JPS5828610Y2 - 台シ−ト付磁気治療具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、身体の肌着地又はシート等を介して数個の
磁気体を一度に装着する事を目的とした台シート付磁気
治療具に関するものである。

従来この種の肌着地等に装着する磁気治療具は、布製テ
ープを介して磁気体と被嵌体とを嵌脱自在に嵌合したも
のが散見されるが、この場合は、商品販売上は大変に便
利であるが、肌着地等に多数並設して装着するには、−
個ずつ磁気体に肌着地を介して被嵌体を嵌合しなければ
取付けることが不可能で、大変手間が係る欠点がある。

また、この磁気体を布製テープのま・で多数並べて肌着
地等に取付ると、肌着地に安定して接合せず、磁気体が
移動して身体に磁気治療効果を達成する事ができない。

この考案はこの様な肌着地、布、シート等にシート付磁
気治療具を容易に装着できるようにしたもので、その主
たる構成とする所は、薄布シートに複数個の被嵌体と磁
気体とを嵌合列設し、その被嵌体には着脱用の通孔を穿
設し、磁気体には該通孔に嵌合突出する突出部を形威し
、被嵌体を台シートと肌着地とを介在して磁気体に嵌合
せしめたものである。

従って、台シートに多数の磁気体を取付たま・の状態で
、身体のツボ等に容易に圧接できる効果と、磁気体の突
出部は、身体に好く圧接すると共に、被嵌体の通孔との
間に肌着地を確実に押圧挾持する効果がある。

次にこの考案の一実施例を図面について説明すると、治
療具１は、適宜の大きさの台シート２、磁気体３及び被
嵌体４より構成されている。

前記台シート２は、粘着剤等を塗着してない薄布等のシ
ートで構成され、この台シート２を介して両側より磁気
体３と被嵌体４とを嵌合するようになっている。

該磁気体３は、全体が円盤型で、その上下に円形の突出
部５，５を形成しである。

また、該被嵌体４には、嵌突出部５，５が嵌合する通孔
６を穿設せしめである。

７は身体８に着付した肌着地を示したものである。

この考案は上述の如き構成からなり、今この使用状態を
説明すると、磁気体３と被嵌体４とを多数並列せしめた
台シート２を身体８の所要個所に当着使用する場合は、
肌着地７又は各種シートに対して、第１図に示す如く、
台シート２の両端の被嵌体４を磁気体３より外し、肩、
腰、足等の治療個所に台シート２を合せ、磁気体３，３
と被嵌体４，４との間に台シート２と、肌着地７等とを
二重に嵌着せしめる。

従って、肌着地７やシート地等に一部の磁気体３と、被
嵌体４とで取付する事ができるものである。

上記の如く、この考案によれば、数個の磁気体を簡単な
操作で身体の治療個所に容易に圧接できる効果と、この
治療具自体が肌着地及び敷布等に直接取付され、特殊な
装着手段が不要である等の効果がある。

また、被嵌体の脱離によって磁気体を一個ずつ単独で使
用できる利便もある。

そして、磁気体には通孔に嵌合する突出部を形成しであ
るので、身体のツボ等に確実に圧接すると共に、表裏何
れの面でも使用できるので大変に便利である。

また、被嵌体に穿設した通孔は、台シート及び肌着地等
とを該突出部とで強固に挟持すると共に、脱離の際に指
で磁気体を容易に押圧できると云う優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の一実施例を示し、第１図は身体に使用
した正面図、第２図は第１図Ｃ−Ｃ線の断面図、第３図
は全体の斜面図、第４図は第３図ＢＢ線の断面図、第５
図は第１図Ｃ−Ｃ線の断面図である。 符号１は治療具、２は台シート、３は磁気体、４は被嵌
体、５は突出部、６は通孔である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 肌着地に装着して使用する磁気治療具に於いて、該治療
   具は可撓性よりなる薄布等の台シートを介して被嵌体を
   磁気体に複数個嵌合列設し、前記被嵌体には着脱用の通
   孔を穿設し、磁気体には該通孔に嵌合突出する突出部を
   形威し、該被嵌体を適宜位置の磁気体に対して台シート
   と肌着地との上方より二重に嵌合挾持しうる事を特徴と
   する台シート付磁気治療具。