JPS5824396Y2 - 多芯ケ−ブルの接着装置 - Google Patents

多芯ケ−ブルの接着装置

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JPS5824396Y2
JPS5824396Y2 JP1978178081U JP17808178U JPS5824396Y2 JP S5824396 Y2 JPS5824396 Y2 JP S5824396Y2 JP 1978178081 U JP1978178081 U JP 1978178081U JP 17808178 U JP17808178 U JP 17808178U JP S5824396 Y2 JPS5824396 Y2 JP S5824396Y2
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JP
Japan
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heat
solder
window
group
wave shielding
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Expired
Application number
JP1978178081U
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English (en)
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JPS5593987U (ja
Inventor
博司 北村
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、多極コネクタに対する多芯ケーブルの接着
装置の改良に関するものである。
従来、この種の多芯ケーブルの接着は、一般的に半田環
を内蔵した熱収縮性チューブを所定ピッチで多数整列し
た、いわゆる半田パックを用いて行われる。
すなわち、まず前記半田パックの熱収縮性チューブ群の
各1端に前記多芯ケーブルの接続線を挿入し、次いでそ
の配線形態における該チューブ群の各他端を配線案内金
具により、保持台に保持された多極コネクタのリード端
子群に案内挿入する。
そして最後に、かかる挿入状態の半田パック全体に対し
、前記保持台の上方に設けた発熱源からの熱を所定時間
(例えば17秒)、熱波へい板の窓を通して輻射させる
ことにより、熱収縮性チューブ群を収縮させるとともに
、半田環を溶融させる結果、前記多極コネクタのリード
端子群に対する多芯ケーブルの接続線群を接着させるよ
うにしている。
ところが、かかる従来の接着構成では、前記半田パック
(熱収縮性チューブ)内におけるケーブルの接続線の被
覆部までが輻射熱によって溶融し、そのためにケーブル
の劣化を早めるという問題があった、この問題を解決す
る方法として、前記発熱源の発熱量またはその輻射時間
を減らすことが考えられるが、この方法によれば半田環
の溶融状態が悪くなるという欠点がある。
従って、採用し難いものである。
本考案者は、かかる問題について種々検討した結果、そ
の原因が半田パック全体を一時的に加熱する熱輻射態様
にあること、つまり半田の熱放散と発熱源からの輻射熱
とが相俟って前記ケーブルの被覆部を過剰に加熱してし
まうということを究明した。
しかして、この究明点に基づき前記発熱源からの熱輻射
を2回に分けてまず前記半田パックの半田接着部位に対
し、次いで被覆部対応部位に対し順次与えるよう試みた
ところ、上記従来のような問題は全く起こらなかった。
この考案は、上記のような観点から、前記半田パックの
選択された部位に対して熱輻射を順次与えるような熱輻
射態様を自動化した新規な多芯ケーブルの接着装置を提
供せんとするものである。
簡単に述べるとこの考案は、多極コネクタのリード端子
群と多芯ケーブルの接続線群とを、それぞれ半田片を内
蔵した熱収縮性チューブにその両側がら挿入した状態で
保持する保持台の上方に発熱源を対向配置し、さらに前
記整列状態の熱収縮性チューブの上方にその略半分の部
位に対して前記発熱源からの熱の輻射を許す窓を形成し
た熱波へい部材を前記整列方向と直角方向に可動自在に
設け、かつ前記チューブの半田接着部位および同じくチ
ューブの残りの部位に対し、所定時間ごと順次前記発熱
源からの熱を前記熟覧へい部材の窓を通して輻射すべく
該熱波へい部材を駆動するための駆動手段とをそなえた
ことを特徴とするものである。
以下、この考案の好ましい実施例につき図面を参照して
さらに詳細に説明する。
第1図および第2図はこの考案の1実施例を模式的に示
した側面図および分解斜視図で、これらの図において、
1はコネクタ保持部11を有する保持台である。
該保持台11は多極コネクタ2の両角部を固定する金具
i1 aとコネクタを該金具に対して押圧するための部
材11 bから構成されている。
また3は枠状可動板で、前記保持台1上に軸31をして
回転自在に設けられている。
4は赤外線よりなる発熱源で、図示しない熱波へいカバ
ー内に取付けた形で前記コネクタ保持部11周辺に対し
て熱を輻射するよう前記保持台1の上方に上下自在に配
置されている。
5は前記可動板3の上面に摺動自在に設けられた熱波へ
い板で、半田パック6の熱収縮性チューブ群61の略半
分の部位が覗ける大きさの窓51を有し、かつこの窓の
両縁は熱波へい効果を一層高める目的から内方向に折曲
されている。
また該熱波へい板5は常時はバネ52によって矢印X方
向に付勢されており、この付勢状態において前記窓51
が前記熱収縮性チューブ群61の半田接着部位a(保持
状態にあるコネクタ2のリード端子21)と対面するよ
う設定されている。
しかして、7は前記熱波へい板5を矢印Xと反対方向に
駆動させるための摺動板で、鉄源へい板5の保合片53
と係合するカム面71を有し、かつ前記可動板3の上面
において横方向に摺動自在に設けられ、またバネ72に
よって矢印Y方向に付勢されている。
また、8は前記摺動板7を駆動するためのソレノイドで
、そのプランジャ81には該摺動板7の係合溝73に係
合するピン82が植立されており、かつ図示しないタイ
マーからのクロック信号によって励磁されるようになっ
ている。
さて、次に上記構成の本考案装置の動作例を説明する。
まず、多芯ケーブル9の接続線群91を挿入した前記半
田パック6のチューブ群61を、配線案内金具(図示せ
ず)を用いて前記保持台1上の多極コネクタ2のリード
端子群21に挿入する。
次いで、この状態で前記可動板3を回動して第1図示の
状態に設定する。
するとこの場合、前記熱波へい板5の窓51は前記した
ように、前記半田パック6の半田接着部位aに対面する
ので、前記発熱源4を該熱波へい板5に近接させると、
その熱が窓51を通して当該接着部位aに輻射されるこ
とになる。
その結果、そのチューブ群61の当該部位aが収縮する
とともに、その中の半田環61 aが溶融して、コネク
タ2のリード端子群21とケーブル9の接続線群91の
芯線部とが接着されることになる。
しかして、所定時間後においてタイマー(図示せず)か
らクロック信号が出力されると、その信号によりソレノ
イド8が励磁され、そのプランジャ81を吸引する結果
、ピン82は前記摺動板7の係合溝73に係合してこれ
をバネ72の弾力に抗して矢印Yと逆方向に摺動するこ
とになる。
該摺動板7の摺動に伴い、そのカム面71と前記熱波へ
い板5の保合片53との協働によって、鉄源へい板5は
押下げられ、つまりバネ52の弾力に抗して矢印又と逆
方向に移動される。
この結果、熱波へい板5の窓51が半田パック6の被覆
部対応部位すに対面し、これにより前記発熱源4からの
熱はこの窓51を通して当該部位すに輻射する。
この状態はタイマーによって所定時間持続し、従ってそ
のチューブ群61の当該部位すが収縮し、ケーブル9の
接続線群91の被覆部を締結して保護することになる。
しかる所定時間後には、前記ソレノイド8が元の非励磁
状態となり、従って前記摺動板7および熱波へい板5も
バネ72 、52により元の状態に復帰されることにな
る。
このとき、前記発熱源4はタイマーの働らきによって動
作オフとされる。
かくして、多極コネクタ2のリード端子群21と多芯ケ
ーブル9の接続線群91の接着作業は終了することにな
る。
以上の説明から明らかなように、この考案によれば、多
芯ケーブルの接着において半田パックを部分的に選択し
て熱輻射するようにし、しかもこれを自動的に行うよう
にしているので、煩わしい作業を必要とせず、従来問題
であったケーブルの被覆部溶融を解消することができる
従って、実用的な効果は大きいものである。
なお、熱波へい板5を駆動するための手段は、前述した
摺動板7とソレノイド8の組合わせに限らず、種々変形
可能である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の1実施例を示し、第1図がその側面図
、第2図が要部分解斜視図である。 1:保持台、2:多極コネクタ、21:リード端子群、
3:枠状可動板、4:発熱源、5:熱波へい板、51:
窓、6:半田パック、61:熱収縮性チューブ群、61
a:半田環、7:摺動板、8:ソレノイド、9:多芯ケ
ーブル、91:接続線群、a:半田接着部位、b:被覆
部対応部位。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多極コネクタのリード端子群と多芯ケーブルの接続線群
    とを、それぞれ半田片を内蔵した熱収縮性チューブにそ
    の両側から挿入した状態で保持する保持台の上方に発熱
    源を対向配置し、さらに前記整列状態の熱収縮性チュー
    ブの上方にその略半分の部位に対して前記発熱源からの
    熱の輻射を許す窓を形成した熱波へい部材を前記整列方
    向と直角方向に可動自在に設け、かつ前記熱収縮性チュ
    ーブの半田接着部位および同じくチューブの残りの部位
    に対し、所定時間ごと順次前記発熱源からの熱を前記熱
    波へい部材の窓を通して輻射すべく該熱波へい部材を駆
    動するための駆動手段とをそなえたことを特徴とする多
    芯ケーブルの接着装置。
JP1978178081U 1978-12-22 1978-12-22 多芯ケ−ブルの接着装置 Expired JPS5824396Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978178081U JPS5824396Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 多芯ケ−ブルの接着装置

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JP1978178081U JPS5824396Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 多芯ケ−ブルの接着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5593987U JPS5593987U (ja) 1980-06-28
JPS5824396Y2 true JPS5824396Y2 (ja) 1983-05-25

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ID=29188199

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JP1978178081U Expired JPS5824396Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 多芯ケ−ブルの接着装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50139983A (ja) * 1974-04-30 1975-11-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50139983A (ja) * 1974-04-30 1975-11-10

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JPS5593987U (ja) 1980-06-28

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