JPS5837015Y2 - 時計などの回転つまみ装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はたとえば時計のリューズなどの回転つまみ装置
に関するものである。

従来のリューズは周囲にローレットを刻設したものを枠
より突設していた。

このため懐中時計などではリューズのローレットにより
被服をきすつけたり、また操作時の感触が悪かった。

そこで本考案はつまみを球状とし、枠に設けた透孔部に
配置したので手触りがよく操作性もよく外部のものを角
部がないため損傷することが少ない 図面に基づいて本考案の構成について説明すると、第１
図示のように時計枠体１の前面には時刻表示部２と目安
時刻表示部３が設けてあり、この各表示部を照明するた
めのスイッチ４や目安設定切換スイッチ５などが設けで
ある。

そして時計枠１の右下方には、透孔部６が形成され、こ
の透孔部内にリューズ７が配設しである。

リューズ７の形状は球状であって、第２図示のようにそ
の上下端部は透孔部６の周囲の段差部８より突出してい
るもので、このリューズには時刻表示修正、目安時刻設
定用の軸９が固着している。

したがってリューズ７を指先にて、右方に引き出し、時
刻表示の修正や、目安時刻の設定を操作する。

本考案によればつまみたとえばリューズは、球状であり
、また透孔部内に位置しており、角張った突起部がない
ため、携帯時にも感触がよく、また被服を損傷すること
が全くないなど実用上極めて大きな効果を有するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図は正面図
、第２図は第１図■■−■■線拡大断面図である。 １・・・・・・時計枠、６・・・・・・透孔部、７・・
・・・・つ１み。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 枠体に設けた透孔部と、この透孔部内に位置し一部が突
   出している球状の回転つまみとを設けた時計などの回転
   つまみ装置。