JPS5825724B2 - チヨクリツロヘノゲンザイリヨウソウニユウホウウ オヨビ ソノソウニユウソウチ - Google Patents

チヨクリツロヘノゲンザイリヨウソウニユウホウウ オヨビ ソノソウニユウソウチ

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JPS5825724B2
JPS5825724B2 JP49126494A JP12649474A JPS5825724B2 JP S5825724 B2 JPS5825724 B2 JP S5825724B2 JP 49126494 A JP49126494 A JP 49126494A JP 12649474 A JP12649474 A JP 12649474A JP S5825724 B2 JPS5825724 B2 JP S5825724B2
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JP
Japan
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bell
hopper
raw material
distributor
furnace
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JP49126494A
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JPS5075103A (ja
Inventor
ブイ ラズゲイテイス フランク
ジエイ グリーブス メルビン
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AASAA JII MATSUKUKII ANDO CO
Original Assignee
AASAA JII MATSUKUKII ANDO CO
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Publication date
Application filed by AASAA JII MATSUKUKII ANDO CO filed Critical AASAA JII MATSUKUKII ANDO CO
Publication of JPS5075103A publication Critical patent/JPS5075103A/ja
Publication of JPS5825724B2 publication Critical patent/JPS5825724B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B7/00Blast furnaces
    • C21B7/18Bell-and-hopper arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Blast Furnaces (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は直立炉への原材料装入方法およびその装入装
置、さらに詳細にのべれば、炉内に蓄積された原材料の
最上面の高さもしくは形状を所定のものとするように炉
内に原材料を分配し、かつ炉内に高いガス圧が生じたり
炉が大きな生産容量を有している場合に生じやすいガス
漏れをたとえ炉が厳しい状態下で使用されていても防止
しながら、たとえば高炉のような、直立炉に原材料を装
入する装入方法およびその装入装置に関する。
この発明による装入装置は高炉に限定されずいろいろな
ものと組合せて利用することができるが高炉に組合せる
場合特別な利点が得られるため以下においては高炉に組
合されて使用される場合について詳細にのべることとす
る。
より高い生産量、より高い効率および高炉自体の構造も
しくは操作の好ましい経済性を得るために、最近の高炉
は従来のものに比較して実質的に高いガス圧の発生する
大型炉として設計される傾向にある。
最近設定された新しい炉においては、炉頂圧が約2.8
Kp/cdゲージ圧炉床の直径が約15m以上、スト
ックライン付近の直径が約9m以上でかつ鉄生産量が1
万トン/日にも及んでいる。
高いガス圧、大きな炉形状および高い生産性に関する要
因は、装入された大量の原材料が炉の横断面にわたって
均一的に分配され、ガス圧が高いにもかかわらず原材料
の装入中にガスの漏れが防止されかつ炉内の原材料を介
して偏在するチャンネリングおよび不適当な炉操作を生
じるストックラインの不規則性によって炉内の原材料の
流動化が防止されるといった設計上の困難な問題および
この種の炉のための装入装置の操作性に影響されている
これらの要因は、大きなベル(ディスl−IJピユータ
ベル)によってその底部が閉塞されたホッパ(ディスト
リビュータホッパ)と、小さなベルによって閉塞され炉
ガスの漏れを防止するように周囲が密封された回転可能
なホッパ(ベルホッパ)とを有して従来から広範囲に使
用されている装入装置に大きな問題をなげかけている。
炉内に原材料が装入されると、小さなベルおよび大きな
ベルは炉内のガス圧の有害な損失を防止するために公知
のように作動されてガスロック手段として作用している
高いガス圧が発生している場所において、漏れを生じる
傾向は回転可能なベルホッパの密封周面または大きなベ
ルおよび小さなホッパの係合面において大きく、特に大
容量の炉において回転可能なホッパの直径および大きな
ベルの直径が炉内に装入される大量の原材料を適当な装
入速度で装入するのに十分な大きさに形成されている場
合にはこの漏れを生じる傾向は特に大きい。
大きなベルは閉塞されたときガスの密封材として作用す
る傾向にありかつガス圧の差圧をうけその差圧が大きい
上述のような炉もしくは他のタイプの炉において、大き
なベルは対応するホッパとその大きなベルとの連接部の
背後において漏れた、塵芥を含む、炉ガスによって侵食
をもうけ、特に炉頂圧が高い場合には侵食をうけやすい
そのためこれらの問題点特に周囲にガス密封材を備えた
回転可能なベルホッパの使用をとりやめることによりこ
れらの問題点を克服する改良された種々な装入装置が提
出されている。
改良された装入装置の中には高いガス圧下における炉か
らのガス漏れの問題を充分に解決したものもあるが、残
念ながら炉ガスによるベルの侵食の問題を解決していな
い。
そして炉内の原材料の流動化もしくは他の欠点がストッ
クラインの沈下もしくはストックラインの不規則性によ
って防止されるようにストックラインに所定の形状を与
えたりすることによって侵食の問題を解決したとしても
、ストックラインの装甲もしくは炉内の回転シュートの
ように熱、塵芥にさらされたり摩耗をうけている場所で
は複雑かつ高価でさらにメンテナンス費用の高い装備を
炉内に取付けることが必要とされている。
この発明は従来の装入方法および装入装置の持つ欠点を
除外した装入方法および装入装置の提供を目的としてい
る。
またこの発明は、高炉のような直立炉内に原材料を装入
するために使用され、炉が作動され炉内のガス圧が現在
もしくは将来考えられる位高い場合でも所望のディスト
リビュータパターンを形成することができるように所定
量の原材料を炉内に装入するために大型の炉内でも小型
の炉内でも効果的に操作できる装入方法および装入装置
の提供を別の目的としている。
そのため高炉のような直立炉内に原材料を装入するため
のこの発明による装入装置は、炉内にガス圧が作用して
いるときにガス圧の有害な損失なしにその炉内に原材料
をみちびくためガスロック手段と、 所定のレベルもしくは所定の形状のストックラインを形
成するように、炉の内壁によって囲まれた炉内の横断面
の外周方向にもしくはその横断面の中央方向にまたはそ
の両方向に所望するなら円周方向にも、原材料を放出し
かつ分配する垂直方向に調節可能なディストリビュータ
手段と、を具備して作られている。
またこのディストリビュータ手段は、その軸線に沿って
上方かつ内方に収束する上面を持ち通常その横断面が円
形であるベルのような可動なディストリビュータ部材と
、その可動なディストリビュータ部材の最大径部も自由
に通過できる底部開口とその開口から外方かつ上方に収
束し通常その横断面が円形である内壁面とを備えてベル
の回りに配設されたホッパのようなディストリビュータ
部材とを具備し、 可動部材の上面と周設部材の内面(内壁面)とは、その
周設部材に関してその可動部材を位置決めもしくは動か
すことによって、所定のレベルもしくは所定の形状のス
トックラインを炉内に形成するように炉の内壁によって
囲まれた炉内の横断面の外周方向にもしくはその横断面
の中央方向にもしくは幾つかのその中間位置方向にまた
は多数のそのような中間位置方向に原材料をはねとばす
ように協働している。
またこの発明による装入装置はストックラインの外周面
の回りの多数の場所および中央部におけるストックライ
ンのそれぞれのレベルを検出する手段と、その検出手段
からの情報を利用して所定のストックライン形状を得る
ようにディストリビュータ手段を制御する手段とを更に
具備している。
このストックラインレベル検出手段としてそれぞれの場
所における炉ガスの状態を検出する公知のテストロンド
もしくは他の公知の手段を利用することができる。
またこの発明による装入装置は炉の内部にただ1個のも
しくは数個の可動部材を備えることができるため熱もし
くは塵芥による性能の劣下を免れることができる。
またガスシール機能を有する大きなベルを持たないため
、塵芥を含有する炉ガスの漏れによるこのようなベルの
侵食上の問題は何んら生じない。
またこの発明の装入装置は炉ガス圧が高くてもまた取扱
う原材料の量が多くても充分に操作できるように作るこ
とができる。
またこの発明による装入装置は炉内に所望のように原材
料を分配できるにもかかわらず従来のものに比較して構
造的に簡潔でかつ安価に作ることができる。
この発明の装入装置のストックラインレベル検出手段は
、その検出手段からの情報に応じて所望の原材料の分配
を行なってその所望のストックラインレベルを維持する
ためにディストリビュータ手段を制御するように中央部
を含む幾つかの場所におけるストックラインレベルを正
確に測定することができるようになっている。
またこの発明の装入装置は、もし所望するなら、現存す
る装入装置を取り外した後大きな変更もなく現存する直
立炉に容易に据え付けることができるように充分な下部
高さを備えて形成しうることはいうまでもない。
この発明の上記の特徴およびそれ以外の特徴は以下にの
べるこの発明の好ましい実施例から理解されるだろう。
以下図面を参照しながらこの発明の各実施例について詳
細に説明する。
まず第1図ないて第17図に示すこの発明の一実施例に
おいて、高炉1は小さな上方のベル5によって開閉され
るようになった底部開口4を有する円形横断面の固定ベ
ルホッパ3を具備した上方部2を有し、開口4を閉塞す
るときベル5はホッパ3内の原材料を保持し、かつ炉の
ガス圧を低下させる炉ガスの漏れを防止しており、他方
開口4を開放するときベル5はホッパ3から炉内への原
材料の落下を許容している。
通常円形断面の上方かつ外方に広がった内面7を持つホ
ッパ形をした環形ディストリビュータ部材6がホッパ3
およびベル5の下方に同軸的に配設されている。
このディストリビュータホッパ6は、その間をベル形を
した可動なディストリビュータ部材9が通過する底部開
口8を持ち、このディストリビュータベル9は上方かつ
内方に収束した傾斜上面10を持ち、その上面10の下
方縁が底部開口8の実質的に下方および上方にくるそれ
ぞれの位置の間に設定された通路を上下することができ
る。
これらのベル5.9およびホッパ3,6は、第1図に示
すように炉の軸線Aの回りに同軸的に配設されている。
ディスl−IJピユータベル9の最も広い部分つまりそ
の底部とホッパ6の底部開口8との間の通常環形のクリ
アランスCはベル9がその開口8を介して自由に動きう
るのに充分な大きさにしかし第1図に示すように、ベル
9の底部がホッパ6の開口8と実質的に整列された場合
には原材料が少しも落下することなくベル9とホッパ6
との間で保持されるのに充分な位小さくそれぞれ形成さ
れている。
このクリアランスCは装入される原材料の粒子の大きさ
によって決められるが一般的には、約2.5cIrLも
しくはそれ以下とされる。
ベル5はベルロッド11によって支持されて上下に動か
されてし)る。
そしてディストピユータのベル9は上記ベルロッド11
内に遊嵌された別のベルロッド12によって支持されて
上下に動かされている。
これらのベル5,9は通常回転しないが、必要ならばい
ずれか一方もしくは両者は摩耗を均一にするためホッパ
をフリーの状態にして回転することもできる。
図示していないが公知の手段が必要に応じてベル5,9
を上下させるためにベルロッド11.12を動作させか
つ必要に応じてベル5,9を回転させるように取付けら
れている。
ホッパ3を閉塞する頂壁13は、ベルロッドlL12を
取囲んでのびさらに装入装置の上部から外方にのびた管
材14に連結されている。
また公知の密封材15が管材14と往復動作可能なベル
ロッド11との間に配設されかつ別の公知の密封材16
がベルロッド11.12間に配設されてそれぞれ炉ガス
の有害な漏れを防止している。
炉の頂部においてフレーム18によって支持された上方
の固定ホッパ17は、たとえば軌道20上を走行する1
台もしくはそれ以上の公知のスキップカー19のような
、適当な原材料装入手段からの原材料を受納している。
頂部が開口したシュート22が炉の軸線Aの回りに回転
可能に取付けられており、シュート22は管材14とベ
ルロッド11.12とを取囲み、原材料の不要な落下を
防止するようにホッパ17の上方までそのホッパ17を
介して上方にのびている管材23を有している。
更にシュート22は上方にフレア一部分24を有し、こ
のフレア一部24内に固定ホッパ17の下方がのびてい
る。
シュート22は環形材25によって支持されかつ環形材
25に固定されている。
この環形材25は、水平軸線の回りに回転可能に取付け
られた3個もしくはそれ以上のテーパ付ボトムローラ2
6と、垂直軸線の回りに回転可能に取付けられた3個も
しくはそれ以上のサイドローラ27とによって回転可能
に支持されて位置決めされているため、フレーム28上
でシュート22を常時軸線Aの回りで心出しされた状態
に維持することができる。
シュート22はモータ31によって駆動される平歯車3
0とかみ合うシュート22上の輪歯車29によって必要
に応じて回転されている。
シュート22は上方フレア一部24に連続する傾斜下方
部33を持ち、この下方部33の下端は軸線Aおよび管
材23の一方のサイドにおいてオフセットされた放出開
口34を形成している。
多数の、実施例では6個が示されている、ポート材35
が軸線Aの回りに配設され、炉の頂壁13に気密的に固
定されている。
これらのボート材35ノ のそれぞれは、大きさが等し
く軸線Aからの等距離にかつ好ましくは軸線Aの回りで
等内的に配設されて上方に開口した、口部37を有する
ハウジング36を具備している。
更にそれぞれのポート材35はハウジング37に取付け
られたガスシー! ル弁38を具備し、このガスシール
弁38は口部37まで上端がのびている通路39の下方
端を閉塞するようになっている。
それぞれのガスシール弁38は固定弁座41と、回転可
能な水平軸44に固定されたオフセットアーム43に回
動可能にン 取付けられている上方に凸形の可動閉塞材
42と、を具備しており、この水平軸44はポート材3
5の外方にのびているがガス漏れを防止するように封止
的に取付けられている。
また水平軸44はその上に取付けられた円弧歯車45と
モータ47によって必要に応じて回転される駆動歯車4
6とによって必要なときに回動されている。
またもし所望するならば、弁座41および閉塞材42の
それぞれの係合面には合成ゴムのような封止材料を取付
けることができる。
オフセットアーム43を含むこの実施例によれば、ガス
シール弁38の閉塞材42が第1図の実線で示すように
閉塞位置にあったとき、閉塞材42によって通路39が
閉じられてポート材35の口部37が閉じられれば炉内
がたとえ高圧であっても気密状態が維持され閉塞材42
に作用するガス圧はガスシール弁38をより気密的に閉
塞するように作用している。
オフセットアーム43が鎖線で示す位置まで回動すれば
、ガスシール弁38の全ての部材が通路39から離され
るため、シュート22からポート材35を介してホッパ
3に装入される原材料の円滑な流れがなんら遮断および
防止されることなく可能となる。
それぞれのガスシール弁38は他の弁38から独立して
作動されており、全てのガスシール弁38が閉じられて
いたときたとえホッパ3内の炉ガス圧力が高くても少し
もガス漏れが生じないように作ることができる。
ポート材35の口部37とシュート22の下端部におけ
る放出開口34とは、シュートの開口34が口部37と
一列にならべられたとき、こぼれおちることなく原材料
のとぎれない流れを形成するような形状に作られている
直立した内方および外方のサイド壁48aおよび48b
がポート材の口部37を取囲んで配設され、傾斜壁49
aが原材料のこぼれおちるのを防止するように隣接する
それぞれの口部37の間で、第2図に示す、稜部49b
において結合されて配設されている。
第5図ないし第11図はテ゛イストリピユータベル9の
異なる位置によってえられる別のディストリビュータの
パターンとストックラインの形状とをそれぞれ示してい
る。
第1の条件下では第1図に示すように、シュート22.
1個もしくはそれ以上のガスシール弁38、ベル5およ
びホッパ3を介してディストリビュータホッパ6とディ
ストリビュータベル9との間に原材料Mが蓄積され、第
1図および第3図に示すように、ベル6とホッパ9との
間の原材料によるホッパの開口8でのベルのジャンピン
グ(停止)を防止するようにホッパ6の傾斜内面7の下
端上部においてベル9の上面10が僅かな空隙を残すよ
うにベル9が配設されている。
ベル9はそれから下方に動かされるため、第5図の鎖線
で示すように山に盛られた原材料はディストリビュータ
ホッパ6の開口8とディストリビュータベル9の傾斜上
面10との間の空隙を通って落下し、炉壁48の内面に
よってかこまれた炉1内の内方空間の外周面の方向に外
方にむけてかつ円周に沿って分配されるためストックラ
インSは第5図に示すように凹形に形成される。
もしストックラインSの形状を凸形にしたいならば、原
材料によるホッパ6内でベル9のジャミングを避けるよ
うに傾斜上面10の下方端が傾斜した内面7の下方端の
上部において僅かな空隙を形成するような第4図および
第6図に示される位置にベル9がまず動かされる。
原材料Mが第1図および第7図に示すように、ホッパ6
とベル9との間に蓄積された後、ベル9は第1図に示す
ような位置まで上昇されるため、原材料はホッパ6の外
部に投下され、ホッパ6の下方に傾斜した内面7によっ
て第7図に示すような凸形にストックラインSが形成さ
れるよう炉の中心方向に向って順次配分される。
上記の手順がなされている間、ホッパ6は、第8図に示
すような炉1内の固定位置に静止しているが、所望する
ならホッパ6に連結されて炉1内のガイド51を介して
のび、かつ炉ガスの漏れを防止する管形のガスシールド
54を介してシリンダ52内に配設された、ピストンロ
ッド50によってより高方にホッパ6が位置するように
構成できる。
またストックラインSが高方にあるような状態下でもホ
ッパ6の再度の位置決めがなされることが好ましく、ま
た第8図に示すように炉1の外周面の方向により多くの
原材料を分配するのが好ましい。
もしストックラインSが下方にあればホッパ6は第1図
に示すような結果を得るためもしくは第5図に示すよう
な結果を得るためシリンダ53によって下降される。
第10図は、ディストリビュータホッパ6内のディスト
リビュータベル9の一方のサイドにより多くの原材料が
まず投下されそれによってベル9が下降したときそのサ
イドに蓄積された原材料Mがホッパ6内の原材料の多い
サイドにおいて炉1のそのサイドでもりあがったストッ
クラインSを形成するように分配するために必要に応じ
ていかにすれば一方のサイドにより多くの原材料を投下
させうるかを示している。
また第11図はいかにすればホッパ6を上昇させベル9
を静止したままで類似の結果を得ることができるかを示
している。
固有のサイクルでホッパ6に関してベル9を適当に上下
させることによってストックラインSの所定のレベルも
しくはいろいろな他のストックラインの形状を得ること
ができる。
ベル9の上昇によって種々のストックラインの形状が得
られるとはいえ、第5図ないし第10図に示すストック
ラインの形状もしくは他の形状がベル9に関するホッパ
6の上昇もしくは下降によってまたはベル9とホッパ6
との間の相対運動によって得られることはいうまでもな
い。
第1図ないし第11図に示す装入装置の別の作動方法を
第12図ないし第17図に示す。
第12図において、シュート22は空の間に多数のポー
ト材35のうちの選択された1個のポート材35上に回
動されて固定的に位置決めされてその下方端はポート材
の口部に整列されすべてのガスシール弁38とベル5と
は閉塞されている。
ベル9は第3図および第12図に示す位置にまず配設さ
れ、ベル9の傾斜上面10の下方端は原材料のジャミン
グを防止するためにホッパ6の下方の傾斜内面7の僅か
下方に位置している。
炉1内のガス圧にほぼ等しいかもしくは僅かに大きな圧
力を持つ蒸気、清洗な高炉ガスもしくは窒素のような清
洗ガスをパイプ55および弁56を介してホッパ3内に
充満させることが好ましい。
するとベル9とホッパ6とは炉圧に等しい圧力にさらさ
れることになる。
その後ホッパ3内の清浄ガスは弁58を開くことによっ
てパイプ57を介してのぞかれる。
それから、第13図に示すように、選択されたポート材
35のガスシール弁38が開放され、スキップカー19
から原材料がホッパ17内に装入され、そこから更にシ
ュート22およびポート材35を介してベル5およびホ
ッパ3上に蓄積される。
それから、第14図に示すように、開いていたガスシー
ル弁38は閉じられ、ホッパ3はパイプ55と弁56と
を介して供給された清浄ガスによって加圧される。
その後ベル5は下降し、原材料はホッパ6とベル9との
間の空隙を介してホッパ3から投下される。
これらの工程は装入サイクルに従って順次実行され、原
材料を運ぶ幾つかのスキップカーはサイクルの合間毎に
順次作動させることができる。
所望の量の原材料がホッパ6とベル9との間に蓄積され
て、ベル5がその上方の閉塞位置に上昇した後、ベル9
は炉内の原材料を落下させて傾斜したストックラインS
を形成するように、第15図に示すように、下降される
その後、第16図に示すように、シュート22は炉内に
原材料を所望のように分配するため別の所定のポート材
35の上に回動することができる。
この場合、ベル9が上昇すれば図示のようにしてホッパ
6の傾斜内面7の下方端の上方にベル9の傾斜上面10
の下方端が位置するようにベル9は配設されている。
上述したように弁56.58が操作されるとともに、原
材料はスキップカー19からホッパ3内に装入され、こ
の時ベル5によってホッパ6が閉塞されてガス漏れが防
止され、ポート材38が開かれる。
ポート材38は、ポート材38を介した原材料の流れが
停止し、ベル5が上述したように下降して原材料がホッ
パ6とベル9との上に蓄積された後、閉塞される。
所定量の原材料がガスシール弁38およびベル5の1回
もしくはそれ以上の操作によって装入された後、第17
図に示すように、ベル9はホッパ6内の上昇位置まで動
かされるため、ベル9とホッパ6の収束面にそってホッ
パ6内の原材料は落下し、その原材、1料が既に蓄積済
の原材料上の所定の位置に蓄積することにより所望の形
状のストックラインが得られる。
第11図に示すように原材料を装入させるポート材35
を適当に選択しかつベル9上に原材料が投下された後の
ベル9の適当な上下動によってほぼ所定のレベルを有す
るストックラインをうろことができる。
所望のストックライン形状をうるため炉内の原材料を所
望のように分配するように全てのポート材35を連続的
に作動させるために上記のようなもしくは他の作動方法
を利用できる。
もちろん上述した装置の別の作動方法および上述の作動
方法の適当な変形方法を利用でき、このようなものとし
てたとえばそれぞれのスキップカー19が炉内に到着し
た後シュート22を回転させたり、もしくはベル5が下
降する前に1台以上のスキップカー19をホッパ6内に
移動させることなどが考えられる。
第18図はこの発明の別の実施例を示し、改変用部材を
のぞいて、前述の実施例の対応する部材の符号と同一の
符号をそれぞれの部材につけている。
高炉60において、原材料は、図示しない公知の手段に
よって駆動されている公知のベルトコンベヤ機構62に
よって上方のホッパ61内に装入されている。
ホッパ61は管材23に関してシュート22の一方のサ
イドに配設されており、コンベヤ62がホッパ61まで
ほぼ連続的に原材料を搬送するため、ホッパ61は原材
料がシュート22が選択されて開放されたポート材と一
列に配列されていないときにはシュート22内に装入さ
れるのを妨げるためのカットオフ弁63を備えている。
カットオフ弁63は油圧シリンダ63bによって開放位
置もしくは閉塞位置のいずれかをとるように水平方向に
可動な閉塞材63aを備えており、油圧シリンダ63b
は高炉のフレームに取付けられ、シュートを介して開放
ポート材に原材料を送りこむように公知手段(図示せず
)によって必要に応じて制御されている。
また別の作動方法として、たとえばコンベア62が原材
料をスラグ状に非連続的にホッパ61に装入し、そのシ
ュートと一列に配列されているポート材のみを開いてコ
ンベヤからの原材料を投下させる方法が考えられる。
このような場合にはカットオフ弁63は除外したりもし
くは開いたままで放置しておくことができ、作動の詳細
については第1図ないし第17図から容易に考えられる
ため省略する。
第18図に示す実施例において、ディストリビュータホ
ッパ64は上述したようにしてディストリビュータベル
9とともに動くことができる。
またホッパ64はライナ65を持ちこのライナ65はホ
ッパ64に関して上下もしくは下方または別の方向に動
くことができる。
またライナ65は図示するような円筒形であることが好
ましく、ホッパ9の好ましくは円筒壁66に隣接して滑
動的に配設されている。
このライナ65はホッパ64内における原材料のステッ
クキング(付着)もしくはジャミング(停止)の発生を
防止もしくは減少させるように作用している。
第19図ないし第24図は別の高炉における他の装入装
置の構造および作動を示している。
この装入装置によれば、原材料はベルホッパの上部位置
からベルのようなディストリビュータ部材およびそれを
取囲むディストリビュータホッパに装入されており、そ
の間ベルは炉内において原材料を適切に分配するように
ホッパに関して上方もしくは下方に動かされている。
別の公知の構造をとっている高炉67の上方部68は底
部間ロア0を備えた下方の固定ディストリビュータホッ
パ69を具備しており、ディストリビュータベル71が
、第21図および第24図に示すような、ホッパ69下
方のベル位置と第22図および第23図に示すようなホ
ッパ69上方のベル位置との間をのびた垂直通路内をこ
の開ロア0を介して一方の位置から他方の位置に動くこ
とができる。
ホッパ69上方には底部間ロア3を備えた別の固定ホッ
パT2が配設されており、開ロア3はベル74によって
開閉されるように形成されている。
それぞれのベル71.74は炉の軸線Aの回りに同軸的
に配設されていることはいうまでもない。
またベル71はベルロッド75によって支持され必要に
応じて開ロア0を開閉させるようになっており、他方ベ
ル74はベルロッド75を取囲む管形ベルロッド76に
よって支持され必要に応じて開ロア3を開閉されるよう
になっている。
そしてロッド75.76は公知の手段(図示せず)によ
って支持され、作動されている。
上述の実施例においてはこれら2個のベルのどちらも回
転させる必要はないが、この実施例ではいずれか一方も
しくは両者を、摩耗が均一になるようにホッパをフリー
の状態にして公知の手段によって回転させることができ
る。
ホッパ72の頂部を閉塞する頂壁7Tは、ベルロッド7
5.76を取囲んで装入装置の上方に延出している管材
78を備えている。
そしてこの管材78とベルロッド75.76との間から
の炉ガスの漏れを防止するように公知の密封材が配設さ
れている。
多数の、少なくとも4個の、ポート材79が炉の軸線A
の回りで炉の頂壁77上に取付けられている。
上述の実施例におけると同様に、それぞれのポート材1
9は上方に開いた口部81を有して頂壁77に気密的に
固定されたハンジング80を具備し、口部81は全て同
一の大きさで形成されさらに軸線Aから等距離にかつ軸
線Aの回りで等内的に配設されることが好ましい。
またそれぞれのポート材19はハウジング80内におい
てガスシール弁82を備え、この弁82は口部81にそ
の上端部が接続された通路83の下端部を閉塞するよう
に作用している。
そして弁82は固定弁座と、ハウジング80の外方に延
出し適当な手段によって作動される水平な作動軸85に
よって回動可能に保持された上方に凸形の可動閉塞材8
4と、を具備している。
ポート材の弁82が閉じられると、炉内の圧力が高くと
も気密状態が形成され、そして弁82が開かれると、第
19図の鎖線で示すように弁82はホッパ72への中断
および妨害のない原材料の流れを形成する。
これらの弁82はそれぞれ独立的に作動しうろことはい
うまでもない。
軸線Aの回りで回転できるように炉の上部には頂部が開
いたシュート86が取付けられており、このシュート8
6は管材78を取囲む中央管材87を備えている。
中央管材87は外壁を持ち、外壁の上部88は中央管材
87から離間してその回りに延出した好ましくは円形断
面をしておりまた外壁の下部89は傾斜して放出開口9
0に接続されている。
この開口90はシュート86の回転によってそれぞれの
ポート材79上を動いて整列されるように形成されてい
る。
またこの開口90はシュート86の下端部に回動可能に
取付けられた原材料保持ゲート91によって開閉される
ように形成されており、ゲート91はモータ94によっ
て作動されるレバ92と往復ロッド93とによって必要
に応じて開閉されている。
外部要因によってゲート91の動作が妨げられるのを防
止するためシールド95が設けられており、このシール
ド95はシュート86からの原材料のおちこぼれの防止
にも役立っている。
更にシールド95はチャンネル材97内に嵌合するよう
に配置されてシュート86の口部81の回りに延出して
いるほぼ水平な側設材96を備えているため、シュート
86からポート材79への原材料の投下工程における原
材料のおちこぼれを防止することができる。
シュート86は、少なくとも3個ずつのボトムローラ9
8とサイドローラ99とによって支持されてシュート8
6に固定された環形材97によって回転可能に取付けら
れている。
またシュート86は環形材9T上の輪歯車101とかみ
あいかつ適当な公知手段102によって駆動される歯車
100によって回転されている。
この装入装置においても上述したものと同様に原材料は
公知のベルトコンベヤ機構103によってシュート86
内に装入されている。
このように原材料がシュート86内に連続的に装入され
ているため、ゲート91を適宜開閉させることにより選
択された開放ポート材79に必要に応じて原材料を投下
することができる。
第20図はシュートのゲート91がシュート86上に取
付けられていない動力源によって作動されている別の装
入装置を示している。
この実施例において、ゲート91の作動レバ92は、ピ
ボットリンク105aを介してシュート86に取付けら
れたベルクランクレバ105の一方のアームにロッド1
04を介して結合されている。
ベルクランクレバ105の他方のアームは炉の管材78
に回転可能かつ滑動可能に取付けられたカラ106に回
動可能に連結されている。
また別の力・う107が、ベルロッド76にそってカラ
106を動かすように、回転可能なジヨイント108に
よってカラ106に連結されかつ管材78に滑動可能で
非回転的に取付けられている。
このカラ107は管材78の相反するサイドにそれぞれ
非回転的に取付けられた一対の油圧シリンダ109によ
ってゲート91を作動させるように必要に応じて上下方
向に動かされている。
それぞれ2個のレバ92、ベルクランク105、リンク
105aおよびロッド104はゲート91およびカラ1
06,107の相反するサイドにそれぞれ取付けられる
ことが好ましい。
第19図、第21図および第22図はこの実施例による
装入装置の作動の好ましい一方法を示している。
この方法によれば、ベル74によって閉じられている上
方のホッパ72内に所定量の原材料が蓄積され、ホッパ
72はシュートのケート91の作動によって一定量の原
材料を選択済の開放ポート材にみちびくことができる。
また閉塞されているベル74はホッパ72内に原材料を
保持し同時に炉内を高圧状態に維持するように作用して
いる。
ホッパ72内に原材料が装入される前もしくはその間、
ディストリビュータベル71は、上方かつ内方に収束し
た好ましくは円錐台形の上面112がディストリビュー
タホッパ69の下方かつ内方に収束した内面113の座
部において開ロア0の下方の所定の位置に形成されるよ
うに下降する。
そののちベル74も下降され、ホッパ72から原材料は
投下されてベル74の傾斜上面114によって第21図
に示すように外方にばらまかれる。
従って原材料はホッパ69の傾斜内壁113に衝突して
ベル71の傾斜上面112にぶつかるように内方に向い
、その後炉壁115によってかこまれた炉内の空間の外
周面に向って外方にはねとばされている。
もしはじめのストックラインが第21図においてS′で
示される高さにあれば、原材料は第21図に示すような
凹形のストックラインを一時的に形成する。
またホッパ72から原材料が投下されている間ベル71
は第21図に示す位置から第22図に示す位置まで上方
に動かされる。
ベル71が上方に動かされるにつれて、凹形にストック
ラインを形成するように原材料を投下するベル71の傾
斜上面112の影響が減少しホッパ69の傾斜内面11
3の影響が増大するため原材料は第22図に示すように
ストックラインの中央に向って内方に投下される。
第23図および第24図はさらに別の作動方法を示して
いる。
この方法によれば第23図に示すようにベルホッパ72
には上記のような手順によって装入された適当な量の原
材料が蓄積された後ディストリビュータベル71は、そ
の傾斜上面112の下端部がホッパの開ロア0の下方縁
の上方にかなりの空間を残している、ホッパ69内の上
昇位置にまず動かされる。
ベル74が第22図に示すような下降位置にくれば、原
材料は、ディストリビュータホッパ69の内方傾斜上面
113に衝突するようにはねとばされ、その後第23図
に示すようなストックラインの中央に向うように内面1
13によって内方にはねとばされている。
また原材料がホッパ72から投下されるにつれてベル7
1は下方に動かされている。
そしてベル71が第24図に示すような下降位置まで動
かされるにつれて、原材料がストックラインの外縁に向
かって次第に外方にはねとばされるように原材料の流れ
は変動する。
ディストリビュータベル71の下端部とホッパの開ロア
0との間のほぼ環形のクリアランスは原材料がホッパ7
2から投下されるにつれてベル71の幅広部が開ロア0
を介して上方もしくは下方に動くことによりジャミング
することなく原材料がそのクリアランスより自由に落下
することのできるように上記実施例におけるものよりも
実質的に大きく形成されている。
ベル71の上面112とその直径、ホッパ69の傾斜内
面113とその直径の間の関係およびベル14の傾斜上
面114の傾斜とその直径の間の関係はベル71.74
の間の距離とともに上記のような動作が生じるように選
択されている。
ホッパ72に関するディストリビュータT1の動作を正
確に制御することによって、第22図および第24図に
示すようにほぼ平坦なストックライン形状を形成するこ
とができる。
このため、ベル71はその通路にそって均一な速度もし
くは可変的な速度で動かされる。
しかし均一な速度の方がより好ましい。
またこのベル71はその動作通路の始点もしくは終点も
しくは中間の1個または多数の適当な位置においてしば
らくの開停止させたり加速したり減速したりすることが
できる。
第25図ないし第28図はこの発明の別の実施例および
別の作動方法を示している。
この実施例においてそれぞれの構成部材には、改変部材
をのぞいて第19図の対応部材に付されたと同一の参照
番号がつけられている。
第25図ないし第28図に示す装入装置は上記装入装置
のものとは異なった内面118と傾斜上面120をそれ
ぞれ持つディストリビュータホッパ117とディストリ
ビュータベル119とを具備している。
このホッパ117の内面118は、この実施例において
は、ホッパの開口122の下方端に向って下方かつ内方
に延びている。
またディストリビュータ119の上端面120は、上方
かつ内方に収束し好ましくは円錐台形状の上部123と
、十分な長さを持ち好ましくは円筒形状のほぼ垂直な下
方スカート部124とを具備している。
回転可能なシュート86、ゲート91および選択された
ポート材79をそれぞれ介してコンベヤ機構162から
供給された原材料はホッパ71内に蓄積され、必要に応
じてベル74を下降させることにより投下されている。
ベル74,119とホッパ72,117との構成部材お
よびそれらの大きさ更にホッパ111の内面118とベ
ル119との形状はそれぞれ第25図ないし第28図に
示すようでありディストリビュータベル119をホッパ
117に関してそれぞれの場合にそれぞれ異なる位置に
固定的に配設してホッパ72からホッパ117に原材料
を投下することによって第25図および第26図に示す
ようなほぼ平坦なストックラインもしくは第27図に示
すような上方に凸形のストックラインもしくは第28図
のような上方に凹形のストックラインまたはこれらの変
形かえられる。
この実施例について詳細に説明すれば、第25図および
第26図に示すように、ディストリビュータベル119
は、そのスカート部124の大部分がホッパ117の傾
斜内面118に連結しているホッパの開口122の下方
端の上部にスカート部124のわずかな部分がその下方
端の下部にそれぞれあるような位置に配設されている。
またスカート部124の直径は開口122の直径よりも
かなり小さいため、実質的に環形のクリアランスがそれ
らの間に形成されている。
ベル119の下降によって上方のホッパ72から放出さ
れた原材料は、ホッパ117の傾斜内面118上に落下
してそれとほぼ平行に下方に動かされるようにベル11
9の傾斜上面120によって外方にはねとばされるため
一部分はスカート部124に衝突して原材料はベル11
9下方で炉の中心方向にさらにはねとばされて、第26
図の破線で示すように、炉の外周面の方向に投下される
実際のテストによればほぼ平坦なストックラインがディ
ストリビュータベル119を静止したままでホッパ11
7に関するベル119の位置に依存して形成されること
がわかる。
ホッパの傾斜内面118にそって下方に動かされる原材
料の流れを妨害しないようにベル119が上昇すれば、
原材料は炉の中心に向って放出されるため第2γ図に示
すような上に凸形のストックラインが形成される。
もしディストリビュータベル119が下方に動けば、ホ
ッパ117の下方に傾斜した内面118によってはねと
ばされたほぼ全ての原材料がベル119のスカート部1
24もしくはベル119の上面123に衝突して原材料
は炉壁115によって囲まれた周面に向って外方にはね
とばされるため第28図に示すように上に凹形のストッ
クラインが形成される。
ホッパ117に関してベル119を適切に位置決めする
ことによって、ベル119を静止したままで種々な形状
のストックラインを形成することができる。
第26図ないし第28図に示すベル119の位置範囲内
においてベル119をゆっくりと動かすことによって更
に別のストックラインの変形を得ることができる。
ディストリビュータベルのスカート部124とホッパの
開口122との間の実質的に環形のクリアランスCは上
記実施例におけるものよりも通常広く形成されている。
ベル119の直径、ホッパの開口122の直径およびベ
ル119の収束面とホッパ117の発散面の傾斜は第2
5図ないし第28図によって上述のような結果が生じる
ように選択されている。
またこのクリアランスはベル119とホッパ117との
間に原材料の円滑な流れが形成されるのに十分な位広く
しかしスカート部124によって原材料がはねとばされ
るのに十分な位狭く形成しなければならない。
所望の形状のストックラインを得るように上記実施例に
示したと同様にディストリビュータベルの位置およびそ
の動作を制御するため、第29図および第30図に示す
ようなストックラインレベル検出手段を使用できる。
実施例において、この検出手段は第19図の炉67内に
使用された状態が図示されており、その構成部材は一部
をのぞいて第19図の対応部材に付されたものと同一の
参照番号がつけられている。
第29図および第30図に示す実施例によれば、装入装
置は炉内のストックラインの外縁付近におけるストック
ラインのレベルを測定するように等しい間隔をおいて等
角的に配設された多数の、図では4個の、ストックライ
ンレベル検出手段126と、炉の中央におけるストック
ラインのレベルを測定するように等しい間隔をおいて等
角的に配設された別の検出手段127とを具備している
更に詳細にのべればそれぞれの検出手段は錘である検出
材128を具備し通常「ストックラインテストロンド」
と呼ばれている公知の装置を利用してもよい。
この錘128は、垂直管材133を介して炉67の内部
に連通ずる気密ハウジング132内に取付けられたウィ
ンチドラム131に巻回可能なスチールケーブル129
に連結されておりその最下端が円錐形であることが好ま
しい。
従って錘128、ケーブル129およびウィンチドラム
131には常に炉内のガス圧が作用している。
それぞれのウィンチドラム131はハウジング132の
壁を介してのびたシャフト134に取付けられている。
ハウジング132とシャフト134との間にはガス漏れ
を防止する公知の密封材が配設されている。
シャフト134は別のケーブル136が巻回される別の
ウィンチドラム135を固定的に保持しており、ケーブ
ル136は、2個の遊び車137を経て検出モータ13
9によって駆動される第3のウィンチドラム138に巻
き取られている。
検出手段127は、ディストリビュータベル71のため
のベルロッド142を介して垂直方向下向にのびたケー
ブル141を具備し、このベルロッド142はケーブル
141の下端部に錘143が連結されるように中空に形
成されている。
またハウジング144がベルロッド76の頂部に取付け
られて、ベルロッド76とともに上下している。
ケーブル141の上部はハウジング144内でつインチ
ドラム145に巻回されている。
このドラム145は、ハウジング144に封止的に取付
けられてその外部に延出しウィンチドラム147を固定
的に保持している回転可能なシャフト146に固定され
ており、このドラム147には検出モータ150のシャ
フトに取付けられたウィンチドラム149に巻回される
ように構成されたケーブル148の他端が巻回されてい
る。
公知の方法によって錘128.143は、それらがモー
タ139,150の適当な作動によって下方に動かされ
たときにはストックラインのレベルを検出するまでおよ
びモータ139,150が停止したときにはそれらがス
トックライン上で炉内の原材料に接触するまで第29の
実線で示すようにその行程の上部に維持されている。
それぞれの錘128,143によって検出された原材料
のストックラインのレベルに関する情報は公知の方法に
よって錘128,143をストックラインレベルまで下
降させるのに必要なモータの回転数によって検出される
そしてこの情報は公知の指示手段151によって読み出
されて、はぼ平坦なストックラインのような、所望のレ
ベルもしくは形状を有するストックラインを得るような
原材料の挿入および配分がなされるために上記実施例で
のべたような、ディストリビュータ手段を含む、装入装
置の作動制御に応用されている。
第31図は、たとえば第19図に示す高炉67に応用さ
れて、ストックラインのレベルと形状とを検出する別の
手段を示している。
第31図における挿入装置の構成部材にも以下にのべる
ような改変部材を除いて第19図の対応部材に付された
ものと同一の参照番号がつけられている。
この第31図の実施例において、炉ガスの一部は、炉の
回りに通常4個配設されたオフテーク材155に好まし
くは近接した炉の上方内部の局面においてそれぞれのパ
イプ154を介して取り出されている。
また炉ガスの一部はディストリビュータベル71の中空
ベルロッド156およびパイプ157を介して炉の中央
からも取り出されている。
パイプ154およびベルロッド156、パイプ157か
らそれぞれ取り出されたガスは温度、ガスの成分分析、
塵芥の含有量、およびこれらの因子のコンビネーション
について公知の測定ユニット158によって測定され、
その結果から炉の周面および中央におけるストックライ
ンのレベルおよび形状が推測され、この発明の上記実施
例中に示したディスt−IJピユータベルの作動を含む
装入装置の操作は所定のストックラインのレベルと形状
および対応するように調整されたディストリビュータ手
段の動作が設定されるように制御される。
第32図は、もし原材料の大きな粒もしくは混合物がベ
ルとホッパとの間にはさみこまれたときノテイストリビ
ュータベルのジャミングを防止するためディストリビュ
−タベルの動作を反転させる手段160を概略的に示し
ており、この反転手段160は上記全ての実施例に応用
しうろことはいうまでもないがこの図においては、第1
9図に示す装入装置に装備した場合についてのべている
反転手段160は、高炉のベル71の動作のためにその
ベルロッド161の頂部に取付けられて、固定フレーム
に固定されたシリンダ163内を滑動するピストン16
2を具備している。
このピストン162は、それぞれの端部に取付けられた
管路165,166を介して供給もしくは排出される油
圧流体のような作動媒体によって必要に応じて上下方向
に動かされることにより上下方向にベル71を動かして
いる。
この加圧作動媒体は、ポンプ170によって貯槽171
から吸引されて分岐パイプ112に送りこまれ、更に弁
173,174によって必要に応じてそれぞれの管路1
65゜166を介してシリンダ163内に供給されてい
る。
その後作動媒体は弁173,174の操作によって管路
165もしくは166を介してシリンダ163から排出
され、管路175 、176を介して貯槽171に戻さ
れている。
公知のプレッシャースイッチ177が分岐管路172内
の圧力を検出するように取付けられており、このスイッ
チ177は、スイッチ作動のための所定の圧力よりも高
い圧力がベル71を動かすピストン162のストローク
に作用したならば、弁173 、174の操作を逆にさ
せるように公知手段(概略的に示す)によって弁173
、174に連結されている。
たとえばベル71が上方に動くとき、遮断物Oがホッパ
69内においてベル71と開ロア0との開に入りこんで
ベル71の上方への動作を妨げるならば、分岐管路17
2内に発生した作動媒体の過剰圧力はプレッシャースイ
ッチ177を操作させて、ベル71を上方よりはむしろ
下方に動かすように弁173,174のセツティングを
自動的にきりかえている。
もしベルT1が下方に動かされて、途中で動けなくなれ
ば類似の状態が生じ、プレッシャースイッチ177はベ
ル71の動作方向を逆にするように作動する。
第33図は、ディストリビュータベル71とそのホッパ
69との間に空隙が形成されているにもかかわらず作業
員に何んら危険を及ぼすことなくメンテナンスもしくは
修理をディストリビュータホッパ69内で行ないうるよ
うにこの発明の上記実施例に応用された手段を示してい
る。
見てわかるように第33図に示す高炉は以下の点を除け
ば第19図に示すものと同様な構成をしている。
第33図の装入装置において、直立リング材182に連
結されているほぼ平坦な剛体181を具備した環形材1
80が配設されており、リング材182は炉の上部壁を
介してのびる管形ガイド材184を通って延出している
複数のケーブル183によって等間隔の多数の、図では
3個の、支点において保持されている。
またケーブル183はガイド材184の一端がその内部
にのびている気密ハウジング186内に配設されたウィ
ンチドラム185によって巻回されるように形成されて
いるため、ドラム185とケーブル183とは炉ガス圧
にさらされている。
それぞれのウィンチドラム185はハウジング186の
外部に配置されたモータ188のような公知手段によっ
てシャフト187を経て駆動されており、このシャフト
187はハウジング186を貫ぬいてのび、適当な密封
材によって気密的に取付けられている。
またウィンチドラム185は環形材180を上昇もしく
は下降させるように同一方向に対応して回転されている
環形材180は、鎖線180′で示すような、その最上
位置に通常保持されている。
しかしながら、大きな方のベル71の底部の上方におい
てメンテナンスもしくは修理したいときには、ベル71
の最も広い部分をホッパの開ロア0内に配設した状態で
ディストリビュータベル71とホッパ69の内側との間
のクリアランスの下方部に位置するように環形材180
が下降される。
環形材180の平坦部181は前記クリアランスの下方
部に嵌合できるような大きさに形成され、環形材180
はその平坦部がホッパ69の内側およびホッパのほぼ全
周面におけるベル71の外側に接触し、ベル71とホッ
パ69との間をクリアランスを実質的に閉じるために平
坦部181自体が傾斜できるように十分可撓性を有して
全体的に形成されている。
その後適当な少量の原材料が落下されて環形材180上
に蓄積するためベル71とホッパ69との間の気密状態
が形成される。
このようにしてベル71とホッパ69との間のクリアラ
ンスが閉塞されて気密状態が形成できるため、炉内のメ
ンテナンスもしくは修理を安全に行なうことができる。
他方この実施例において、回転シュートがポート柱内に
原材料を装入する手段として利用されており、ポート材
の弁、ガスロック手段を形成する小さい方のベルとその
対応するホッパおよび他の部材を炉の頂部におけるガス
ロックを設定しかつ上述したようにして原材料を分配す
るホッパのようなディストリビュータ材とともに作用す
るベルのようなディストリビュータ材に原材料を配分す
るように配置できる。
第34図に示す高炉190はその上部において固定ディ
ストリビュータホッパ191とディストリビュータベル
194とを具備しており、ホッパ191は開口193の
形成された傾斜内面192をその下部に備え、ベル19
4の底部におけるその最大径は、第34図で実線および
鎖線で示すホッパ開口の下方および上方におけるそれぞ
れの位置の間を自由にベル194が動きうるように開口
よりもかなり小さく形成されている。
ベル194は、公知の手段によって作動されるベルロッ
ド195によって支持されている。
ディストリビュータホッパ191とベル194とは上記
実施例において示されたものと同様に形成され上述した
ようにして協力して動作している。
高炉の頂壁196は多数の、好ましくは4個以上の、ポ
ート材197を備えており、ポート材197はハウジン
グ198と通路199とを具備し、ガスシール弁201
によって閉塞されるようにそれぞれ形成されている。
ポート材197が閉じられたときにはポート材197に
よって炉ガスの漏れが防止され、ポート材197が開か
れたときには落下流路が形成され原材料はなんら妨げら
れることなく落下される。
それぞれのガスシール弁201は上述したガスシール弁
38.82と同様の構成をしており、上記と同様にして
動かされている。
ガスシール弁201に類似したガスシール弁204によ
って気密的に閉塞された上方の口部203を持つ気密ホ
ッパ202が気密連結材によってそれぞれのポート材1
97上に取り付けられている。
閉じられたとき、ガスシール弁204は炉ガスの漏れを
防止し、開かれたとき、ホッパ202への原材料の円滑
な流れを許容するようにそれぞれ作用する。
またそれぞれのホッパ202は下方のガスシール弁20
1の上部において原材料カットオフ弁205を有してい
る。
このカットオフ弁205は、原材料の流れに逆らってホ
ッパ202の底部を閉じるように通路199を横切って
のびる気密ハウジング207内を動かされる、閉塞用ゲ
ート206を具備しており、ゲート206がハウジング
207内の別の位置に動かされたときには炉内に原材料
が自由に投入されるように通路199が形成され、ガス
シール弁201も開かれる。
図示のように、カットオフ弁205は油圧シリンダ20
8によって作動されている。
原材料は、第19図に示すシュート86に類似した回転
可能なシュート210のような適当な手段によって必要
に応じてそれぞれの装入ホッパ202に投下されている
このシュート210は原材料の投入される開放頂部と、
必要に応じて装入ホッパ202のそれぞれの口部と一線
に整列されるように形成された下方の放出開口211と
を備えており、ホッパの口部は、シュート202がその
回りを回転している、炉の軸線Aから等距離に配設され
ている。
シュート202の放出開口211は、第19図に即して
上述したのと類似な作動手段を備え類似な方法によって
作動されるゲート212によって必要に応じて開閉され
ている。
またシュート210は、第19図に即してのべた手段と
類似な手段によって支持されかつ回転されている。
原材料は公知のたとえばベルトコンベヤ機構213のよ
うな適当な手段によってシュート210に供給されてい
るが、原材料をシュート210に供給するためにスキッ
プカーを使用することもでき、後者の場合には、第1図
に示すような、その放出開口を閉じるゲートを有しない
形状のシュートを利用する。
第34図に示す装入装置の操作についてのべれば、それ
ぞれの装入ホッパのための下方のガスシール弁201は
、原材料の装入のために開かれるまで通常開じたままの
状態に維持されている。
ガスシール弁201が開かれた後、選定されたホッパ2
02の上方のガスシール弁204が開かれ、ホッパ20
2の口部203にその放出開口が整列されるまで回転シ
ュート210が回動される。
その後回転シュート210のゲート212は原材料の所
定量を選定されたホッパ202に放出するように開かれ
る。
原材料の放出が停止された後、上方のガスシール弁20
4は閉じられて、下方のガスシール弁201が開かれる
そしてその後原材料を炉内に放出するようにカットオフ
弁205が開かれる。
ベル194とそのホッパ191とは、炉内に原材料を所
望のように分配して、所定のストックラインの形状を得
るために上述したように関連して動かされている。
この動作は第1図ないし第17図、第18図、第19図
ないし第24図、第25図ないし第28図に即してのべ
たようであるためここでは特にのべない。
それぞれのホッパ202を独立に作動させて炉内に原材
料を装入することもできるが、全てのホッパ202に原
材料をみたした後、ディストリビュータベルとホッパと
によって所定の分配を行なわせながら、全てのホッパ2
02を同時的に操作させて炉内に原材料を装入すること
もできる。
第35図は別の実施例の装入装置を示している。
この装入装置は、炉内に原材料を適切に配分するように
、上述したようにして動作するディストリビュータベル
とホッパに関連して操作される別のタイプのガスロック
手段を具備している。
この実施例において、高炉215の上部には固定したデ
ィストリビュータホッパ216と、上述したようにして
操作される垂直方向に可動なディストリビュータベル2
17とを具備している。
このベル217は、公知のベル上下動手段(図示しない
)によって作動されるベルロッド218によって垂直方
向に動かされている。
ホッパ216の上部は小さい方のベル220によって開
閉される別の重ねられた固定ホッパ219の下部と一体
的に形成され、ベル220は公知手段(図示しない)に
よって作動される管形ロッド221によって上下動され
ている。
またホッパ219の上部は別のベル223によって開閉
される別の固定ホッパ222の下部と一体的に形成され
、ベル223は公知手段(図示しない)によって作動さ
れる管形ベルロッド224によって、そのホッパ222
を開閉するように下方および上方に動かされている。
第4のホッパ225がホッパ222の上部に取付けられ
ている。
この第4のホッパ225は回転可能になっているが炉に
対して封止的に取付けられていない。
ホッパ225にはベル226が回転可能に取付けられて
おり、ベル226は、公知手段(図示しない)によって
支持されて作動されている管形ベルロッド227によっ
てホッパ225を開閉するように必要に応じて上下動さ
れている。
ホッパ225は、少なくとも3個のローラ228によっ
て回転可能に支持されており、これらのローラ228は
フレームに取付けられて、そのホッパに配設された輪歯
車231とかみあうようにモータ230によって駆動さ
れる歯車229によって回転されている。
回転可能なこの第4ホツパ225は、スキップカーもし
くはベルトコンベヤ機構またはその他の手段によって供
給された原材料の通過する2個のダクト232から必要
に応じて原材料が投下されている。
第12図ないし第17図に示すものと類似の適当な管路
および弁が、図示していないけれども、ホッパ内のガス
を放出し、必要に応じて清浄ガスによって再び炉内を加
圧状態にするようにホッパ219に取付けることができ
る。
操作するとき、ベル226は閉じられ、所定の量の原材
料がダクト232の一方もしくは両方から回転ホッパ2
25内に投下される。
またホッパ225は所定の角位置に回転される。
ベル220゜226がそれぞれのホッパ219,225
を閉じておいて、ガスをホッパ219内に放出したのち
、ベル223は下方に動かされて、ホッパ219内の圧
力は大気圧になる。
その後ベル226は下降し、原材料はホッパ222を介
して回転ホッパ225からホッパ219内に投下される
そしてベル226,223がそれぞれのホッパ225゜
222を閉じるように上方に動かされ、ホッパ219内
の圧力は炉圧に等しくされる。
ベル220は、原材料をディストリビュータホッパ21
6とディストリビュータベル217との上に落下させる
ように、下方に動かされ、このホッパ216とベル21
γとは、上記実施例においてのべたように必要に応じて
炉内に原材料を配分するために協働的に動かされている
原材料は、必要に応じて、ホッパの一方サイドに集中的
にもしくはホッパの回りに均一的に配分されるようにホ
ッパ225内に装入されている。
第36図ないし第40図はこの発明の別の実施例が取付
けられた別の高炉234の一部を概略的に示しており、
この装入装置において、ディストリビュータホッパ23
5が、第1図ないし第17図、もしくは第18図もしく
は第19図ないし第24図または第25図ないし第28
図に即してのべられたディストリビュータ236に関し
て作動されるように配設されている。
しかし図示の構成においてディスl−IJピユータベル
235は第1図ないし第17図のように作動されており
、この場合にはホッパ236は原材料の付着を防止する
ための可動なライナ237を持っている。
複合ベル235は、上方かつ内方に傾斜した円錐台形の
上面239を備えて管形ベルロッド240によって動か
される上部238と、ベルロッド242によってその上
部238とともにもしくは独立的に動かされる下部24
1とを具備している。
第37図に示すように、複合ベル235が上方に動かさ
れると、上述した実施例に示したものと類似の適当なガ
スロック手段を介してベル235およびそのホッパ23
6上に第36図に示すように均一的に蓄積されていた原
材料Mはホッパ236の下方傾斜内面243によって炉
の内方にむかって投下されて、炉の中央においてもりあ
がった図示のようなストックラインSを形成する。
しかし第38図に示すように複合ベル235の上部23
8が上方にその下部241が下方に動かされれば、原材
料Mは下部241上に円錐形に蓄積して外方に流され炉
の内壁245に衝突して、炉の中央と両サイドとの中間
においてもりあがった環形リッジ246を持つストック
ラインSを形成するように内壁245から内方にはねと
ばされている。
リッジ246の頂部は下部241の半径よりも小さな半
径Rだけベル235の中心から離間されている。
第39図および第40図は複合ベル235が下方に動か
されその後更に下降した位置にあるときストックライン
が上述したように炉壁の周面の方向にもりあがって形成
される状態を示している。
この状態においても上述したような特徴と作動方法とを
組合せて、広範囲に所望な形状のストックラインを得る
ことができる。
更に上述の特徴を有するこの複合ベル235は、ベルが
ホッパの下方の開口の下方にある下方の位置からそのベ
ルがホッパの上方にある上方の位置まで動く間もしくは
上方の位置から下方の位置まで動く間のいずれかにおい
て原材料を装入している第19図ないし第24図に即し
てのべたようにまたはベルが静止したままの状態で原材
料を装入している第25図ないし第29図に即してのべ
たようにして利用できる。
従って独立に動きうる下部241は上述したストックラ
インの中間的な形状に原材料を配分することができる。
上述した実施例において、それぞれのベルの上方に収束
する傾斜上面の傾斜は水平面に対して約45°力)ら約
60°の間であることが好ましい。
第19図および第25図に示す装入装置においては、ホ
ッパの内面が水平面に対してほぼ60’傾斜し、ベルの
上面が水平線に対してほぼ45°傾斜して形成されてい
ればほぼ平坦なストックラインが得られるという得に有
利な結果かえられている。
外方のディストリビュータ材の内面つまりホッパの内面
が内方のディストリビュータ材の上面つまりベルの上面
よりも急勾配の傾斜を有していれば通常有利である。
この発明の装入装置は上述した実施例に限定されずその
種々な変形例をも考えうろことはいうまでもない。
従って第25図ないし第28図に示す実施例およびその
作動方法は、たとえば開口122によって形成されるそ
の下方周縁においてディストリビュータホッパ147に
スカート部を設けてディストリビュータベル120の底
部における最大の周縁の箇所にはスカート部を設けずさ
らにベルの傾斜上面にほぼ平行に原材料を放出すること
によって変形できる。
またベルの底部周縁およびホッパの回りのスカート部の
位置を相対的にそれぞれ一定量だけオフセットすること
によって、炉の壁部および炉の中心に向う原材料の特別
な流れを形成する第26図と類似な結果、もしくはベル
の上面がスカート部を実質的に持たずベルが下降したと
きにほぼ全ての原材料が炉壁の方向に放出される第28
図と類似な結果、またはベルの底部がスカート部に対し
てわずかに上方に動かされたときほぼ全ての原材料がそ
のスカート部によって炉の中央にそらされる第27図と
類似な結果、を得ることができる。
更に上述のディストリビュータ手段は上述したガスロッ
ク手段もしくは他の適当なガスロック手段を備えた炉に
おいても使用できる。
第32図に即してのべたジャミング防止手段を他の実施
例の幾つかに利用することができ、更に第33図および
第34図に即してのべたストックライン形状の検出手段
をも同様である。
また上記図示の変形例以外の変形例をも考えうろことは
いうまでもない。
従ってこの発明によれば、構造的に簡単でかつ頑健な非
常に僅かな可動部材のみを使用していることにより、長
期間にわたって効率を劣悪化させずかつメンテナンスの
必要も極めて少ないにもかかわらず、広範囲にわたって
所望の形状のストックラインが得られるような炉内への
原材料の分配を可能にしている、たとえば高炉のような
、直立炉内に原材料を装入する装入方法および装入装置
を提供することができる。
このような原材料の適正な分配は炉内への原材料の装入
が高速でなされる必要がある大きな炉および原材料が適
正に分配されなければならない大径の炉においても行な
うことができる。
更にこの発明による装入装置はここで使用されていると
同じ位の高い積圧もしくは将来利用される預圧において
も操作することができる。
またストックラインのレベルおよびその形状を検出する
ためこの発明による手段は、所望のストックライン形状
をつるために利用されるディストリビュータ手段を制御
する情報を提供している。
この発明では、また、ディストリビュータベルがガス圧
を密封していないときでも炉内でのメンテナンス作業を
実行する手段の提供を可能としている。
更に、ディストリビュータベルがガスシール弁として使
用されないため、そうでないときに大形炉において生じ
るであろうその大径周縁の回りでの密封上の問題もしく
は高い炉ガス圧による大きなベル上での抵抗力の問題等
をなんら有していない。
更に加えて、ディストリビュータベルが常に高い炉ガス
圧にさらされているため大きなベルのガス侵食について
もなんら問題がない。
所望のストックライン形状を得るように原材料を所定の
ように分配するためにこの発明によって提供される装入
装置の手段によれば、着実な炉の操作と、ガスおよび燃
料の効果的な利用と、効果的な炉の操作を行なうことが
できる。
この発明から得られる他の利点は、特にのべないが、当
業者ならば容易に考えつくだろう。
この発明による装入装置を直立炉に使用する場合につい
てのべてきたが、これに限定されることなく、たとえば
石灰がまもしくはオイルシェールレトルトのような別の
タイプの直立炉にも使用できることは熱論である。
また当業者によって上述した変形例以外の変形例および
改変例等が上述した装入方法および装入装置の技術思想
内で提供されるだろう。
この発明の好ましい実施の態様は以下のようである。
(1)原材料が蓄積される空間を形成する炉の内壁を備
えた炉の一部と、 ガス圧の有害な損失なしで前記空間上部への原材料の装
入を許容するガスロック手段と、前記ガスロック手段の
下方において前記空間内に配設され以下のようなディス
トリビュータベルと、ディストリビュータホッパと、上
記ベルとホッパとを相対的に位置決めする手段とを備え
たディストリビュータ手段と、 イ 下方端におけるベルの周縁が最も大きくさらにそこ
から上方かつ内方に収束している上面を有しているディ
ストリビュータベル、口 下方かつ内方に収束した内面
と前記ベルが自由に通過するような大きさに前記内面の
下方端に隣接して形成された開口とを具備して前記ベル
を取囲むように配設され、その開口の縁部は、前記ベル
の周縁がその開口内にあるときには、前記ベルの周縁と
の間にクリアランスをのこしながらも極めて接近するよ
うに形成されたディスt−IJピユータホッパ、ハ 原
材料が前記ホッパの開口を介して前記炉の内壁の方向に
前記ベルの上端面によってはねかえされるように前記ベ
ルの周縁が前記ホッパの開口に関して下方の位置におか
れたベルの下方の位置と、原材料が前記ベルの下方位置
の方向かつ前記炉の内壁からはなれるような方向に前記
ベルの内面によってはねかえされるように前記ベルの周
縁が前記ホッパの開口に関して上方の位置におかれたベ
ルの上方の位置との間に創作された垂直通路に沿って前
記ベルとホッパとを相対的に位置決めする手段、 を具備する直立炉用原材料装入装置。
(2)前記ホッパに関して上下方向に前記ベルを動かす
手段を更に具備したこと第(1)項記載の装入装置。
(3)前記ベルに関して上下方向に前記ホッパを動かす
手段を更に具備した第(1)項記載の装入装置。
(4)前記ベルの上面が実質的に円錐台形状をしている
第(1)項記載の装入装置。
(5)前記ホッパの内面が実質的に円錐台形状をしてい
る第(1)項記載の装入装置。
(6)前記ベルの上面が水平面に対して約40°から約
600までの角度だけ傾斜している第(4)項記載の装
入装置。
(7)前記ホッパの内面が水平面に対して約45°から
約65°までの角度だけ傾斜している第(5)項記載の
装入装置。
(8)前記ベルの上面が水平面に対して約45°傾斜し
た円錐台形状をしており、これに対して前記ホッパの内
面が水平面に対して約600傾斜した円錐台形状をして
いる第(1顯記載の装入装置。
(9)前記炉の内壁に接近した多数の位置および前記ベ
ルの下方の炉のほぼ中央位置における原材料のレベルを
検出する手段を更に具備した第(1)項記載の装入装置
(10)前記ベルおよびホッパのそれぞれの収束面の下
方端が互に隣接するように前記ベルとホッパとを相対的
に位置決めされるとき、前記ベルとホッパとの間のクリ
アランスがその炉内における作業員の安全を確保するた
めに閉じられる前記ベルとホッパとの間での下方位置に
位置決めされる環形手段と、 上述の下方位置と前記ホッパおよびベルへの原材料の放
出をなんら妨害しない上方位置とのいずれかの位置に前
記環形手段を可動的に支持する手段と、 を更に具備した第(1)項記載の装入装置。
(11)前記ディスt−IJピユータ手段の上方に配設
された底部開口を持つベルホッパと、前記ベルホツバの
開口を開閉させるように垂直方向に可動なベルと、前記
ベルホッパの上部に接近して設けられた多数のポート材
と、前記ポート材を開閉するようにそれぞれのポート材
に取付けられた弁材と、前記弁材が開かれたとき原材料
を選択された前記ポート材および前記ベルホッパに放出
するために前記ポート材のそれぞれに接近するように当
該シュートの回転によって動かされる下方の放出開口を
前記ポート材上方に有して炉の外部に取付けられた回転
可能なシュートと、原材料を前記シュート内に送りこむ
手段と、を前記ガスロック手段が具備している第(1)
項記載の装入装置。
αの 原材料が装入される上方の開口と前記ディストリ
ビュータ手段の上方における炉の上部に原材料を放出す
るのに利用される下方の開口とを有する固定ホッパと、
前記ホッパから炉への原材料の流出および炉からのガス
漏れを妨げるように前記ホッパの下方の開口を閉じる下
方の弁材と、前記下方の弁材が開かれたとき前記ホッパ
からのガス漏れを妨げるように前記ホッパの上方の開口
を閉じる上方の弁材と、前記下方の弁材が閉じられ前記
上方の弁材が開かれたときに前記ホッパ内に原材料を送
りこむ手段と、を前記ガスロック手段が具備している第
(1)項記載の装入装置。
α3)開閉可能な原材料保持弁と、その保持弁の下方に
配設された開閉可能なガスシール弁と、を前記ガスロッ
ク手段の下方の弁材が具備している第a頭記載の装入装
置。
α→ 炉の上部に原材料を装入するための多数のホッパ
を前記ディストリビュータ手段の上方に具備した第(I
FJ記載の装入装置。
051 第2のベルホッパが第1のベルホッパの上方
にあるように前記ディストリビュータ手段の上方におい
て重ねられた第1および第2のベルホッパと、第2のベ
ルホッパが対応するベルによって閉じられたとき原材料
を前記第2のベルホッパ内に装入するように前記第2の
ベルホッパの上部に設けられた手段と、を前記ロック手
段が具備し、前記それぞれのベルホッパは底部の開口と
その開口を開閉するように独立に作動されるベルとを備
え、かつこれらのベルはそのベルが開放位置にあるとき
前記ホッパの下方に原材料を送るような通路を形成しさ
らにベルが閉塞位置にあるときガス漏れを防止するよう
に開口を閉じるようにそれぞれ作動されている第(1)
項記載の装入装置。
α6)底部開口を有して前記第2のホッパの上方に配設
された回転可能なホッパと、前記ホッパの開口を開閉す
るように作用するベルと、前記ベルが前記ホッパを閉塞
したとき前記ホッパを前記ベルとともに回転させる手段
と、を前記第2のホッパへの原材料の装入手段が具備し
ている第α顕記載の装入装置。
αD ストックラインの形成される領域を形成する炉の
内壁と、 ベルロッドを有し炉内におけるストックラインの上方に
おいてそのベルロッドによって上下動サレるベルを備え
、このベルによって原材料の流れを制御することによっ
て所定のストックラインを形成するように炉内に原材料
を装入する手段と、 前記炉内壁に近接した多数の位置におけるストックライ
ンのレベルを検出する第1の手段と、前記ベルのベルロ
ッドを介して作動されて前記ベルの下方の位置における
ストックラインのレベルを検出する第2の手段とを備え
たストックラインの形状測定用手段と、 を更に具備した第(1)項記載の装入装置。
08)前記それぞれの測定位置におけるストックライン
のレベルを指示するように前記第1および第2の検出手
段に連動された手段を更に具備した第α7顯記載の装入
装置。
(19)ケーブル材と、前記ケーブル材につながれた鐘
打と、前記ケーブル材を巻回するウィンチ材と、前記ウ
ィンチ材を回転させる部材と、前記鐘打が下降されてス
トックラインに接したときのストックラインのレベルを
測定するため前記回転部材に組合された測定部材とを前
記第1の検出手段が具備し、 前記ベルロッドを介してのびるケーブル材と、前記ケー
ブル材につながれて前記ベルの下方に位置された鐘打と
、前記ベルロッドに取付けられて前記鐘打を上下方向に
動かすように前記ケーブル材を巻回するウィンチ部材と
、前記ウィンチ部材を回転させる部材と、前記鐘打が下
降されてストックラインに接したときのストックライン
のレベルを測定するため前記回転部材に組合された測定
部材とを前記第2の検出手段が具備している第α7顯記
載の装入装置。
(20)前記それぞれの測定位置における炉ガスのサン
プルを採集するために炉内に開口した管形部材と、前記
管形部材に組合わされて炉ガスのサンプルの温度もしく
は組成または塵芥含有量の少なくとも一つを測定しそれ
によって得られた情報からストックラインの形状が測定
される手段とを前記第1、第2の検出手段がそれぞれ具
備している第(17)項記載の装入装置。
(21)原材料が蓄積される空間を形成する炉の内壁と
、ガス圧の有害な損失なしで前記空間上部への原材料の
装入を許容するガスロック手段とを備えた炉の一部と、 以下のようなディストリビュータベルとディストリビュ
ータホッパとを備えて前記ガスロック手段の下方におい
て前記装入空間内に配設されたディストリビュータ手段
と、 イ 上面を持ち、この上面が最大の周縁を形成するその
下方端から上方かつ内方に収束している垂直に可動なデ
ィストリビュータベル、口 下方かつ内方に収束した内
面と、その内面の下方端に隣接して設けられその間を前
記ベルが通過する開口とを備えて前記ベルを囲んで配設
され、前記開口と前記ベルの最大周縁との間のクリアラ
ンスは、前記開口を介して前記ベルが自由に通過できる
のに充分な位広くしかし前記ベルの最大の周縁が前記開
口内にあるときにはそのクリアランスを介した原材料の
実質的な流れを防止するのに充分な位狭く形成されてい
るディストリビュータホッパ 前記最大の周縁とともに前記ベルが前記開口内にあると
き原材料を前記ホッパ内に蓄積させる手段と、 原材料が前記ベルの上面を滑動し前記ホッパの開口を介
して前記炉の内壁の方向に前記ホッパから放出されるよ
うに前記ホッパの開口の下方に距離をおいて前記ベルの
最大周縁が配置されている前記ホッパに関する前記ベル
の下方の位置と、原材料が前記ホッパから放出されて原
材料が前記ベルの下方で前記炉の内壁より遠ざかる方向
に前記ホッパの上面によってはねとばされている前記ホ
ッパに関する前記ベルの上方の位置と、の間に形成され
た垂直通路に沿って前記ベルとホッパとを相対的に位置
決めする手段と、 を具備した直立炉用原材料装入装置。
(22)原材料が前記ホッパ内にある間に前記ベルがそ
の下方の位置に動かされ、それによって原材料が前記ホ
ッパから放出されて前記炉の内壁から遠ざかる方向には
ねとばされている第00項記載の装入装置。
(23)原材料が前記ホッパ内にある間に前記ベルがそ
の上方位置に動かされ、それによって原材料が前記ホッ
パから放出されて原材料が前記炉の内壁から遠ざかる方
向にはねとばされている第(21)項記載の装入装置。
(24)前記ベルの上面と前記ホッパの内面とがともに
円錐台形に形成されている第(2順記載の装入装置。
(251原材料が蓄積される空間を形成する炉の内壁と
、ガス圧の有害な損失なしで前記空間上部への原材料の
装入を許容するガスロック手段とを備えた炉の一部と、 前記ガスロック手段の下方において前記空間内に配設さ
れ以下のようなディストリビュータベルと、ディストリ
ビュータホッパと、を備えたディストリビュータ手段と
、 イ 上面を持ち、この上面が最大の周縁を形成するその
下方端から上方かつ内方に収束している垂直に可動なデ
ィストリビュータベル、口 下方かつ内方に収束した内
面と、その内面の下方端に隣接して設けられその間を前
記ベルが自由に通過する開口とを備えて前記ベルを囲ん
で配設され、前記ベルの最大周縁が前記開口内にあると
きの前記開口と前記ベルの最大周縁との間のクリアラン
スは前記ベルが前記開口内でジャミングすることなくそ
のクリアランスを介して原材料が自由に通過しうるのに
充分な位広くなっているディストリビュータホツノ々、 原材料が前記ベルの上面を滑動し前記ホッパの開口を介
して前記炉の内壁の方向に前記ホッパから放出されるよ
うに前記ホッパの開口の下方に距離をおいて前記ベルの
最大周縁が配置されている前記ホッパに関する前記べル
の下方の位置と、原材料が′@記ホッパから放出されて
原材料が前記ベルの下方で前記炉の内壁より遠ざかる方
向に前記ホッパの上面によってはねとばされている前記
ホッパに関する前記べlしの上方の位置との間に形成さ
れた垂直通路に沿った前記ベルとホッパとの間の相対運
動を生じさせる手段と、 前記相対運動が生じている問屋材料を前記ホッパ内に放
出する手段と、 を具備した直立炉用原材料装入装置。
(26)前記相対運動を生じさせる手段が前記ベルをそ
の下方の位置から上方の位置まで上方に動かせ、 前記原材料の放出手段が原材料を前記ホッパ内に放出さ
せて前記炉の内壁に衝突させそれによって、前記ベルが
前記ホッパの開口の上方にある間、炉の中央の方向に原
材料がはねとばされている第(25)項記載の装入装置
(27) 前記相対運動を生じさせる手段が前記ベル
をその上方の位置からその下方の位置まで下方に動かせ
、 前記原材料の放出手段が原材料を前記ホッパ内に放出さ
せて前記炉の内壁に衝突させそれによって、前記ベルが
前記ホッパの開口の下方にある間、前記炉の内壁の方向
に前記ベルの上面によって原材料をはねとばしている第
(2額記載の装入装置。
(28)前記ベルの上面と前記ホッパの内面とがともに
円錐台形に形成されている第(2ツ項記載の装入装置。
(29)前記ベルの上面が水平面に対して約45°傾斜
し、かつ前記ホッパの内面が水平面に対して約60’傾
斜している第(2顕記載の装入装置。
(至)原材料が蓄積される空間を形成する炉の内壁とガ
ス圧の有害な損失なしで前記空間上部への原材料の装入
を許容するガスロック手段とを備えた炉の一部と、 前記ガスロック手段の下方において前記空間内に配設さ
れ以下のような内方ディストリビュータ部材と外方ディ
ストリビュータ部材とを備えたディストリビュータ手段
と、 イ 最大の周縁を形成するその下方端において周縁と一
体的な外面を有する内方ディストリビュータ部材、 ロ 内面と、その内面の下方部に形成されて前記内方デ
ィストリビュータ部材がその間を自由に通過できる開口
とを備えて前記内方ディストリビュータの囲りに配設さ
れた外方ディストリビュータ部材、 ハ これらのディストリビュータ部材の一方は残った他
方に対向するに充分な厚さ分だけ下方にのびたスカート
面をその周縁に備え、他方のディストリビュータ部材は
上記の如きスカート面を備えてはいないがしかし前記ス
カート面に向って下方に収束しその周縁に一体化された
原材料の支持面を備えており、前記外方ディストリビュ
ータ部材の開口の周縁と前記内方ディストリビュータ部
材の周縁との間クリアランスは、内方ディストリビュー
タ部材が前記外方ディスl−IJピユータ材に関して前
記開口内にあるときには、前記スカート面の一部がスカ
ート面を持たない方の部材の周縁からオフセットし原材
料がスカート面を持たない方の部材の収束面上に落下さ
れてその収束面に平行に流れそれによって原材料の一部
がその収束面に衝突し下方に傾斜した方向にその収束面
によってはねとばされ、原材料の残る部分が反対の下方
に傾斜した方向にはねとばされることなくそのスカート
面の下方を通過するような大きさに形成されている。
前記内方ディストリビュータ部材と外方ディストリビュ
ータ部材とを相対的に位置決めする手段と、 スカート面を持たない方の部材の収束面に原材料を放出
する手段と、 を具備する直立炉用原材料装入装置。
Gυ スカート面を持たない方の部材の収束面上に放出
されてその収束面に平行に流れる原材料が実質的に完全
にそのスカート面と衝突してスカート面によって下方に
傾斜した方向にはねとばされるように前記位置決め手段
がスカート面を持たない方の部材の周縁からスカート面
の大部分をオフセットさせる第(至)項記載の装入装置
(321前記内方ディストリビュータ部材がディストリ
ビュータベルであり、このディストリビュータベルがそ
のベルの周縁から上方かつ内方に収束した上面を持ちそ
の上面の下方端において最大の周縁を形成しており、 これに対して前記外方ディストリビュータ部材が前記ベ
ルを囲んだディストリビュータホッパであり、このディ
ストリビュータホッパが下方かつ内方に収束した内面と
前記ベルが自由に通過できる別の周縁を形成するために
その内面の下方端に配設された開口とを持ち、 前記ベルの周縁およびホッパの周縁のいずれかが他方の
部材に対向するのに充分な厚さ分だけ下方にのびたスカ
ート面を備え、 前記ホッパの開口の周縁と前記ベルの周縁との間の空隙
は、前記ベルが前記ホッパに関して前記ホッパの開口内
にあるときには、スカート面の大部分がスカート面を持
たない方の部材の周縁からオフセットされて原材料がス
カート面を持たない方の部材の収束面上に放出されてそ
のスカート面に平行に流れそれによって原材料の一部が
そのスカート面に衝突してスカート面によって下方に傾
斜した方向にはねとばされるように形成されている、第
(7)項記載の装入装置。
(33)原材料が放出されて下方に収束する前記ホッパ
の内面と平行に流れていくとき、原材料の一部が前記炉
の内壁の方向に放出され、原材料の残部が前記炉の中央
方向に放出されるように前記ベルが前記スカート面を持
ち前記ホッパが伺んらスカート面を持っていない第(3
2)項記載の装入装置。
(34)原材料が放出されて下方に収束した前記ホッパ
の内面と平行に流れていくとき実質的に全ての原材料が
前記スカート面に衝突して前記炉の内面の方向にはねと
ばされるように前記ベルが前記スカート面を持ち前記ホ
ッパが何んらスカート面を持っていない第(3額記載の
装入装置。
(35)前記ベルの上面と前記ホッパの内面とが円錐台
形に形成されている第03)項記載の装入装置。
(ト)原材料が放出されて下方に収束する前記ホッパの
内面と平行に流れていくとき、実質的に全ての原材料が
前記スカート面に衝突して前記炉の内壁の方向にそらせ
られるように前記ベルが前記スカート面を持ち前記ホッ
パが伺んらスカート面を持っていない第(33)項記載
の装入装置。
(137) 前記ベルの円錐上面と前記ホッパの円錐
円面とが水平面に対して約40°ないし約65°傾斜し
ている第(3額記載の装入装置。
(支)スカート面を持っていない方のディストリビュー
タ部材が水平面に対して約45°ないし約65°傾斜し
た円錐台形の収束面を持っている第(7)項記載の装入
装置。
c3翅 スカート面を持っていない方のディストリビ
ュータ部材が水平面に対して約600傾斜した円錐台形
の収束面を持っている第(至)項記載の装入装置。
00)前記測定手段がそれぞれの炉ガスサンプルの温度
を測定する手段を有している第(2睡記載の装入装置。
(4υ 前記測定手段がそれぞれの炉ガスサンプルの組
成を測定する手段を有している第(2睡記載の装入装置
(42)前記測定手段がそれぞれの炉ガスサンプルの塵
芥含有量を測定する手段を有している第(20)項記載
の装入装置。
(431ガス圧の有害な損失なしで炉内に原材料を装入
することを許容するガスロック手段と、上方に収束する
面を持つベルと、 下方に収束する面と前記ベルが上下方向に自由に通過さ
れる底部開口とを持つホッパと、を具備する直立炉に原
材料を装入する装入方法において、 前記ベルおよびホッパのいずれかの収束面にほぼ平行に
原材料が流されるように前記ガスロック手段を介して炉
ガスの有害な損失なく前記それぞれの収束面の間のクリ
アランス内に原材料を装入する工程と、 前記ベルが前記ホッパに関して上方の位置および下方の
位置のいずれか一方にあるとき、他方の部材と衝突しな
いような角度方向に一方の部材の収束面から原材料を直
接放出するように前記ベルとホッパとを互に相対的に位
置決めする工程と、 前記ベルが残った他方の位置にあるとき、前記収束面か
ら落下する原材料が他方の部材の収束面に衝突して前記
角度方向と反対の対応する角度方向に放出されるように
前記ベルとホッパとを互に相対的に位置決めする工程と
、 を備えた直立炉への原材料装入方法。
(44)ガス圧の有害な損失なしで炉内に原材料を装入
することを許容するガスロック手段と、上方に収束する
面を持つベルと、 下方に収束する面と前記ベルが上下方向に自由に通過で
きる底部開口とを持つホッパと、を具備する直立炉内に
原材料を装入する装入方法において、 前記ガスロック手段を介して前記ベルとホッパとにむか
って炉内の下方に原材料を炉ガスの実質的な損失なしに
放出する工程と、 前記ホッパの開口の実質的に上方に規定されるその上方
位置にベルがあるときには前記工程によって下方に放出
された原材料が前記ホッパの収束面に衝突して前記ベル
の下方の場所の方向にはねとばされ、前記ホッパの開口
の実質的に下方に規定されるその下方位置にベルがある
ときには前記工程によって下方に放出された原材料が前
記ベルの収束面に衝突して前記ベルの下方の場所から遠
ざかる方向にはねとばされるように前記ホッパに関して
前記ベルを位置決めする工程と、を備えた直立炉への原
材料装入方法。
(451所定の形状のストックラインに原材料を分配す
るように、前記ベルの上方位置および下方位置の間に規
定された垂直通路内をホッパに関して前記ベルを相対的
に動かしながら原材料を下方に放出する第04)項記載
の原材料装入方法。
(46)所定のレベルのストックラインに原材料を分配
するように、前記下方位置から上方位置まで前記ホッパ
に関して前記ベルを上方に動かしながら原材料を下方に
放出する第(44)項記載の原材料装入方法。
(47) 所定のレベルのストックラインに原材料を
分配するように、前記上方位置から下方位置まで前記ホ
ッパに関して前記ベルを上方に動かしながら原材料を下
方に放出する第(44)項記載の原材料装入方法。
(48)ガス圧の有害な損失なしで炉内に原材料を装入
することを許容するガスロック手段と、下方端に周縁を
備えた外面を持つ内方ディストリビュータ部材と、 下方端に周縁を備えた内面とその内面の下方端に形成さ
れて前記内方ディスI−IJピユータ部材が自由に通過
できる開口とを備えて前記内方ディストリビュータ部材
の囲りに配設された外方ディストリビュータ部材と、を
具備し前記部材のいずれか一方は他方の部材と対向する
のに充分な厚さ分だけ下方にのびたスカート面をその周
縁に備え、 前記部材の残った他方はスカート面を備えていないが、
スカート面を持つ部材のスカート面に向かって下方に収
束しかつ当該部材の周縁に結合した原材料保持面を備え
、 前記それぞれの部材の周縁の間のクリアランスはスカー
ト面に衝突してそのスカート面によってはねとばされな
がらも原材料がその空隙を介して自由に通路しうるよう
に形成されていることを特徴とする直立炉に原材料を装
入する装入方法において、 原材料を前記収束面にほぼ平行に流しスカート面に衝突
させて下方に傾斜した原材料の運動方向にほぼ反対の下
方に傾斜した方向にはねかえるように前記ディストリビ
ュータ部材のそれぞれを互に相対的に位置決めする工程
と、原材料をその収束面に沿ってほぼ平行に流すように
ガス圧の有害な損失なしで前記ガスロック手段を介して
炉内の下方に原材料を放出する工程と、 を備えた直立炉への原材料装入方法。
09)前記収束面にほぼ平行に流れるように放出された
原材料のほぼ全てが前記スカート面に衝突して、 前記収束面に沿った原材料のほぼ平行な流路とほぼ相反
する下方に傾斜した方向に原材料がはねとばされて流れ
るように前記ディスI−IJピユータ部材のそれぞれを
互に相対的に位置決めしている第(48)項記載の原材
料装入方法。
(50)前記収束面にほぼ平行に流れるように放出され
た原材料の一部が前記スカート面に衝突して前記収束面
に沿った原材料のほぼ平行な流路とほぼ相反する下方に
傾斜した方向に原材料がはねとばされて流れ、これに対
して残ったほぼ全ての原材料が前記収束面に沿った原材
料の流路とほぼ同様な別の下方に傾斜した方向に流れる
ように前記ディストリビュータ部材のそれぞれを互に相
対的に位置決めしている第(48)項記載の原材料装入
方法。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による装入装置の取付けられた直立炉
の上部の縦断面図、第2図は第1図の線22に沿って上
方から見た拡大平面図(ただしシュートの下部を破線で
示している)、第3図はデイストリビュークホツパから
原材料が分配されるようにディストリビュータベルが下
方に動かされたときのホッパに関するベルの最初の位置
を示す第1図に示す当該直立炉の一部の拡大詳細縦断面
図、第4図はディストリビュータホッパから原材料が分
配されるようにディストリビュータベルが上方に動かさ
れたときのホッパに関するベルの最初の位置を示す、第
3図と類似な、当該直立炉の一部の拡大詳細縦断面図、
第5図はディストリビュ−タベルとディストリビュータ
ホッパとの間のクリアランスから原材料が分配されるよ
うに、第1図に示す最初の位置からベルが下方に動かさ
れた直後のストックラインの形状を示す当該直立炉の一
部の縦断面図、第6図は上方の小さなホッパから落下す
る原材料を保持するようにディストリビュータベルが第
4図に示す位置にある状態を示す当該直立炉の一部の縦
断面図、第1図はディストリビュータベルとディストリ
ビュータホッパとの間のクリアランスから原材料を分配
するようにホッパ内方の位置にベルが上昇した後のスト
ックライン形状を示す当該直立炉の一部の縦断面図、第
8図は別のストックライン形状を形作するためにディス
トリビュータを上方に調節する方法を示す当該直立炉の
一部の縦断面図、第9図は原材料がホッパの一方のサイ
ド内に送り込まれたときそうであるように原材料がホッ
パの一方のサイドに蓄積されるように、第3図に示す位
置にあるディストリビュータによってディストリビュー
タホッパ上の原材料を所定の位置に保持している状態を
示す当該直立炉の一部の縦断面図、第10図はディスト
リビュータベルが下方に動かされたため、第9図に示す
ようにディストリビュータベル上に蓄積されていた原材
料が偏心状態に分配されたストックライン形状を示す当
該直立炉の一部の縦断面図、第11図は第9図に示すよ
うに蓄積されていた原材料が、ディストリビュータベル
の下降以前にディストリビュータホッパを上昇させるこ
とによって、ベルとホッパとの間のクリアランスから落
下して形成されたストックライン形状を示す当該直立炉
の一部の縦断面図、第12図ないし第17図は当該直立
炉における好ニジい一装入方法を示す概略図、第18図
はコン ヤによって原材料を供給し、ホッパ内における
原材料のジャミングの発生を減少させるようにディスト
リビュータホッパに関して可動なリニア材をホッパが備
えている別の装入装置の取付けられた直立炉の上部の縦
断面図、第19図は上方の小さなベルホッパからディス
トリビュータベルおよびディストリビュータホッパ内に
原材料が放出され更にディストリビュータベルが動いて
いるときには更にそこから炉内に放出されてストックラ
インを形成するように操作できる更に別の装入装置の取
付けられた直立炉の上部の縦断面図、第20図は第19
図に示す直立炉の一部を示す詳細縦断面図、第21図は
ディストリビュータベルが下方の最初の位置から上方に
動かされているときに小さなベルホッパから原材料がデ
ィストリビュータホッパとディストリビュータベルとに
放出されるような第19図に示す装入装置の作動方法を
示す当該直立炉の一部の縦断面図、第22図はディスト
リビュータベルがディストリビュータホッパ内のその上
方位置に動かされている場合の、第21図に示す作動位
置から続く、作動位置を示す当該直立炉の一部の縦断面
図、第23図はディストリビュータベルがディストリビ
ュータ内の上方の最初の位置から下方に動かされている
ときに小さなベルホッパから原材料が放出されるような
第19図に示す直立炉の別の作動方法を示す当該直立炉
の一部の縦断面図、第24図はディストリビュータベル
がその下方位置に動かされている場合の、第23図に示
す作動位置から続く、作動位置を示す当該直立炉の一部
の縦断面図、第25図は原材料がディスl−IJピユー
タホッパ内に放出されるとき、所望の分配を行なわせる
ようにディストリビュータベルの下方端がディストリビ
ュータの開口内に固定的に保持されている別の装入装置
の取付けられた直立炉の上部を示す縦断面図、第26な
いし第28図は第25図に示す装入装置の種々の作動方
法を示す当該直立炉の一部の縦断面図、第29図は、他
の実施例にも応用できるのはいうまでもないが、第19
図に示す直立炉に装着したストックラインレベル測定手
段を示す概略図、第30図はストックラインレベルの検
出材のそれぞれの位置を示すように第29図の線30−
30に沿って切断した横断面図、第31図はストックラ
イン上方における炉の局面および炉の中央から採集され
た炉ガスのサンプルを分析することができる別のストッ
クラインレベル測定手段を示す概略図、第32図はデイ
ストリピユータベルが動けなくなってしまったときディ
ストリビュータホッパに関するベルの動作を反転させる
手段を示す概略図、第33図はディストリビュータ手段
の内部もしくは上部における修理もしくはメンテナンス
とを行なう必要があるときに利用される環形ストップ材
を示す概略図、第34図は、ディストリビュータホッパ
の内側におけるその上方位置とホッパの下方にディスト
リビュータベルの下方端が位置するその下方位置との間
をディストリビュータベルが動くことができ、頂部およ
び底部にそれぞれ配設されたガスシール弁と底部に配設
された原材料保持用ゲートとをそれぞれ備えた、ホッパ
をガスロック手段が具備しているこの発明の更に別の装
入装置の取付けられた直立炉の上部を示す縦断面図、第
35図はディストリビュータベルの上方に配設された2
個のベルと、その2個のベルの上方に配設された回動可
能なベルホッパとをガスロック手段が具備しているこの
発明の他の別の装入装置の取付けられた直立炉の上部を
示す縦断面図、第36図ないし第40図は好ましい特徴
をうるように連動する上部と下部とをディスI−’Jピ
ユータベルが具備している上述の実施例の変形を示す概
略図である。 1・・・・・・直立炉、2・・・・・・炉の上部、3・
・・・・・ホッパ、4・・・・・・ホッパの底部開口、
5・・・・・・ベル、6・・・・・・ディストリビュー
タホッパ、7・・・・・・ホッパの内面、8・・・・・
・ホッパの底部開口、9・・・・・・ディストリビュー
タベル、10・・・・・・ベルの上端面、11,12・
・・・・・ベルロッド、19・・・・・・スキップカー
52・・・・・・ピストン、53・・・・・・シリン
ダ、62・・・・・・ベルトコンベヤ機構、65・・・
・・・ライナ、124・・・・・・スカート部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガス圧の有害な損失なしで炉内に原材料を装入する
    ことを許容するガスロック手段と、上方に収束する面を
    持つベルと、 下方に収束する面と前記ベルが上下方向に自由に通過さ
    れる底部開口とを持つホッパと、を具備する直立炉に原
    材料を装入する方法において、 前記ベルおよびホッパの少くともいずれかの収束面にほ
    ぼ平行に原材料が流されるように前記ガスロック手段を
    介して炉ガスの有害な損失なく前記それぞれの収束面の
    間のスペース内に原材料を装入する工程と、 前記ベルが前記ホッパに関して上方の位置では前記ベル
    と衝突しないような角度方向に前記ホッパの収束面から
    原材料が直接放出されるように、前記ベルが前記ホッパ
    に関して下方の位置では前記ホッパの収束面から落下す
    る原材料が前記ベルの収束面に衝突して前記角度方向と
    反対の対応する角度方向に放出されるように前記ベルと
    ホッパとを互に相対的に位置決めする工程と、 を備えた直立炉への原材料装入方法。 2 ガス圧の有害な損失なしで炉内に原材料を装入する
    ことを許容するガスロック手段と、上方に収束する面を
    持つベルと、 下方に収束する面と前記ベルが上下方向に自由に通過で
    きる底部開口とを持つホッパと、を具備する直立炉に原
    材料を装入する装入方法において、 前記ガスロック手段を介して前記ベルとホッパとにむか
    って炉内の下方に原材料を炉ガスの実質的な損失なしに
    放出する工程と、 前記ホッパの開口の実質的に上方に勘定されるその上方
    位置にベルがあるときには前記工程によって下方に放出
    された原材料が前記ホッパの収束面に衝突して前記ベル
    の下方の場所の方向にはねとばされ、前記ホッパの開口
    の実質的に下方に規定されるその下方位置にベルがある
    ときには前記工程によって下方に放出された原材料が前
    記ベルの収束面に衝突して前記ベルの下方の場所から遠
    ざかる方向にはねとばされるように前記ホッパに関して
    前記ベルを位置決めする工程と、 を備えた直立炉への原材料装入方法。 3 ガス圧の有害な損失なしで炉内に原材料を装入する
    ことを許容するガスロック手段と、下方端に周縁を備え
    た外面を持つディストリビュータベル部材と、 下方端に周縁を備えた内面とその内面の下方端に形成さ
    れて前記ディストリビュータベル部材が自由に通過でき
    る開口とを備えて前記ディストリビュータベル部材の囲
    りに配設されたディストリビュータホッパ部材と、を具
    備し前記部材のいずれか一方は他方の部材と対向するの
    に充分な厚さ分だけ下方にのびたスカート面をその周縁
    に備え、前記部材の残った他方はスカート面を備えてい
    ないが、スカート面を持つ部材のスカート面に向かって
    下方に収束しかつ当該部材の周縁に結合した原材料保持
    面を備え、 前記それぞれの部材の周縁の間のクリアランスはスカー
    ト面に衝突してそのスカート面によってはねとばされな
    がらも原材料がその空隙を介して自由に通路しうるよう
    に形成されていることを特徴とする直立炉に原材料を装
    入する装入方法において、 原材料を前記収束面にほぼ平行に流しスカート面に衝突
    させて下方に傾斜した原材料の運動方向とほぼ反対の下
    方に傾斜した方向にはねかえるように前記これらのディ
    ストリビュータ部材のそれぞれを互に相対的に位置決め
    する工程と、原材料をその収束面に沿ってほぼ平行に流
    すようにガス圧の有害な損失なしで前記ガスロック手段
    を介して炉内の下方に原材料を放出する工程と、を備え
    た直立炉への原材料装入方法。 4 原材料が蓄積される空間を形成する炉の内壁を備え
    た炉の一部と、 ガス圧の有害な損失なしで前記空間上部への原材料の装
    入を許容するガスロック手段と、前記ガスロック手段の
    下方において前記空間内に配設され以下のようなディス
    トリビュータベルと、ディストリビュータホッパと、上
    記ベルとホッパとを相対的に位置決めする手段とを備え
    たディストリビュータ手段と、 イ 下方端におけるベルの周縁が最も大きくさらにそこ
    から上方かつ内方に収束している上面を有しているディ
    ストリビュータベル、 口 下方かつ内方に収束した内面と前記ベルが自由に通
    過するような大きさに前記内面の下方端に隣接して形成
    された開口とを具備して前記ベルを取囲むように配設さ
    れ、その開口の縁部は、前記ベルの周縁がその開口内に
    あるときには、前記ベルの周縁との間にクリアランスを
    のこしながらも極めて接近するように形成されたディス
    トリビュータホッパ。 ハ原材料が前記ホッパの開口を介して前記炉の内壁の方
    向に前記ベルの上面によってはねかえされるように前記
    ベルの周縁が前記ホッパの開口に関して下方の位置にお
    かれたベルの下方の位置と、原材料が前記ベルの下方位
    置の方向かつ前記炉の内壁からはなれるような方向に前
    記ベルの内面によってはねかえされるように前記ベルの
    周縁が前記ホッパの開口に関して上方の位置におかれた
    ベルの上方の位置との間に創作された垂直通路に沿って
    前記ベルとホッパとを相対的に位置決めする手段、 を具備する直立炉用原材料装入装置。 5 原材料が蓄積される空間を形成する炉の内壁と、ガ
    ス圧の有害を損失なしで前記装入空間上部への原材料の
    装入を許容するガスロック手段とを備えた炉の一部と、 以下のようなディストリビュータベルとディストリビュ
    ータホッパとを備えて前記ガスロック手段の下方におい
    て前記空間内に配設されたディストリビュータ手段と、 イ 上面を持ち、この上面が最大の周縁を形成するその
    下方端から上方かつ内方に収束している垂直に可動なデ
    ィストリビュータベル、 口 下方かつ内方に収束した内面と、前記ベルが自由通
    過するようにその内面の下方端に隣接して設けられた開
    口とを備えて前記ベルを囲んで配設され、前記開口と、
    前記ベルの最大の周縁との間のクリアランスは、前記開
    口を介して前記ベルが自由に通過できるのに充分な位広
    くしかし前記ベルの最大の周縁が前記開口内にあるとき
    にはそのクリアランスを介した原材料の実質的な流れを
    防止するのに充分な位狭く形成されているディストリビ
    ュータホッパ、 前記ベルの最大の周縁が前記開口内にあるとき原材料を
    前記ホッパ内に蓄積させる手段と、原材料が前記ベルの
    上面を滑動し前記ホッパの開口を介して前記炉の内壁の
    方向に前記ホッパから放出されるように前記ホッパの開
    口の下方に距離をおいて前記ベルの最大周縁が配置され
    ている前記ホッパに関する前記ベルの下方の位置と、原
    材料が前記ホッパから放出されて原材料が前記ベルの下
    方で前記炉の内壁より遠ざかる方向に前記ホッパの上面
    によってはねとばされている前記ホッパに関する前記ベ
    ルの上方の位置と、の間に形成された垂直通路に沿って
    前記ベルとホッパとを相対的に位置決めする手段と、 を具備した直立炉用原材料装入装置。 6 原材料が蓄積される空間を形成する炉の内壁と、ガ
    ス圧の有害な損失なしで前記空間上部への原材料の装入
    を許容するガスロック手段とを備えた炉の一部と、 前記ガスロック手段の下方において前記空間内に配設さ
    れ以下のようなディストリビュータベルと、ディストリ
    ビュータホッパと、を備えたディストリビュータ手段と
    、 イ 上面を持ち、この上面が最大の周縁を形成するその
    下方端から上方かつ内方に収束している垂直に可動なデ
    ィストリビュータベル、 ロ 下方かつ内方に収束した内面と、その内面の下方端
    に隣接して設けられその間を前記ベルが自由に通過する
    開口とを備えて前記ベルを囲んで配設され、前記ベルの
    最大周縁が前記開口内にあるときの前記開口と前記ベル
    の最大周縁との間のクリアランスは前記ベルが前記開口
    内でジャミングすることなくそのクリアランスを介して
    原材料が自由に通過しつるのに充分な位広くなっている
    ディストリビュータホッパ、原材料が前記ベルの上面を
    滑動し、前記ホッパの開口を介して前記炉の内壁の方向
    に前記ホッパから放出されるように前記ホッパの開口の
    下方に距離をおいて前記ベルの最大周縁が配置されてい
    る前記ホッパに関する前記ベルの下方の位置と、原材料
    が前記ホッパから放出されて原材料が前記ベルの下方で
    前記炉の内壁より遠ざかる方向に前記ホッパの上面によ
    ってはねとばされている前記ホッパに関する前記ベルの
    上方の位置との間に形成された垂直通路に沿った前記ベ
    ルとホッパとの間の相対運動を生じさせる手段と、 前記相対運動が生じている間原材料を前記ホッパ内に放
    出する手段と、 を具備した直立炉用原材料装入装置。 7 原材料が蓄積される空間を形成する炉の内壁とガス
    圧の有害な損失なしで前記空間上部への原材料の装入を
    許容するガスロック手段とを備えた炉の一部と、 前記ガスロック手段の下方において前記空間内に配設さ
    れ以下のようなディストリビュータベル部材とディスト
    リビュータホッパ部材とを備えたディストリビュータ手
    段と、 イ 最大の周縁を形成するその下方端において周縁と一
    体的な外面を有するディスl−IJピユータベル部材、 口 下方端に周縁を備えた内面とその内面の下方部に形
    成されて前記ディストリビュータベル部材がその間を自
    由に通過できる開口とを備えて前記ディストリビュータ
    ベル部材の囲りに配設されたディストリビュータホッパ
    部材、 ハ これらのディストリビュータ部材のいずれか一方は
    残った他方に対向するに充分な厚さ分だけ下方にのびた
    スカート面をその周縁に備え、他方のディストリビュー
    タ部材は上記の如きスカート面を備えてはいないがしか
    し前記スカート面に向って下方に収束しその周縁に一体
    化された原材料の支持面を備えており、前記ディストリ
    ビュータホッパ部材の開口の周縁と前記ディストリビュ
    ータベル部材の周縁との間のクリアランスは、ディスト
    リビュータベル部材が前記ディストリビュータホッパ部
    材に関して前記開口内にあるときには、前記スカート面
    の一部がスカート面を持たない方の部材の周縁からオフ
    セットし原材料がスカート面を持たない方の部材の収束
    面上に落下されてその収束面に平行に流れそれによって
    原材料の一部がその収束面に衝突し下方に傾斜した方向
    にその収束面によってはねとばされ、原材料の残る部分
    が反対の下方に傾斜した方向にはねとばされることなく
    そのスカート面の下方を通過するような大きさに形成さ
    れている。 前記ディストリビュータベル部材とディストリビュータ
    ホッパ部材とを相対的に位置決めする手段と、 スカート面を持たない方の部材の収束面に原材料を放出
    する手段と、 を具備する直立炉用原材料装入装置。
JP49126494A 1973-11-01 1974-11-01 チヨクリツロヘノゲンザイリヨウソウニユウホウウ オヨビ ソノソウニユウソウチ Expired JPS5825724B2 (ja)

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