JPS5828477B2 - 可撓性ジヨイント - Google Patents
可撓性ジヨイントInfo
- Publication number
- JPS5828477B2 JPS5828477B2 JP53119771A JP11977178A JPS5828477B2 JP S5828477 B2 JPS5828477 B2 JP S5828477B2 JP 53119771 A JP53119771 A JP 53119771A JP 11977178 A JP11977178 A JP 11977178A JP S5828477 B2 JPS5828477 B2 JP S5828477B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular protruding
- protruding seal
- seal part
- outer annular
- flexible joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ヒユーム管、陶管、金属管、プラスチック
管等の各種の直管に好適な、比較的低圧の防水兼水密用
の埋設管の可撓性ジヨイントに関するもので、全体的に
ゴム状弾性に富み、地盤変動または地震等の各種の変動
誘因により発生する曲げや偏心等の各種の変位に対し、
高度の順応性を有する反面、シール部の変位を可及的抑
制し確実なシール性を保持しうると共に、装着時におけ
るシール部の位置決め並びに装着を一層容易化しうる可
撓性ジヨイントの提供を目差すものである。
管等の各種の直管に好適な、比較的低圧の防水兼水密用
の埋設管の可撓性ジヨイントに関するもので、全体的に
ゴム状弾性に富み、地盤変動または地震等の各種の変動
誘因により発生する曲げや偏心等の各種の変位に対し、
高度の順応性を有する反面、シール部の変位を可及的抑
制し確実なシール性を保持しうると共に、装着時におけ
るシール部の位置決め並びに装着を一層容易化しうる可
撓性ジヨイントの提供を目差すものである。
従来、ヒユーム管、陶管、金属管、プラスチック管等は
、通常、一方の管端に受は口(ソケット)を持ち、他方
の管端にさし口を設けた管体を使用する事が多く、配管
は、受は口とさし目間の間隙部に、使用圧力に応じて選
定されるバッキング材を充填するいんろう継手系のシー
ル方法が採用されている。
、通常、一方の管端に受は口(ソケット)を持ち、他方
の管端にさし口を設けた管体を使用する事が多く、配管
は、受は口とさし目間の間隙部に、使用圧力に応じて選
定されるバッキング材を充填するいんろう継手系のシー
ル方法が採用されている。
一般にはバッキング材としてゴム輪を嵌め込んでシール
する方法がとられている。
する方法がとられている。
このような、受は口、さし口を設けるいんろう継手の管
体の場合は、受は口等の端部を形成するため、外径が直
線状の直管に比し、成形工数、材料費に多くを必要とす
るばかりでなく、さらに、強度も低下する。
体の場合は、受は口等の端部を形成するため、外径が直
線状の直管に比し、成形工数、材料費に多くを必要とす
るばかりでなく、さらに、強度も低下する。
また、地盤変動により曲げ応力が作用すると、受は口に
対し、差し口側の管体が折れ曲がり、あたかも梃子でこ
じるような動きをなし、管の破損がしばしば問題となっ
ている。
対し、差し口側の管体が折れ曲がり、あたかも梃子でこ
じるような動きをなし、管の破損がしばしば問題となっ
ている。
また、同じく地盤変動で、一方の管体が偏心変位を生ず
ると、受は口とさし口との間隙部において、全周の一様
性がなくなり、間隙の広くなったところからシール性が
不完全となり、地下水が進入したり、逆に送水が漏れ出
すことも多い。
ると、受は口とさし口との間隙部において、全周の一様
性がなくなり、間隙の広くなったところからシール性が
不完全となり、地下水が進入したり、逆に送水が漏れ出
すことも多い。
その他の可撓性管継手においても、剛性の犬なるもの、
装着の困難なもの、地盤変動におけるシール部の順応シ
ール性に劣るもの、ゴムの永久変形による長期のシール
性に劣るもの等が総合的な欠陥として見受けられる。
装着の困難なもの、地盤変動におけるシール部の順応シ
ール性に劣るもの、ゴムの永久変形による長期のシール
性に劣るもの等が総合的な欠陥として見受けられる。
特に、従来の可撓性ジヨイントは、すべて連結直管に挿
入される両端部は円筒状に形成されているもので、連結
直管を挿入する可撓性ジヨイントの円筒内径は、連結直
管が容易に挿入される程度の内径では、あらゆる条件に
対するシール性を確実に保持することは不可能であり、
円筒内径を充分シール性が得られる程度に小径とすれば
、挿入が非常に困難となり、埋設管の埋設現場において
は、実用上多くの困難な問題を提起しているものである
。
入される両端部は円筒状に形成されているもので、連結
直管を挿入する可撓性ジヨイントの円筒内径は、連結直
管が容易に挿入される程度の内径では、あらゆる条件に
対するシール性を確実に保持することは不可能であり、
円筒内径を充分シール性が得られる程度に小径とすれば
、挿入が非常に困難となり、埋設管の埋設現場において
は、実用上多くの困難な問題を提起しているものである
。
因って、発明者は、従来の上記の構造的欠陥を解消する
と共に、各種の弾性高分子物質であるゴム状物質の可撓
性を有効に利用出来る可撓性ジヨイントを構威し、各種
の変動による配管の変位に高度の追随性を発揮し且つ内
圧、外圧によってますますシール性を増大する連結直管
に好適な構成体を探求し、特に、この可撓性ジヨイント
の装着操作並びにシール部の位置決めの一層の容易性と
シール性を増大した構成体を得たものである。
と共に、各種の弾性高分子物質であるゴム状物質の可撓
性を有効に利用出来る可撓性ジヨイントを構威し、各種
の変動による配管の変位に高度の追随性を発揮し且つ内
圧、外圧によってますますシール性を増大する連結直管
に好適な構成体を探求し、特に、この可撓性ジヨイント
の装着操作並びにシール部の位置決めの一層の容易性と
シール性を増大した構成体を得たものである。
すなわち、この弾性高分子物質の可撓性を有する管継手
において、両側に、従来の両端部の挿入部の円筒状に代
えて、両側端縁部に、軸線方向内方へ突出した内側環状
突出シール部と、これよりも長い、外側へやや斜め方向
へ突出した外側環状突出シール部とからなる2股シ一ル
部と、これを連結する補強層を有する円筒状の架橋部と
から形成し、相対する連結直管の両側をシールする各2
股シ一ル部は、弾性高分子物質(ゴム状物質)にて形成
され、内圧、外圧によってますますシール性を増大する
ように、内側環状突出シール部と外側環状突出シール部
の2股に分岐し、この2股シ一ル部は、外側環状突出シ
ール部を内側環状突出シール部より長くし、且つ、内外
側環状突出シール部の突出基部に薄肉部を設けて可撓性
ジヨイント本体を構成するものである。
において、両側に、従来の両端部の挿入部の円筒状に代
えて、両側端縁部に、軸線方向内方へ突出した内側環状
突出シール部と、これよりも長い、外側へやや斜め方向
へ突出した外側環状突出シール部とからなる2股シ一ル
部と、これを連結する補強層を有する円筒状の架橋部と
から形成し、相対する連結直管の両側をシールする各2
股シ一ル部は、弾性高分子物質(ゴム状物質)にて形成
され、内圧、外圧によってますますシール性を増大する
ように、内側環状突出シール部と外側環状突出シール部
の2股に分岐し、この2股シ一ル部は、外側環状突出シ
ール部を内側環状突出シール部より長くし、且つ、内外
側環状突出シール部の突出基部に薄肉部を設けて可撓性
ジヨイント本体を構成するものである。
この薄肉部を設ける事によって曲げモーメントを低くし
て、長い外側環状突出シール部の反転を容易にし、且つ
長い外側環状突出シール部にて連結直管との把持力を強
大とするものである。
て、長い外側環状突出シール部の反転を容易にし、且つ
長い外側環状突出シール部にて連結直管との把持力を強
大とするものである。
特に外側環状突出シール部の基部に薄肉部を設けた事に
よって、容易な反転が可能となり、装着が容易となった
ものである。
よって、容易な反転が可能となり、装着が容易となった
ものである。
この可撓性ジヨイント本体を連結直管に設定するにあた
っては、内側環状突出シール部と外側環状突出シール部
との間に固定用充填リングを対接して、セルフシール性
を増大し、連結直管を長期に安定した強力なシール性を
確保するようにしたものである。
っては、内側環状突出シール部と外側環状突出シール部
との間に固定用充填リングを対接して、セルフシール性
を増大し、連結直管を長期に安定した強力なシール性を
確保するようにしたものである。
また、この可撓性ジヨイントは、全体的に順応性にすぐ
れているため、一直線状の配管をうるには、連結される
直管の管底合わせの必要がある。
れているため、一直線状の配管をうるには、連結される
直管の管底合わせの必要がある。
この管底合わせには、可撓性ジヨイント本体の円筒状の
架橋部の内面の軸線方向中央部において、垂直軸線面と
の交点から内面円周方向に管底合せ座を設ける。
架橋部の内面の軸線方向中央部において、垂直軸線面と
の交点から内面円周方向に管底合せ座を設ける。
この管底合せ座の高さは、連結直管がほぼ一直線上にな
るように内面円周方向に沿って突出座とする。
るように内面円周方向に沿って突出座とする。
この管底合せ座は、上記交点から内面円周方向に、少な
くとも左右各はぼ300の範囲かそれ以上の範囲に設け
られる。
くとも左右各はぼ300の範囲かそれ以上の範囲に設け
られる。
サイズに対応して、適当な間隔を置いて適当な長さと、
連係される相対する直管の端部を支持する適当な幅の突
出座を独立的に形成するか、連続的に形成してもよい。
連係される相対する直管の端部を支持する適当な幅の突
出座を独立的に形成するか、連続的に形成してもよい。
また、円筒状の架橋部の支持作用を兼ねさせるようにし
てもよい。
てもよい。
この管底合せ座は、可撓性ジヨイント本体の成形時に一
体に形成するか、可撓性ジヨイント本体の成形後接着に
よって形成してもよい。
体に形成するか、可撓性ジヨイント本体の成形後接着に
よって形成してもよい。
さらに、連係される相対する直管の端面にて挾持され内
面から突出しない程度の高さの端面バッキングを中央部
の内面円周方向に設けて、端面部の隙間をなくするよう
にしてもよい。
面から突出しない程度の高さの端面バッキングを中央部
の内面円周方向に設けて、端面部の隙間をなくするよう
にしてもよい。
なお、上記円筒状の架橋部には、内外圧に対する抵抗性
を増大するために、各種の形体の補強層が埋設される。
を増大するために、各種の形体の補強層が埋設される。
この補強層は、有機繊維または無機繊維のコードを、用
途に応じて円周方向、軸線方向、バイアス方向等および
その組合せを選定して補強される。
途に応じて円周方向、軸線方向、バイアス方向等および
その組合せを選定して補強される。
もち論、織布および編布等も使用され、補強は、必要強
度に応じて1プライから複数プライが使用される。
度に応じて1プライから複数プライが使用される。
また、リング状板でもよい。
リング状板はエンドレスでなくとモ重ね合せリングでも
よい。
よい。
この可撓性ジヨイントは、連結直管を連結する時は、2
股シ一ル部の内側環状突出シール部は内側に湾曲され、
外側環状突出シール部は外側に湾曲され、その間には固
定用充填リングが挿入された状態にシールされるもので
ある。
股シ一ル部の内側環状突出シール部は内側に湾曲され、
外側環状突出シール部は外側に湾曲され、その間には固
定用充填リングが挿入された状態にシールされるもので
ある。
上記の2股シ一ル部の股部に挿入される固定用充填リン
グは、弾性高分子物質からなるエンドレス状に形成され
るもので、充分な締め代を有し、連結直管上において、
2股シ一ル部の股部に挿入対接するものであり、この固
定用充填リングは、別個に成形され、図示のとおり、断
面が、円形頭部の両側下部に湾曲凹部とその端縁先端部
を尖った薄肉に成形したものである。
グは、弾性高分子物質からなるエンドレス状に形成され
るもので、充分な締め代を有し、連結直管上において、
2股シ一ル部の股部に挿入対接するものであり、この固
定用充填リングは、別個に成形され、図示のとおり、断
面が、円形頭部の両側下部に湾曲凹部とその端縁先端部
を尖った薄肉に成形したものである。
次に、例示の図面に基づいて、この発明の態様を具体的
に詳述する。
に詳述する。
第1図−Aは、この発明の可撓性ジヨイント本体の片側
の軸線方向断面で、第1図−Bは2股シ一ル部の拡大断
面を示すものである。
の軸線方向断面で、第1図−Bは2股シ一ル部の拡大断
面を示すものである。
1は可撓性ジヨイントの本体で、ゴム状物質から形成さ
れ、円筒状の架橋部には補強層が埋設される。
れ、円筒状の架橋部には補強層が埋設される。
第2図は連結直管に可撓性ジヨイントの装着状態と装着
手順を示した断面図で、第3図は可撓性ジヨイント本体
に管底合せ座と端面バッキングの一例を示した断面図、
第4図は固定用充填リングの断面の一例を示した斜視図
である。
手順を示した断面図で、第3図は可撓性ジヨイント本体
に管底合せ座と端面バッキングの一例を示した断面図、
第4図は固定用充填リングの断面の一例を示した斜視図
である。
図において、2はゴム状物質、3,4は内側環状突出シ
ール部、3a、4aはそれぞれの薄肉部であり、5,6
は外側環状突出シール部、5a。
ール部、3a、4aはそれぞれの薄肉部であり、5,6
は外側環状突出シール部、5a。
6aはそれぞれの薄肉部、8は両側の2股シ一ル部FS
を連結する円筒状の架橋部で、1は架橋部に埋設される
補強層である。
を連結する円筒状の架橋部で、1は架橋部に埋設される
補強層である。
外側環状突出シール部5,6は、内側環状突出シール部
3,4の突出シール部より長い突出シール部に形成され
る。
3,4の突出シール部より長い突出シール部に形成され
る。
9は管底台セ座、10は端面バッキング、11,12は
連結直管である。
連結直管である。
13は固定用充填リングで、ゴム状物質からなり、締代
のあるリング状に形成されるか、紐状に形成し、接合に
よってリング状としてもよい。
のあるリング状に形成されるか、紐状に形成し、接合に
よってリング状としてもよい。
この発明の可撓性ジヨイントを連結直管に組み込む手段
は、第2図に示すように、まず、外側環状突出シール部
5を反転し、連結直管11を管底合せ座9の中央まで押
し込むと、内側環状突出シール部3は内側に湾曲されて
、強力な復元応力にヨルシール性を発揮する。
は、第2図に示すように、まず、外側環状突出シール部
5を反転し、連結直管11を管底合せ座9の中央まで押
し込むと、内側環状突出シール部3は内側に湾曲されて
、強力な復元応力にヨルシール性を発揮する。
次に固定用充填リング13を押し込み、内側環状突出シ
ール部3に対接固定し、さきに反転した外側環状突出シ
ール部5を、固定用充填リング13と連結直管11上に
復元すると実線のように外側に湾曲される。
ール部3に対接固定し、さきに反転した外側環状突出シ
ール部5を、固定用充填リング13と連結直管11上に
復元すると実線のように外側に湾曲される。
なお、固定用充填リング13の挿入によって、内側およ
び外側環状突出シール部5,6の基部の薄肉部3a、4
a、5a、6aが固定用充填リング13の断面円形頭部
に沿接して、湾曲凹部に嵌合して、突出シール部が連結
直管11,12の外周面に圧接される。
び外側環状突出シール部5,6の基部の薄肉部3a、4
a、5a、6aが固定用充填リング13の断面円形頭部
に沿接して、湾曲凹部に嵌合して、突出シール部が連結
直管11,12の外周面に圧接される。
また、反転を容易にする薄肉部の構成は、固定用充填リ
ング13への嵌合沿接も容易となり且つ薄肉部3a、4
a、5a、6aは固定用充填リング13によって補強さ
れ、内側は、薄肉部3ay4aにて湾曲した内側環状突
出シール部3,4の先端と、固定用充填リング13の端
縁先端の尖った薄肉部とによって、内圧に対してまたは
埋設による外圧に対して安定した強力なシール性が長期
に発揮される。
ング13への嵌合沿接も容易となり且つ薄肉部3a、4
a、5a、6aは固定用充填リング13によって補強さ
れ、内側は、薄肉部3ay4aにて湾曲した内側環状突
出シール部3,4の先端と、固定用充填リング13の端
縁先端の尖った薄肉部とによって、内圧に対してまたは
埋設による外圧に対して安定した強力なシール性が長期
に発揮される。
また、外側は、長い外側環状突出シール部5,6が、自
己の圧接力によって固定用充填リング13に沿接シール
性を発揮する以外に、埋設において外圧により、反転を
容易にした薄肉部5a、6aが固定用充填リング13へ
、ますます、強力に嵌合沿接し、薄肉部5a、6aは固
定用充填リング13によって補強され、外圧によって、
ますます、固定用充填リング13の両側の端縁先端の尖
って薄肉部によって強力なシール性が発揮され、内外両
方の圧力に対して長期に安定した強力なシール性を発揮
するものである。
己の圧接力によって固定用充填リング13に沿接シール
性を発揮する以外に、埋設において外圧により、反転を
容易にした薄肉部5a、6aが固定用充填リング13へ
、ますます、強力に嵌合沿接し、薄肉部5a、6aは固
定用充填リング13によって補強され、外圧によって、
ますます、固定用充填リング13の両側の端縁先端の尖
って薄肉部によって強力なシール性が発揮され、内外両
方の圧力に対して長期に安定した強力なシール性を発揮
するものである。
また、内側環状突出シール部3より長い外側環状突出シ
ール部5を形成した事によって、内側環状突出シール部
3より一層強大な復元応力が発生し、かたく連結直管を
把持する事になる。
ール部5を形成した事によって、内側環状突出シール部
3より一層強大な復元応力が発生し、かたく連結直管を
把持する事になる。
従って、次に、外側環状突出シール部6を反転し、連結
直管12を押し込む場合の応力をFlとし、先に固定さ
れたシール部の固定応力をF2とすると、常にF 2>
F 1の状態に形成されているため、連結直管12を押
し込む時、先に固定されたシール部の位置がずれる虞れ
がなく、所定の位置に確実にシール部を設定する事が出
来る特徴を発揮するものである。
直管12を押し込む場合の応力をFlとし、先に固定さ
れたシール部の固定応力をF2とすると、常にF 2>
F 1の状態に形成されているため、連結直管12を押
し込む時、先に固定されたシール部の位置がずれる虞れ
がなく、所定の位置に確実にシール部を設定する事が出
来る特徴を発揮するものである。
すなわち、内側環状突出シール部3と外側環状突出シー
ル部5とが同長の場合は、後の連結直管12を挿入する
時位置ずれの虞れがあるが、外側環状突出シール部を長
くする事によって、上記の欠点を解消する事が出来たも
のである。
ル部5とが同長の場合は、後の連結直管12を挿入する
時位置ずれの虞れがあるが、外側環状突出シール部を長
くする事によって、上記の欠点を解消する事が出来たも
のである。
以上の構成からなるこの可撓性ジヨイントは、連結直管
の挿入固定がきわめて容易である反面良好なシール性を
発揮するもので、2股シ一ル部FSの復元応力によるシ
ール性のみならず、股部が固定用充填リング13にって
支持されるため、補強効果の外、該リングに対して、自
己の圧接力によって容易に沿接しシール性を発揮すると
共に、内外圧に対して、ますます強力な沿接性を発揮し
、長期に安定した強力なシール性を保持する事が出来る
ものである。
の挿入固定がきわめて容易である反面良好なシール性を
発揮するもので、2股シ一ル部FSの復元応力によるシ
ール性のみならず、股部が固定用充填リング13にって
支持されるため、補強効果の外、該リングに対して、自
己の圧接力によって容易に沿接しシール性を発揮すると
共に、内外圧に対して、ますます強力な沿接性を発揮し
、長期に安定した強力なシール性を保持する事が出来る
ものである。
また、管底合せ座を設けたため、連結直管の管底が直線
状に配管され、円滑な流動性が得られる。
状に配管され、円滑な流動性が得られる。
さらに、円筒状の架橋部8は、可撓性に富むため、また
、2股シ一ル部FSの強力な把持力と相俟って、各種の
変動に対しても好適な順応性を発揮し、いささかもシー
ル性を低下する虞れのない安全性を有するものである。
、2股シ一ル部FSの強力な把持力と相俟って、各種の
変動に対しても好適な順応性を発揮し、いささかもシー
ル性を低下する虞れのない安全性を有するものである。
第1図−人は、この発明の可撓性ジヨイント本体の片側
の軸線方向断面図、第1図−Bは、2股シ一ル部の拡大
断面図、第2図は、連結直管における可撓性ジヨイント
の装着状態と装着手順を示した軸線方向片側断面図、第
3図は、可撓性ジヨイント本体に管底合せ座と端面バッ
キングを設けた一例を示す軸線方向片側断面図、第4図
は、固定用充填リングの断面の一例を示す斜視図である
。 FS・・・2股シ一ル部、1・・・可撓性ジヨイント本
体、2・・・ゴム状物質(弾性高分子物質)、3,4・
・・内側環状突出シール部、3a 、 4a・・・薄肉
部、5.6・・・外側環状突出シール部、5a、6a・
・・薄肉部、I・・・補強層、8・・・円筒状の架橋部
、9・・・管底合せ座、11.12・・・連結直管、1
3・・・固定用充填リング。
の軸線方向断面図、第1図−Bは、2股シ一ル部の拡大
断面図、第2図は、連結直管における可撓性ジヨイント
の装着状態と装着手順を示した軸線方向片側断面図、第
3図は、可撓性ジヨイント本体に管底合せ座と端面バッ
キングを設けた一例を示す軸線方向片側断面図、第4図
は、固定用充填リングの断面の一例を示す斜視図である
。 FS・・・2股シ一ル部、1・・・可撓性ジヨイント本
体、2・・・ゴム状物質(弾性高分子物質)、3,4・
・・内側環状突出シール部、3a 、 4a・・・薄肉
部、5.6・・・外側環状突出シール部、5a、6a・
・・薄肉部、I・・・補強層、8・・・円筒状の架橋部
、9・・・管底合せ座、11.12・・・連結直管、1
3・・・固定用充填リング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 弾性高分子物質の可撓性を有する管継手において、
両側に2股シ一ル部と、これを連結する補強層を有する
円筒状の架橋部とから形成され、2股シ一ル部は、軸線
方向内方へ突出した内側環状突出シール部と、外方へや
や斜め内方へ突出した外側環状突出シール部とからなり
、且つ、内側環状突出シール部より外側環状突出シール
部を長く形成し、この各内外側環状突出シール部の突出
基部に薄肉部を設けて容易に反転可能な可撓性ジヨイン
ト本体を構成し、これを連結直管に設定するにあたり、
内側環状突出シール部と外側環状突出シール部との間の
股部に断面が円形頭部の両側下部に湾曲凹部とその端縁
先端部を薄肉に成形した弾性高分子物質からなるエンド
レス状の固定用充填リングを挿入対接して、連結直管を
気密に接続したことを特徴とする埋設管の可撓性ジヨイ
ント。 2 弾性高分子物質の可撓性を有する管継手において、
両側に2股シ一ル部と、これを連結する補強層を有する
円筒状の架橋部とから形成され、2股シ一ル部は、軸線
方向内方へ突出した内側環状突出シール部と、外側へや
や斜め内方へ突出した外側環状突出シール部とからなり
、且つ、内側環状突出シール部より外側環状突出シール
部を長く形威し、この各内外側環状突出シール部の突出
基部に薄肉部を設けて容易に反転可能な可撓性ジヨイン
ト本体を構成し、この本体の円筒状の架橋部内面の軸線
方向中央部において、垂直軸線面との交点から内面円周
方向に少なくとも左右各はぼ30°の範囲かそれ以上の
範囲に管底合セ座を設け、これを連結直管に設定するに
あたり、内側環状突出シール部と外側環状突出シール部
との間の股部に断面が円形頭部の両側下部に湾曲凹部と
その端縁先端部を薄肉に成形した弾性高分子物質からな
るエンドレス状の固定用充填リングを挿入対接して、連
結直管を気密に接続したことを特徴とする埋設管の可撓
性ジヨイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53119771A JPS5828477B2 (ja) | 1978-09-27 | 1978-09-27 | 可撓性ジヨイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53119771A JPS5828477B2 (ja) | 1978-09-27 | 1978-09-27 | 可撓性ジヨイント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5547088A JPS5547088A (en) | 1980-04-02 |
JPS5828477B2 true JPS5828477B2 (ja) | 1983-06-16 |
Family
ID=14769790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53119771A Expired JPS5828477B2 (ja) | 1978-09-27 | 1978-09-27 | 可撓性ジヨイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828477B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61123375A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ビデオテ−プレコ−ダ |
JPH0522436B2 (ja) * | 1987-12-18 | 1993-03-29 | Fujitsu General Ltd |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4949221A (ja) * | 1972-05-24 | 1974-05-13 | ||
JPS5012021U (ja) * | 1973-06-07 | 1975-02-07 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4882355U (ja) * | 1972-01-18 | 1973-10-06 |
-
1978
- 1978-09-27 JP JP53119771A patent/JPS5828477B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4949221A (ja) * | 1972-05-24 | 1974-05-13 | ||
JPS5012021U (ja) * | 1973-06-07 | 1975-02-07 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61123375A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ビデオテ−プレコ−ダ |
JPH0522436B2 (ja) * | 1987-12-18 | 1993-03-29 | Fujitsu General Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5547088A (en) | 1980-04-02 |
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