JPS5825588B2 - ラバ−ガスケツトオユウスル キヤツプ ノ カンソウジユクセイホウホウ - Google Patents
ラバ−ガスケツトオユウスル キヤツプ ノ カンソウジユクセイホウホウInfo
- Publication number
- JPS5825588B2 JPS5825588B2 JP50126888A JP12688875A JPS5825588B2 JP S5825588 B2 JPS5825588 B2 JP S5825588B2 JP 50126888 A JP50126888 A JP 50126888A JP 12688875 A JP12688875 A JP 12688875A JP S5825588 B2 JPS5825588 B2 JP S5825588B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- rubber
- lined
- oven
- heated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はラバーガスケットを有するキャップの乾燥熟成
方法に関する。
方法に関する。
ラバーガスケットは天然ゴムを主体としたもので、有害
なりＯＰの如き可塑剤が含まれていないので、ラバーガ
スケットを有するキャップは、医薬品や食料品等の容器
の密封蓋として広く使用されている。
なりＯＰの如き可塑剤が含まれていないので、ラバーガ
スケットを有するキャップは、医薬品や食料品等の容器
の密封蓋として広く使用されている。
かかるラバーガスケットを２イニングしたキャップは通
常、液状のラバーコンパウンドを、例えば特公昭３５−
８１８９号公報に記載されている如きライニング装置に
よって、キャップ内面にライニングした後、ライニング
されたラバーコンパウンドを加熱オーブン中で乾燥ゲル
化させ且つそれを熟成することによって製造される。
常、液状のラバーコンパウンドを、例えば特公昭３５−
８１８９号公報に記載されている如きライニング装置に
よって、キャップ内面にライニングした後、ライニング
されたラバーコンパウンドを加熱オーブン中で乾燥ゲル
化させ且つそれを熟成することによって製造される。
ライニングした直後のラバーコンパウンドは液状であり
、それを加熱オーブン中で乾燥する場合に、キャップが
傾斜したり、ひつくりかえったりすると流動し、ガスケ
ットとして役立たなくなるので、従来は、第１図に示す
ように、ライニング装置でラバーコンパウンドがライニ
ングされたキャップをトレー上に水平に並べた後、加熱
オーブン中で乾燥熟成が行なわれていた。
、それを加熱オーブン中で乾燥する場合に、キャップが
傾斜したり、ひつくりかえったりすると流動し、ガスケ
ットとして役立たなくなるので、従来は、第１図に示す
ように、ライニング装置でラバーコンパウンドがライニ
ングされたキャップをトレー上に水平に並べた後、加熱
オーブン中で乾燥熟成が行なわれていた。
すなわち、第１図に示すように、従来はライニング装置
１でラバーコンパウンドがライニングされたキャップ２
は、作業員による手作業でトレー３上に並べられた後、
加熱オープン４中において、６０〜７０℃の温度で３時
間以上、通常約４時間接やかに加熱乾燥し且つ熟成を行
なって、該ラバーコンパウンドをゲル化（固化）させる
方法が広く採用されている。
１でラバーコンパウンドがライニングされたキャップ２
は、作業員による手作業でトレー３上に並べられた後、
加熱オープン４中において、６０〜７０℃の温度で３時
間以上、通常約４時間接やかに加熱乾燥し且つ熟成を行
なって、該ラバーコンパウンドをゲル化（固化）させる
方法が広く採用されている。
しかしながら、上記従来の方法では、ライニングされた
キャップ２をトレー３上に取り出し並べるのに多数の作
業員による手作業に頼らなければならないため、多大の
労力を必要とし且つ生産性も高くな（、コスト高となる
欠点があった。
キャップ２をトレー３上に取り出し並べるのに多数の作
業員による手作業に頼らなければならないため、多大の
労力を必要とし且つ生産性も高くな（、コスト高となる
欠点があった。
本発明者らは上記従来法における欠点を回避すベく検討
を行なった結果、ラバーライニングしたキャップを予め
乾燥し、ラバーライニングを半ゲル化せしめた後、加熱
オーブン中で加熱する方式をとれば、前記従来法におけ
るような手作業を完全に省くことができることを見い出
し、本発明に到達した。
を行なった結果、ラバーライニングしたキャップを予め
乾燥し、ラバーライニングを半ゲル化せしめた後、加熱
オーブン中で加熱する方式をとれば、前記従来法におけ
るような手作業を完全に省くことができることを見い出
し、本発明に到達した。
かくして、本発明によれば、液状のラバーコンパウンド
をライニングしたキャップを加熱オーブン中で乾燥熟成
する方法において、該ライニングしたキャップを加温下
に短時間予備乾燥してライニングを半ゲル化せしめた後
、該加熱オーブン中に導入することから成るラバーガス
ケットを有スるキャップの乾燥熟成方法が提供される。
をライニングしたキャップを加熱オーブン中で乾燥熟成
する方法において、該ライニングしたキャップを加温下
に短時間予備乾燥してライニングを半ゲル化せしめた後
、該加熱オーブン中に導入することから成るラバーガス
ケットを有スるキャップの乾燥熟成方法が提供される。
本発明の方法の特徴は、前記従来法における手作業によ
るキャップのトレー上への配列作業の代りに、短時間予
備乾燥を行なう点にあり、その他の点は従来法と変る所
がない。
るキャップのトレー上への配列作業の代りに、短時間予
備乾燥を行なう点にあり、その他の点は従来法と変る所
がない。
以下本発明の方法を第２図に示す具体例を参照しながら
さらに説明する。
さらに説明する。
本発明の方法によれば、ライニング装置１で液状のラバ
ーコンパウンドがライニングされたキャップ２は例えば
ベルトコンベア５により、予備乾燥装置６へ移送される
。
ーコンパウンドがライニングされたキャップ２は例えば
ベルトコンベア５により、予備乾燥装置６へ移送される
。
予備乾燥装置６は加熱オーブン、好適にはブラスト式の
加熱オーブンであることができ、この予備乾燥装置６内
で、ラバーライニングされたキャップ２が、ライニング
されたラバーコンパウンドが流動しない程度に半ゲル化
するまで短時間加温される。
加熱オーブンであることができ、この予備乾燥装置６内
で、ラバーライニングされたキャップ２が、ライニング
されたラバーコンパウンドが流動しない程度に半ゲル化
するまで短時間加温される。
予備乾燥の条件は、使用するラバーコンパウンドの種類
により多少異なるが、例えば下記の組成を有するラバー
コンパウンドを使用する場合には、６０〜６５℃、好ま
しくは６０〜６２℃の温度において、７〜１５分、好ま
しくは約１０分間行なうのが好都合である。
により多少異なるが、例えば下記の組成を有するラバー
コンパウンドを使用する場合には、６０〜６５℃、好ま
しくは６０〜６２℃の温度において、７〜１５分、好ま
しくは約１０分間行なうのが好都合である。
このようにして予備乾燥されたキャップのライニングは
半ゲル化された状態にあり、傾斜させてもひつくりかえ
してももはや流動変形することがなく、取扱に左程注意
を払う必要がなく、加熱オーブン中へ導入する場合、従
来法におけるようにトレー上に配列する必要が全くなく
なる。
半ゲル化された状態にあり、傾斜させてもひつくりかえ
してももはや流動変形することがなく、取扱に左程注意
を払う必要がなく、加熱オーブン中へ導入する場合、従
来法におけるようにトレー上に配列する必要が全くなく
なる。
かくして、予備乾燥装置６から排出されたキャップは、
例えば図示の如く、マグネットコンベア７により、第２
のベルトコンベア８上にランダムに積載することができ
、そのままの状態で加熱オーブン４中に移送することが
できる。
例えば図示の如く、マグネットコンベア７により、第２
のベルトコンベア８上にランダムに積載することができ
、そのままの状態で加熱オーブン４中に移送することが
できる。
加熱オーブン４中で、予備乾燥したキャップ２は、通常
６５〜７０℃、好ましくは６８〜７０℃の温度で３時間
以上、好ましくは約４時間加熱し、ライニングを完全に
乾燥し且つ熟成させる。
６５〜７０℃、好ましくは６８〜７０℃の温度で３時間
以上、好ましくは約４時間加熱し、ライニングを完全に
乾燥し且つ熟成させる。
加熱オープン４は予備乾燥に用いたと同じ型のものでも
、或いは異なる型のものでもよいが、一般にブラスト式
のものが好ましい。
、或いは異なる型のものでもよいが、一般にブラスト式
のものが好ましい。
加熱オーブン４で乾燥及び熟成を行なったキャップは次
いで必要に応じて検査、計数等の工程を経た後、製品と
して各種用途に使用される。
いで必要に応じて検査、計数等の工程を経た後、製品と
して各種用途に使用される。
以上述べた本発明の方法によれば、従来法に比して、労
力を著るしく削減することができるばかりでなく、生産
性の向上も図ることができ、さらに製品の不良率も大い
に低下させることができる管種々の利点がある。
力を著るしく削減することができるばかりでなく、生産
性の向上も図ることができ、さらに製品の不良率も大い
に低下させることができる管種々の利点がある。
かくして、本発明の方法により製造されたラバーライニ
ングキャップは、例えば医薬品、食料品等の容器用の密
封蓋として広範に使用することができる。
ングキャップは、例えば医薬品、食料品等の容器用の密
封蓋として広範に使用することができる。
次に実施例により本発明をさらに説明する。
実施例
成形された４０ｍ／ｍスクリューキャップに＃１４型ラ
バーライニング装置〔東洋食品機械■製〕にて＃６４ラ
バーコンパウンドＣＷ、 Ｒ，ブレース■製）１．２１
’（許容範囲±０．２０？）をキャップ内に環状にライ
ニングし、ブラスト加熱方式４ゾーンオーブン（第１オ
ーブン）に順次投入し、オーブン温度６０〜６５℃、帯
留時間７〜１０分間で半ケル化させ、次いでマグネット
エレベータ−にてブラスト加熱方式４ゾーンオーブン（
第２オーブン）に運びランダムに投下投入し、オーブン
温度６５〜７０℃で３時間半帯留させ、＃６４ラバーを
充分熟成させた。
バーライニング装置〔東洋食品機械■製〕にて＃６４ラ
バーコンパウンドＣＷ、 Ｒ，ブレース■製）１．２１
’（許容範囲±０．２０？）をキャップ内に環状にライ
ニングし、ブラスト加熱方式４ゾーンオーブン（第１オ
ーブン）に順次投入し、オーブン温度６０〜６５℃、帯
留時間７〜１０分間で半ケル化させ、次いでマグネット
エレベータ−にてブラスト加熱方式４ゾーンオーブン（
第２オーブン）に運びランダムに投下投入し、オーブン
温度６５〜７０℃で３時間半帯留させ、＃６４ラバーを
充分熟成させた。
この時連続的に２０万個投入して不良個数は７ケ発生し
、０．００３５％の不良率であった。
、０．００３５％の不良率であった。
またそれに要した人員は５名であった。
比較例
上記実施例で用いたと同じ４０ｍ／ｍスクリューキャッ
プに＃１４型ラバーライニング装置〔東洋食品機械■製
〕にて、＃６５ラバーコンパウンド（Ｗ、Ｒ，ブレース
■製）１．２０１（許容範囲±０．２１’）をキャップ
内に環状にライニングし、専用トレー１枚につき７０〜
８０個のせブラスト加熱方式４ゾーンオーブンに投入し
オープン温度６０〜７０℃の範囲で３時間乾燥熟成した
。
プに＃１４型ラバーライニング装置〔東洋食品機械■製
〕にて、＃６５ラバーコンパウンド（Ｗ、Ｒ，ブレース
■製）１．２０１（許容範囲±０．２１’）をキャップ
内に環状にライニングし、専用トレー１枚につき７０〜
８０個のせブラスト加熱方式４ゾーンオーブンに投入し
オープン温度６０〜７０℃の範囲で３時間乾燥熟成した
。
この時連続的に２０万個投入して不良個数は４６個発生
し、不良率は０．０２３％であった。
し、不良率は０．０２３％であった。
また、それに要した人員は延べ１０名であった。
第１図は従来のラバーガスケットを有するキャップの製
造工程を説明するためのフローシートであり、第２図は
本発明のラバーガスケットを有するキャップの製造工程
を説明するためのフローシートである。 １−・・・・・ライニング装置、２・・・・・・ライニ
ングされたキャップ、３・・・・−・トレー、４・・・
・・・加熱オーブン、５・・・・・・ベルトコンベア、
６・・・・・・予備乾燥装置、７・・・・・・マクネッ
トコンベア、８・・・・・・ベルトコンベア。
造工程を説明するためのフローシートであり、第２図は
本発明のラバーガスケットを有するキャップの製造工程
を説明するためのフローシートである。 １−・・・・・ライニング装置、２・・・・・・ライニ
ングされたキャップ、３・・・・−・トレー、４・・・
・・・加熱オーブン、５・・・・・・ベルトコンベア、
６・・・・・・予備乾燥装置、７・・・・・・マクネッ
トコンベア、８・・・・・・ベルトコンベア。
Claims (1)
- １ 液状ラバーコンパウンドをライニングしたキャップ
を加熱オープン中で乾燥熟成する方法において、該ライ
ニングしたキャップを６０〜６５℃の温度において７〜
１５分間予備乾燥してライニングを半ゲル化せしめた後
、該加熱オーブン中に導入することを特徴とするラバー
ガスケットを有するキャップの乾燥熟成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50126888A JPS5825588B2 (ja) | 1975-10-23 | 1975-10-23 | ラバ−ガスケツトオユウスル キヤツプ ノ カンソウジユクセイホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50126888A JPS5825588B2 (ja) | 1975-10-23 | 1975-10-23 | ラバ−ガスケツトオユウスル キヤツプ ノ カンソウジユクセイホウホウ |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5793580A Division JPS56127438A (en) | 1980-05-02 | 1980-05-02 | Dryer, maturing device for cap with rubber gasket |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5251283A JPS5251283A (en) | 1977-04-25 |
| JPS5825588B2 true JPS5825588B2 (ja) | 1983-05-28 |
Family
ID=14946324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50126888A Expired JPS5825588B2 (ja) | 1975-10-23 | 1975-10-23 | ラバ−ガスケツトオユウスル キヤツプ ノ カンソウジユクセイホウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5825588B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0294427U (ja) * | 1989-01-09 | 1990-07-26 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3528934A1 (de) * | 1985-08-13 | 1987-02-26 | Feldmuehle Ag | Gleitelement aus keramischem werkstoff |
-
1975
- 1975-10-23 JP JP50126888A patent/JPS5825588B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0294427U (ja) * | 1989-01-09 | 1990-07-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5251283A (en) | 1977-04-25 |
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