JPS5828277A - 微生物 - Google Patents

微生物

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JPS5828277A
JPS5828277A JP57094151A JP9415182A JPS5828277A JP S5828277 A JPS5828277 A JP S5828277A JP 57094151 A JP57094151 A JP 57094151A JP 9415182 A JP9415182 A JP 9415182A JP S5828277 A JPS5828277 A JP S5828277A
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JP
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plasmid
plasmids
pseudomonas
cam
oct
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JP57094151A
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English (en)
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アナンダ・モオ−ン・チヤクラバ−デ−
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、互いに共存可能な複数種の分解的エネルギー
生成プラスミツド(plasmid )を含有する微生
物およびその調製方法に関するものである。
微生物遺伝学の術藷は非常にわかり難いから、本発明の
理解を助けるために若干の定義を与えておくこととしよ
う。
「染色体外因子」−細胞の染色体から物理的に独立して
存在する遺伝単位。「染色体外因子」および「プラスミ
ツド」は同義語である。染色体から物理的に分離された
ある種のプラスミツドは、関連する染色体の移行がなく
ても、他の細胞中へ高い頻度で伝達させることができる
「エピゾーム」−宿主細胞の染色体中に組込まれた状部
で存在するか、あるいけ独立に増殖する自律的な細胞質
含有物として存在することのできる種類のプラスミツド
「伝達可能なプラスミツド」−接合を通じての細胞間移
行を本たらす遺伝的決定因子を自ら有するプラスミツド
rDNAJ−デオキシリポ核酸。
「バクテリオファージ」−蛋白質の頭部内に含まれたD
NA片から成沙かつ蛋白質の尾部および尾部繊維を有す
る粒子。
[形質導入7アージj−細菌の染色体DNAを担い持ち
、そして別の細菌への感染時にそのDNAを運び移すバ
クテリオファージ。
「接合」−細菌が別の細菌と細胞接触を確立し、そして
遺伝物質の移行が起る過程。
「除去」−微生物からプラスミツドが選択的に排除され
る過程。
「除去剤」−除去過程を促進する化学的物質または物理
的処置。
「ゲノム」−ある一定の系列を成す遺伝子の組合わせ。
「分解経路」−当初の基質を(微生物にとって正規の食
料物質であるような)ある種の単純な代謝産物に転化享
せる酵素反応系列。 たとえば、微生物によって生産さ
れた5〜70種の酵累から成る。
(単独炭素源)−一記載の単独炭素源のみでは生長の不
可能な突然変異体を表わす。
(プラスミツド) 一記載のプラスミツドが除去過程に
よって完全に排除されてしまった細胞、またはその中に
記載のプラスミツドがかって全く存在したことのない細
胞を表わす。
(プラスミツド)−一記載のプラスミツドが欠如してい
る細胞、または記載のプラスミツドの非機能的誘導体が
含有されている細胞を表わす。
(アミノ酸)−一記載のアミノ酸を生産することができ
ない菌株を表わす。
(ビタミン)−一記載のビタミンを生産することができ
ない菌株を表わす。
(プラスミツド)十−細胞が記載のプラスミツドを含有
していることを表わす。
さて、プラスミツドは2本鎖のDNA分子から成ってい
ると信じられる。 遺伝学的構成から見れば、それは少
なくとも1つの複製部位および宿主細胞の構造成分への
付着用の維持部位を含んでいると信じられる。 一般に
、プラスミツドは細胞の生活力にとって不可欠のもので
はない。
これまで、プラスミツドの存在、機能および遺伝学的構
成を裏付ける多くの仕事が行なわれてきた。 「細菌の
染色体外遺伝」と題するリチャードービー拳ノビツク(
Richard P、 Novick ) tf)総説
(Bacteriological Reviews 
雪June 15’69 ・210〜jAj 、 /り
6り)のnり頁に報告されている通り、「若干のプラス
ミツドに対応するDNAが各種の方法によってプラスミ
ツド含有細胞から単離され、物理化学的に%性決定され
、そして場合によっては電子顕微鏡で検査された。」 ところで、分解経路を定義するようなエネルギー生成プ
ラスミツドの存在はノビツクの総説中において認められ
ていない。 ノビツクの総説の237頁の記載によれば
、公知の(非エネルギー生成)プラスミツドについては
、「≠ないし5種のプラスミツドの組合わせ1&/個の
細胞中において安定であると思われる。」 プラスミツドは、互いに共存可能な場合(すなわち、そ
れらが同じ宿主細胞中に安定に存在できる場合)もあれ
ば、互いに共存不可能な場合(すなわち、それらが同じ
宿主細胞中に安定に存在できない場合)もある。 公知
のプラスミツドとしては、たとえば、性決定因子プラス
ミツドおよび薬剤耐性プラスミツドが挙げられる。
また、ノビツクの総説の21AOT4に述べられている
通り、「細胞はプラスミツドに対して特異的な維持部位
を提供する。 複製および曹製体の分離のためには、か
かる部位への付着が必要であると考えられる。 各゛プ
ラスミツドは特定の維持部位に適合している。」あるプ
ラスミツドが所定の細胞に人や込んだ場合、別のプラス
ミツドが予め占拠しているため維持部位が利用できない
ならば、これらのプラスミツドは互いに共存不可能とな
る。
フェノール、クレゾールおよびサリチル酸エステルのご
とき芳香族炭化水素の生物分解は、どちらかと言えば、
かかる過程の生化学とりわけ酵素の特性決定、関係する
中間生成物の性質および酵素作用の調節機構に重点を置
きながら広汎に研究されてきた、 しかるにかかる生物
分解の遺伝学的基礎は、適当な形質導入ファージやその
他の遺伝学的道具の欠如のため、それほど徹底的に研究
されてはいない。
カフラバーティおよびグンサルス(Chakrabar
ty&Gunsalus ) ty)研究(Genet
ics + l、f * No、/ v S/θlり7
/ )によれば、カン7アーの分解に係る酵素の合成を
支配する遺伝子はプラスミツドを構成することが示され
た。 この研究はまた、同様にして、オクタン分解経路
がプラスミツドによって定義されることをも示した。 
 しかしながら、CAMおよびOCTプラスミツドを一
緒に含有する微生物を得ようとする著者等の試みは成功
しなかった。 つま妙、これらのプラスミツドは互いに
共存不可能だったのである。
エシェリキア・コリ(Eghericbia colt
 ) CD場合、それぞれに分解経路を定義する伝達可
能なプラスミツド(細胞1個当や7種)が人工的に作ら
れた。 天然には存在しないかかるプラスミツドはP 
’ lacおよびF ’ galであって、その中の乳
糖およびガラクトース分解遺伝子は微生物の染色体から
誘導されたものである。 かかるプラスミツドは「エシ
ェリキア・コリに/jにおけるF′因子の形成」と題す
るジェー・スケー7(J、5caife lの論文(G
enet、Res、Cambr、eJ’#/J’り〜/
り6./91)乙 )中に記載されている。
ところで、所定の分解経路を定義する互いに共存可能な
複数種のエネルギー生成プラスミツドを含有した微生物
の開発が4し可能になれば、その発明の及ぼす経済上お
よび環境保全上の影響は広大なものとなろう。 かかる
多能な微生物に対しては、たとえば、炭化水嵩からの蛋
白質製造(「石油からの蛋白質J −Wang 、Ch
emicalEngineeringwAugusL、
26 、19&1 eタタ)、漏出石油の清掃(「漏出
石油、この環境を脅かすもの」−Envi ronme
nLal  5eience and Technol
ogy * II + 97 +February /
970 )  および使用済みの自動車潤滑油の処分(
「廃棄潤滑油処分のもたらすジレンマ」−Enviro
nmental 5cience and Techn
ology * l、 * 25 *J anuary
 /Y72 ) ICおける応用が即座に思い浮ぶはず
である。
さて乙の度、芳香族炭化水素の1つであるサリチル酸エ
ステル(SAL)の分解経路を定義する伝達可能なプラ
スミツドが見出された。 更にまた、多核芳香族炭化水
素の1つであるナフタリン(NFL)の分解経路を定義
するプラスミツドも確認された。 かかるNPLプラス
ミツドも伝達可能なものである。
サリチル酸エステルおよびナフタリンに対して別個の分
解経路を定義するプラスミツド由来の能力の存在(およ
び伝達可能性)が確認された結果、CAM%OCT、S
ALおよびNPLプラスミツドの各種の安定な組合わせ
を含有する特異表革細胞微生物が開発された。 更にま
た、1個の細胞中における上記のプラスミツドと非エネ
ルギー生成プラスミツド(薬剤耐性因子g−/)との安
定な組合わせも達成された。 かかる新規な微生物の多
能性は、原油やバンカー〇重油のごとき炭化水素複合体
の分解が実質的な程度[tで達成されることによって実
証された。
本発明の厳密な性質並びにその目的および利点は、添付
の図面に関連する以下の記載を読めば容易に明らかとな
ろう。
本明細書中に記載の遺伝学的技術によって調製された微
生物の実例としては、米国農務省に現在寄託されている
培養体が挙げら゛れる。 それらの培養体は下記のごと
くに同定されている。
プソイドモナス・アエルーギノーザ( Pseudomonas aeruginosa ) 
(NRRL B −!;1A7L2 ]−ブラスミッド
の形態を持つカンファー、オクタン、サリチル酸エステ
ルおよびナフタリン分解経路を遺伝学的に移行含有させ
ることによってプソイドモナス・アエルーギノーザ/C
株(ATCCNo、/jAり2)から誘導された菌株。
ブソイドモナスープーチダ(Pseudomonasp
utida ) (NRRL B −31773)−プ
ラスミツドの形態を持つカンファー、サリチル酸エステ
ルおよびナフタリン分解経路並びに薬剤耐性因子即−/
を遺伝学的に移行含有させることによってプソイドモナ
ス・ブーチダPpG1株(ATCCNo、 /7413
3)から誘導さ−れた菌株、 なお、薬剤耐性因子ρ−
7はネオマイシン/カナマイシン、カーペニシリンおよ
びテトラサイクリンに対する抵抗性を与えるものである
これらの各菌株については、米国イリノイ州ペオリア市
の米国農務省農務局北部市場栄養研究部の永久蒐集品中
から閣培養体を入手することができる。
上記微生物の誘導源としての菌株に関する各種培地中で
の形態学的観察、各種培地中での発育、一般的な集団特
性試験、糖の利用および最適発育条件は、「好気性プソ
イドモナス、その分類学的研究」と題するアール・ワイ
・ステーニア(R。
Y、 8Lanier )等の論文(Journal 
of GeneralMicrobiology 、 
173 + /39〜27ハ/966 )中に記載され
ている。 上記微生物の分類学的性質は!!菌株の場合
と同じである。 プソイドモナス・アエルーギノーザl
C株(ATCCNo、 /jl、り2)aステーニア等
の論文中の731株(ATCCNo、 /7303 )
 ト同じものである。 後になって、「プソイドモナス
の遺伝学」と題するビー・ダブリュー・ホローウェイ(
B、W、 Holloway ) O総説(Biolo
gical )Reviews *33 m lA/り
〜’At/−3,/り6り)中に記載の通り、この菌株
の名称はプソイドモナス・アエルーギノーザPAOと変
更された。 また、プソイドモナス・ブーチダPpG1
株(ATCCNo 、 /741!;3 )はステーニ
ア等の論文中の77株(ATCCNo、 /71133
 )と同じものである。
以下に一層詳しく記載されるごとく、これらの微生物は
原油およびバンカーC重油をはじめとする極めて広い範
囲の炭化水素を栄養素として発育する。 それらはまた
、プソイドモナスの実験用菌株について一般的に言える
通り、病原性を示さない。
別個の分解経路を定参する互いに共存可能な複数種のエ
ネルギー生成プラスミツドを含有した微生物の調製方法
は、簡潔に言えば、(1)分解されるべき交合体ないし
混合物を選択し、(2)前記複合体ないし混合物の各種
成分を分解するため1個の細胞中に存在すべき複数の分
解経路を確認し、(3)前記各種成分の7つと同一ない
し類似のある特定の選択的基質を栄養素とする所定微生
物(一般に優れた発育能力の実証結果に基づいて遺ばれ
たもの)の菌株を分離し、(4)前記選択的基質を分解
する前記菌株の能力がプラスミツドに由来するかどうか
を判定し、(5)かかる第1の分解経路を接合によって
同じ微生物の別の菌株(またはその分解経路の除去され
た同じ菌株)に移行させる試みを行なって第1のプラス
ミツドの伝達可能性を確認し、(6)接合完了体(すな
わち、接合によって前記プラスミツドを受容した菌体)
を純粋化してから、前記接合完了体の特性の試験によっ
て前記接合完了体が実際に前記分解経路を受容したこと
を確認し、(7)同じ操作を繰返して前記接合完了体に
第2のプラスミツドを導入し、(8)必要ならばプラス
ミツドの癒合によって前記@lおよび第2のプラスミツ
ドを互いに共存可能にさせ、それから(9)プラスミツ
ドの移行(および必要ならば癒合)によって所望の分解
経路が7個の細胞中に完全に補充されるまで以上の操作
を繰返すことから成る。
同じ細胞中に/s以上のエネルギー生成分解経路を存在
させようとする試みの最初の報告(前述のカフラバーテ
ィ等の論文)によれば、CAMおよびOCTプラスミツ
ドはかかる条件下で安定に存在できないことが見出され
た。 このような結果から、複数種のエネルギー生成プ
ラスミツドをigBの細胞中に導入できても維持できな
いことが暗示された。 それにもかかわらず、かかるプ
ラスミツドの共i不可能性の間畷を克服する道を発見し
ようという決意がなされた。 結局、前記に指摘された
通り、そしてまたプソイドモナス属におけるエネルギー
生成プラスミツドの移行に関連して後記に一層詳しく記
載される通り、プラスミツドの不安定性の問題は受容細
胞中においてブラスミフドを癒合させることにより今や
解決されたのである。
1個の細胞中に炭化水素複合体の分解および転化能力を
有する微生物の開発は、即時に有益な応用例として、と
りわけプソイドモナスの単一菌株の使用による漏出石油
の遺伝学的制@に重点を置きながら実施された。 漏出
原油および漏出バンカー0重油圧対処し得るよう、本発
明によって調製されるプソイドモナス誘導体の各細胞は
線状脂肪族、環状脂肪族、芳香族および多核芳香族炭化
水素に対する分解経路を含有すべきであることが断定さ
れた。 その結果、これらの分解能力を有するプソイド
モナス・アエルーギノーザ〔NRRL B −5≠η〕
が開発されたのである。
即座に封じ込めて処分することのできない大量の漏出石
油は水棲生物に対して壊滅的な影響を及ぼす。 ところ
で、原油の個々の成分を分解し得る微生物は知られてい
る。 たとえば、各種の酵母は直鎖状の脂肪族炭化水素
を分解できるが、芳香族および多核芳香族炭化水素はほ
とんど分解できない。 また、プソイドモナスおよびそ
の他の細菌は脂肪族、芳香族および多核芳香族炭化水素
を分解することが知られている。 しかし残念ながら、
各菌株は特定の成分しか分解することができない。 こ
のような理由から、本発明以前には、漏出石油の生物学
的制御と言えば石油複合体の個々の成分を分解し得る各
種細菌菌株の混合−が使用されてきた。 そうすれば、
累積的な分解作用が石油を消費してそれを細胞塊に変え
ると考えられたわけである。 こうして得られた細胞塊
は水棲生物の食物として役立つことになる。 しかしな
がら、細菌菌株は(a)各種の炭化水素成分に基づく発
育速度、(b)栄養素要求性や抗生物質その他の毒性物
質の生産性および(e) p)lや温度や無機塩の必要
条件の点で互いに異なるから、混合培養体を使用しても
煙路的に生残るのは当初の細菌菌株のほんの一部に過ぎ
ない。 その結果、炭化水素分解細菌の混合培養体を漏
出石油上に接種した場合でも、石油の大部分は長期間(
数週間)にわたって変化を受けず、従って自由に拡散し
たり沈没したりすることが多い。
ところが、プソイドモナスにおけるSALおよびNPL
分解経路が伝達可能なブラスミ・ンドに由来する遺伝子
によって定−されることが確閣され、かつプラスミツド
(たとえばCAMおよびOCTブラスミブド)が癒合に
よって安定化され得ることが発見された結果、複数種の
分解経路を1個の細胞中に有するプソイドモナス菌株を
遺伝学的に調製することが初めて可能となった。 原油
の各種成分を同時に分解する能力を持ったかかる菌株を
使用すれば、混合培養体の場合よりも遥かに早い速度(
数日間)で漏出石油が分解され得る一方、残妙の部分も
合体して大きな油滴を形成する。 このような作用の結
果、石油拡散の機会が迅速に排除され、かつ合体した残
渣の回収も促進されることKなる。
培養体を発育させるための合成無機培地の組成は、使用
される全てのプソイドモナス菌株について同じであった
。 無機培地の調製に当っては、先ず下記のものが用意
された。
これらのPA濃縮物および100X塩類はそれぞれオー
トクレーブ処理によって滅菌された。 その後、下記の
処方に従って/1の無機培地が調製された。
PA濃縮物     77、!; mtioθ×塩類 
    10.0 ml寒  天        is
、o t)120で/Lとする(p阻6.f〜7.0に
調整する)。 %に記載のない限り、全ての実験は3.
2℃で実施された。
ところで、線状脂肪族、環状脂肪族、芳香族および多核
芳香族炭化水素の分解経路をプソイドモナス・アエルー
ギノーザの1つの菌株に移行させることができれば、極
めて有用な炭化水素分解能力が1個の細胞中において達
成されるものと考えられた。 かかる目的のため、≠j
℃もの高温下でも大きい発育速度を有するブソイドモナ
スーアエルーギノーザPAOが選ばれた。 他方、n−
オクタン(線状脂肪族炭化水素)、カンファー(環状1
11117j族炭化水素)、サリチル酸エステル(芳香
族炭化水素)およびナフタリン(多核芳香族炭化水素)
の分解能力をそれぞれに有するμつのプソイドモナス菌
株が選ばれた。
これらの分解経路の各々がプラスミツドに由来すること
をiigするため、炭化水素を分解し得る各々のプソイ
ドモナス菌株が除去剤で処理された。 公知の除去剤(
たとえばドデシル硫酸ナトリウム、原票、アクリフラビ
ン、リファンピシン、臭化エチジウム、高温、マイトマ
イシンC,アクリジンオレンジなど)のうち、大部分は
いずれの分解経路を遮排除することができなかった。 
しかし、これらの菌株の分解経路はマイトマイシンCK
よって除去され得ることが判明した(第1!iり。 な
お、上記の分解経路を官有する各々のプソイドモナス菌
株は当業界において公知のものである。
(a)CAM+プソイドモナス・プチーダP pG 1
−Proc、Nat、Acad、Sci、 (U、S、
A、 ) e60r/1,1./りbIr。
(b)  OCT+プソイドモナス・オレオポランス(
1’seudomonaa oleovorans )
 −J、 Biol 。
Chem、、 、2t/12−143341./り67
゜(e)SAL+プソイドモナス・ブーチダR−/−B
acteriological  Proeeedin
gs+  /り72 、P 。
bo、        ・ (d)  NPL+プソイドモナス拳アエルーギノーザ
ーBiochem 、 J、 *り/ 、 2!/ 、
 15’# 。
マイトマイシンCによって各菌株から分解経路を除去す
るためには、先ず、各種濃度のマイトマイシンCt−含
有するし肉汁(イー・ニス・ルノ−(E、S 、Ler
mox ); Virology、/ t /り0./
9オj)が数本の試験管に注入され、そして104〜1
05細胞/mlの個体群密度を与えるように希釈された
所定菌株の定常初期の細胞が接種された。 次いで、か
かる試験管が振盪器上において32℃で2〜3日間にわ
た抄保温された。 ある程度の発育を示す一定量の培養
体が試験管から抽出希釈され、そしてグルコース最小平
板培地上に接種された。 3,2℃で2≠時間にわたる
保温の後、個々のコロニーが分割され、そしてグルコー
ス最小平板培地および分解経路最小平板培地上に接種さ
れた。 こうして求められたCAM−1OCT−1SA
L−″およびNPL−コロニーの割合から、除去の頻度
が決定された。
その結果、いずれの場合において本分解経路遺伝子はプ
ラスミツド由来のものであることが示された。
カン7アーおよびサリチル酸エステル分解経路に関する
若干の点突然変異体を用いた形質導入研究によれば、除
去されたDNA断片はプラスミツド遺伝子の全体ないし
主要部分を失なっていることが示唆された。 分解経路
がプラスミツドに由来することはまた、それらが接合に
よっである菌株から別の菌株へ伝達し得るという証拠か
らも確認された(第2表)。 プラスミツド移行の頻度
は個々のプラスミツドに応じて大幅に変動するし、また
プソイドモナス・オレオボ4:5ンスからプソイドモナ
ス・アエルーギノーザPAOへのOCTプラスミツド移
行は検出可能な頻度で起り得lないのだが、それでも大
部分のプラスミツドは接合によっである菌株から別の菌
株へ移行すると言える。
プラスミツドの移行はまた、他の1株に対して実施する
代りに、マイトマイシンC1アクリジンオレンジまたは
その他の除去剤によって所定分解経路の除去された同一
菌株に対して実施することも可能であろう。
なお、プソイドモナス・ブーチダUはフェイスト(Fe
1st )等の論文(J 、 Bacteriolog
)r e 100 +g6り〜177・/り6り)中に
記載されている。
第2麦中に供与菌として示され九各々補助的栄養変異体
(発育のために特定のアミノ酸またはビタミンを含有す
る栄養源を要求する突然変異体)は、少なくとも約IO
細胞/mAの個体群密度に達するまで、複合栄養培地(
たとえばL肉汁)中において振盪なしで6〜.!弘時間
にわたね培養された。 また、分解経路を移行させるべ
き基本有機栄養性の受容菌(ある所定の最小炭素源に基
づいて発育し得る菌株)は、少なくとも約lO6細胞/
mLf)41体群密度に達するまで、同じ複合栄養培地
中において振盪下で≠〜26時間にわた9別個に培養さ
れた。 各分解経路の移行に当っては、これらの培養体
が等しい容量で混合され、(接合を行なわせるため)振
盪なしで/5分ないし2時間にわたって32℃に維持さ
れ、それから特定の基質を単独炭素源として含有する最
小平板培地上に接種された。 供与菌および受容菌の培
養並びに混合のためのかかる操作は、実験室内での接合
およびプラスミツド移行を促進する典型的な方法であっ
て、極めて効率的な移行系を与えるように設計されてい
る。 温度は厳密を要しないが、好適外温度範囲は30
〜37℃である。 供与菌ないし受容菌の個体群密度が
約lO6細胞/ mL以下に低下したり、あるいは最適
発育条件(供与菌の静止培養、受容菌の攪拌培養、高栄
養含量培地中での培養および対数期の受容菌細胞の採取
)に変化が起ると、プラスミツド移行の頻度は著しく低
下する。
なお、補助的栄養変異体の調製分離に関する詳細は「細
菌およびウィルスの遺伝学」と題するつ4 リ7ム* 
A%イズ(William )lays ) ノ教科書
(ジョン・ワイリー・アンド・サンズ社、/り6j)中
に記載されている。
供与菌および受容菌の対照培養体もまた、所定の基質を
単独炭素源として含有する最小平板培地上に別個に接種
された。 これは、供与菌および受容菌における先祖返
りの頻度を決定するだめのものである。
(対照をも含む)全ての平板培地が3θ〜37℃で数日
間にわたり保温された。 対照平板培地上のコロニーを
上回る数のコロニーが出現した場合には、供与菌と受容
菌との間で分解経路の移行が起ったものと認められた。
 かかる接合完了体を一連の単一コロニー分離培養によ
って純粋化した後、受容菌の発育速度およびその他の特
性が試−験され、それKより受容菌が実際に所定の分解
経路を受容したことが1Ili!!された。
分解経路がプラスミツドに由来しかつ伝達可能であるこ
とが確認されたため、プソイドモナス・アエルーギノー
ザPAOの1個の細胞中に複数穫のプラスミツドを移行
させる仕事が着手された。
前述のごとき過去の研究によれば、OCTブラスミフド
はプソイドモナス・オレオポランスからプソイドモナス
・アエルーギノーザPAOへ移行させ得ないことがWi
認されている。 そこで、最初の仕事は(もしそれがあ
るなら)OCTおよびCAMプラスミツドを互いに共存
可能にさせる方法を発見することにあった。
先ず、CAMブラスミフドがCAM プソイドモナス・
ブーチダからOCT  プソイドモナス・オレオポラン
スのMe t−突然変異体へ移行させられた。
もちろん、接曾完了体は不安定であるから、CAMまた
はOCTプラスミツドをかなりの速度で排除するはずで
ある。 そこで、接合完了体が先ずカンファー次いでオ
クタンを単独炭素源として培養され、それにより(たと
え不安定であるにせよ)両方の分解経路を含有する細胞
が分離された。 生存した細胞は遠心分離され、Olり
噛食塩水中に懸濁され、そして(合計匙〃ワブトのゼネ
ラル・エレクトリックFS −,5−ランプ3個処より
)紫外線照射された。 かかる懸濁液から一定量ずつ3
つの試料が取出された。 すなわち、第1の試料は紫外
線処理前、第1の試料は紫外線照射30秒後、そして第
3の試料は紫外線照射60秒後に採取され九。 これら
の照射細胞試料がL肉汁中において光なしで3時間にわ
たり培養された。 その後、かかる試料がプソイドモナ
ス・アエルーギノーザPAO受各菌へプラスミツドを移
行させるための供与筒として使用され、それからオクタ
ン最小平板培地上においてOCTプラスミツドに関する
選抜が行なわれだ。
第3表中に示すしる通り、Met−OCT+CAMde
1プソイドモナス・オレオポランスおよびMe L−C
AM”0CTde1プソイドモナス・オレオポランスに
ついても同様な照射懸濁液の試料が作成された。
その後、かかる試料がプソイドモナス・アエルーギノー
ザPAOへのプラスミツド供与体として使用され、それ
から記載のプラスミツドに関して選抜が行なわれた。 
なおMe L −CAM十〇CT de’ 7’ ソイ
トモナス・オレオポランスは、プソイドモナス・オレオ
ポランスのMet OCT+突然変異体KCAMブラス
ミブドを導入し、それからOCTプラスミツドを失なっ
たCAM十接合完了体を選抜することにiつ”ll製さ
れ&。 マタ、Met−OCT+CAMdelプソイド
モナス・オレオポランスは野生型プソイドモナス・オレ
オポランスのMet−突然変異体であった。
第  3 Me を−〇万Yプソイドモナス・     プソイド
モナス・アエルオレオボランス           
ギノーザPAOMe t−CA11ll” 0CTde
lプソイドモナス・  プソイドモナス・アエルーオレ
オポランス            ギノーザPAOM
et−CAM”OCT+プソイドモナス・  プソイド
モナス・アエル−オレオポランス          
  ギノーザPAO選抜された  紫外線照射 −? 30     <10 1.0     <10−’ CAM      O10−’ 30      10″″5 乙o       io″″7 9 0CT      O<10 8 3Q       10 10     < /(f’ + 第3!!かられかる通9. Met−OCT  プソイ
ドモナス・オレオポランスから受容菌へのOCTプラス
ミツド移行は検出できなかったのく対し、Net−″C
AM+0CTdelプソイドモナス・オレオポランスか
ら受容菌へのCAMプラスミツド移行は確証された。 
これらの結果は、紫外線照射によってMet CAM”
 OCT+プソイドモナス・オレオポランス中のCAM
およびOCT  プラスミツドが癒合し、次いで(別個
の分解経路を定義しながらも)CAM10CTプラスミ
ツドが共同して受容菌へ移行することにより、(30秒
間の紫外線照射を受けた)Met  CAM”OCT+
プソイドモナス・オレオボランスからプソイドモナス・
アエルーギノーザPAOへのOCTプラスミツド移行が
可能になったとする理論を裏付叶ている。
このようなCAM10CT癒合プラスミツドの共同移行
理論は第μ表によって確証される。 本明細書中に記載
されたプラスミツド移行および癒合のための方法によっ
て複数穫のプラスミツドを補充されたCAM+OCT+
プソイドモナス・アエルーギノーザPAOのTrp突然
賢異体が供与薗として使用された。 供与菌およびo 
CT de 1CAM de l プソイドモナス−プ
チーダPpG lの接合後、得られた培養体がカン7ア
ーを!有する最小平板培地およびn−オクタンを含有す
る最小平板培地上に接種された。 次いで、CAM最小
最小平板上地上育した132個のコロニーの各々の一部
がOCT最小最小平板上地上植され、またOCT最小最
小平板上地上育した2/9個のコロニーの各々の一部が
CAM最小最小平板上地上植された。 これらの移植部
分がいずれも発育を示したことにより、(a)CAMお
よびOCTの両プラスミツドが接合完了体へ移行したこ
と、山)移行にはl対/の対応が見られたこと、従って
(c)CAMおよびOCTプラスミツドは互いに癒合し
ていたことが確認される。
第  弘 供  与  菌          受  容  菌 
−−0−−1−一一一一−−−−−−−−−−−−−一
一一−−□−Trp−CAM OCTブンイドモナス・
  OCTdeIICAMde1ブソイドモナスアエル
ーギノーザPAOブーチダPpG 10CTde1CA
Mde1ブソイドモナヌアエルーギノーザPAO 選抜された  選抜されない   総 数CAM   
   OCT      /327’/320CT  
      CAM        2/9/2/りC
AM      OCT      107/1070
CT      CAM      9V9Aマタ、T
rp−CAM”OCT+プソイドモナス・アエルーギノ
ーザPAOおよびOCTdelCAMdelプソイドモ
ナス・アエルーギノーザPAOO間でも同様なプラスミ
ツド移行が実施゛され、それから同様な選抜操作が行な
われた。 その結果は、移行したCAMおよびOCTプ
ラスミツドが癒合しているという上記の見解を一層補強
するものであった。
CAMおよびOCTプラスミツドが前述のごとくにして
紫外線照射を受けた場合、CAMまたはOCTブラスミ
゛ツドを移行させると他方のプラスミツドも必ず同伴す
ることになる。 これは、いずれのプラスミツドが最初
に選抜されるかに関係しない。
また、癒合したプラスミツドの一方を細胞が除去すれば
、両方のプラスミツドが同時に失なわれるととになる。
 そこで、接合完了体がマイトマイel シンCで処理され、こうして得られたCAM  排除体
が検査された。 その結果、全てのCAMde1排除体
は常にOCTプラスミツドをも失なっていることが判明
した。 このような2種のプラスミツドの同時除去およ
び共同移行の事実は、プラスミツドのDNAを切断する
手段で互いに共存不可能なプラスミツドを処理すると、
DNA断片が癒合して同じレプリコンの一部となること
を強く示唆している。
さて、安定なCAM+OCT”SAL十NFL+プソイ
ドモナスを調製するための障害が全て克服されたため、
前述の接合技術の使用により、第5表のごとくにして各
種の分解的エネルギー生成プラスミツドが1個の細胞中
に移行させられた。 最初に使用されたプソイドモナス
・アエルーギノーザ菌株は以前プソイドモナス・アエル
ーギノーザIC株として知られたプソイドモナス・アエ
ルーギノーザPAOであって、これはATCCNo、/
3μυ> ヨヒ(t タtd ) ATCCNo 、 
/’RO3として入手可能である。 このプソイドモナ
ス・アエルーギノーザ菌株は公知のエネルギー生成プラ
スミツドを全く含有していない。 癒合状態で存在する
CAMおよびOCTプラスミツドは別個にかつ同時に機
能的であって、互いに共存可能なSALおよびNPLプ
ラスミツドと完全に共存可能であると思われる。 CA
M+OCT+SAL+プソイドモナス・アエルーギノー
ザPAOおよびCAM+OCT”SAL”+ NFL プソイドモナス・アエルーギノーザPAOに関
する共存可能性試験によれば、供与菌においてすられる
以上のプラスミツド排除は起らないことが判明した。 
なお、プラスミツドはプソイドモナス・アチドポランス
(Paeudomonas acidovorans)
、プソイドモナス・アルカリゲネス(Pseudomo
nasalcaligenes )およびプソイドモナ
ス・フルオレツツz ンス(Pseudomonas 
fluorescens )VCよつiも受容維持され
る。 従って、全ての上記プラスミツドはこれらのプソ
イドモナス株およびその他多数のプソイドモナス種たと
えばプソイドモナス・ブーチダ、プソイドモナス・オレ
オボランス、プソイドモナス・ムルチポランス(Pse
udomonasmultivorans )などに対
しでも移行および維持が可CAM+OCT+SAL+N
FL+プソイドモナス−7エルーギノーザPAOのごと
き超菌株はカンファー、n−オクタン、サリチル酸エス
テルおよびナフタリンのいずれの最小平板培地上でも発
育できる上、特異性の緩和現象のため、それらに類似し
た化合物の最小平板培地とでも発育できる。 従って、
個々の分解ブラスミフドが単独に機能を果す能力は同じ
細胞中に他の分解プラスミツドが存在することによって
低下するとは思われない。
全ての分解的ブラスミブドがエネルギー生成に当って同
時に機能を果す能力は、それぞれに/−(最適条件以下
の濃度)の栄養素を含有する別個の肉汁中にCAM+O
CT+SAL十NFL+プソイドモナス・アエルーギノ
ーザPAO超菌株を加える試験によって示された。 単
独炭素源として、第1の肉汁はカン7アー、第2の肉汁
はn−オクタン、第3の肉汁はサリチル酸塩、そして第
グの肉汁はナフタリンを含有していた。 これら別個の
肉汁中において超菌株は極めてゆっくりと発育した。 
 しかるに、これら弘穐の炭素源を各/=Mの濃度(合
計4t1?IM)で同時に含有する肉汁中に超菌株が加
えられた場合、発育速度は著しく増大した。 それによ
り、lA穫の炭素源が同時に利用されたことが確聞され
た。
次に、かかる超菌株の原油分解能力が実証された。 も
ちろん、原油は(童出地、油井の活動期間などに応じ)
Iji状脂肪族、環状脂肪族、芳香族および多核芳香族
炭化水素の相対含有量が大幅に変化する。 とはいえ、
油井から産出した全原油の化学的調合物中には、これら
各群に属するある種の炭化水素がある程度で存在してい
るのが通例である。
第1図には、単独炭素源として原油を使用した場合にお
けるプソイドモナス・アエルーギノーザPAOの≠菌株
の発育能力の差が示されている。
曲線aはプラスミツド由来のエネルギー生成分解経路を
全く含有しないプソイドモナス・アエルーギノーザの細
胞増殖を時間の関数として示している。 また、曲線す
およびCはそれぞれSAL+プソイドモナス・アエルー
ギノーザおよびSAL++ NFL プソイドモナス・アエルーギノーザの細胞増殖
を時間の関数として示していて、それらの発育は曲線a
の場合よりも顕著である。 更に、曲IIdはCAM+
OCT+SAL”NFL+プソイドモナス・アエルーギ
ノーザ超菌株の細胞増殖を時間の関数として示していて
、その発育はなお一層顕著である。 これらの結果から
、本発明に基づいて各種炭化水嵩の遺伝的分解能力を人
為的に補充された細胞はブラスミフド由来の分解経路0
数および種類が増大するのに伴なって原油上で一層急速
かつ活発に発育し得ることがはっきりと確認される。
その理由は、これらの分解経路が全能力をあげて同時に
働き得ることにある。
同様な結果は、単独炭素源としてバンカー〇重油を使用
した場合における同系列の微生物の発育能力を表わす第
2図にも示されている。 バンカー〇′を油は、商業的
に一層有用な成分を原油から除去した後に残留する残油
(またはそれから得られる製品)である。 この残油は
極めて濃厚かつ粘稠であって、それ自体としては特別の
用途を持たない。 粘度を低下させるため、少量の揮発
性炭化水素を添加することが多い。 曲線rViプラス
ミツド由来のエネルギー生成分解経路を全く含有しない
プソイドモナス・アエルーギノーザの細胞増殖を時間の
関数として示している。 璽た、曲線8およびLはそれ
ぞれSAL+プソイドモナス−7エルーギノーザおよび
SAL+NPL+プソイドモナス・アエルーギノーザの
細胞増殖を時間の関数として示していて、それらの発育
は曲線rの場合よりも顕著である。 更に、曲1i1u
はCAM+OCT”SAL十NFL+プソイドモナス・
アエルーギノーザ超菌株の細胞増殖を時間の関数として
示していて、その発育はなお一層顕著である。
なお、SAL+プソイドモナス・アエルーギノーザおよ
びSAL+NPL+プソイドモナス・アエルーギノーザ
培養体は第6表のごとくにして調製さ第  6 )its  SALプソイドモナス・   プソイドモ
ナス・アエル−ブーチダR−/          ギ
ノーザPAOTrp NPLプソイドモナス−SALフ
ッイドモナス・アエルーギノーザ        アエ
ルーギノーザPAO選抜された SAL       SALプソイドモナス・アエルー
ギノーザPAO NPL       SAL”NFL+プソイドモナス
・アエルーギノーザPAO 第1および2図のデータを与えた実験は2jθtitの
三角フラスコ内において実施された。 各フラスコ内K
Fi、ly、I 〜7.0 OP)111C@整された
(#i述の)無機培地30ss1.単独炭素源(原油ま
九はバンカーC重油> 2.!r mlおよびj X 
10〜/×10 個の細胞が加えられた。 次いで、振
盪しながら32℃で培養が行なわれ、そこから毎日jm
tずつの試料が取出された。  バラシュ・アンド・ロ
ム社製の比色計を用いて660画における試料の吸光度
が測定され、それにより微生物の密度が求められた。 
また、生菌数計算のため、試料の一部が希釈されてL寒
天(L肉汁含有寒天)平板培地上に接種された。 32
℃で2≠時間の保温後にコロニーが計数され、その結果
を用いて第1および2図が作成された。 更にまた、後
記に論議される通り、細胞の蛋白質分析も行なわれた。
最初、 、2.j mlの原油ないしバンカーC重油は
本質的に無制限の栄養源を提供するものと思われた。 
しかし、得られた結果は超菌株の全能力に満たなかった
ことを表わしていると言える。
つまり、炭素源中に存在する(CAM、 OCT。
SALおよびNPLプラスミツドにより分解可能な)q
!r棟炭化炭化水素対量が確認されなかったため、数日
後には/81ないし数種のプラスミツドに対する栄養源
が制限されてしまったと本考えられるのである。
原油およびバンカーC重油中における超菌株の発育の極
めてt喪な側面を成すのは、漏出石油中から水面上に最
屯早く拡散するような成分が1〜3日以内に消失し、し
かも残留した成分が合体して形成する大きな油滴はもは
や拡散しないという事実である。 その上、微生物は残
留成分を消費し続けるから、機械的回収技術によって油
滴を除去することも一層容易である。
実際には、海洋の植物相や動物相を破壊する石油の拡散
を抑制するため、遺伝学的に調製されたかかる微生物の
乾燥粉末(または凍結乾燥粉末)f!#株物が(たとえ
ば上空から)できるだけ早く漏出石油上に散布される。
 このようにして、できるだけ多量の石油を微生−に分
解させれば、設備が現場に到着して活動を開始した場合
にも、機械的に回収すべき石油の量は少なくて済むわけ
である。 漏出石油上に接種物を散布するための特に有
益な方法は、接種物を麦藁に含浸させ、そして接種を受
けた麦藁を漏出石油上に投下することである。  この
場合には、両方の成分が役に立つことになる。 すなわ
ち、接種物(微生物)が石油を分解する一方、麦藁は微
生物の担体および石油の吸収材として働くのである。 
所望ならばその他の吸収材本使用できるが、最も実用的
なのは麦藁である。 乾燥された接種物およびそれで被
覆された麦藁(またはその他の吸収材)の製造および貯
蔵に当っては、特に注意を払う必要はない。
栄養嵩や無機塩を追加する必要もない。 また、対数期
からの培養体が好適であるが、定常初期ないし対数期か
らの培養体を使用してもよい。
ところで、プラスミツドに由来する多数の炭化水素分解
経路が将来発見されると期待することは不当とは言えな
い。 微生物の、生来の分解能力を遺伝学的に拡張する
方法が本発明によって実証された現在、これから発見さ
れるべきプラスミツドがお互い同士あるいは超鉋株(N
RI(L B−5ψlおよびNRRLB−、j≠73)
中のプラスミツドと共存可能であるかどうかくかかわら
ず、原油中の一層多くの炭化水素を分解し得る新規かつ
有用な単細胞微生物を調製できることが有望視されよう
なお、上記の超菌株はいずれも一層多くのプラスミツド
の受容菌として使用できる。 実際、複数種のプラスミ
ツドを官有する接合完了体では、(紫外線またはX鉱照
射によって1追加のプラスミツドが癒合して共存可能と
なる可能性は増大していると言える。 なぜなら、新し
く導入されるプラスミツドと癒合し得る安定なプラスミ
ツドがそれだけ多く存在しているのだから。
調製 無機培地および接合技術は上記の場合と同じであった。
 最初の受容菌としては、抗生物質感受性のプソイドモ
ナス・ブーチグPpGl培養体からマイトマイシンCに
よってCAMブラスミツドを除去したものが使用されf
c6  このプソイドモナス・ブーチダ菌株は低濃度(
たとえば23 PI/mA)のネオマイシン/カナマイ
シン、カーペニシリンおよびテトラサイクリンに対して
感受性を示す。
第7表に示される通り、全ての供与菌は補助的栄養変異
体であった。 これは、補助的栄養変異体の供与菌を使
用した場合、かかる供与菌に対して接合完了体を選抜す
ることが容易なためである。
プソイドモナス・アエルーギノーザRP−/株はサイケ
スrsykes)等の論文(Nature −易9り上
2./り70)中に記載されている。 RP −/プラ
スミツド[11する選抜はネオマイシン/カナマイシン
平板培地上において実施された。 オた、+++ CAM  SAL NPL  RP−/+プソイドモナ
ス・ブーチダPpG1はカーペニシリンおよびテトラサ
イクリンに対しても抵抗性を有することがわかった。
従って、RP−/プラスミツドは実際に存在すること、
そして選抜操作中に生残った微生物は単なる突然変異体
形成の結果ではないことが*gされた。
WKまた、かかる超菌株のプラスミツドは移行させたり
除去したりすることもできる。 超菌株からのプラスミ
ツド排除(自然喪失)の速度は供与筒の場合と同じであ
った。
もちろん、本明細書中に記載されたプラスミツド源以外
に、上記の両超菌株をプラスミツド源として使用するこ
ともできる。 たとえば、CAM。
SALまたFiNPLプラスミツドをCAM+SAL+
+ NPL  RP−/+プソイドモナス・ブーチダPpG
lから所定のプソイドモナス受容菌へ移行させる場合、
最適の接合を得るための供与筒および受容菌の発育混合
条件は前述の場合と同じである。 これらのプラスミツ
ドの移行頻度は時間と共に変化する。 移行頻度はCA
M%NFL%SALの順序で小さくなる。 CAMプラ
スミツドの移行については、接合後、CAMプラスミツ
ドに関して選抜が行なわれる。 生残ったコロニーが分
割され、それからSAL、NFLおよびCAMプラスミ
ツドに関して各コロニーの選抜が行なわれる。 単独炭
素源としてカンファーを使用し九場合にのみ生残ったコ
ロニーが、SALおよびNPLプラスミツドを伴わずに
CAMプラスミツドのみを受容したものである。 SA
LおよびNPLプラスミツドの個別移行についても同じ
操作を行なえばよい。
本発明に従えば、前述のととぐ漏出石油の処理能力につ
いて改善が得ら゛れるげかりでなく、単細胞微生物によ
る炭素含有基質からの蛋白質合成についても著しい改善
が得られることになる。
所定の単細胞微生物に複数種のエネルギー生成ブラスミ
フドが補充された場合、実質的に単一成分の基質(たと
えばアルカン、パラフィン、炭水化物など)を便用ぜね
ばならないという制約が取除かれる。 それと同時に、
一定期間中に/個の細胞が生産し得る細胞塊の量を9〜
700倍に増大させる機会も得られる。 また、細菌に
よる蛋白質生産の最適化が得られることも極めて興味深
い。
なぜなら、細菌の細胞塊は遥かに多量の蛋白質を含有す
る上、大抵の細菌の耐熱性は酵母の場合よりも大きいか
らである。 特に後者の事実は、基質の酸化的分解によ
って発生する熱を除去するために必要な冷却が少なくて
済むという点で重要である。
単細胞微生物による蛋白質生産の一般的な方法および装
置は、(引用によって本明細書の一部を成す)前述のワ
ンプの論文中に記載されている。
複数種のプラスミツドを含有する本発明の単細胞微生物
の大きな利点の7つけ、細胞塊の採集後に炭素源を含有
しない無機培地中において十分な期間だけ保温を行なえ
ば、細胞内に残留する炭化水’Jl(たとえば、しばし
ば発癌性を有する多核芳香族炭化水翼)の代謝を確実に
完了させ得ることにある。 現在のところ、未変化の炭
化水素を除去するための処理を細胞塊に施せば、蛋白質
製品の品質低下を招くことが多いのである。
本発明はまた、単細胞微生物による蛋白質生産の経済性
をも一層改善する。 なぜなら、所定のプラスミツドを
補充された微生物が利用し得る基質(だとえば、石油精
製後の残油、使用済み潤滑油、原油など)は価格が安い
からである。
NRRL B −5≠72 を用いて原油中で培養され
た細胞塊が遠心分離によって採集され、1回水洗され、
それからl晩にわたり55℃の空気を吹付けることによ
って乾燥された。  「蛋白質の酸水解物からのトリプ
トファンの高率回収」と題するマツパラ等の論文(Bi
oc)Iem 、and Biophys 、 Res
 。
Comm−,3j;、NO,2,/7タ〜II/ 、 
/9119)中に記載された技術に従い、乾燥後の細胞
塊が加水分解され、そしてアミノ酸含量が測定された。
 かかるアミノ酸分析の結果、原油中で培養された超菌
株の細胞塊のアミノ酸分布はトレオニン、バリン、シス
チン、メチオニン、インロイシン、ロイシン、フェニル
アラニンおよびトリブファン含量の点で牛肉に匹敵しか
つメチオニン含量の点で酵母より著しく優れていること
が判明した。
更に本発明に従えば、一層多くのプラスミツド由来の分
解経路が発見されるのに伴ない、現在寄託されている超
菌株の分解能力を次々と拡大する余地がある。  これ
までのところ、プソイドモナス・アエルーギノーザIf
n株には生来の薬剤耐性因子RP−/以外に≠檀の公知
の炭化水素分解経路(OCT、 CAM%SALおよび
NFL)が全て補充されている。 1個の細胞中に受答
維持されるエネルギー生成プラスミツドの数に上限が存
在するにせよ、その上限にはまだ到達していないと言え
る。 プラスミツド(CAM、 OCTおよび5AL)
を細胞の染色体中に組込ませる試みは、染色体の可動化
の失敗かられかる通り、成功しなかった。
かかる結果により、エネルギー生成プラスミツドおよび
薬剤耐性プラスミツドが染色体外に存在することはなお
一層確証された。 もちろん、炭化水素の分解経路を定
義するプラスミツドしか存在しないと期待する根拠はな
い。 従って、環境汚染物質たとえば殺虫剤、農薬、プ
ラスチックおよびその他の不活性化合物の分解用の酵素
系列を定義するプラスミツドも発見されることがあり得
ると考えられる。
一般に、エネルギー生成プラスミツドは誘導物質および
基質に対して緩やかな特異性を有する(すなわち、構造
的に類似した各種の化合物に対して酵素が形成されかつ
作用する)ことが知゛られている。 たとえばCAMプ
ラスミツドは、グンサルス(Gunsalus )等の
論文(l5rael J 、Med 。
S(!i、*/+10タタ〜///9 、 /91,3
; )およびハートライン(Hartline )等の
論文(Journal of Bacteriolog
y。
107、、lAu 47g、/97/1  中1ea(
7)l)、i導物質および基質に対して非常圧緩やかな
特異性を有している。 同様にOCTプラスミツドも、
ピーターソン(PeLerson )等の論文(J 、
 Biol 、 Chem、 。
、21A2 、 ’A33≠、/9A’;71中に記載
の通り、誘導物質および基質に対して緩やかな特異性を
有している。
なお、本発明の実施に当り、接合完了体中のプラスミツ
ドは供与菌中と同程度に緩やかな特異性を示すことが証
明された。
このように本発明に従えば、以前には発見されていなか
った現象(すなわち、プラスミツドに由来するサリチル
酸エステルおよびナフタリン分解経路の存在)および(
または)以前には実現することのできなかった現象(す
なわち、7個の細胞中において互いに共存可能であった
複数種のプラスミツドの安定化)を巧みに取扱うことに
より、有用な単細胞像生物の新規な発育能力が得られた
のである。
/ /1′ 2、″ // 2/′ 、7/ 一′/ /′ / 昭和48年6月6日付で工業技術院微生物1.業技術研
究所に保管の申請をした微生物の保管委託申請書受理番
号は下記のとおりです。
1、微生物の名称 プソイドモナス・アニル〜ギノーザ 「NRRLB−jダグ2J 申請書受理番号 第20?を号 ユ 微生物の名称 グツイドモナス・グーチダ [NRRL  B−!;’Iり3」 申請書受理番号 第2700号 上記保管申請をした微生物にわいての微生物受託番号は
次のとおりです。
l 微生物の名称 プソイドモナス・アエルーギノーザ rNRRLB−!;弘72] 微生物受託番号 微工研菌寄第2099号ユ 微生物の
名称 グツイドモナス・グーチダ [NRRLB−!;弘り3」 微生物受託番号 微工研薗寄第コ100号
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく分解的エネルギー生成プラスミ
ツドの種類の増加によって原油中におけるプソイドモナ
スJiI細面の発育速度が増大したことを示すグラフ、
ま九第2図は本発明に基づく分解的エネルギー生成プラ
スミツドの種類の増加によってバンカーC重油中におけ
るグツイドモナス属細菌の発育速度が増大したことを示
すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l それぞれ別個の炭化水素分解経路を提供する少なく
    とも2種の安定なエネルギー生成プラスミツドを含有し
    たプソイドモナス属の細菌。 ユ 水上に浮揚しうる担体物質及びこれによって担持さ
    れたプソイドモナス属の細菌よりなり、前記細菌の少な
    くとも一部が特許請求の範囲第1項記載の細菌であり前
    記担体物質が炭化水素物質を吸収しうる物質である、水
    上に浮揚する液体炭化水素基質物質分解用の接種媒体。 、i%許請求の範囲第1項に記載の細菌を少なくとも7
    種含んだ微生物培養体を必須−無機塩の存在下発育に好
    都合な温度で炭化水素類の混合物よりなる主要基質と接
    触させ、各プラスミツドによる酵素反応系列が可能な細
    1培養体を使って、前記主要基質を単純な共通代謝産物
    に転化させることからなる、基質を炭化水素源に微生物
    分解する方法。
JP57094151A 1972-06-07 1982-06-03 微生物 Pending JPS5828277A (ja)

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