JPS5829088B2 - 脳圧測定装置用検出袋 - Google Patents
脳圧測定装置用検出袋Info
- Publication number
- JPS5829088B2 JPS5829088B2 JP53029024A JP2902478A JPS5829088B2 JP S5829088 B2 JPS5829088 B2 JP S5829088B2 JP 53029024 A JP53029024 A JP 53029024A JP 2902478 A JP2902478 A JP 2902478A JP S5829088 B2 JPS5829088 B2 JP S5829088B2
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- JP
- Japan
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- detection bag
- pressure
- bag
- detection
- liquid
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- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、手術後等の脳圧の測定を行うための装置に用
いられる検出袋に関するものである。
いられる検出袋に関するものである。
脳圧、即ち胴間膜内における脳及び髄液の圧力を、頭蓋
骨、頭皮等に作られた穴を通して、体外に誘導、測定、
記録する方法として、検出端として、液体を封じ込めた
定容積の検出袋を用いて、脳圧を流体圧に変え、これを
圧力計で測る方法がある。
骨、頭皮等に作られた穴を通して、体外に誘導、測定、
記録する方法として、検出端として、液体を封じ込めた
定容積の検出袋を用いて、脳圧を流体圧に変え、これを
圧力計で測る方法がある。
これを図面を参照して説明すると、第1図において1は
頭皮、2は頭蓋で、一部が手術の時に切り外され、再び
元の状態に収められたものである。
頭皮、2は頭蓋で、一部が手術の時に切り外され、再び
元の状態に収められたものである。
このように、切り外された時に頭蓋の一部に孔3があけ
られ、頭蓋の内側に検出袋4をおき、検出袋の導入管部
5を孔3を通して外部に出し、そのような状態で頭蓋を
元の位置に嵌める。
られ、頭蓋の内側に検出袋4をおき、検出袋の導入管部
5を孔3を通して外部に出し、そのような状態で頭蓋を
元の位置に嵌める。
このようにすることにより硬膜6と頭蓋2との間に検出
袋4が収められる。
袋4が収められる。
検出袋としては考えられる脳圧の範囲では余り伸び縮み
せず、かつ十分柔らかい材質、例えばポリエチレンで、
平坦な円形で直径2〜5crrL1導入管部5の直径が
1〜5間程度に作られる。
せず、かつ十分柔らかい材質、例えばポリエチレンで、
平坦な円形で直径2〜5crrL1導入管部5の直径が
1〜5間程度に作られる。
このような検出袋に液体供給源7より弁8を介して液を
注入して、検出袋の内容積を変えるとき、その容積と検
出袋内の流体の圧力P。
注入して、検出袋の内容積を変えるとき、その容積と検
出袋内の流体の圧力P。
の関係は第2図のようになる。
即ち、この特性には、顕著な平坦部、又は勾配が他と比
べて極めて小さい部分Aが現われ、特に重要なことは、
この平坦部での検出袋内の圧力は十分な精度で脳圧P1
と等しいことである。
べて極めて小さい部分Aが現われ、特に重要なことは、
この平坦部での検出袋内の圧力は十分な精度で脳圧P1
と等しいことである。
これは、検出袋の容積を変えることにより、その形状が
変化し、検出袋と脳の硬膜との接する面が、特性の平坦
部では、脳圧を検出袋内の流体に伝達するのに望ましい
状態となるためである。
変化し、検出袋と脳の硬膜との接する面が、特性の平坦
部では、脳圧を検出袋内の流体に伝達するのに望ましい
状態となるためである。
実際、この接面が平面(又は接面の平均的な曲率がO)
であれば、硬膜および検出袋の張力が、圧力PiとP。
であれば、硬膜および検出袋の張力が、圧力PiとP。
に差を生じさせる原因とはならないことが理論的に云え
る。
る。
従って平坦部Aに達した時を検出し、それと同時に弁8
を閉じ液の注入を停止し、検出袋及びこれから圧力計9
に至る管路内には、液体が封じこまれ、その体積は一定
に保たれる。
を閉じ液の注入を停止し、検出袋及びこれから圧力計9
に至る管路内には、液体が封じこまれ、その体積は一定
に保たれる。
この為以後検出袋と硬膜との平面的接触が保たれ、この
液体の圧力を圧力計9で測定することにより脳圧を連続
的に測定することができる。
液体の圧力を圧力計9で測定することにより脳圧を連続
的に測定することができる。
以上で明らかなように、この脳圧測定方法は精度の高い
測定結果が得られる特徴があるが、検出袋内の圧力が平
坦部Aの圧力に達したことを判断するにはかなりの経験
を必要とし、この種の経験にとほしい医師にとっては困
難である。
測定結果が得られる特徴があるが、検出袋内の圧力が平
坦部Aの圧力に達したことを判断するにはかなりの経験
を必要とし、この種の経験にとほしい医師にとっては困
難である。
そこで本発明は、予め検出袋内に液を封入することによ
り、液の注入操作を必要としない検出袋を提供せんとす
るものである。
り、液の注入操作を必要としない検出袋を提供せんとす
るものである。
発明者の実験によれば、平坦部Aにある時の検出袋の内
容積と袋の全容積(袋の材質が伸張しない範囲で液体が
充満した時の液量)の比率が袋の大きさに関係なく一定
であることが判明した。
容積と袋の全容積(袋の材質が伸張しない範囲で液体が
充満した時の液量)の比率が袋の大きさに関係なく一定
であることが判明した。
第3図は、その実験結果を示すもので、横軸に検出袋の
内容積を、縦軸に検出器の指示圧をとっている。
内容積を、縦軸に検出器の指示圧をとっている。
曲線aは全容積が0.89CCの検出袋に液体、例えば
生理的食塩水を注入した場合の圧力変化を示し、曲線す
は全容積1.12ccの検出袋、曲線Cは全容積4.3
5CCの検出袋に夫々液体を注入した時の圧力変化を示
す。
生理的食塩水を注入した場合の圧力変化を示し、曲線す
は全容積1.12ccの検出袋、曲線Cは全容積4.3
5CCの検出袋に夫々液体を注入した時の圧力変化を示
す。
図で明かなように平坦部は200mmH2Oの圧力で、
之が脳圧である。
之が脳圧である。
各実験例において、その平坦部の中央の点e、f。
gは、夫々の袋の全容積の14〜■6φの所にある。
即ち、脳圧と等しくなる平坦部における検出袋の内容積
(液の注入量)は、袋の全容積の大小に関係なく、全容
積の14〜16咎であることが判る。
(液の注入量)は、袋の全容積の大小に関係なく、全容
積の14〜16咎であることが判る。
従って、検出袋の中に、滅菌操作により液を予め上記比
率で注入し、之を消毒液にひたして導入管部を密封すれ
ばよい。
率で注入し、之を消毒液にひたして導入管部を密封すれ
ばよい。
このように検出袋が予め作られてあれば、使用者は、手
術の時にこの袋を取出して患者の検出部分に袋を挿入し
、手術後に導入管部を圧力計に挿入するだけでよく、液
の注入操作を全く必要としない。
術の時にこの袋を取出して患者の検出部分に袋を挿入し
、手術後に導入管部を圧力計に挿入するだけでよく、液
の注入操作を全く必要としない。
かくて、本発明によれば、極めて簡単な操作により脳圧
の測定を行うことができ、実用的効果甚だ犬である。
の測定を行うことができ、実用的効果甚だ犬である。
第1図は本発明が適用される脳圧測定方法を示す図、第
2図は検出袋の内容積と検出袋内の圧力の関係を示す図
、第3図は同じく、検出袋の内容積と圧力に関する実1
験例を示す図である。 1・・・・・・頭皮、2・・・・・・頭蓋、3・・・・
・・孔、4・・・・・・検出袋、5・・・・・・導入管
部、6・・・・・・硬膜、7・・・・・・液体供給源、
8・・・・・・弁、9・・・・・・圧力計。
2図は検出袋の内容積と検出袋内の圧力の関係を示す図
、第3図は同じく、検出袋の内容積と圧力に関する実1
験例を示す図である。 1・・・・・・頭皮、2・・・・・・頭蓋、3・・・・
・・孔、4・・・・・・検出袋、5・・・・・・導入管
部、6・・・・・・硬膜、7・・・・・・液体供給源、
8・・・・・・弁、9・・・・・・圧力計。
Claims (1)
- 1 非伸縮性の検出袋内に液体を注入し、該検出袋内の
圧力を測定する装置の為の検出袋において、検出袋内に
その全容積の14〜16係の液を予め注入して密封した
ことを特徴とする脳圧測定装置用検出袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53029024A JPS5829088B2 (ja) | 1978-03-14 | 1978-03-14 | 脳圧測定装置用検出袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53029024A JPS5829088B2 (ja) | 1978-03-14 | 1978-03-14 | 脳圧測定装置用検出袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54121591A JPS54121591A (en) | 1979-09-20 |
JPS5829088B2 true JPS5829088B2 (ja) | 1983-06-20 |
Family
ID=12264841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53029024A Expired JPS5829088B2 (ja) | 1978-03-14 | 1978-03-14 | 脳圧測定装置用検出袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829088B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002103313A1 (fr) * | 2001-06-19 | 2002-12-27 | Harada Corporation | Dispositif de mesure d'une pression de contact pour le corps humain |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS515886A (ja) * | 1974-07-02 | 1976-01-19 | Takiguchi Hiroyuki | Seitainaiatsusokuteisochi |
-
1978
- 1978-03-14 JP JP53029024A patent/JPS5829088B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS515886A (ja) * | 1974-07-02 | 1976-01-19 | Takiguchi Hiroyuki | Seitainaiatsusokuteisochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54121591A (en) | 1979-09-20 |
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