JPS5827316B2 - タバコ茎を主材料とした固形燃料の製造方法 - Google Patents
タバコ茎を主材料とした固形燃料の製造方法Info
- Publication number
- JPS5827316B2 JPS5827316B2 JP55018964A JP1896480A JPS5827316B2 JP S5827316 B2 JPS5827316 B2 JP S5827316B2 JP 55018964 A JP55018964 A JP 55018964A JP 1896480 A JP1896480 A JP 1896480A JP S5827316 B2 JPS5827316 B2 JP S5827316B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tobacco
- solid fuel
- drying
- molded product
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はタバコ基を主材料とした固形燃料とその製造方
法に関するもので、詳細にはタバコ製造時において、タ
バコ葉の採取後に廃棄処理されていたタバコ基を固形燃
料として再生利用することを第１義的な目的とし、最近
生じている石油不足による不足燃料の補給を第２義的な
目的とするもので 特に家庭における熱源の利用に供せ
んとする。
法に関するもので、詳細にはタバコ製造時において、タ
バコ葉の採取後に廃棄処理されていたタバコ基を固形燃
料として再生利用することを第１義的な目的とし、最近
生じている石油不足による不足燃料の補給を第２義的な
目的とするもので 特に家庭における熱源の利用に供せ
んとする。
タバコの製造において、タバコ葉採取後のタバコ基は不
必要となり、これを廃棄することはタバコ製造業界にお
いて悩み事の一つであった。
必要となり、これを廃棄することはタバコ製造業界にお
いて悩み事の一つであった。
本発明者はタバコ基を利用して燃料を作ることを考え。
数年にわたって研究・実験を重ねた結果１着火時以外は
ほとんど無煙で燃焼する家庭における保温用或いは風呂
沸し用等の固形燃料を完成するに至った。
ほとんど無煙で燃焼する家庭における保温用或いは風呂
沸し用等の固形燃料を完成するに至った。
而して１本発明はタバコ葉採取後に不用になったタバコ
基を予め乾燥し、これを粒状及び粉状物に細かく破砕し
たものと該粒状及び粉状物を接着するために穀物等の澱
粉からなるバインダーを水を加えて攪拌・混合して種々
な型に入れて成形し。
基を予め乾燥し、これを粒状及び粉状物に細かく破砕し
たものと該粒状及び粉状物を接着するために穀物等の澱
粉からなるバインダーを水を加えて攪拌・混合して種々
な型に入れて成形し。
更にその成形物を一定期間乾燥した後に表面に着火物を
付着した固形燃料とその製造方法に関するものである。
付着した固形燃料とその製造方法に関するものである。
本発明の一実施例を添付図面により説明すると。
第１図は本発明の製造工程であり、第２図は本発明であ
る固形燃料の一形態を示す斜視図である。
る固形燃料の一形態を示す斜視図である。
１において、タバコ葉を採取した後のタバコ基を３０日
〜５０日間天日で乾燥する（雨天・晴天の影響により多
少の長短がある）。
〜５０日間天日で乾燥する（雨天・晴天の影響により多
少の長短がある）。
乾燥は、自然乾燥であっても人工乾燥であってもよいが
、自然乾燥の場合は冬場（夏場より乾燥している）と夏
場で異なり、前者で３０日程度、後者で５０日程度のも
のが本発明に好適な燃料を得ることができる。
、自然乾燥の場合は冬場（夏場より乾燥している）と夏
場で異なり、前者で３０日程度、後者で５０日程度のも
のが本発明に好適な燃料を得ることができる。
その理由は３０日未満の場合ではタバコ基の乾燥状態が
不十分であり、また５０日程度以上になるとタバコ基か
らタール分が流出する等製品の品質が不均一となり、燃
料の完全燃焼を防げることになる。
不十分であり、また５０日程度以上になるとタバコ基か
らタール分が流出する等製品の品質が不均一となり、燃
料の完全燃焼を防げることになる。
ついで２では、前記乾燥したタバコ基を裁断機によって
平均直径が３鬼の粒状及び粉状物とする。
平均直径が３鬼の粒状及び粉状物とする。
この際粒状物の直径３％以上の粒状物が本発明製品中に
多量に混合されると成形物内に余分な空気を含有するこ
とになるので火持ちが悪くなり、逆に平均直径を例えば
１鬼程度にすると燃料の燃焼性が悪くなる。
多量に混合されると成形物内に余分な空気を含有するこ
とになるので火持ちが悪くなり、逆に平均直径を例えば
１鬼程度にすると燃料の燃焼性が悪くなる。
３では２により粒状及び粉状にしたタバコ基を、接着し
て成形するための小麦・米・とうもろこしなどの穀類等
の澱粉をタバコ基に対する容量比７．７％〜１６．７％
を加え、これに少量の水を加えてミキサーにより攪拌・
混合する。
て成形するための小麦・米・とうもろこしなどの穀類等
の澱粉をタバコ基に対する容量比７．７％〜１６．７％
を加え、これに少量の水を加えてミキサーにより攪拌・
混合する。
ついで４においては、３で混合した混合物を金型等に入
れて５例えは第２図イの球形又は口の円柱形の成形物に
する。
れて５例えは第２図イの球形又は口の円柱形の成形物に
する。
この成形物は、５で乾燥するが自然乾燥では５０〜７０
日間程度徐々に乾燥することにより、成形物の亀裂を防
止して火持ちを良くし、商品価値を高めるようにする。
日間程度徐々に乾燥することにより、成形物の亀裂を防
止して火持ちを良くし、商品価値を高めるようにする。
なお１人工乾燥においては、前記乾燥期間はかなり短か
いものとなる。
いものとなる。
最後にこのようにして乾燥した成形物は、６でドブ漬は
或いは霧吹き等により赤リンを成形物の表面に付着する
ことより本発明の固形燃料７を得ることができる。
或いは霧吹き等により赤リンを成形物の表面に付着する
ことより本発明の固形燃料７を得ることができる。
実施例
タバコ葉を採取した残りの茎１ｎ（２５ｋｇ）を４０日
間天日で乾燥し、これを裁断機により平均直径３％程度
或いはそれ以下の粒状及び粉状物にした。
間天日で乾燥し、これを裁断機により平均直径３％程度
或いはそれ以下の粒状及び粉状物にした。
この粒状及び粉状物に対し０． ］、 ｍ（５，５ｋｙ
）の小麦粉と水を少量入れて攪拌・混合し、型枠に入れ
て直径７ＣｒｒＬの球形及び直径５ｃｒｒＬ、長さ５０
ｃＩｒＬの円柱形の成形物をそれぞれ４５０本作った。
）の小麦粉と水を少量入れて攪拌・混合し、型枠に入れ
て直径７ＣｒｒＬの球形及び直径５ｃｒｒＬ、長さ５０
ｃＩｒＬの円柱形の成形物をそれぞれ４５０本作った。
これらの成形物は、６０日間天日で乾燥した後、成形物
表面に赤リンを各別に霧吹きして仕上げた。
表面に赤リンを各別に霧吹きして仕上げた。
この実施例により、仕上げた本発明品は球形のものを温
水保温用等に１円柱形のものを風呂釜用として使用目的
としたが、用途は必ずしもこれらに限定するものではな
い。
水保温用等に１円柱形のものを風呂釜用として使用目的
としたが、用途は必ずしもこれらに限定するものではな
い。
使用例
前記実施例による円柱形の固形燃料を使用して。
略円筒形の風呂釜に直径・高さ共に約１ｍに約２０℃の
水を−ばい入れて４２℃に湯を沸したところ、約１０分
で１０本使用した。
水を−ばい入れて４２℃に湯を沸したところ、約１０分
で１０本使用した。
このことは。本発明の固形燃料が杉等の木材よりやヘカ
ロＩＪ−が低いが、これに代わるものとし使用すること
が期待できる。
ロＩＪ−が低いが、これに代わるものとし使用すること
が期待できる。
また１着火性は極めて良好で、煙も木材はど生じないこ
とが解った。
とが解った。
更に本発明である円筒形の固形燃料は１本当り７〜８円
でできたが、多量生産によりさらに低価格に生産できる
と考えられる。
でできたが、多量生産によりさらに低価格に生産できる
と考えられる。
以上の如く１本発明では、高価な木材等に代わる燃料と
して比較的簡単で、かつ安価に製造できるものでその生
産性は高い。
して比較的簡単で、かつ安価に製造できるものでその生
産性は高い。
また１本発明は煙公害もほとんどなく、シかも日常生活
において十分利用できるので極めて有用なものである。
において十分利用できるので極めて有用なものである。
更になによりも、燃料資源の開発だけでなくタバコ基と
いう廃棄物を利用することで、ダバコ生産業者にも利益
を及ぼすものである。
いう廃棄物を利用することで、ダバコ生産業者にも利益
を及ぼすものである。
第１図は本発明を製造するための工程順序の説明図であ
り、第２図イ２口は本発明製品の斜視図である。
り、第２図イ２口は本発明製品の斜視図である。
Claims (1)
- １ タバコ葉を採取した残りのタバコ基を乾燥する工程
と、その後該タバコ茎を細かく破砕して粒状及び粉状物
とする工程と、該タバコ基の粒状及び粉状物に対し容量
比７．７〜１６．７％の穀類等の澱粉をバインダーとし
、これに結着可能な量の水分を加えて攪拌・混合したも
のを種々な型に入れて成形する工程と、得られた種々の
成形物を乾燥する工程と、乾燥後成形物の表面に点火を
容易にするための赤リンを付着する工程からなるタバコ
基を主材料とした固形燃料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55018964A JPS5827316B2 (ja) | 1980-02-20 | 1980-02-20 | タバコ茎を主材料とした固形燃料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55018964A JPS5827316B2 (ja) | 1980-02-20 | 1980-02-20 | タバコ茎を主材料とした固形燃料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56116794A JPS56116794A (en) | 1981-09-12 |
| JPS5827316B2 true JPS5827316B2 (ja) | 1983-06-08 |
Family
ID=11986327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55018964A Expired JPS5827316B2 (ja) | 1980-02-20 | 1980-02-20 | タバコ茎を主材料とした固形燃料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827316B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0453010U (ja) * | 1990-09-05 | 1992-05-06 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0759184A (ja) * | 1993-03-05 | 1995-03-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 筐体と音響・映像機器とその製造方法 |
-
1980
- 1980-02-20 JP JP55018964A patent/JPS5827316B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0453010U (ja) * | 1990-09-05 | 1992-05-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56116794A (en) | 1981-09-12 |
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