JPS5826541B2 - 咬合力測定装置 - Google Patents
咬合力測定装置Info
- Publication number
- JPS5826541B2 JPS5826541B2 JP52106505A JP10650577A JPS5826541B2 JP S5826541 B2 JPS5826541 B2 JP S5826541B2 JP 52106505 A JP52106505 A JP 52106505A JP 10650577 A JP10650577 A JP 10650577A JP S5826541 B2 JPS5826541 B2 JP S5826541B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- occlusal
- piece
- measuring device
- occlusal force
- force
- Prior art date
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- Expired
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、歯の治療の前後等に使用される咬合力測定装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来、入歯や虫歯等の治療の前後に咬合力を測定するた
めのストレンゲージは、いずれも剛体によって形成され
ていた。
めのストレンゲージは、いずれも剛体によって形成され
ていた。
具体的には、金属でペレット状に形成し、内部にストレ
ンゲージを取付けたものや、コ字形の板ばねの内面にス
トレンゲージを取付けたものなどがあった。
ンゲージを取付けたものや、コ字形の板ばねの内面にス
トレンゲージを取付けたものなどがあった。
これらは0〜100kgを計測するものであるから、破
壊しないように1 mm以上の厚さの金属板や板ばねが
使用されていた。
壊しないように1 mm以上の厚さの金属板や板ばねが
使用されていた。
したがって、咬んだとき歯に大きな苦痛を伴うため充分
咬むことができず、正確な咬合力が測定できなかった。
咬むことができず、正確な咬合力が測定できなかった。
また、強く咬むと、折角治療した歯や入歯が欠けたり、
歯肉を痛めたり、歯軸がずれたりするなどの欠点があっ
た。
歯肉を痛めたり、歯軸がずれたりするなどの欠点があっ
た。
さらに、前記コ字形の板ばねかもなるものでは、歯の当
たる個所によって咬合力に大きな誤差が生じて正確な測
定ができなかった。
たる個所によって咬合力に大きな誤差が生じて正確な測
定ができなかった。
本発明は、このような従来の欠点を改良するためになさ
れたもので、軟質の抵抗体からなり圧縮力に応じて抵抗
値の変化する咬合片を用い、これを咬んだときの抵抗値
の変化から咬合力を測定するようにしたものである。
れたもので、軟質の抵抗体からなり圧縮力に応じて抵抗
値の変化する咬合片を用い、これを咬んだときの抵抗値
の変化から咬合力を測定するようにしたものである。
本発明の一実施例を図面について説明する。
1は、被測定用の歯2,2によって咬まれる咬合片で、
この咬合片1は、圧縮力に略比例して抵抗値の変化する
軟質の抵抗体からなっている。
この咬合片1は、圧縮力に略比例して抵抗値の変化する
軟質の抵抗体からなっている。
すなわち毒性のない材料であって、通常の軟質ゴム、肉
、チューインガムなどのように、咬んでも歯に苦痛を与
えない程度に軟らかなもので、例えばシリコーンゴムを
主体とし、これに1〜数にΩ/aの抵抗値をもたせるた
めにカーボン等を混入してなるものである。
、チューインガムなどのように、咬んでも歯に苦痛を与
えない程度に軟らかなもので、例えばシリコーンゴムを
主体とし、これに1〜数にΩ/aの抵抗値をもたせるた
めにカーボン等を混入してなるものである。
この咬合片1は、1辺が数量の立方体で、大きさは、第
4図に示すように奥歯用人、前歯用B、小児用Cなどに
よって抵抗−咬合力特性の異る数種類のものが用意され
る。
4図に示すように奥歯用人、前歯用B、小児用Cなどに
よって抵抗−咬合力特性の異る数種類のものが用意され
る。
前記咬合片1の両側には、これも軟質で1〜数Ω/dの
良導電性材料からなるリード片3,3が設げられている
。
良導電性材料からなるリード片3,3が設げられている
。
このリード片3,30間の咬合片1以外の個所には、リ
ード片3,3が咬合片1以外では導通することがないよ
うに絶縁性を有し、かつ咬んだとき歯2,2に苦痛を与
えず、かつ咬合力測定に影響1.ない程度に柔軟な、例
えばシリコーンなどの絶縁体4が介在されている。
ード片3,3が咬合片1以外では導通することがないよ
うに絶縁性を有し、かつ咬んだとき歯2,2に苦痛を与
えず、かつ咬合力測定に影響1.ない程度に柔軟な、例
えばシリコーンなどの絶縁体4が介在されている。
つぎに、5は導電性金属からなるピンセットで、このピ
ンセラ150両挟持片6,6の途中が切断されて絶縁体
7,7で連結され、したがって、両挟持片6,6は互い
に絶縁されている。
ンセラ150両挟持片6,6の途中が切断されて絶縁体
7,7で連結され、したがって、両挟持片6,6は互い
に絶縁されている。
この両挟持片6,6には、それぞれリード線8,8が接
続され、このリード線8,8に抵抗計を咬合力表示目盛
とした咬合力計9が接続されている。
続され、このリード線8,8に抵抗計を咬合力表示目盛
とした咬合力計9が接続されている。
このピンセット5は、先端の両挾持片6,6が導電性を
有するものであってかつ互いに絶縁状態にあれば、ピン
セット5のU字形のばね部等は、絶縁材からなるもので
あってもよい。
有するものであってかつ互いに絶縁状態にあれば、ピン
セット5のU字形のばね部等は、絶縁材からなるもので
あってもよい。
つぎに本発明の詳細な説明する。
ピンセット5の両挾持片6,6で咬合片1の両リード片
3,3を挾持する。
3,3を挾持する。
咬合片1が被測定歯2.2に位置するように口内に挿入
し、第3図に示スように、ピンセット5で挾持したまま
咬合片1を歯2,2で咬む。
し、第3図に示スように、ピンセット5で挾持したまま
咬合片1を歯2,2で咬む。
咬合片1は、歯2,2で咬まれて圧縮力をうけると、抵
抗値が変化し、これが、リード片3,3、ピンセット5
の挟持片6゜6、リード線8,8を介して咬合力計9で
咬合力として表示される。
抗値が変化し、これが、リード片3,3、ピンセット5
の挟持片6゜6、リード線8,8を介して咬合力計9で
咬合力として表示される。
咬合片10種類に応じて咬合力計9に切換釦等を内在さ
せることによって、咬合片1の種類が変っても咬合力計
9の表示は常に正しい値を表わすことができる。
せることによって、咬合片1の種類が変っても咬合力計
9の表示は常に正しい値を表わすことができる。
前記実施例では、咬合片1は、1回の使用で廃棄するい
わゆる使い捨て用としたためにピンセット5を介して咬
合力計9に結合せしめた。
わゆる使い捨て用としたためにピンセット5を介して咬
合力計9に結合せしめた。
しかし、咬合片1が復元力を有し、繰返しの使用に端え
るものであるときには、リード片3,3にリード線8.
8を直結してもよい。
るものであるときには、リード片3,3にリード線8.
8を直結してもよい。
本発明は上述のように構成したので、歯で咬んでも全く
苦痛を有しないとともに、歯の欠け、歯軸のずれなどが
なく、正確な咬合力測定ができる。
苦痛を有しないとともに、歯の欠け、歯軸のずれなどが
なく、正確な咬合力測定ができる。
したがって、入歯をした後の咬合力の測定、虫歯やその
他の治療前後の咬合力の測定には、好適である。
他の治療前後の咬合力の測定には、好適である。
また、ピンセット5の互いに絶縁された導電性の挟持部
6,6でリード片3,3を挾持することにより電気的に
接続するので、測定時の取扱いが極めて簡単である。
6,6でリード片3,3を挾持することにより電気的に
接続するので、測定時の取扱いが極めて簡単である。
さらに、簡単な構造であるから極めて安価に提供できる
。
。
図は本発明による咬合力測定装置の一実施例を示すもの
で、第1図は咬合片の斜視図、第2図はピンセットの斜
視図、第3図は測定時の正面図、第4図は抵抗−咬合力
性図である。 1・・・・・・咬合片、2,2・・・・・・歯、3,3
・・・・・・リード片、5・・・・・・ピンセット、6
,6・・・・・・挾持片、8゜8・・・・・・リード線
、9・・・・・・咬合力計。
で、第1図は咬合片の斜視図、第2図はピンセットの斜
視図、第3図は測定時の正面図、第4図は抵抗−咬合力
性図である。 1・・・・・・咬合片、2,2・・・・・・歯、3,3
・・・・・・リード片、5・・・・・・ピンセット、6
,6・・・・・・挾持片、8゜8・・・・・・リード線
、9・・・・・・咬合力計。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軟質の抵抗体からなり圧縮力に応じて抵抗値の変化
する咬合片1と、この咬合片1の両側に設けられた軟質
の導電体からなるリード片3,3と、このリード片3,
3間を挾持するための互いに絶縁した導電性の両挟持片
6,6を有するピンセット5と、前記両挾持片6,6に
結合され前記咬合片1の抵抗値に応じて咬合力を表示す
る咬合力計9とを具備してなることを特徴とする咬合力
測定装置。 2 咬合片1の大きさを変えて単位圧縮力に対する抵抗
値変化を与えるようにした特許請求の範囲第1項記載の
咬合力測定装置。 3 咬合片1は、シリコーンゴムにカーボンを混入して
からなる特許請求の範囲第1項または第2項記載の咬合
力測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52106505A JPS5826541B2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | 咬合力測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52106505A JPS5826541B2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | 咬合力測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5439671A JPS5439671A (en) | 1979-03-27 |
JPS5826541B2 true JPS5826541B2 (ja) | 1983-06-03 |
Family
ID=14435276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52106505A Expired JPS5826541B2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | 咬合力測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826541B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110638475A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-01-03 | 山东大学 | 一种基于单片机控制的高精度咬合力测量仪及方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6786092B2 (en) | 2000-04-17 | 2004-09-07 | Makoto Nakao | Muscle pressure measuring instrument for mouth cavity, adapter for mouth cavity muscle pressure measuring instrument, and mouth piece for mouth cavity muscle pressure measuring instrument |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52100252A (en) * | 1976-02-18 | 1977-08-23 | Rion Co | Combined mechanical and electrical converter |
-
1977
- 1977-09-05 JP JP52106505A patent/JPS5826541B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52100252A (en) * | 1976-02-18 | 1977-08-23 | Rion Co | Combined mechanical and electrical converter |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110638475A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-01-03 | 山东大学 | 一种基于单片机控制的高精度咬合力测量仪及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5439671A (en) | 1979-03-27 |
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