JPS5830931Y2 - 肘金 - Google Patents

肘金

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JPS5830931Y2
JPS5830931Y2 JP10159080U JP10159080U JPS5830931Y2 JP S5830931 Y2 JPS5830931 Y2 JP S5830931Y2 JP 10159080 U JP10159080 U JP 10159080U JP 10159080 U JP10159080 U JP 10159080U JP S5830931 Y2 JPS5830931 Y2 JP S5830931Y2
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JP
Japan
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diameter
pin
wall
shaft
horizontal hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP10159080U
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English (en)
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JPS5727064U (ja
Inventor
順造 橋本
Original Assignee
有限会社 長岡鉄工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社 長岡鉄工所 filed Critical 有限会社 長岡鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は材令に関するものであり、その特徴とするとこ
ろは材令が肘壺から抜は出ないようにする為のキャップ
を有している点にある。
一般に、例えば門柱に門扉を取りつける際には材令と肘
壺とが用いられる。
これには門柱又は門扉に固定された材令を他の一方の肘
壺に挿着する形式のものと、一端に抜は止め用の頭部を
有する材令を門柱用肘壺及び門扉用肘壺に挿着する形式
のものとがある。
今、従来品のうち前者について第5図に基づいて説明す
れば、材令の軸1の自由端の近くに横孔2が設けられて
おり、門扉用肘壺13に材令の軸1を挿入した後、前記
横孔2に割ピン16を挿通し、この割ピン16の画先端
部14を左右に折り曲げて門扉用肘壺13が材令の軸1
から抜は出ないようにされている。
ところで、この割ピン16は鉄製で風雨にさらされて錆
を発生し、この錆で材令、肘壺はもちろんのこと、門柱
や門扉までを汚し、門口を見苦しくしている。
割ピンの錆を防ぐには割ピンの錆の出ない材質、例えば
アルミやステンレスとすればよいが、製造価格、成形性
等に問題があると共に割ピン自体体裁の良いものではな
い。
また、金属製の割ピンを使用することは、門扉の取付作
業上危険である。
更に門扉の取付後においても割ピンは露出しているので
、子供等がこれに触って傷をする危険がある。
上記現状に鑑み本考案者は割ピンにかわるキャップ付き
の材令をここに完成するに到った。
即ち、本考案は軸1の自由端近くに横孔2を有する対合
本体Aと;前記横孔2の口径より小なる直径を有し且つ
前記横孔2の長さより長い長さを有する中間部3と、そ
の一端に設けた前記横孔2の口径より大なる直径を有し
且つ先端に丸みを有する頭部4と、前記中間部3の他端
に設けた前記横孔2の口径より大なる直径を有し且つ中
心に切込部5を有する紡錘型の挿入部6とからなる前記
横孔2に挿着される合成樹脂製のピンBと;前記軸1の
外直径と略等しい内直径を有し且つ対称位置に2個の切
欠部7を有する内壁8と、前記ピンBの長さと略等しい
内直径を有すると共に冠着した際前記横孔2をも覆い隠
す高さを有し且つ内面下端部に膨出部9を有する外壁1
0と、頂壁11とを有する前記軸1の自由端に冠着され
た合成樹脂製のキャップC;とからなる材令である。
以下に本考案の構成を図面に基づき詳述する。
第1図および第2図は本考案に係る材令の分解斜視図で
ある。
第2図に示した材令は一端に抜は止め用頭部15を有す
る材令の軸1を門柱用肘壺12及び門扉用肘壺13に挿
着する形式のものである。
材令本体Aは一端に自由端を有する軸1からなり、この
軸1の自由端の近くに横孔2が設けられている。
ピンBは、前記材令本体Aの横孔2に挿着されるもので
、中間部3と頭部4と挿入部5とを形式すべく合成樹脂
をもって一体的に形成される。
中間部3は、前記横孔2の口径より小なる直径を有し且
つ前記横孔2の長さより長い長さを有する。
頭部4は、前記中間部3の一端に設けられ、前記横7L
2の口径より大なる直径を有し且つ先端に丸みを有する
頭部4の先端に丸味を持たせているのはキャップCを装
脱着させる際にその作業をスムースならしめる為である
挿入部6は、前記中間部3の他の一端に設けられ、前記
横孔2の口径より大なる直径を有し且つ中心に切込部5
を有するものであり、紡錘型を呈する。
挿入部6を防錘型としたのは、その中心に切込部5を設
け、ピンBの前記横孔2への装脱着をスムースならしめ
、またキャップCの装脱着をスムースならしめる為であ
る。
キャップCは、内壁8と外壁10と頂壁11とを形式す
べく合成樹脂をもって一体的に形成され、内壁8は前記
軸1の外直径と略等しい内直径を有する。
これは軸1の自由端にキャップCを冠着した際、軸1の
自由端に前記内壁8を嵌着せしめる為である。
また、内壁8は対称位置に2個の切欠部7を有するが、
これはピンBをこの切欠部7内に位置せしめる為である
外壁10はピンBの長さと略等しい内直径を有し、また
キャップCを軸1の自由端に冠着した際横孔2を覆い隠
す高さを有する。
これはピンBを外壁10内に位置せしめる為である。
また外壁10は下端部に膨出部9を有するが、これはキ
ャップCがピンBから抜けるのを防止せしめる為である
なお、図中17は内壁8と外壁10とを連結する補強壁
である。
以下本考案に係る材令に肘壺をセットする手順について
、第1図に示す実施例の材令の場合を第3図を参照しな
がら説明する。
門柱にセットされた材令本体Aの軸1に門扉にセットさ
れた肘壺13を嵌入し、次に軸1の横孔2にピンBの挿
入部6をあてがい強く押して横孔2にピンBを装着する
ピンBの挿入部6は紡錘型となっていて、通常は横孔2
よりも大きいが、切込部5を有するため紡錘型の挿入部
6は横孔2を通過中は横孔2よりも小さくなり横孔2を
出るとまた復元し、ピンBは挿入部6と頭部4によって
強い外力が加えられない以上横孔2に装着された状態を
維持する。
次にキャップCの内壁8が軸1の自由端に嵌着し、切欠
部7,7にピンBが位置するようにキャップを装着させ
る。
この際キャップCの外壁10の下端部内面に設けられた
膨出部9がピンBの挿入部6の先端と頭部4の先端に少
しかかるが、この両先端が丸味を帯びているのと、キャ
ップCの外壁10が合成樹脂製で変形できる可撓性を有
しているのとで、強くキャップCの頂壁11を押すと膨
出部9はキャップCの挿入部6の先端と頭部4の先端を
越えるので、一旦軸1の自由端に装着されたキャップC
は、今度は逆に膨出部9がピンBの挿入部6と頭部4を
越えない限り離脱することがない。
なお、第2図に示す実施例の材令の場合は第4図に示し
たように、門柱にセットされた肘壺12と門扉にセット
された肘壺13を合致させて、抜は止め用頭部15を上
側にして軸1の自由端側から前記肘壺の穴18.19に
軸1を挿入し、門柱にセットされた肘壺12の下に突出
している軸1の横孔2に前記実施例1の材令で説明した
と同様の手順でピンBを装着し、このピンBにやはり実
施例1の材令で説明したと同様の手順でキャップCを装
着する。
本考案は以上説明したとおりの構成であり、ピンB、キ
ャップCともに合成樹脂製であり、風雨にさらされても
錆びることがなく、門柱や門扉を汚さず門口を美しく保
ち、従来の割ピンに比較してその体裁は数段優れており
、割ピンのように人体が引っかかることもなく、肘壺は
ピンBが軸1の横孔から抜けない限り材令から脱落する
ことがなく、そのピンBもキャップCによって保護され
ているので抜けるおそれがなく安全性の非常に高いもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係る材令の分解斜視図、第
3図は第1図に示す材令に肘壺をセットした時の状態を
示す縦断面図、第4図は第2図に示す材令に肘壺をセッ
トした時の状態を示す縦断面図、第5図は従来の材令の
斜視図である。 なお、図中Aは対合本体、Bはピン、Cはキャップ、1
は軸、2は横孔、3は中間部、4は頭部、5は切欠部、
6は挿入部、7は切欠部、8は内壁、9は膨出部、10
は外壁、11は頂壁である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軸1の自由端近くに横孔2を有する対合本体Aと; 前記横孔2の口径より小なる直径を有し且つ前記横孔2
    の長さより長い長さを有する中間部3と、その一端に設
    けた前記横孔2の口径より大なる直径を有し且つ先端に
    丸味を有する頭部4と、前記中間部3の他端に設けた前
    記横孔2の口径よみ大なる直径を有し且つ中心に切込部
    5を有する紡錘型の挿入部6とからなる前記横孔2に挿
    着される合成樹脂ピンBと; 前記軸1の外直径と略等しい内直径を有し且つ対称位置
    に2個の切欠部7を有する内壁8と、前記ピンBの長さ
    と略等しい内直径を有すると共に冠着した際前記横孔2
    を覆い隠す高さを有し且つ内面下端部に膨出部9を有す
    る外壁10と、頂壁11とを有する前記軸1の自由端に
    冠着される合成樹脂製のキャップC; とからなる材令。
JP10159080U 1980-07-17 1980-07-17 肘金 Expired JPS5830931Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10159080U JPS5830931Y2 (ja) 1980-07-17 1980-07-17 肘金

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JP10159080U JPS5830931Y2 (ja) 1980-07-17 1980-07-17 肘金

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5727064U JPS5727064U (ja) 1982-02-12
JPS5830931Y2 true JPS5830931Y2 (ja) 1983-07-08

Family

ID=29463043

Family Applications (1)

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