JPS5836117A - 回路しや断器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は回路しゃ断器に関するもので、特に負荷機器
の熱特性、負荷機器の始動特性および他機器との保護協
調を得やすくした回路しゃ断器に関するものである。

即ち、この発明は異常電流を検出するセンサーからのア
ナログ信号をデジタル信号に変換し、マ′イクロコンピ
ュータ℃ソフトウェア−によりマイクロコンピュータか
らの出力信号を出力し、開閉機構部を作動させて回路し
ゃ断器をしゃ断するように構成した回路しゃ断器におい
て、センサーからマイクロコンピュータに入力する信号
状態を異常電流の状態により変化させる仁とにより、動
作特性を階段状に変化させて保護協調を得やすくしたも
のである。以下図面によってこの発明の一実施例を説明
する。

第１図はこの発明ｔζ係る回路しゃ断器の一実施例を示
す回路構成図、＃Ｉ２図はこの発明の回路しゃ断器の動
作特性を示す特性曲線である。

第１図において、（ｌ）は回路しゃ断器で周知のトグル
リンク機構によって接点の開閉を行う開閉機ｈ４．過電
流や短絡電流に応動してトリップさせる過電流用赤外し
素子、電流をしゃ断する際に発生するアークを消滅させ
る消弧装置、Ｘ線や導体を接続する端子、回路を開閉す
る接触子およびこれらを一体にして組込むモールドケー
スにより構成されている。（２）は開閉機構部で、固定
接触子（２ａ）〜（２Ｃ）と可動接触子（２ｄ）〜（２
ｆ）を備えており、速入りおよび速切機能、操作ハンド
ルをオン位置に拘束した状層においても引外し動作をさ
またげないトリップフリー機能および３捲回時投入同時
しゃ断を行う共通引き外し機能を備えており、後述の電
磁装置（８）と保合関係にある。　　（８ａ）”（８ｃ
）億ホール効果を有するホール素子で、回路しゃ断器（
１）の貫通導体に近設して配置され、内部を貫通する上
記貫通導体番ζ流れる電流により発生する磁束と内部を
流れる電流の積に比例した電圧を発生するもので、＠路
しゃ断器に流れる電流に比例した電圧を出力端子に出力
させるものである。（４−１ａ）（４−１ｃ入（４−２
ａ）＝Ｃ４−２ｃ）、〜、　（４−１０ｍ）（４−１０
ｃ）はホール素子（Ｉｌａ）（８ｃ）の出力電圧を増幅
する電圧増幅器で、回路に流れる電流力ｆ定格電流値以
下であれば、電圧増幅器（１１ｍ）（４−１０ｃ）の出
力電圧は。

しきい値（例えばｔＳＶ　）以下に設定し、異常電流が
回路に流れた場合には電圧増幅器（４−１ｍ）〜（４−
１０ｃ）のいずれかが、異常電流の大きさに対応して、
しきい値以上の出力電圧になるように設定しであるーす
なわち、第２図において、１１〜１ｇの異常電流が回路
に流れた場合には、電圧増幅器（４１ａ）＝（←ｉｃ）
の出力電圧のみがしきい値以上の出力電圧になる。

以下順次同様にしてＩｌｏ　以上の異常電流が回路に流
れた場合には電圧増幅１（４−１０ｍ）〜（４１０ｃ）
の出力電圧のみがしきい値以上の出力電圧になる。なお
、第２図において、横軸に電流を縦軸にＷ／Ｌ圧を取っ
ており、特性曲線（イ）はこの発明の回路しゃ断器の動
作特性、特性曲線（ロ）は従来の回路しゃ断器の動作特
性、特性曲線ｅ→は電動機の熱特性、特性曲線に）は電
動機の始動時、性である。（５−１）−（５−１０）は
オアー素子からなる艙理回路で、入力側Ａ−Ｃが全てし
番い値以下の°Ｏ°レベルであれば、出力側Ｘは°Ｏ”
レベルの電圧が出力され、一方、入力側Ａ−Ｃにしきい
値以上の電圧を出力するものである。（６）はマイクロ
コンピュータで、中央処理装置（６ａ）、クロックパル
ス発生器（６ｂ）、プログラムメモリ（６ｃ）、データ
メモリ（６ｄ）および入出カポ−）　（６ｅ）から構成
されており、オアー素子（５−１）〜（５−１０Ｘ為ら
の入力信号を判別して、例えば、第２図において、ＩＩ
〜１１の異常電流が流入した場合には、オアー素子（５
−１）から°１°レベルの入力信号がマイクロコンピュ
ータ（６）に入力し、１時間後に入出カポ−）　（６ａ
）より信号を出力する。また１２〜■３の異常電流が流
入した場合には、オアー素子（５−２）から°１”レベ
ルの入力信号がマイクロコンピュータ（６）に入力し１
時間後に入出カポ−）　（６ｅ）より信号を出力する。

さらにＩｓｏ以上の異常電流が流入した場合には、１時
間後に、入出力ポート（６ｅ）より信号を出力するよう
にプログラムされている。

（７）は増幅装置で、入出力ポート（６ｅ凌らの信号を
トランジスター回路（図示せず）で増幅する機能とトリ
ガー回路（図示せず）からトリガー信号を出す機能を有
するものである。（８）は電磁装置で、上記トリガー信
号を受けて電磁コイルを励磁させ、開閉機構部（りを駆
動させるものである。（９ａ）〜（ｓｂ）は外部導線を
接続する機能を有する電源側端子、（１０ａ）〜（ｘｏ
ｃ）は負荷側端子である。

次にこの発明に係る回路しゃ断器の動作を第１図及び第
２図を用いて説明する。第１図において。

電流は電源側端子（９ａ）〜（９ｃ）→開閉機ｍ　（２
）の接触子（２ｍ）〜（２ｆ）　４貫通導体→負荷側端
子（１０ａ）〜（１０ｃ）に流れる。この回路に過負荷
電流が流れた場合には、ホール素子（８ａ　）（８０が
検出し、電圧増幅器（４１ａ）〜（４−９ｃ）とオアー
素子（６−１）−（６−９）により入力信号がマイクロ
コンピュータ（６）に入力される。

そして、マイクロコンビ１−タ（６）の演算処理により
、１０〜１時間経過後に、入出力ポート（６ｅ）より出
力信号が出力される。また乙の回路に過電流１１゜以上
が流れた場合には、電圧増幅器（４１０ｍ）〜（４−１
０ｃ）とオアー素子（５−１０）により瞬時１に、入出
力ポート（６ｃ）より出力信号が出力される。入出力ポ
ート（６ｃ）の出力信号により、電磁装［（８）が駆動
され、開閉機構部（２）を作動させて、事故電流をしゃ
断する。

この発明は以上のように構成され、マイクロコンピュー
タ（６）の演算処理により、第２図に示すように階段状
の動作特性を有し、マイクロコンピュータ（６）の入出
力ボート（６ｅ）から信号を出力し、開閉機構部（２）
を駆動させて、速やかに回路しゃ断器をしゃ断させるこ
とができる。また階段状の動作特性は電圧増幅器（４−
１ａ　）”（４−１０ｃ　）の出力電圧の調整およびオ
アー素子（５−１）−（６−１０）の所要数により任意
に変更できる。従って、電動機の起動時を考えて、動作
時間を長くする場合、電磁開閉器の熱特性と回路しゃ断
器の動作特性との協調、あるいは上位の回路しゃ断器と
の保護協調が容易にできる。さらに、判別および演算処
理がソフトウェア−にて実行されているため、回路しゃ
断器内部の機構が簡単になり、組立が容易で、かつ小型
になる。

以上のようにこの発明によれば、他機器との保護協調が
得やすく、組立てが容易で且つ小型になる等の諸効果を
有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る回路しゃ断器の一実施例を示す
回路構成図、第２図はこの発明の回路しゃ断器の動作特
性を示す特性曲線図である。 図において、（２）・・・開閉機構部、　　（８ａ）（
８ｃ）・・・ホール素子、（４−１ａ）〜（４−１０ｃ
）・・Ｎ圧増幅器、（５−１）〜（５−１０）・・・オ
アーＸ子、（６）・・・マイクロコンピュータ、（７）
・・・増幅装置、（８）・・・電磁装置である。 代理人　弁理士　　葛舒信− 第１図 第２図 −−ラ＠３Ｌ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）回路しゃ断器の各相に設置され異常電流を検出す
   る複数に個のホール素子、前記複数に個のホール素子に
   夫々複数ｎ個接続され前記異常電流が夫々異つたｎ個の
   設定値以上になると夫々出力を生じる複数ｋＸｎ個の電
   圧増幅器、前記複数ｋＸｎ個の電圧増幅器の内聞一般定
   値の複数に個の電圧増幅器の出力が印加される複数ｎ個
   のオアー素子、及び前記複数ｎ個のオアー素子の夫々の
   出力印加時に夫々異なった時間遅れで入力されたプログ
   ラムに従つて回路しゃ断器の開閉機構部を作動させる出
   力を生じるマイクロコンピュータを備えたことを特徴と
   する同略しゃ断器。