JPS5833486B2 - 加圧液の計量吐出装置 - Google Patents

加圧液の計量吐出装置

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JPS5833486B2
JPS5833486B2 JP54069720A JP6972079A JPS5833486B2 JP S5833486 B2 JPS5833486 B2 JP S5833486B2 JP 54069720 A JP54069720 A JP 54069720A JP 6972079 A JP6972079 A JP 6972079A JP S5833486 B2 JPS5833486 B2 JP S5833486B2
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JP
Japan
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piston
cylinder chamber
chamber
valve shaft
cylinder
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JP54069720A
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JPS55162011A (en
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道夫 五十嵐
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TOHO KIZAI KK
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TOHO KIZAI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高圧力で供給される液体を一定量づつ計量し
、吐出する装置の改良に関するものであり、計量、吐出
のためのピストンの駆動を高圧力の液圧自体を利用して
行ない、しかもピストンの往復動の何れにおいても計量
、吐出を行なうことができると共に、シールが容易で、
高圧液体を取扱うに拘らずグランド部からの液漏れ等を
全く生せしめることのない計量、吐出装置を提供するこ
とを目的としている。
高圧力で供給される液体を計量し、吐出する装置におい
ては、計量、吐出のためのピストンの駆動を、別個の駆
動力に依って行なうと、駆動装置を含め、装置が著しく
大型となり、高価となるため、取り扱う高圧液体の圧力
を利用し、ピストンを往復動させるように意図された装
置が種々に提案されている。
しかし、高圧液体の圧力を利用する装置では、ピストン
の往動で吐出を行ない、復動でシリンダ内に計量、充填
する形式のものであって稼動効率が悪いし、グランド部
がらの漏液が多く、作業環境の悪化、漏液分の清拭の必
要等を生ずる欠点があった。
本発明は、特許請求の範囲に記載する構成とすることに
より、上述のごとき欠点のない加圧液の計量、吐出装置
を得たものである。
以下図示例に基き本発明の詳細な説明する。
第1図において、主体1の中心部は、シリンダ室2とさ
れており、その一端は圧入、固定された端壁部3で規正
され、他端は、主体1に螺合された端壁部4で規定され
ている。
この端壁部4はネジ5を、主体1に固着されている蝶板
6のネジ1に螺合させることによりシリンダ室2内に突
入させられており、ネジ5,70作用で矢印イ方向に進
退でき、端壁8の位置をシリンダ室2内で前後させるこ
とにより、シリンダ室2の有効長、即ちピストン90ス
トローク長さを任意に調整できるように構成されている
ピストン9は、小径の中央部10と、大径の両端の頭部
11.12とを有する鼓形をなしており、中央部10に
は、頭部11.12に接して後述する弁軸の貫通孔13
に連通する導通孔14,15が穿設されている。
ピストン9は、後述する如く、端壁部3の端壁16と、
端壁部4の端壁8との間゛で、図示例では周縁構成部材
16′と8′との間で往復摺動でき、その摺動時にピス
トン9がどの位置に在っても、必ず前記小径の中央部1
0に臨む位置のシリンダ壁17には、加圧液の供給口1
8が開設されている。
前述の端壁部3内には空室19が形成されており、主体
1のシリンダ壁20に形成されている吐出口21に、連
通孔22で連通されている。
同じく端壁部4にも、空室23が形成されており、シリ
ンダ壁20に形成されている別の吐出孔24に連通孔2
5で連通されている。
上述のピストン9と端壁部3,4と、その内部に形成さ
れた空室19,23とを貫いて、主体1外から1本の弁
軸26が摺動自在に密嵌されている。
端壁部3,4は、この弁軸26の貫装のため軸承部を兼
ねる壁部27,28を備え、各壁部のピストン9側に、
前述の端壁8,16が形成されている。
ピストン9は、軸方向に貫通孔13が穿設されており、
弁軸26が該孔13に嵌挿されている。
端壁部4の空室23は軸方向にや又長大に形成され、壁
部28を貫通した弁軸端29が自由に該室23内で進退
しうるようにされている。
弁軸26と各端壁部3,4およびピストン9との摺動部
はメタルシールされ、液密な摺動部を形成している。
前述の弁軸26は、軸方向に間隔を存して、弁部たる2
個の欠肉部30,31を有している。
この欠肉部30.31の長さLl、L2は、シリンダ室
2と空室19,23を隔てている壁部27゜28の厚さ
より長く、またピストン9の両端の頭部11.12の厚
さより長い長さとされている。
そして、壁部と頭部の長さの和より小さい、即ち第1図
に示すようにシリンダー室と空室とは同時に連通はしな
い。
また両欠肉部30.31の間隔Wは、例えば第1図に示
されている如(、一方の欠肉部30が、壁部27を通し
て空室19とシリンダ室2とのみを連通させたとき、他
方の欠肉部31が、ピストン9の位置如何に拘らず、頭
部12を通して、導通孔15とシリンダ室2とのみを連
通させうる間隔とされている。
このため、両欠肉部30,31の長さは、第1図におけ
る欠肉部31に示されるごとく、ピストン9が壁部27
,2Bの端壁16゜8間で往復動する際の如何なる位置
に在っても、導通孔15とシリンダ室2内とを常に連通
させうる長さとされている。
他方、弁軸26は、主体1の1端に固着された駆動シリ
ンダ32内の駆動ピストン33に固着されており、圧力
空気人口34から圧力空気が供給されたとき、駆動ピス
トン33がコイルバネ35の弾力に抗して矢印口方向に
移動し、弁軸26を同方向に摺動させ、逆に圧力空気人
口36かも圧力空気が供給されたときは、コイルバネ3
5の弾力と共に、該ピストン33が矢印ハ方向に移動し
、弁軸26をも同方向に摺動させうるように構成されて
いる。
この駆動シリンダ32と駆動ピストン33とは弁軸26
の駆動装置を構成するものである。
弁軸26は、上述の如く駆動シリンダ32と駆動ピスト
ン33とにより、矢印口、へ方向に摺動されるので、空
室23は、弁軸端29が移動しうるだげの長さとされて
いる。
以上説明した構成の本発明装置は、次のように作動する
いま、装置各部が第1図の状態に在るとして、加圧液の
供給口18から加圧液が導入されると、絞液は、ピスト
ン9の中央部10の導通孔15から、弁軸26の欠肉部
31を通って、ピストン9の頭部12と端壁8との間の
充填室37に徐々に充填される。
このとき、欠肉部30は導通孔14とは非連通位置に在
るため、ピストン9の頭部11と端壁16との間の充填
室38には加圧液は流入せず、ピストン9は頭部12の
頂面に作用する液圧のため、図において左方へ、端壁1
6の周縁構成部材16′に接するまで押圧され続ける。
充填室37が満杯となった時点で、圧力空気人口34か
も圧力空気を供給し、コイルバネ35の弾力に抗して駆
動ピストン33を矢印口方向に移動させ、弁軸26を第
2図で示される位置に摺動させる。
この位置では、欠肉部31は、充填室37と空室23と
にまたがって位置し、欠肉部30は、充填室38と導通
孔14とにまたがって位置する。
加圧液を供給口18から導入しつづげると、絞液は導通
孔14から欠肉部30を通って充填室38へ流入しはじ
めるし、充填室37は、欠肉部31を通って空室23に
連通され、しかも空室23は連通孔25を介して大気に
連通している吐出口24に連通ずることとなる。
この状態では充填室37が大気に連通されるのでビス1
フ90頭部120頂面に作用する圧力は無(なり、充填
室38側の頭部11の頂面に液圧が作用することとなり
、この作用圧力の方が強大であるため、ピストン9は徐
々に図において右方へ摺動し、充填室38内の液を吐出
口24へ押し出し、吐出させ、ピストン9の頭部12の
頂面が端壁8の周縁構成部材8′に接する位置までピス
トン9の右方への摺動即ち吐出が継続される。
このピストン9の右方への摺動が停止した状態が第3図
に示される状態であって、充填室37内に在った液は吐
出され終り、充填室38には液が満杯に充填されている
第3図の状態で、圧力空気人口34を大気側に連通させ
、圧力空気人口36から加圧空気を供給すると、その空
気圧とコイルバネ35との協働により駆動ピストン33
は第1図における矢印ハ方向へ移動し、弁軸26は再び
第1図の位置へ摺動し移動する。
この位置では、欠肉部30が充填室38と空室19とに
またがって位置し、欠肉部31は充填室37と導通孔1
5とにまたがって位置するため、加圧液の供給口18か
ら導入された加圧液は、導通孔15から欠肉部31を経
て充填室37へ流入しはじめ、他方充填室38は、欠肉
部30を経て空室19に連通され、更に連通孔22を経
て大気に連もなる吐出口21に連通されるので、ピスト
ン9の頭部120頂面に作用する液圧のため該ピストン
9は図において左方へ移動しはじめ、充填室38の液は
、頭部110頂面で押圧されて吐出口21から吐出され
、再び各部材は第1図の状態に戻る。
以上の作動の繰り返しにより、吐出口21゜24かもピ
ストン9の往動、復動の何れの摺動時にも液の吐出が行
なわれることとなる。
上述の作動時に、空室23内では弁軸端29が進出した
り、後退するが、該室内には、最初の吐出時に既に液体
が充満し、その充満した液中を弁軸端29が進退するこ
ととなり、前サイクルにおける弁軸端29の後退によっ
て生じた容積減少分が次サイクルにおける進出による増
量分と均衡するので吐出量には影響が無い。
また空室19,23内へは、摺動部がメタルシールされ
ているとしても、弁軸26の往復摺動の都度、極微量の
液体が持ち出されるものの、液の吐出と共に持ち去られ
るので、滞溜することは無い。
また、主体1外にグランド部が露出して居らず、シリン
ダ室2の両端には、吐出口に連もなる空室が位置するこ
ととなり、弁軸端部は常に大気圧部分とされ、液圧にさ
らされるのは、シリンダ部2内のみとなしうるので装置
外への液漏れを完全に防止するためのシール構造を比較
的簡単となしうるものである。
本発明は、以上の如き構成、作用のものであって、高圧
液体の計量、吐出のためのピストン駆動を、該液体の圧
力そのものを利用して適確に行ないうるし、ピストンの
往動、復動の双方において、計量、吐出を反覆できるの
で、1サイクルの作動時間内における吐出量を、ピスト
ンとシリンダとに設定される計量量の2倍とすることが
でき、しかも吐出口が2個所となるので、各吐出口から
各別に吐出させ、2台分の吐出装置の機能を発揮させる
ことも、また、該吐出口を併合して単一吐出バイブに結
合し吐出量を増大させることもできる効果を有している
また弁軸は、シリンダ室内と、その両端壁部内に形成さ
れ吐出口に連通している空室内との間で往復摺動される
ものであり、主体外に突出する部分が無く、従って液体
が装置外に持ち出される所謂グランド部の無い構造たら
しめうるのでシールを容易ならしめうる効果もある。
また弁軸端は常に大気に連通ずる空室内に位置すること
となり、弁軸方向に高圧液体の圧力の作用を受けること
が無いので弁軸を僅かな力で駆動させうるし、更にはシ
リンダ端壁の進退により、計量、吐出量を調整しうる構
造とすることも容易である等の効果をも有している。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第、3図は、実施の1例のそれぞ
れ異なる作動位置における縦断面図である。 2・・・・・・シリンダ室、3,4・・・・・・端壁部
、8゜16・・・・・・端壁、9・・・・・・ピストン
、10・・・・・・小径の中央部、11,12・・・・
・・ピストンの頭部、13・・・・・・弁軸貫通孔、1
4,15・・・・・・導通孔、17・・・・・・シリン
ダ壁、18・・・・・・供給口、19,23・・・・・
・空室、26・・・・・・弁軸、30.31・・・・・
・欠肉部、32・・・・・・駆動装置たる駆動シリンダ
、33・・・・・・駆動装置たる駆動ピストン、Ll
j L2・・・・・・欠肉部の長さ、W・・・・・・欠
肉部の間隔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シリンダ室内に、その両端壁間を往復摺動できるよ
    う嵌装置されたピストンが、小径の中央部と、大径の両
    端頭部とを有する鼓形をなし、シリンダ壁には、ピスト
    ンの位置如何にかΣわらず、常に前記ピストンの小径の
    中央部に臨む加圧液の供給口が開設されており、シリン
    ダ室の両端壁部内には、それぞれシリンダ外への吐出口
    に連通ずる空室が形式され、また前記シリンダ室の両端
    壁部と、空室とピストンとを貫いて1本の弁軸が、各摺
    動部をメタルシールされて摺動自在に密嵌され、前記ピ
    ストンの小径の中央部には、大径の両端頭部に接して弁
    軸貫通孔に連通ずる導通孔が穿設されていると共に、前
    記弁軸は、軸方向に間隔を存して2個の欠肉部を有し、
    各欠肉部の長さは何れも、シリンダ室とその両端壁部内
    の空室とを区分する壁厚より長く、またピストンの両端
    頭部の厚さより長い長さとされており、両欠肉部の間隔
    は、一方の欠肉部がシリンダ室の端壁を通して、その空
    室とシリンダ室内とのみを連通させたとき、他方の欠肉
    部が、ピストンの頭部を通してその導通孔とシリンダ室
    内とのみを連通させうる間隔とされており、かつ弁軸に
    は、2個の欠肉部がシリンダ室の両端において交互に、
    空室とシリンダ室内とのみを連通させる位置を占めるよ
    う弁軸を摺動させる駆動装置が付設されている、ことを
    特徴とする加圧液の計量吐出装置。 ・
JP54069720A 1979-06-04 1979-06-04 加圧液の計量吐出装置 Expired JPS5833486B2 (ja)

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JPS55162011A JPS55162011A (en) 1980-12-17
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