JPS5837649Y2 - ロツドマトリクスによる印字ヘツド - Google Patents

ロツドマトリクスによる印字ヘツド

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Publication number
JPS5837649Y2
JPS5837649Y2 JP1977035989U JP3598977U JPS5837649Y2 JP S5837649 Y2 JPS5837649 Y2 JP S5837649Y2 JP 1977035989 U JP1977035989 U JP 1977035989U JP 3598977 U JP3598977 U JP 3598977U JP S5837649 Y2 JPS5837649 Y2 JP S5837649Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
rods
engaging
code
actuating
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977035989U
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English (en)
Other versions
JPS53131708U (ja
Inventor
芳久 小川
達三 野崎
Original Assignee
野崎印刷紙業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 野崎印刷紙業株式会社 filed Critical 野崎印刷紙業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、先端部にて縦横に整列されたロッドが選択的
に前方に突出し、インクリボンを介して用紙にドツトを
写し、このドツトの配列にて文字など符号を表現するロ
ッドマトリクスによる印字ヘッドに関する。
従来のこの種印字ヘッドはドツトを構成する各ロッドに
これを作動するためのソレノイドが付設されているため
、比較的狭小な先端に対し後部は扇形状に膨大なものと
なっていた。
この扇形はその膨大さと共に機械的な組み合わせ上、具
合が悪く不都合なものであった。
また、各ロッドに一個のソレノイドを配することは信号
伝達手段の側がらみれば都合が良いものの数が多く、が
っ、符号の構成が複雑となるきらいがあった。
本考案は、各ロッドに一個のソレノイドという構成を改
め、符号に対応する係合杆を設け、一個の係合杆の作動
が一つの符号に対応する複数本のロッドを一度に突出せ
しめるようにし、この係合杆の作動をハンマーによるよ
うにしたものである。
以下、図示した実施例に基づいて本考案を説明する。
第1図において、1はロッドであって、整えられた先端
部を示す。
この実施例では、図を明瞭がつわかり易くするために、
ロッドは実際よりかなり少なく縦3列、横3列の計9本
が示されている。
また、この図は前記と同様の目的がら、縦方向(ロッド
の方向)にかなり間隔を引き延ばして示されている。
ロッドの本数は文字、数字、記号等の充分な表現には縦
7列、横14列程度が必要である。
一般にはロッドの数は縦m列、横n列と表現できる。
2はプラスチック等から構成されるヘッドカバーであっ
て、ロッド1を案内する通孔が貫通され、ロッド1はこ
の貫通孔を摺動可能である。
3,4は前、後機枠であって、両機枠間に4本のレール
5が固着されている。
そして、該レール5間には四角形の作動板9が間隔を置
いて配置され、第2図に見るように、その4隅が前記レ
ール5に係合し、位置規制されると共にこれに沿って摺
動可能とされている。
作動板はmxn枚すなわちこの実施例では9枚が配備さ
れている。
作動板9は剛性の強い鋼板もしくはプラスチック板から
構成される。
同機枠3,4の対向する個所には長孔6,7が穿設され
、それぞれ対応する長孔6,7にわたって係合杆8が挿
通されている。
係合杆8の厚さは第3図に見るように長孔6,7の長さ
の半分以下である。
また、係合杆8は前記作動板9と対向する面に、これに
向う突起10を複数個備えると共に杆の両端は同機枠3
,4から外方に突出している。
突起10は係合杆8が長孔6,7の上端にあるとき作動
板9に接触しない位置にあり、長孔6,7の下端にある
ときは作動板9の裏面すなわちロッド1の先端と反対側
に充分に接触するように構成される。
11は各係合杆8に対し配備されたソレノイドで指令に
より係合杆8を長孔6,7の上端から下端に変移させる
係合杆8′はソレノイドが作動し、変移した位置、すな
わち長孔6,7の下端に移動した位置にある。
なお、ソレノイドの駆動腕12は係合杆8を押圧するが
係合杆8の摺動が可能な構造が必要である。
ソレノイド12は図示しないが機枠に固定される。
係合杆8はまた、その両端を機枠もしくは前記ヘッドカ
バーからリードバネ13により支持され、ロッド方向の
移動と上方への付勢が弾性的に規制されている。
また、これら係合杆8は回数が、作動板9に対する作用
の安定上反対側にも同じ配置で設けられている。
14は戻し杆で同機枠3,4間に摺動可能に支持され、
先端側からばね15により常に後方に付勢され、後端は
機枠4から突出している。
戻し杆14は図に見るように全ての作動板9の表側(ロ
ッド先端側)に常時係合する突起16を備えている。
すなわち、戻し杆14はばね15の付勢力によって、係
合杆8が作動しないときは、常に作動板9を元の位置に
戻す機能を有している。
なお、ばね15は係合杆8の両端に備えたリードバネ1
3.13の総合弾力より充分に大きいものとする。
戻し杆14もまた、作動板に対し対向する同位置に設置
して作動時における作動板の安定を計るのが望ましい。
17はハンマーであって、機枠4の裏面に位置し、第3
図に見る鎖線の範囲、すなわち、ソレノイドにより押し
下げられた(ソレノイドの作動している)係合杆8′と
戻し杆14を同時に打撃できる大きさのものである。
複数の係合杆8は指令により選択されソレノイドにより
押し下げられたもののみが、また戻し杆14は常時ハン
マー17により打撃されるものである。
ハンマー17は一回転クラッチ18等により定時的に作
動する。
さて、ロッド1は作動板9に対し、第4図に模式的に示
される如く接続される。
すなわち、各1本のロッドは各一枚の作動板に固定され
る。
したがって、ロッド1の本数と作動板9の枚数は同じで
あり、一枚の作動板9をロッド方向に移動させると対応
する一本のロッド1が突出するようになっている。
今、第5図に示される如く、ヘッド先端におけるロッド
の配置を縦列1〜3、横列a−1)と記し、その組合せ
で各ロッドを表記するものとして、かつ第4図における
ロッド1を上方によりa−1゜a −2,a −3,b
−1・・−・・C−3とすると第4図における係合杆
8′がハンマー17により左方に打撃されるとロッドの
a−2,a−3,b−3,C−1,C3が同時に突出し
、図示しないインクリボンなどを介して用紙上に第6図
に示されるような符号がドツトの組合せで表現される。
ドツトの組合わせ、すなわち符号は係合杆8における突
起10の数と配置で当該係合杆8に固有のものとして決
まり、またロッド1の本数を増すことにより目視にて充
分に意味を認識できる符号、例えば文字や数字あるいは
(¥)などの記号を表現できる。
すなわち、係合杆8のそれぞれは担当する一つの符号が
決っており、したがって、係合杆8は必要とする符号の
数だけ本数を備える必要がある。
作動板9は第2図のように、ロッド1を固定する部分(
黒点にて示す)以外は他のロッドに対する貫通孔(白点
)とし、かつ、作動板の強度保持上必要な部分以外は打
ち抜いて(四角部分)、なるべく他のロッドに対する摩
擦を減じるようにするのが好ましい。
したがって、第2図イル二のように種々の形態のものの
組合わせとなる。
イル二は例えばイ・・・・・・a−1、口・・・・・・
b−2、ハ・・・・・・b−3、二・・・・・・C1に
対応する作動板である。
原理的に示される第4図に基づいて作動を述べる。
今、手動あるいは電気的指令として符号(¥)に関する
信号が印字機に人力されると、印字機は複数の係合杆8
から符号(¥)に対応する係合杆を選択してそのソレノ
イド11を作動し該係合杆を押し下げ係合杆8′としそ
の突起10を各作動板9に係合した状態とする。
このとき、全作動板9は戻し杆14により所定位置に戻
って配置されているので係合杆8′の突起10はそれぞ
れ正しい作動板に係合する。
ついで、一回転クラッチ18が回動し、ハンマー17に
て係合杆8′および戻し杆14の後端を同時に打撃し符
号(¥)に対応する全てのロッド1が突出され、符号(
¥)が印字される。
そして、印字の直後、ソレノイド11に対する電力が切
れると共に、ハンマー17は一回転クラッチ18から外
れ元の位置に戻る。
したがって、前記にて変移された各作動板9は戻し杆1
4がばね15による復帰と共にその突起16によって元
の等間隔位置に戻り、一方、ソレノイドによる押圧力の
なくなった係合杆8′はり−ドバネ13による上方付勢
力により長孔6,7の上端に移動し、第3図における鎖
線外に移動し元の位置に復帰する。
ついで、同様にして次の印字が行われるわけである。
本考案は以上のとおりであるので次のような作用効果を
奏する。
■ ヘッド後端部が極端に拡大せず、機構的に印字機に
組み込み易い。
■ 係合杆と符号がl:lで対応するので、ロッド作動
に対する電気的な回路がきわめて簡素化される。
■ ロッドの作動が均一で確実である。
■ 固定ヘッドとしてラベル、値札など小間物の印字に
適し、活字リングのように活字部分が大きくならず、活
字の選択も自由で迅速である。
■ 係合杆の交換、追加で比較的自在に符号の変更、増
加が行える。
などである。
なお、他の実施例として、ソレノイド11は模型としク
ランク機構により押圧力を伝達するようにしたり、リー
ドバネ13、レール5、作動腕12の係合杆8に対する
摺接構造には種々の変形例が考えられるが、前記した作
動に支障のない限り採用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の斜視図、第2図は作動板の平面図、第3
図は第1図のA−A線断面図、第4図は原理説明図、第
5,6図は説明のための図。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先端を、縦m列、横n列に整えたロッドmxnを、レー
    ルに位置規制されてロッドの軸方向へ前後に案内される
    mxn枚の作動板のそれぞれに一本ずつ固定し、 一方、使用する符号の数と同数の係合杆を前記作動板の
    配列に近接して配置し、個々の係合杆は、それが担当す
    る一つの符号に対応した突起と符号入力時に当該係合杆
    を作動板に向けて変移させるソレノイドを備え、 前記突起は、符号人力時に当該符号を形成するに必要な
    ロッドを固定している作動板にのみ裏面から係合する位
    置に形成され、 また、符号入力があって変移した係合杆の後端位置にこ
    れを印打するハンマーを配置した、ことを特徴とする、
    ロッドマトリクスによる印字ヘッド。
JP1977035989U 1977-03-23 1977-03-23 ロツドマトリクスによる印字ヘツド Expired JPS5837649Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS53131708U JPS53131708U (ja) 1978-10-19
JPS5837649Y2 true JPS5837649Y2 (ja) 1983-08-25

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ID=28896304

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JP1977035989U Expired JPS5837649Y2 (ja) 1977-03-23 1977-03-23 ロツドマトリクスによる印字ヘツド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5198609U (ja) * 1975-02-05 1976-08-07

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JPS53131708U (ja) 1978-10-19

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