電機 4:磁界発生装置 5:加熱液部 6:冷却装置 7:制御装置 8:速度検111タコメータ 9:電動機制御装置 10:発電機界磁制御装置 11:湯度制御装置 12:!?、流制御パルプ 】3:ギヤー装置 14:ギヤー装置 15:発電機出力端子 特許出願人 片 山 愛 介 (35) ゴ ブ° ↓ 図 升 2 図 第3凶 手続補正曹(自発) 昭′A[157年11月27日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和56年特許出顯第137054号 2、発明の名称 1自 郵便番号  1110 住 所  秋田県秋田市用元むつみ町2番47号(2)
門削畳及び図■の竺又 た発電装置」 に改める。 (2)  明細書及び図面の全文を別紙のとおり補正す
る。 6、 添付書類 +++  全文訂正明細書   1通 (2)   図   面          1通明 
  細   書 1、発明の名称 帯状磁性体リングエンジンとそれを用いた発生装置 2、特許請求の範囲 1、リングに沿って一様な断面積なもつ帯状のうすい円
形リング状磁性体、あるいは前記円形リング状磁性体の
リングに沿って一様な凸出長の長く、薄い帯状のフィン
を凸出させた円形リング状磁性体の単数あるいは複数個
を同心円状に非磁性円板に固定し、当該円板を外部より
一定の回転速度で起動させ;前記帯状リング磁性体ある
いは帯状フィンを付したリング状磁性体、以下1トにリ
ング状磁性体を加熱印磁部と冷却部とを通して前記′定
回転速度で巡回させることを特徴とし、リング状磁性体
のキュリ一温度を加熱温度より低く、冷却部の温度はキ
ュリ一温度より低温に前記リングが巡回しても保つよう
に熱エネルギーの収支を行なうとき、リング状磁性体の
表層温度は磁性体のキュリ一温度以下の磁束密度が温度
上昇に対して急激に変化する範囲で回転に対して同期的
に変化し、加熱部入口にリング状磁性体が到着するとき
、上記急激変化のはじまる温度にて常に保たれるので、
加熱部には同時に電磁石による磁界が加えられることに
より充分に磁化され、加熱印磁部な走行中に温度が上昇
することにより、リング状磁性体の加熱部内の部分は熱
エネルギーを吸収して磁性を失なうことによって、加熱
部に接して配した磁極間の実効空隙が増加するので、一
定のアンペアターンの電磁石による磁界強度が減少する
分だけ熱エネルギーがリング状磁性体の力学的エネルギ
ーに変化する熱力学上の原理にもとづき構成されたリン
グ磁性体エンジンであって、力学的エネルギーによって
発生する回転方向のトルクは機械酌にリンクされた発電
機等の逆トルクによって打消される特徴をもち、力学エ
ネルギーを発生して′も常に定速に保たれ、加熱、冷却
部を定速巡回することにより、上記安定な温度変化をリ
ング状磁性体の表層にえて、前記機械パワを安定に出力
させることを特徴とするリング状磁性体エンジン。 2、 帯状リング状磁性体あるいは帯状フィンを付加し
たリング状磁性体の単数側あるいは複数個を非磁性円板
の周辺部に同心円状に間かくを空けて固定した回転リン
グ状磁性体装置を円板のシャフトを通して外部のスター
タ電動機を通して初期駆動し、一定の回転速度で前記リ
ング状磁性体を印磁加熱部と冷却部を通して巡回させる
とき発生する前記円板シャフトにえられるトルクな、前
記シャフトにギアにて連結されたタフジェネ1/−タに
よって検出される前記一定の回転速度を保つように前記
タコジェネレータの出力により前記シャフトにギアを通
して連結された発電機の励磁電流を制御することによっ
て、前記回転リング磁性体円板の発生トルクと等量で逆
向きのトルクを当該シャフトに発電機の回転シャフトよ
り発生させることにより、リング状磁性体に発生する機
械パワ) −を発電機の電気出力端に電力として取出すような発電
装置。 3、発明の詳細な説明 本発明は多数の凸部を回転方向にも環状の磁性体あるい
け薄い環状磁性体を電磁石等による磁極を外側に併置し
た加熱部と冷却部とを通して定速度で巡回させることに
より、印加熱パワーを高能率に機械的t[連続パワーに
変換する装置方式に関する。 従来の磁性体の磁界における熱エネルギーの利用は、主
としてキュリ一温度付近における磁性体の磁束密度の変
化による磁性体の印形下における磁束密度の変化による
力を静止した磁性体に直接に作用させ、有限のストロー
クを発生させ、これを利用するものである。これらの実
施例は感温スイッチ、リレー等に広く利用されている。 しかしこの場合に生ずる力は発力部が磁界の外に出るの
で、瞬間的には強い力であっても、力はすぐに弱くなる
。以上のいわゆるプランジャー的な力を回転体の周辺1
(不連続に付置させた磁性体を順々に印出加熱し7、キ
ーリ一温度近くに温度上昇するときの磁束密度の減少に
よる力を用い、回転体に適当なダンピングをつげて回転
運動をさせる試みも行なわれたが、発するトルクが極め
てより(、大ざなパワーを発生することができなかった
。 まず従来のキュリユリ一温度を利用する7ランジヤーカ
の原理を第1図について説明する。1の磁気発生装置に
、2の磁性体を1の磁極による力をうけても吸引されな
いように静止させて保ち、2の端の部分3を加熱し、そ
の温度が3の部分の磁性体の磁化力が急に減少するキー
リ一温度に近づくとき、図のX方向の力を生じ、磁性体
はX方向に、磁性体の磁束密度の変化を生じた体積内の
磁気エネルギーに相当するだけの機械的仕事をして、停
止する。一般に磁気エネルギーの密度は比較的キー、リ
一温度のび(いフェライトなどの磁性体では極めて小さ
いので、一般に上記機械的仕事量は極めて小さく、熱エ
ネルギーの機械的仕事への変換は困難であった。また上
記のような場合には連続的な機械エネルギーを出力する
ことはできない。 本発明は上記従来の一般的概念を打破したものであり、
熱エネルギーを極めて能率よく機械エネルギーに変換す
る装置、方式を与えるものである。 初めに、磁界ならびに磁性体について簡単な注意を示す
。以下磁界の強さH1磁束密度BをそれぞれaCS単位
系で表わす。HはOeの単位で、BはGの単位を用いる
。 一般に磁界強度Hの下で、磁性体、以下フェラ−r )
を用いるので、フェライトという。フェライlの磁束密
度をBとすると、フェライトの磁気エネルギー密度は−
LHB (erg/ al、 )と云ってよ8冗 いのは減磁係数りがD(1の場合で、つまり一定磁界H
の方向に長い形状のフェライトの場合で、II iC4
直なうすいフェライト板であればBzH(数値的に)と
なり、フェライト内の磁界強度は■1よりも小さくなる
。したがって、フェライトのような磁性体の磁気エネル
ギー密度は、外部磁界とフェライト自体の形状と磁界に
おける位置関係に著しく依存するエネルギー密度である
。ここでツボライトの形状とは磁性をもった部分の形状
のことで、本発明は熱エネルギー加えることによって、
フェライトリングの磁界内におけるフェライ1の実質的
形状を変化せしめることを特徴とじている。以上では印
加磁界を一定としているが、本件発明の場合はさらに、
一定のアンペアターンNlの電磁石の空隙磁界において
フェライトリングを加熱しながら、回転させるので、フ
ェライト周辺に熱エネルギーによって、空間的に固定さ
れた大きな磁界強度変動部分をつくり、フェライト内に
大きな磁界強度の変動を熱エネルギーによって発生させ
ることができるのである。 本発明装置の概要を説明する。第2図はその概要図であ
る。■はフェライトリングであって、回転円板2の周辺
に固定し、高温加熱部3と低温冷却部4を通して一定周
速V。で回転している。5は起動モータで上記V。をフ
ェライトリングに与える。 本発明方式は初期一定回転速度を与えて始めて本発明の
特徴とする動作をするので、初期定速運転がすべての前
提となる。3の外側に電磁石10による磁極を対向せし
めて、加熱部には同時に磁界が印加されるようにしてお
く。1のフェライトリングは第4図のような形状の回転
方向に一様な帯状フィン形のフェライトリングか、1個
あるいは複数の同心円状に作った帯状フェライトリグで
あることを形状上の特徴とする。帯状フェライトの幅は
第3図の加熱部2における電磁石10の磁極間の空隙長
gを極力小さくするようにし、当該フェライト帯の厚み
はうすくするようにし、征を極の近接する部分にはテー
パーをつけて、端を特に薄くするような形状とする。加
熱部、冷却部の温度をそれぞれT TT + T Cと
するとき、フェライトリングを回転させても温度’rt
r 、 ’rcが一定に保たれるように熱媒体を高温加
熱印形部、および低温冷却部にそれぞれ流動させる。リ
ングのVO周速での回転の下において、高温部の温& 
TTT、冷却部の温度Tcとし、フェライトリングのフ
ェライトのキュリ一温度をTQとする。またフェライト
の出仕の減□少を始める温度を’rp 、l−、L、’
rPとTQの間で、第5図のように磁束密度減少率Kが
一定であるとする。 設定温度を次のようにする。 K=  ”  (Tp< T < Tca )  ・・
・・・・(1)δT Tu > TQ > T > TP > TC−−(2
)ここでTはフェライトの表層温度とする。 リングを数100回、定周速Voで回転させると、高温
加熱部ではフェライトリングへの熱エネルギQの吸収が
おこり、加熱部入口での表層温度をT11とすると、表
層温度Tはリングがv□で加熱部を走行するにつれて順
次上昇し、出口ではリング温度TはTQとなり、断熱部
を通って、冷却部に入ると、リング温度はTqだからT
Q >> Tcで、放熱がおこり、Q′の熱エネルギー
を冷却部で放出し、リング温度は’r=’rpとなって
、再び印形加熱部に入る。フェライトリンクを定周速で
上記加熱、冷却部を巡回させると表層温度は上記のよう
に定常的に変化するようになる。 この場合作動物質は回転帯状フエライ) Uングであっ
て、一種のカルノーサイクルを実行する熱エンジンであ
る。従来の熱エンジンと異なる点は作動物質が気体でな
(、固体であることであり、加熱部において同時に磁界
を加えることである。 フェライトリングのした仕事なWとすると、熱効率マは 、−ニー」二、i’、−0−X(3) QQ           Q となる。Wは印形加熱部で出るフェライトリングよりの
機械的仕事量である。 この機械的仕事発生によるリングに発生する力はv□の
方向に生じ、リングを加速するように働ら<ノテ、Wに
よるリング円板に発生するトルクTFは機械的にリンク
され、ギアーによって結合されている第2図の発電機6
の動磁電流を制御して、発電機よりの逆トルクTQをT
G=−TFとなるようにたえず保つことは、フェライト
リングの加速をおさえ、定周速Voで上記熱サイクルを
連続的に続けるために必要である。かつ以降において詳
細に説明するフェライトリングよりの出力トルクパワー
は60発電機により、はぼ等量の電力に変換されて取出
される。なお7のタコシネレータはv□の周速を一定な
らしめるためのもので、制御信号を6の励磁回路へ送出
する。さて定速運転の下において、 (1)  帯状フェライトあるいは帯状フィン形フェラ
イトリングの中央層または内側の心の部分は回転して加
熱、冷却をうけてもほぼフェライトのキュリ一温度TQ
かあるいはそれ以上の温度を保ち変化しない。つまり定
常運転下においては帯状フェライトリングの中央の部分
は非磁性体となる。 (2)帯状フェライトリングの表層部はリングの回転数
を適当にえらで、加熱温度Tll、冷却温度TCを適当
に選び、リングの表面熱伝達率が3000〔Kcal/
m”・hr・℃〕以上になるように加熱冷却媒体の状況
を設定すれば平均表層温度を加熱印形部において、 T
p −+ TQへ正の温度傾度で」二外し、冷却部にお
いて、TQ −+ Tpへ負の温度傾度で変化する。こ
の温度変化のパターンはリングの表層においてのみ起り
、外部から観察すれば、空間的に一定となる。 しかしリング上の1つの固定部分についてみれば、時間
的には1周する間に上記の温度変化をしている。つまり
フェライトリングの表層は磁性体の状態(T<TQ)と
非磁性体の状態(T>Tq)とを回転中に交互に(りか
えしている。帯状フェライトリングの固体しての形状は
回転方向Xに対して加熱、冷却部で一様であるが、加熱
印形部において磁性体とし2ての形状、容積はX方向で
太き(変化する。第3図は第2図のフェライトリング1
と周辺部分の断面の概要を示す。第3図において、帯状
フェライトリング−の帯状部はアンペアターンNIの電
m石3の磁極4,5のリングのないときの空隙長をy。 とじ、図のようにリングの帯状幅が空1’1jih<方
向にのびているので、リングがあり、加熱部人ローでフ
ェライト表層温度がTPであるので、空隙にそって細長
い磁性体となるように磁化されるので、実効空隙長6.
7の部長1は極めて小さい。加熱部入口部の磁束なωと
すると、鉄心部長〕とし、鉄心の透磁率なμとすると、
μ)1で極めて大きい。Sを平均磁束断面積とし、峠〈
2のとき平均磁束密度Bは近似的に 4″7CNI”’′ Bご−□(5) CG9単位系では空隙の磁界強度Hは数値的に磁束密度
に等しいので加熱部入口では Hhout=  4KNI 2(6) いっぽう、加熱部用口近(においては帯状フェライトリ
ングの表層温度はTQかそれ以上となっているので、こ
の部分にあるフェライトは磁界加わっているがキュリ一
温度かそれ以上の温度になっているので、磁化能力なく
、磁性を失っているので、空隙はフェライトのないとき
の9゜となるから、磁界強度は Hhout  =  4″7CNI 、。           (7) 以上から、1o>1であるから、Hhout<Hhln
である。帯状フェライトリングを加熱印形部を通して定
周速voで回転、かつ熱エネルギーをリングが吸収する
場合のみ、このような定常的な磁界強度の変化を加熱部
の空間に固定して発生する。リング表層ならびに先端部
位の温度がTQに向って、時間的にほぼ直線的に上昇し
てゆ(とき、1ite&石の空隙の磁界強度はほぼ直線
的に減少して、HhinからHhoutに変動する。こ
の進行方向XIC生じた不均一磁界強度こそは大きな機
械パワーの発生の原泉である。上記磁界強度分布変動の
原因を空隙内の磁性体の位置、形状の変化の機械的仕事
で行なうときけ膨大な仕事せが必要であるが熱エネルギ
ーによる磁性体の物性変化による形状、位置の実質的変
化は容易に行なわれる。このためにはアンペアターンの
一定なt磁石を用いかつ加熱ストローク全体にわたって
磁極を一定の空隙寸法でもうけなければならない。 第6図は水平に回転する帯状フェライトリングの加熱印
出ストローク内の磁界強度分布をモデル的に示している
。1,2は磁極であり、3は加熱水流水部で、4は加熱
水入口、5は加熱水出口を示す。経方向の線6は磁力線
を示し、点線7はフェライトリングを示す。 加熱印形ス)p−り内の帯状フェライト内の磁界強度と
磁束密度。 v□・の周速で回転しいる帯状フエライ)リングの幅を
1.とし、1、<  f!o1.磁性変化しうろ有効断
面積を80とすると、加熱部入口にあるときのs(、x
x[i:]のセグメント内の磁界強度は、磁化可能部が
磁界方向に長い形状だから、減磁係数りが極めて小さく
、D之00減磁強度HpはD・4冗Mである。4πMは
フェライト固有の磁化CG、)で加熱入口では磁界によ
り充分に4”KMに磁化されるが、上記のように減磁力
HDは小さいので、内部磁界強変則はHi = Hhi
n −HD = Hhln   (8)つまり空隙磁界
強度と内部磁界強度はほぼ等しい。 また内部磁束密度B=旧+4πMS = I(h In
 −)(p+4πMB =Hhin−D 、 4πVi
B+471″MS= Hh In +47CM80次に
加熱印形部の出口近くでは帯状フェライトリングの、磁
化可能部は表層、と端の部分がキュリ一温度前後に温度
上昇しているから磁界方向に短か(、減磁係数はDzl
となるから、11 = Hhout−HD+ 4πMs
=Hhout−D 4πMB −1−4XM B ”:
 ITh Ou tっまりHhoutと数値的に等しい
ガウス値な示し、はとんど磁性体の部分がなくなりてい
るので、フェライト内のHi = Hhoutとなる。 以上のように1フエライトリング内の磁界強度も、加熱
スl−ローク内の空隙の磁界強度の減少に従って、回転
方向に減少する。 加熱部入1コにおいて、周速voでX方向に回転してい
るセグメントが磁化される、その磁気エネルギーは−z
= HHhin −BXIO’、(Joula〕である
。 セフメン) カ印形加熱ストロークでこのエネルギーを
減少させて仕事になる。これは熱エネルギーと関係ない
従来から磁気的なプランジャ力の仕事に他ならない。そ
の微小仕事なdW’とすると、Bのdnだけの減少に対
して、 dW’ =−tio−1(・dR(9)である。いまフ
ェライトは第5図の温度変化dTに対してI(’−−a
n/aTのBの温度係数の温度範囲にあるとき K=十
μ。K′=一旦夕−°10 K として7c dW’ =  INK d T         α1
これはセグメントが加熱印出ストロークを走行中にdT
の温度変化をうけるときにセグメントの磁気エネルギー
の減少によって生じたもので、量的に極めて小さい仕事
針であり、セグメントの内部エネルギーの一部の減少に
対応する。 回転帯状フェライトリングの加熱印形ス)R−り内に発
生する大きな機械エネルギー。 従来この大きな機械エネルギーは未発見であったが、熱
力学の第1法則、wJ2法則から見出された。この大き
な機械エネルギーは本発明において最も重要な点である
。 いま加熱印出ストロークなりoの周速で回転しているフ
ェライトリングの一部分の前記セグメントを考える。こ
のセグメントは熱jtdQを吸収し、セグメントの温度
Tを上昇させると同時IC磁性体の形状変化を熱エネル
ギーによる温度上昇によりリングの進行方向に生せしめ
ることにより前述のよう圧実効空隙長を増加せしめて、
定アンペアターンの電磁石による磁界強度を減少せしめ
、フェライト内の磁界強度H(=旧)も減少せしめるが
ら、dQ=C(T、H)dT+g(TIH)dHa珍の
ように表現できる。以下簡単のため、←υの右辺の変量
の係数 C(T、H)=C g (T + H) = k と略記する。変量けdT>Oで、dH(Oである。 gが負の鯖であり、零でないならば、dQの一部分が機
械的仕事量に変換されたことKなるが、この段階では不
明である。 い−1: dQによるセグメントsの内部エネルギVの
増加分をdVとお(と、dQの印加によって生ずる温度
上昇dTによるS内の磁気エネルギーの減少は(10)
で与えられるから、 dV = dQ −dW’ =  CdT −KHdT十  dH ゆえに、 dV= (C−KH)dT +  dH(14内部エネ
ルギの微分は熱力学の基本側から完全微分でなければな
らない。 T−−ボ が成立する。ゆえに 件−に−狂   ・・・・・・(員 が成立する。 いっぽつ考えているセグメントのエン1−ロビーSの変
化はdQ/Tで与えられる。 dsは完全微分でなげればならない。ゆえに、とおける
から、次式が成立する。 これより、 (14) + (17)より !■+□=!j−g  s− θT    i)T   T      OFjしたが
って に一一工       α■ ゆえに g(T、n)=−xT   (イ) で与えられる。g(T+H)の形が与えられた。 −KTは負値をり、dHはセグメン)SがHの減少方向
にv□で回転するから、−KTdHは正の童で、これだ
けの機械エネルギーなdQなる熱エネルギの吸収によっ
て当該セグメントは発生する。−KT dHは熱当量の
機械的仕事である。ジュール単位ではdW=−4、18
6KTdH@]) 機械的仕事かえられる。熱入力dQに対しく】】)より
次式が成立する。 aq= caT十aw/ 4.187      に)
セグメントは帯状フェライトリンクを1眞長で分割し、
磁性が変化しうるフェライトリングの表層部分の断面積
Soの容積のものである。加熱印出ストローク長をLh
[cm〕とすると、VO[cm/S6C:]で走行する
セグメントがj=1.2.・・・・・・、Lhの位置を
とると考え、j=1でフェライトセグメントが第7図の
TPの表層温度で、j = I4.でキュリ一温度TQ
となるように、加熱媒体、冷却媒体温度TH+Tc、加
熱、冷却熱流、熱伝達率を調整するとき、温度Tが’r
pとTQの間で直線的に上昇すると近似すれば、任意の
j位置において、温度はTJ=Tp + (Tq−Tp
)J/Lh    に)で近似され、加熱部入口での帯
状フェライトリングの磁極間空隙がQ、5cmで、磁界
強度11hinが2000 Q、とし、回磁加熱部出口
で空隙が5.5 (W&となるとき、出口でHhout
 =200 [Os ]加熱ススト−りの長さLh=9
0〔偏〕 とすると、一様に空隙が増大するとして、d
H=200.どなる。 セグメントの発生力はHの減少方向つまりX方向である
。直交有効磁性変化断面8oは帯状フェライトリングの
幅をり、厚みをdと中央層は温度がTQかそれ以上で一
定化しているから、平均有効厚みは上下の面を考えて3
d/4程度である。8o=L−dX3A (cd)−で
、l= = 5 [m ]、d=0.4[偏〕のとき、
so = 1.s 〔1−Ill )となる。 加熱ストp−りの+J位置にセグメントかあ、るとき、
発生する機械エネルギーなWJとすると1、y = L
V′2のとき、上記の場合TP=45℃、TQ=65℃
とすると、 TJ==4s+1o=ss[℃] s(、=o、5(i)x’−5o(c/℃)、dHJ=
20(08)であるから、 WJ = −” X 10−5(、TQuI、o)67
C 1個のセグメントが印出加熱ストロークを過変間に生ず
る機械エネルギーをWSとすると、直線近似をするとき
、 L)、=180の場合には、上記例で 帯状フェライトリングが4rllSで回転し、円周長が
250[m)のとき、1000個のセグメントが1秒間
に上記と同じエネルギを出力するから、1枚の帯状フェ
ライトリング当りの機械出力PWTは一般に PWT = V□−Ws[Watt 〕で、V□ = 
1000 (crn/See 〕のとぎ、PWT = 
123.4  (Watt  〕となる。1焉力程度を
うるKは、この程度のTQ(=65℃)では6枚の帯状
フェライトリングを必要とする。上記例の場合の磁気パ
ワ入力はs(、v(、n H・10−ン87C=2.3
8Wである。通常のプラジャカにもとすく機械出力はこ
の程度であるから、上記機械出力は燃エネルギの変換に
よるものであることは明らかである。 前述の如く、加熱印出、冷却部を定速回転する帯状フェ
ライトリングの加熱回磁部を通過中のフェライトリング
の熱エネルギーによる磁性減少にる空隙の変化による磁
界強度の空間的変化は熱エネルギーによってのみ発生し
、これに対する電磁石回路は常に一定のアンペアターン
の′直流に固定され、′rに機内エネルギーの入力は全
(発生していない。 加熱部に印加する磁界発生に永久磁石を用いるときけ、
残留磁性曲線は加熱部における帯状フェライトリングの
空隙が変化によるパーミアンス直線の傾度変化罠よる交
点の移動は空隙磁束密度(空隙磁界強度、CG8単位系
で)に殆んど変化を生じないので、dH!Oである。こ
の場合は従来のプランジャ力以上の細物も出力しない。 第2図に示した装置にて試験した所、rPs=2で、帯
状フェライトリングに30cn1径を用い、約20Wを
得た。キュリ一温度は前略算の65℃のものを用い、加
熱水に70℃の流温水を用い、冷却は空冷によったので
、フェライトの温度差を太き(とれなかったのセ上記略
算値よりも小さい出力であった。 本発明方式の機械出力を大きく改善するには、(1)帯
状フェライトリングの幅を太き(とり、またへりの部分
をうすくして、加熱ストロークの磁界強度変化dHを太
き(する。(2)フェライトのキュリ一温度TQを実用
範囲で高く、またI、an/δTIを太き(する。(3
)リング経を太き(する。(4)回転数を大きくする。 (4)加熱回磁ストロークを長くする。(5)同心リン
グ数を多くする。等の考慮が必要である。 また熱効率の点から、加熱水温度TllはTQよりかげ
はなれて高(ない方がよい。たとえばTQ=65℃の場
合、THは70℃前後でよく、80℃であると熱効率は
低下する。 熱入力はセグメントの表面積が上下でLX2(−)で、
表面熱伝達率をh (Cal/−・℃・sec )とす
ると、δt=1/V□[sec:]の間に加熱ストロー
クのJ位置で、熱流をqjとすると、 δt・qj=2・L−h (TH−TJ )δt上セグ
メント加熱ストローク中吸収する熱駄はh −1 1秒間に入る熱流Q’ [ca、f/ Sec ]はV
Qat−1でL)1 に仕事当kを加えればよい。 第8図は温水フェライトエンジン発電装置の概要図であ
る。 基本設計 TQ=110℃の帯状フェライトリング1を用い12 
(+ ’C程度の高温水を用いる温水式フェライトヒー
トエンジンである。リンク枚数は5枚とし、峠を300
 / x 〔tm〕程度とする。リング1m L = 
8 [m]厚さ4m、δn/aT=−7s CG/ ℃
)、’rp=7o℃のフェライトは谷筋に作成できる。 空隙24mとし、加熱部入口の空隙磁界強度aooo[
oe’]のとき、dH== 40(0,、) 、  こ
のとき帯状フェライトリングは1枚あたり500W出力
するので全体として2.5KWの出力となる 構成 2はフェライトリング支持棒で、3は加熱水流槽
で、4,5は磁極で鉄心を通して電磁石コイル部6に結
合される。7はリング保持動力伝連用非磁性円板。8は
同上シャフト、9は冷却水流槽、ギア10により回転数
を上げ、シャフト11にはタコシネレータ12、クラッ
チ13、ギアI4が連結され、ギア14の一方は交流発
電機15に連結される。クラッチ13にはスタータモー
タが連結される。16は上記各機械構成部を12のタコ
シネレータの出力、交流発電機の出力を入力して、制御
信号を構成発信する制御装置である。 4、図面の簡単な説明 第1図 従来の磁気キュリ一点装置 1:磁気発生装置 2:磁性体(フェライト等) 3:2の加熱部分 第2図 本発明の基本概念図 1:帯状フェライトリング 2:1を固定する回転円板 3:高温加熱部、回磁部 4:低温冷却部 5:起動モータ 6:発電機 7:タフジェネレータ 第3図 フェライトエンジン部の横断面図1=フエライ
lリングの帯状部断面 2:加熱水流部 3:電磁石コイル 4.5:磁極 6.7:空隙 8:冷却部 9:起動モータ 10:発電機 11.12:ギア 第4図 1帯状フイン形フエライトリング2:同上フィ
ン 3:帯状フェライトリング(垂直形) 4:帯状フェライトリング(水平形) 第5図 フエライl−磁束密度一温度図第6図 熱エネ
ルギーと回転フエライリングにまり回磁加熱部に生ずる
磁界変化図 1、z:磁極 3:加熱水流部 4:加熱水入口 5:加熱水出口 6:磁力線分布 7:フェライトリング 第7図 フェライト表層部の温度変化の直線近似 第8図 フェライトヒートエンジンよる発電装置概要図 1;帯状フェライトリング(水平回転形)2:支持棒 3:加熱水流槽 4.5:磁 極 6:コイル部 7:伝達円板 8:シャフト 9:冷却水流槽 10:ギア 11:シャフト 12:タコジェネレータ 13:クラッチ、スタータモータ 14:ギ ア 15:交流発電機 16−制御装置 特許出願人 片  山  愛  介

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 平面上傾あるリング状磁性体にリングに沿って一
    様な断面積をもつ凸出部、以下フィンという、を1個ま
    たは多数個凸出させてなる帯状フィン形リング磁性体あ
    るいは同等の動作する分割形の帯状フィン形リング磁性
    体であって、当該フィンの断面は凸出方向に長く、これ
    に直交する厚さを薄くし、かつリングKGった方向での
    断面積を一定とする構造上の特徴を有し、さらに多数の
    フィン帯は同心状忙もうけられることを特徴とし、磁性
    体の磁気特性は上記帯状フィン形リング磁性体が先ユリ
    一温度近(に加熱されるとき磁束密度の減少率が大きい
    ことを特徴とし、轟該フィン形リング状磁性体は外部よ
    り一定の回転速度をあらかじめ与えられて、磁界印加と
    加熱Eを同時罠行なう空間的部分と、冷却を行なう空間
    的部分とを前記回転速度を保って回転、巡回するよう忙
    制御されているとき、前記磁界、加熱部において、加熱
    部より当該フィン形リング磁性体に入力される熱パワー
    を効率よく機械パワー妊変換する動作特性をもつことを
    特徴とするフィン形リング磁性体。 2.1のフィン形リング磁性体を周辺に固定した円板と
    当該円板とギアーを介して連結された発電機とをそれぞ
    れ所定の一定の回転速度で回転せしめる電動機とよりな
    る回転系を構成し、前記定速回転しているフィン形リン
    グ磁性体はほぼ同一の空間位置に固定された磁界発生装
    置、外部熱源より熱パワーの供給をうけて、はぼ一定の
    加熱温度に保たれた加熱部と冷却部とを交互に定速度で
    巡回動作しているとき、前記磁界加熱印加部においてリ
    ング状磁性体のフィン部分妬急激な磁束密度の変化を回
    転方向に生ずることKて発生する上記円板のトルクに対
    応する逆トルクを前記光fit 、1の界磁制御によっ
    て発生せしめることKより、回転系の速度変化は殆んど
    なく、かつ発電1機の電気負荷に前記フィン形リング状
    磁性体で発生した機械パワーを電力に変換して取出すこ
    とを特徴とし、前記基本構成部が処定の動作を実施する
    ような制御装置が付加されることを特徴とし、熱パワー
    を磁性温度変化を介して、連続な機械パワーに変換した
    のちこれを電力に変換するものであって、機械的パワー
    すなわち電力は加熱部の温度によって制御できる特徴が
    ある発電装置。
JP56137054A 1981-09-02 1981-09-02 帯状フイン形リング磁性体とそれを用いた発電装置 Pending JPS5839286A (ja)

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