JPS5837400Y2 - 膣等における製剤等の固定器具 - Google Patents
膣等における製剤等の固定器具Info
- Publication number
- JPS5837400Y2 JPS5837400Y2 JP1978115729U JP11572978U JPS5837400Y2 JP S5837400 Y2 JPS5837400 Y2 JP S5837400Y2 JP 1978115729 U JP1978115729 U JP 1978115729U JP 11572978 U JP11572978 U JP 11572978U JP S5837400 Y2 JPS5837400 Y2 JP S5837400Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- vagina
- film body
- elastic thin
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は膣、肛門、耳の外耳道、鼻孔等に挿入して患部
の製剤を固定する膣等における製剤等の固定器具に関す
る。
の製剤を固定する膣等における製剤等の固定器具に関す
る。
一般に、種々な材質で造ったスポンジに粉末、軟膏或い
はゼリー状の薬剤をつけて瞭の深部に入れ、薬剤を子宮
口から瞭の深部に存在せしめ、治療を行なう方法が実際
に用いられている。
はゼリー状の薬剤をつけて瞭の深部に入れ、薬剤を子宮
口から瞭の深部に存在せしめ、治療を行なう方法が実際
に用いられている。
この方法は、例えば避妊を目的としてスポンジで子宮口
を塞いで精液を吸いとり、同時に薬剤で精子を殺す等の
目的には適しているが、瞭の深部および子宮口に、例え
ば坐剤や錠剤等の製剤を挿入して固定しておき、分秘液
中に製剤中の有効成分を徐々に溶出させ、この有効成分
を含んだ分秘液が同部位の壁に接触しつづけることによ
り、有効成分の局所における治療効果を期待する例えば
制ガン剤による子宮ガン、子宮頚ガン、瞭ガンの治療や
局所麻酔剤による鎮痛、抗生物質による感染症の治療、
或いは情炎酵素剤や殺菌剤による炎症の治療等の場合に
は、スポンジが有効成分を含んだ分秘液を吸いとってし
まい、治療効果の著るしい阻害が起るため、実際上にお
いて使用に適さない。
を塞いで精液を吸いとり、同時に薬剤で精子を殺す等の
目的には適しているが、瞭の深部および子宮口に、例え
ば坐剤や錠剤等の製剤を挿入して固定しておき、分秘液
中に製剤中の有効成分を徐々に溶出させ、この有効成分
を含んだ分秘液が同部位の壁に接触しつづけることによ
り、有効成分の局所における治療効果を期待する例えば
制ガン剤による子宮ガン、子宮頚ガン、瞭ガンの治療や
局所麻酔剤による鎮痛、抗生物質による感染症の治療、
或いは情炎酵素剤や殺菌剤による炎症の治療等の場合に
は、スポンジが有効成分を含んだ分秘液を吸いとってし
まい、治療効果の著るしい阻害が起るため、実際上にお
いて使用に適さない。
このような場合には、有効成分をスポンジのように、器
具自からが吸いとってしまうことなく、スポンジ同様に
軟質で、局所に対する物理的刺激が小さく、シかも製剤
を膣の深部および子宮口に長時間安定に固定する性能を
有し、さらには、使用上何人にも簡単かつ容易に使用で
きる固定器具が必要である。
具自からが吸いとってしまうことなく、スポンジ同様に
軟質で、局所に対する物理的刺激が小さく、シかも製剤
を膣の深部および子宮口に長時間安定に固定する性能を
有し、さらには、使用上何人にも簡単かつ容易に使用で
きる固定器具が必要である。
本考案は上記のような点に着目して考案されたもので、
その目的のするところは、瞭の深部および子宮口等にお
ける製剤の固定能力に優れ、有効成分を自からが吸いと
ることがなく、何人にも簡単且つ容易に使用できる瞭等
における製剤の固定器具を廉価に提供することである。
その目的のするところは、瞭の深部および子宮口等にお
ける製剤の固定能力に優れ、有効成分を自からが吸いと
ることがなく、何人にも簡単且つ容易に使用できる瞭等
における製剤の固定器具を廉価に提供することである。
図面は本考案に係る固定器具の実施例を示すもので、以
下、この実施例に基づいて本考案を詳述する。
下、この実施例に基づいて本考案を詳述する。
図において、１は各種スポンジ材により円柱形状に形成
した多孔質弾性体で、多孔質弾性体１の長さ、径等は使
用目的に応じて決定する。
した多孔質弾性体で、多孔質弾性体１の長さ、径等は使
用目的に応じて決定する。
２はラテックス等のゴム類、コラーゲン等の非吸収性の
材質で造った弾性薄膜体で、弾性薄膜体２は多孔質弾性
体１の大きさに合わせ、円筒袋状或いはシート状に成型
する。
材質で造った弾性薄膜体で、弾性薄膜体２は多孔質弾性
体１の大きさに合わせ、円筒袋状或いはシート状に成型
する。
多孔質弾性体１は薄膜体２に挿入され、或いは薄膜体２
で包み込み、薄膜体の２の挿入口２ａを紐で結着するか
溶着する等により閉塗して多孔質弾性体１を弾性薄膜体
２で被覆し、弾性薄膜体２の挿入口２ａの部分には適当
な長さの引出ひも３を取り付ける。
で包み込み、薄膜体の２の挿入口２ａを紐で結着するか
溶着する等により閉塗して多孔質弾性体１を弾性薄膜体
２で被覆し、弾性薄膜体２の挿入口２ａの部分には適当
な長さの引出ひも３を取り付ける。
実施例では、引出ひも３の端部で挿入口２ａを結着した
ものが図示されているが、溶着する場合には、ひも３の
端部を挿入口２ａ内に入れた状態で一体的に溶着すれば
良い。
ものが図示されているが、溶着する場合には、ひも３の
端部を挿入口２ａ内に入れた状態で一体的に溶着すれば
良い。
４は弾性薄膜体２の挿入口２ａ側端に設けた通気孔、３
ａは引出ひも３の端部に設けた指掛は用のリングである
。
ａは引出ひも３の端部に設けた指掛は用のリングである
。
本考案は以上のように構成され、次にその使用の一例を
、子宮ガンの場合について第３図を参照して説明する。
、子宮ガンの場合について第３図を参照して説明する。
子宮５がガンに冒されている場合には、頚管６に製剤７
を塗布するか、或いは特殊なカプセルに容れたものを頚
管６に挿入して治療するが、このま・では、製剤７が下
方へ流出し、或いは移動してしまう。
を塗布するか、或いは特殊なカプセルに容れたものを頚
管６に挿入して治療するが、このま・では、製剤７が下
方へ流出し、或いは移動してしまう。
そこで、本考案の固定器具を膣８内に挿入して製剤の流
出等を阻止するものであり、まづ、本考案の固定器具を
圧縮して小さくする（弾性薄膜体２には通気孔４が設け
であるので圧縮が可能である）。
出等を阻止するものであり、まづ、本考案の固定器具を
圧縮して小さくする（弾性薄膜体２には通気孔４が設け
であるので圧縮が可能である）。
次に、その圧縮状態を保ったよ・、先が十分に丸い太目
のピンセット或いは指で直接持ち、引出ひも３を膣８外
に出すようにして本考案の固定器具を＠８の深部に挿入
する。
のピンセット或いは指で直接持ち、引出ひも３を膣８外
に出すようにして本考案の固定器具を＠８の深部に挿入
する。
そしてピンセット或いは指を離すと、弾性薄膜体２には
通気孔４が設けであるので、本考案の固定器具は多孔質
弾性体１のスポンジ作用により、数秒間で元の大きさに
復元して膣壁と密接し、これによって固定器具は頚管６
の＠８側を閉塞した状態で個定状態を保つ。
通気孔４が設けであるので、本考案の固定器具は多孔質
弾性体１のスポンジ作用により、数秒間で元の大きさに
復元して膣壁と密接し、これによって固定器具は頚管６
の＠８側を閉塞した状態で個定状態を保つ。
従って製剤７は膣８の下方への移動を妨げられて固定さ
れ、その位置において、長時間持続して患部に作用する
。
れ、その位置において、長時間持続して患部に作用する
。
而して、本考案の器具を擁外に取り出すには引出ひも３
を引張れば良い。
を引張れば良い。
なお、本考案に係る固定器具は、上記実施例のように子
宮ガンだけでなく、肛門、耳の外耳道、鼻孔、或いは新
規に形成した治療孔等に挿入して患部治療剤の流出を阻
止する際等、広範囲に使用するものである。
宮ガンだけでなく、肛門、耳の外耳道、鼻孔、或いは新
規に形成した治療孔等に挿入して患部治療剤の流出を阻
止する際等、広範囲に使用するものである。
本考案は以上のように、スポンジ材で円柱形状に形成し
た多孔質弾性体に弾性薄膜体を被覆して成るものである
から、膣内等に挿入すると、多孔質弾性体の弾性作用に
より膣等に合わせて収縮変形し、瞭等の壁面に密着し、
子宮口を完全に閉塞して固定状態を保つ。
た多孔質弾性体に弾性薄膜体を被覆して成るものである
から、膣内等に挿入すると、多孔質弾性体の弾性作用に
より膣等に合わせて収縮変形し、瞭等の壁面に密着し、
子宮口を完全に閉塞して固定状態を保つ。
したがって、頚管等に挿入した薬剤等は安定して固定さ
れ、その位置において有効成分は長時間持続して患部に
作用させことができると共に溶出した薬剤等が膣内に流
出するのを確実に防止でき（制ガン剤等は患部以外の部
位に流出すると正常な組織を破壊する等、悪影響をおよ
ぼす。
れ、その位置において有効成分は長時間持続して患部に
作用させことができると共に溶出した薬剤等が膣内に流
出するのを確実に防止でき（制ガン剤等は患部以外の部
位に流出すると正常な組織を破壊する等、悪影響をおよ
ぼす。
）、また、多孔質弾性体は弾性薄膜体で被覆されている
ため有効成分を吸いとってしまうことがない。
ため有効成分を吸いとってしまうことがない。
また、弾性薄膜体には通気孔が設けであるので、簡単に
圧縮して挿入を容易に行なえると共に、挿入後は瞬時に
復元させることができる。
圧縮して挿入を容易に行なえると共に、挿入後は瞬時に
復元させることができる。
図面は本考案に係る擁等における製剤等の固定器具の実
施例を示すもので、第１図は縦断面図、第２図は一部の
拡大断面図、第３図は使用状態の一部を示す説明図であ
る。 １５００００．多孔質弾性体、２・・・・・・弾性薄膜
体、３・・・・・・引出ひも、４・・・・・・通気孔。
施例を示すもので、第１図は縦断面図、第２図は一部の
拡大断面図、第３図は使用状態の一部を示す説明図であ
る。 １５００００．多孔質弾性体、２・・・・・・弾性薄膜
体、３・・・・・・引出ひも、４・・・・・・通気孔。
Claims (1)
- スポンジ材で円柱形状に形成した多孔質弾性体に弾性薄
膜体を被覆し、弾性薄膜体の適当部には通気孔を設ける
と共に引出ひもを取付けたことを特徴とする腔等におけ
る製剤等の固定器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978115729U JPS5837400Y2 (ja) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | 膣等における製剤等の固定器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978115729U JPS5837400Y2 (ja) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | 膣等における製剤等の固定器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5532735U JPS5532735U (ja) | 1980-03-03 |
| JPS5837400Y2 true JPS5837400Y2 (ja) | 1983-08-23 |
Family
ID=29067629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978115729U Expired JPS5837400Y2 (ja) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | 膣等における製剤等の固定器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837400Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50153496A (ja) * | 1974-05-25 | 1975-12-10 |
-
1978
- 1978-08-25 JP JP1978115729U patent/JPS5837400Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50153496A (ja) * | 1974-05-25 | 1975-12-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5532735U (ja) | 1980-03-03 |
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