JPS582873A - 液体浮遊装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新朧な液体浮遊装置に関する。

磁性流体はフェライトを溶媒中に微粒子として分散させ
たものが軸受は部のシール材、比重選別等の産業用途に
使用されている。

本発明者らは、磁性流体とそれを構成する分散媒と混和
しない液体とを中が見える容器に八人れると両者が互に
分離して存在し、これを容器外部から磁石で誘導するこ
とにより無重力状態における宇宙遊泳的感覚を与える変
化を示し、且つ、操作者の意志によって自由自在に変形
して現代抽象造形美を生み出すことを見い出し、この発
見に晟いて本発明を完成した。

本発明は、磁性流、体と該磁性流体を構成する分散媒と
混和しない液体とを中が見える容器に密封したものと、
竺容器中の磁性流体を変形及び又は移動させる磁力を有
する磁石とからなる液体浮遊装置である。

本発明において使用する磁性流体は、分散媒中に磁性材
料粒子を分散させたものであり、例えばフェライトやマ
グネタイトのような酸化物碑性粒子の表面を被覆処理し
て水やケロシンのような分散媒中に分散したものが使用
できる。

本発明において磁性流体とともに容器に封入すべき磁性
流体を構シする分散媒と混和しない液体は、磁性流体の
自由な流動を妨げない程度の粘度、磁性流体と識別でき
るように興なる色に着色したものが好ましい。両者の比
重差を近接したもの七するときは、磁性流体を球状に近
い形で液体中に浮遊させることができ、このとき宇宙遊
泳的感覚が夏に一段と強化されるので好ましいが、場合
によっては比重差があった方がよいときもある。

本発明において、磁性流体とこれと混和しない液体との
使用割合は、容器の形状、大きさ、玩嵐の目的等により
自白に選択されるが、通常後者の海の中に前者が島とな
るような配合比で使用する。

本発明において使用する容器は、全体が透明なものに限
らず、半透明なものや部分的に透明なものなど中が見え
るものであればよく、玩具の１約その他により自由に選
択できるが、容器の外から磁石で磁性流体を変形乃至移
動させやすい寸法、形状のものが好ましい、容器の材質
としては透明、半透明のガラス、プラスチックス等が使
用され、中が見える限り容器自体に着色してもよい。更
に容器中に透明又は不透明の流路な規制する装置、美観
を増すための背景、れた磁性流体を変形ないし移動させ
る磁力を有するものであればどんな形状、種類のもので
もよく、−数も単数に限らず複数制とすることにより磁
性流体の形状の変化は更に複雑となり興味を増すことが
できる。また永久磁石に限らず、電流のオン、オフまた
はその強弱により自由に磁場の発現、消滅、変磁カを起
こすことのできる電気式のものでもよく、その場合の電
力源は電池や配電力のどちらでもよい。

本発明の液体浮遊装置は、その用途として単に子供の玩
具にとどまらず成人にとってもストレス解消、気分転換
の効果を与える玩具として、また学習教材、室内勝負員
として、また店頭、ホテル、レス、）ラン、喫茶店、劇
場、一般家庭等の装飾品、置物、ディスプレーとして、
更に磁石の急速回転、磁力の停止による黒色磁性流体透
過装置としても使用され得る。

以下に実施例を挙げて本発明をさらに風体的に説明する
。

実施例１ 内容量１００ｍｊの円筒袂ガラス容器に流動バッフ４ン
を分散媒と゛する磁性流Ａｔを加え、これに水を注入し
て満し、蓋をしで密閉した。この容１１ア底部−円曽状
礁右をあ゛てると磁性流体は半球状にまとまって盛り上
り、且つ磁力線に従って角を生ずる。この磁石を容器の
壁に沿って動ぶすことにより磁性流体もそれに伴なって
動かすことができた。

実施例２ 内容量２００　ｍｌの角柱状ガラ□ス容器に水を分散媒
とする磁性流体ｌｓｍＩを入れこれにケロ　シンを加え
て満し蓋をして密□閉した。この容器の側面に棒状磁石
をあてがうことにより磁性流体をその方向に移動させる
ことができた。

実施例３ 内容量１００　ｍｊのメタクリル樹脂製直方体容器に、
比重を１．１５に調製した流動パラフィンを分散媒とす
る磁性流体１　ｍｌを入れ、残りの空間をエチレングリ
コール（比重１．１！りを満し、蓋をして密閉した。こ
の場合比重が略同じであるためこれをかるく振ると磁性
七文−流体は数多くの小球状となって液体中に浮遊した
。この容器の外側に磁石をあてると球状の磁性流体がゆ
るやかに吸引されて集まりで籾で、互いに金体してひと
つの半球となった。

実施例４ 内容量１００　ｍｊの円筒状がラスびんにエチレングリ
コールな入れ、これに比重を１．０８にＩＩＩＩした磁
性流体を入れて密閉した。この容器の底部に磁石をあて
ると上層に浮いていゐ磁性流体が底部までゆるやかヒ吸
引されて下降してきた。

磁石をゆるやかにはなすとゆるやかに浮上していった。

実施例５ 内容量５００ｍｊの円筒状ガラス容器に青く着色したグ
リセリンを略満し、これに比重を１．１８に―節した流
動パラフィンを分散媒とする磁性流体５０　ｍｌを加え
て密閉した。この容器の底部と左右両側の三方から機械
的に周期的に磁石を近接させては離す運動を行なわせる
ことにより、内部の磁性流体はそれに伴なって接線に分
断され、浮遊し流動した。これを店頑、ホテル及び−人
居宅にディスプレーとして設置したところ多数の人の興
味を引くことができた。

実施例６ 実施例５の密閉容器をスライダックの操作により磁石の
回転速度を変えることのできるマグネティックスターラ
ーの台上に載せた構造の液体浮遊装置を製造した。この
装置において磁石の回転な適くすると磁性流体はグリセ
リン中に細か（分散し、回転を弱めるに□従って大粒の
液滴に集会した。また回転を連続的に速くした１」遥（
したりして変化させると磁性流体は千変万化の形態をと
り、その運動は極めて興味あるものであった。

特許出願人　　新日曹化工株式会社 代場人　（６２８６）伊藤晴之 代理人　（７１２５）横山吉集

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、磁性流体と該磁性流体を構成する分散媒と混和しな
   い液体とを中が艷える容器に密封したものと、該容器中
   の磁性流体を変形ないし移動させる磁力を有する磁石と
   からなる液体浮遊装置。 ２、玩具として使用する特許請求の範囲第１項記載の液
   体浮遊装置。 ３、装飾品として使用する特許請求の範囲第１項記載の
   液体浮遊装置。