JPS5826240Y2 - ユニバ−サル自動操舵スタンド - Google Patents

ユニバ−サル自動操舵スタンド

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Publication number
JPS5826240Y2
JPS5826240Y2 JP9526378U JP9526378U JPS5826240Y2 JP S5826240 Y2 JPS5826240 Y2 JP S5826240Y2 JP 9526378 U JP9526378 U JP 9526378U JP 9526378 U JP9526378 U JP 9526378U JP S5826240 Y2 JPS5826240 Y2 JP S5826240Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
ship
stand
image display
radar image
radar
Prior art date
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Expired
Application number
JP9526378U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5513117U (ja
Inventor
秀行 高原
Original Assignee
株式会社トキメック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トキメック filed Critical 株式会社トキメック
Priority to JP9526378U priority Critical patent/JPS5826240Y2/ja
Publication of JPS5513117U publication Critical patent/JPS5513117U/ja
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Publication of JPS5826240Y2 publication Critical patent/JPS5826240Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案の船舶の自動操舵に利用されるジャイロパイロッ
トを内蔵する自動操舵スタンドにレーダの指示器を組み
込み、レーダ映像を見ながら操舵できるようにしたユニ
バーサル自動操舵スタンドに関する。
船舶にとって針路の決定は最も重要な事柄である。
自船の周囲の状況から得られる情報に基づいて一つの判
断を下だす。
またその結果にもとづく次の状況から得られる情報に従
って次の判断を下だすというように時々刻々の操船作業
はかなり精神力の集中を要する作業で、特に船舶が狭水
路とか港湾を進行して他船や漁網との衝突の危険がある
場合など変針操作を行なった後自船の追従の良否をあら
ゆる情報によって確認したい気持になるのは当然のこと
である。
従って自動操舵装置自身は操船者にとって信頼されるも
のであるが更に操舵系以外からの情報も適格な客観情報
として役立つものであるから各種の計器が存在する。
そうしてこれら諸計器は集中力を必要とする操船作業に
おいては恰も航空機操縦室の計器盤のように操縦者にと
って同一視野の中に入る程度に集約されるコンソール形
の計器盤が歓迎される所以で自動操舵スタンドにもこれ
ら情報を示す計器が集められる傾向にある。
従来の自動操舵スタンドは操舵系以外の計器をもたず操
船者は同一視野で計器類を読取ることができず、船橋ま
たは操舵室をとび廻ってレーダ指示器やその他の計器を
読取るために精神力を集中して操船作業を行なうことが
できないという欠点があった。
また最近の技術の進歩はレーダ指示器においても映像表
示器のブラウン管を除いては全てが極小化され大きな指
示器箱体でいたづらに空間を占有することは無意味にな
りつつあり、自動操舵スタンドにおいても同様に各部の
極小化が進行し、両者を共同の箱体に組入れることはか
なりの困難が伴っても製造コストの面から有利な事柄で
ある。
本考案の目的はジャイロコンパスを内蔵する操舵スタン
ドの中にレーダ指示器を組み込みことにより操船者が同
一視野でレーダ映像を監視しながら舵をとることができ
るので精神力を集中して操船作業を行なう事が可能にな
り、同時にこれら装置の製造コストの低減を企ったもの
である。
第1図は本考案になるユニバーサル自動操舵スタンドを
示す1実施例の外観説明図である、第1図において正面
パネル1には警報ランプ2と表示器3を具え、上段パネ
ル4には把手5、アジマスリング6、指針7、および針
路設定器8を具え、表側面9には、舵輪10、自動と手
動の切換操作器11.および中段パネルの複数個の調整
器12を具え、左側面13には電話器14を具え、右側
面15には水平面にエンジンリモートコントローラ25
と垂直面にエンジンテレグラフロガー26を配置した主
機制御装置を具える。
正面パネル1、上段パネル4、表側面9、左側面13、
右側面15、裏側面16および図示されていない内蔵さ
れるジャイロコンパス18が自動操舵スタンドを構成し
ている。
更に本考案の特徴とするレーダ指示器の一部である固定
目盛環17とレーダ映像表示器19と複数個の映像調整
器20とが上段パネル4に具えられている。
表示器3は従来からディジタル表示を行なうもの又はア
ナログ表示を行なうものの2通りが準備され需要者の要
求に応するようになっている。
置薬1図に示すディジタル表示は表示窓がa、b、c、
d、e、f2g、hの8個あり、それぞれ数字をもって
表示される。
例を示せば表示窓aは可変距離マーカーの距離を示すも
のでレーダ映像面上第1の輝線リングが自船からの距離
が何哩であることを示し、表示窓すは同じく第2の輝線
リング力相船からの距離が何哩であることを示す。
表示窓Cは船首の指度、表示窓dは新設定針路と船首指
度との差が何度かを示す。
表示窓eはグリニッジ標準時刻又は日本標準時刻を数字
で示す。
表示窓fはレーダ映像上の目標物標との許容離反距離が
何哩かを示す。
表示窓gは新設定針路が何度かを示す。
表示窓りは自船の速度を示す。
警報ランプ2は船首が設定針路をある範囲以上に離れた
とき、また設定目標物2点から離反したとき点滅を始め
る。
把手5は船の動揺がはげしいときの操船者の把手である
アジマスリング6はジャイロコンパスの方位を示す目盛
項で左右に回動しN点は常に北を指向する。
指針7は針路設定器8によって設定される針路をアジマ
スリング6上に示す指針である。
舵輪10は自動と手動の切換操作器11を手動側にした
とき手動にて操舵を行なう舵輪である。
中段パネルの複数個の調整器12は操舵装置を制御する
操作部である。
電話器14は操船者の意志を船内各所の船員に伝え、ま
た船員より各所の情報連絡を受ける電話器である。
エンジンリモートコントローラ25は船舶のエンジンす
なわち主機を遠隔制御する制御器で船速と前後進とを制
御する。
その結果は主機回転計24に表示され、またエンジンリ
モートコントローラ25と連動するエンジンテレグラフ
ロガー26により記録される。
アジマスリング6の内側に船首の相対方位を示す固定目
盛環17を具え、その内側にレーダ映像表示器19が配
置され、このレーダ映像表示器19の周囲にこれを制御
する複数個の映像調整器20が設けられる。
これらはレーダ指示器のスタンドから移設されたもので
従来と同様の機能を示す。
安定化された電源部分は従来の自動操舵スタンドのもの
がそのまま利用できるもので箱体の共用とともに製造コ
ストは低減される。
このような構成で作動される場合には操船者は同一場所
において、同一視野のまま、ある時刻に船首はどの方向
に向っており設定指度との差はどの位か、船速はどの位
で前方他船との距離は何哩あるか、変針した結果はどう
なりつつあるか、等を注意力を集中してレーダ映像を見
ながら操舵とともに船速を制御して操船作業を実施でき
るものである。
従来は前方他船との距離の確認、船速の確認、変針に対
する船首の対応等その都度レーダ指示器スタンドや回転
計指示器に立寄り、情報を確認する必要があった。
第2図は第1図に示す正面パネル1の表示器3のディジ
タル表示の代りにアナログ表示を利用した1実施例の外
観説明図である。
第2図において時計21は時刻を示し、舵角指示器22
は舵角を示しジャイロコンパスレピータ23はレピータ
の指度すなわち船首の方位を示し、主機回転計24は船
速を示すものである。
なお内蔵されるジャイロコンパスは方位検出器でマグネ
ットコンパスによって代替されることはいうまでもない
以上説明したように本考案によるユニバーサル自動操舵
スタンドを利用するときはジャイロコンパスを内蔵する
操舵スタンドの中にレーダ指示器を組み込むことにより
操船者が同一視野でレーダ映像を監視しながら操舵なら
びに船速の制御を行なうことができるので精神力を集中
して操船作業を行なう事が可能になり、同時にこれら装
置の製造コストの低減にもなる実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるユニバーサル自動操舵スタンドを
示す1実施例の外観説明図、第2図は正面パネル1の表
示器3にアナログ表示を利用したl実施例の外観説明図
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 警報ランプと表示器よりなる正面パネルと、把手、アジ
    マスリング、指針および針路設定器を具える上段パネル
    と、舵輪、自動と手動の切換操作器および中段パネルの
    複数個の調整器を具える表側面と、電話器をもつ左側面
    と、エンジンリモートコントローラとエンジンテレグラ
    フロガーとをもつ右側面と、内蔵されるジャイロコンパ
    スとよりなる自動操舵スタンドにおいて、上記上段パネ
    ルに関し、固定目盛項とレーダ映像表示器とを右左に回
    動する上記アジマスリングの内側にまた複数個の映像調
    整器を上記レーダ映像表示器の周囲に配設することを特
    徴とするユニバーサル自動操舵スタンド。
JP9526378U 1978-07-11 1978-07-11 ユニバ−サル自動操舵スタンド Expired JPS5826240Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9526378U JPS5826240Y2 (ja) 1978-07-11 1978-07-11 ユニバ−サル自動操舵スタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9526378U JPS5826240Y2 (ja) 1978-07-11 1978-07-11 ユニバ−サル自動操舵スタンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5513117U JPS5513117U (ja) 1980-01-28
JPS5826240Y2 true JPS5826240Y2 (ja) 1983-06-06

Family

ID=29028045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9526378U Expired JPS5826240Y2 (ja) 1978-07-11 1978-07-11 ユニバ−サル自動操舵スタンド

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JP (1) JPS5826240Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5513117U (ja) 1980-01-28

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