JPS5828856Y2 - 押印器 - Google Patents
押印器Info
- Publication number
- JPS5828856Y2 JPS5828856Y2 JP1978157743U JP15774378U JPS5828856Y2 JP S5828856 Y2 JPS5828856 Y2 JP S5828856Y2 JP 1978157743 U JP1978157743 U JP 1978157743U JP 15774378 U JP15774378 U JP 15774378U JP S5828856 Y2 JPS5828856 Y2 JP S5828856Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support cylinder
- body support
- protrusion
- print body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はインク吸蔵性を有する印材を用いた押印器に関
するものである。
するものである。
近年、インク吸蔵性を有する多孔性印材によって印字体
を成形し、この印字体をプラスチック製の本体に収容し
て多数回の連続押印を可能にした押印器が開発された。
を成形し、この印字体をプラスチック製の本体に収容し
て多数回の連続押印を可能にした押印器が開発された。
このような押印器では、インクの補給を簡便にするため
、本体を印字体支持筒と把持体に分割した形で両者を脱
着自在に嵌合しうるようにすることができるが、プラス
チック材料は材料費が安く加工容易であるという利点が
ある反面、気温や温度の影響によって膨張、収縮を生じ
易くなり、嵌合部の弛緩や脱落を招いて印字体を紛失し
たり、周囲を汚損したりするなどの欠点がある。
、本体を印字体支持筒と把持体に分割した形で両者を脱
着自在に嵌合しうるようにすることができるが、プラス
チック材料は材料費が安く加工容易であるという利点が
ある反面、気温や温度の影響によって膨張、収縮を生じ
易くなり、嵌合部の弛緩や脱落を招いて印字体を紛失し
たり、周囲を汚損したりするなどの欠点がある。
本考案はかかる欠点に鑑みなされたもので、印字体支持
筒に設けた突起と把持体に設けた環状突条との保合によ
って、両者の嵌合を密に固定し自然脱落を防止した押印
器を提供することを目的とする。
筒に設けた突起と把持体に設けた環状突条との保合によ
って、両者の嵌合を密に固定し自然脱落を防止した押印
器を提供することを目的とする。
以下、本考案の構成を実施例につき図面に基づいて説明
する。
する。
1は押印器である。
2は印字体支持筒で、その下端部4にインク吸蔵性材料
(たとえば熱可塑性樹脂粉末の焼結フオーム等)からな
る印字体3が保持される一方、上端部5の外周に複数の
高さが比較的低い突起6(図面では4つ)が配設されて
いる。
(たとえば熱可塑性樹脂粉末の焼結フオーム等)からな
る印字体3が保持される一方、上端部5の外周に複数の
高さが比較的低い突起6(図面では4つ)が配設されて
いる。
突起6は、第4図に示す如く、その周囲(特に上、下)
に緩やかな斜面Sが形成され、それによって印字体支持
筒2への後述の把持体18の加圧嵌合の際に後述の環状
突条19の乗越え動作を容易ならしめるように構成され
ている。
に緩やかな斜面Sが形成され、それによって印字体支持
筒2への後述の把持体18の加圧嵌合の際に後述の環状
突条19の乗越え動作を容易ならしめるように構成され
ている。
また、印字体支持筒2の中間部分には円周方向に凹溝が
凹設され、外筒7における円周方向の凸条9が係合され
て両者2,7が嵌着されている。
凹設され、外筒7における円周方向の凸条9が係合され
て両者2,7が嵌着されている。
さらに、印字体支持筒2の下端部4の内側上端における
段差面10と該支持筒2の下端縁に嵌着された金属製の
部層11とにより、印字体3のインク補給面12の外周
縁と印字面13の外周縁とが規制されて印字体3が固定
されるとともに、印字面13を部層11の下端面14よ
り若干突出せしめて押印時に適正な印圧が与えられるよ
うに設定されている。
段差面10と該支持筒2の下端縁に嵌着された金属製の
部層11とにより、印字体3のインク補給面12の外周
縁と印字面13の外周縁とが規制されて印字体3が固定
されるとともに、印字面13を部層11の下端面14よ
り若干突出せしめて押印時に適正な印圧が与えられるよ
うに設定されている。
15は印字体支持筒2の上端部5における筒体部16を
縦方向に切開するとともに該上端部5の端縁17に開口
して形成された割溝である。
縦方向に切開するとともに該上端部5の端縁17に開口
して形成された割溝である。
18は把持体で、その下端部内周に突起6と保合する高
さの比較的低い環状突条19が設けられて係合手段20
を構威し、それによって環状突条19が突起6を乗越え
て把持体18を印字体支持筒2に嵌合せしめて密に固定
することができ、かつ印字体支持筒2の上端部5外周と
把持体18の下端部内周との間に、印字体支持筒2の内
部における圧力変動による空気変化を把持体18下端に
穿設した空気孔21を経て器外へ開放せしめる細隙部2
2が形成されている。
さの比較的低い環状突条19が設けられて係合手段20
を構威し、それによって環状突条19が突起6を乗越え
て把持体18を印字体支持筒2に嵌合せしめて密に固定
することができ、かつ印字体支持筒2の上端部5外周と
把持体18の下端部内周との間に、印字体支持筒2の内
部における圧力変動による空気変化を把持体18下端に
穿設した空気孔21を経て器外へ開放せしめる細隙部2
2が形成されている。
また、両者2,18の分離によって印字体支持筒2の上
端開口部からインク補給が可能とされている。
端開口部からインク補給が可能とされている。
さらに、把持体18の内側には、板状突起23が、終端
24を把持体18の開口端に接近せしめる一方、基端2
5を把持体の上端部26に延長して軸方向に形成される
とともに、板状突起23と割溝15を、微小な遊隙を存
して着脱自在に係合せしめて廻り止め手段27が構成さ
れている。
24を把持体18の開口端に接近せしめる一方、基端2
5を把持体の上端部26に延長して軸方向に形成される
とともに、板状突起23と割溝15を、微小な遊隙を存
して着脱自在に係合せしめて廻り止め手段27が構成さ
れている。
28は把持体18の頂部に形成された字形を表示するラ
ベルを貼付する凹平面、29は把持体18の正面削成面
、30は係合手段20の固定位置を調節する座金、31
は印字体支持筒2の外側方にスプリング32を介して進
退自在に遊嵌され、かつ自由時に印字面13の外周前方
に突出して該印字面13を紙面に正対せしめる保護筒、
33はキャップである。
ベルを貼付する凹平面、29は把持体18の正面削成面
、30は係合手段20の固定位置を調節する座金、31
は印字体支持筒2の外側方にスプリング32を介して進
退自在に遊嵌され、かつ自由時に印字面13の外周前方
に突出して該印字面13を紙面に正対せしめる保護筒、
33はキャップである。
なお、前記廻り止め手段27は割溝15および板状突起
23を、それぞれ印字体3印字の頭部fと把持体18の
正面削成面29とに対し同方向へ対応する位置に設ける
ことにより、前記印字体頭部側と正面削成面を常に一致
せしめる方向性嵌合手段を兼ねることもできる。
23を、それぞれ印字体3印字の頭部fと把持体18の
正面削成面29とに対し同方向へ対応する位置に設ける
ことにより、前記印字体頭部側と正面削成面を常に一致
せしめる方向性嵌合手段を兼ねることもできる。
本考案は、上記のように、環状突条と、少なくとも上側
部分および下側部分に緩やかな斜面のある突起とを利用
しているため、印字体支持筒への把持体の嵌合、固定が
極めて容易となる上に、印字体支持筒と把持体との間に
存する細隙部が空気孔を通じて外部に連通ずるように構
成しているため、内部における圧力変動による空気変化
が緩衝され、その結果、押印の繰返しによる振動や落下
による衝撃を受けるような場合でも嵌合部分の弛緩が防
止され、事務能率が著しく向上するという実用上優れた
効果を有する。
部分および下側部分に緩やかな斜面のある突起とを利用
しているため、印字体支持筒への把持体の嵌合、固定が
極めて容易となる上に、印字体支持筒と把持体との間に
存する細隙部が空気孔を通じて外部に連通ずるように構
成しているため、内部における圧力変動による空気変化
が緩衝され、その結果、押印の繰返しによる振動や落下
による衝撃を受けるような場合でも嵌合部分の弛緩が防
止され、事務能率が著しく向上するという実用上優れた
効果を有する。
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図は押印器の中
央縦断面図、第2図は第1図における一部切開左側面図
、第3図は第1図のIII −III線における断面図
、第4図は印字体支持筒上端部の斜視図、第5図は押印
器の押印時における姿勢図である。 1・・・・・・押印器、2・・・・・・印字体支持筒、
3・・・・・・印字体、4・・・・・・支持筒の下端部
、5・・・・・・支持筒の上端部、6・・・・・・突起
、18・・・・・・把持体、19・・・・・・環状突条
、21・・・・・・空気孔、22・・・・・・細隙部。
央縦断面図、第2図は第1図における一部切開左側面図
、第3図は第1図のIII −III線における断面図
、第4図は印字体支持筒上端部の斜視図、第5図は押印
器の押印時における姿勢図である。 1・・・・・・押印器、2・・・・・・印字体支持筒、
3・・・・・・印字体、4・・・・・・支持筒の下端部
、5・・・・・・支持筒の上端部、6・・・・・・突起
、18・・・・・・把持体、19・・・・・・環状突条
、21・・・・・・空気孔、22・・・・・・細隙部。
Claims (1)
- 下端部にインク吸蔵性印字体を支持した印字体支持筒の
上端部外周に複数の突起が配設され、前記突起の少なく
とも上側部分および下側部分に緩やかな斜面が形成され
る一方、前記印字体支持筒に嵌着する把持体の下端部内
周に前記突起と係合する環状突条が突設され、前記印字
体支持筒と把持体とが細隙部を存して着脱自在に嵌合さ
れ、該細隙部が空気孔を通じて外部に連通していること
を特徴とする押印器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978157743U JPS5828856Y2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 押印器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978157743U JPS5828856Y2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 押印器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5573371U JPS5573371U (ja) | 1980-05-20 |
JPS5828856Y2 true JPS5828856Y2 (ja) | 1983-06-23 |
Family
ID=29148941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978157743U Expired JPS5828856Y2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 押印器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828856Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4823538U (ja) * | 1971-07-26 | 1973-03-17 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS526332Y2 (ja) * | 1972-07-05 | 1977-02-09 | ||
JPS5520530Y2 (ja) * | 1975-11-15 | 1980-05-16 |
-
1978
- 1978-11-15 JP JP1978157743U patent/JPS5828856Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4823538U (ja) * | 1971-07-26 | 1973-03-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5573371U (ja) | 1980-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5828856Y2 (ja) | 押印器 | |
JPS5828857Y2 (ja) | 押印器 | |
JPS63191050U (ja) | ||
USD261151S (en) | Handle and cap assembly for the print head of imprinting machines | |
JPH0374945U (ja) | ||
JPS6193265U (ja) | ||
JPH0174169U (ja) | ||
JPS6341565U (ja) | ||
JPH0241962U (ja) | ||
JPS63186698U (ja) | ||
JPH0381763U (ja) | ||
JPS6368444U (ja) | ||
JPS63149755U (ja) | ||
JPH02115452U (ja) | ||
JPS63182157U (ja) | ||
JPS6228558U (ja) | ||
JPS6283659U (ja) | ||
JPH0240546U (ja) | ||
JPS6372057U (ja) | ||
JPH01132743U (ja) | ||
JPH0364760U (ja) | ||
JPS6316150U (ja) | ||
JPH01119393U (ja) | ||
JPS6153192U (ja) | ||
JPS5929260U (ja) | 印刻用保護キヤツプ |